2009年12月終了アニメを評価してみる その1 [アニメの話とか]

新年最初のアニメ記事は、
昨年12月終了アニメの評価企画参加記事第1弾。
今回は そらのおとしもの けんぷファー 真・恋姫†無双 の3本です。

ピッコロさんのブログ
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そらのおとしもの
solaoto08_01.jpg

そらのおとしものの評価。
各項目5点満点です。

ストーリー:3
ストーリーの主軸となるのは新大陸(シナプス)とイカロスの謎っぽいですが、
どちらかといえばイカロスが人間らしさを学んで成長していく、
という部分に今回は主軸を置いた感じでしょうか。
しかし、季節感が非常に掴みにくいストーリーでした。

キャラクター性:3
各々が中学生離れした、という意味ではキャラクターは際立っていました。
ただ、そはら以外はバックボーンというか、
それぞれの生い立ちの部分が薄く、何故こういうキャラになったのかまでは謎ですね。

画:4
所々の描写は綺麗で、作画も目立った崩れは無く、比較的安定していた感じです。

演出:3
とりあえずパンツに対する智樹のこだわりは良く判った、といったところでしょうか。
ただ、13話のラストシーンは正直首を傾げざるを得ませんね。
パーティーの準備していたんだから、それを絡めたラストにすれば良かったのに、と思います。
あと12話のOPの無駄なSEも要らないかな。

音楽:3
OPは気が付くと口ずさんでいたりします。
EDも毎回違う懐メロですが、中には何故この選曲?と考えさせられる事もしばしば……

総合的な評価:3
若干中途半端な印象を受ける可能性は否定出来ませんが、
それでも奨めることは出来ると思います。


そらのおとしものの個人的総評
最初はパンツアニメかと思ったこの作品ですが、
キャラアニだったのかもしれませんね。
メインとなっているのはイカロスの成長といった感じでしょうか。
アンドロイドであるイカロスやニンフが、
智樹との生活を通して人間のことを学んでいく印象があります。
智樹の描かれ方でシリアスとギャグが区別されているため、
見方によっては違和感を感じるかもしれませんね。
インパクトの強いキャラ付けになっていますが、
キャラの掘り下げが殆ど無いため、薄っぺらい印象は否めません。
イカロスが元々ニンフと同じマスターを持つ描写はありましたが、
イカロスが智樹のところへ行くきっかけとなった事柄など謎が多く、
これから徐々に明かされていくんだろうな、という予感を残した終わり方で、
キャラアニメだったという印象になってしまうんでしょうね。
あとは夏のイベント関連が、物凄く違和感を与えた作品でした。
夏休み終わっているはずなのに夏祭りとか海水浴って、
どう考えてもおかしいですからね。






けんぷファー
kenp03_05.jpg

けんぷファーの評価。
各項目は5点満点です。

ストーリー:0.5
この作品って、ストーリーあったの?と言いたくなります。
最後で強引に詰め込んで終わらせました、としか言いようが無いですね。

キャラクター性:3
メインの5人と臓物アニマル以外は殆ど印象に残ってません。
何故でしょうね?

画:3
若干の作画崩れはともかく、ところどころで前後のシーンの違いなどがありました。

演出:3
ストーリーと違って、演出そのものは悪くなかったと思います。
ただ難点を言うなら、雫や水琴の変身シーンを11話でやる必要があったのかな?と。
あそこまで引っ張ったのなら、寧ろ最後まで入れなくても良かったのでは?

音楽:3
可も無く不可も無く

総合的な評価:2
キャラアニとしてならお勧めは出来ると思います。


けんぷファーの個人的総評
原作未読、されど前評判はそこそこよい感じだったので見始めましたが、
いつまで経ってもストーリーが進展を見せず、
11話の「ずっと俺のターン」的な超展開にがっかりさせられました。
その割にはやたらと水着回があったり、温泉があったり、
コスプレやらデートやら、所謂サービス回が多く、
もう、メイン5人でキャッキャウフフを終始展開していれば良かったのでは?
という典型的なキャラアニだと思います。
バトルにしたところでまともなのはほぼ皆無ですし、
ストーリーは完全に無視してみるべきアニメでしょう。
個人的には期待ハズレに終わってしまった作品です。
声優は無駄に豪華なんですけどねw






真・恋姫†無双
koihime2_10_01.jpg

真・恋姫†無双の評価。
各項目5点満点です。

ストーリー:2
そもそもの大元となる目標らしきものが見えてこないので、
目の前の事件を解決していくだけの印象になってしまっていますね。

キャラクター性:3
登場キャラが多すぎて、メインとなる5人以外は印象に残りにくいです。

画:4
登場キャラが多い割には目に付くような作画崩れはありませんでした。

演出:3
時代背景を無視した設定だけに、若干浮いてしまうような部分もありますが、
全体的に悪くは無く、かといって突出して良い部分があるわけでもなく。

音楽:3
好みによって分かれるところでしょうが、可も無く不可も無くという印象。

総合的な評価:3
予想通りのキャラアニだったので、相手によると思います。
三国志演義が好きな人だと、お勧めは出来ないかもしれませんが……


真・恋姫†無双の個人的総評
見るからにキャラアニなこの作品ですが、
メインとなるのが劉備軍の5人だけなので、
それ以外の武将が好きな人にはある意味苦痛かもしれません。
主要な武将は全員女性なので、
三国志が好きな人でも、これもありかな?って思えないようだと、
受け付けるのは難しいと思います。
あとは呉軍の出番が皆無なので、
呉の武将好きにとっては見る価値が無い作品になるかもしれません。
今回のキーアイテムとなる妖術書も、
サブキャラたちがメインで話を進めていくので、
緊迫感に欠けるかなり内容の薄い印象を与えますね。
ストーリー云々ではなく、次から次へと登場する女性武将と、
微細なエロスを堪能する萌えキャラアニメでしょうね。





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コメント 4

アニキング

あけましておめでとうございます!
なんか、同じことを考えています。
どれも、僕は素晴らしかったと思います。

by アニキング (2010-01-01 20:59) 

chokusin

どれも自分の見ていなかった作品だったので興味深く読ませてもらいました。
『そらのおとしもの』演出の項目、「パーティーの準備」を一瞬「パンティーの準備」と読んでしまい、ああ最終回もパンツ絡みだったのかと思ってしまいました。
by chokusin (2010-01-01 21:50) 

aoio

あけましておめでとうございます!
今年も宜しくおねがいしますね!
by aoio (2010-01-02 10:49) 

アロンダイト

アニキングさん、nice!とコメントありがとうございます。
全体的にキャラアニが多い一年だった気がしますね。


chokusinさん、nice!とコメントありがとうございます。
パンツに毒されすぎですねw


aoioさん、nice!とコメントありがとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
by アロンダイト (2010-01-03 22:21) 

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