まさかの…… [横浜ベイスターズ2010]
いったい何が起こっているんだろう？と首を傾げたくなるほどの、
今年の中日ドラゴンズの迷走っぷりですが、
今日も今日とて広島相手に大量失点で負けていますね。
らしくないと言えばらしくないわけですが、
どうにもこのままでは巨人が独走してしまいそうですね。
さて、昨日の試合で広島に勝ち越した横浜ベイスターズですが、
ナイターで東京ヤクルトが破れたために４位に浮上していました。
４位なんて２００７年シーズン以来３年ぶりな訳ですが、
その横浜は連敗続きで５位に転落した東京ヤクルトと直接対決。
注目の４～６位争いとなったわけですが、
本日の横浜対東京ヤクルト第７回戦は
横浜 ７－６ 東京ヤクルト で、ベイスターズの勝利です![[手（チョキ）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/87.gif)
本日の先発は私が予想した通り横浜が三浦、東京ヤクルトは館山という、
出遅れた(一応)エース対決。
１回表、１番石川の粘りもあり、三者凡退で倒れるも館山に２０球を費やさせたことで、
２回以降の攻撃に対し期待を含ませる攻撃を行った横浜だったが、
その希望はエース三浦のらしからぬ投球であっさりと崩れ去る事となる。
球威・キレ共に本来とは程遠い三浦は、
１番田中にいきなりセンター前ヒットを許すと２番宮本に送りバントを決められ、
３番青木にセンター前へ弾き返され、あっさりと先制点を許してしまう。
ここで堪えていれば立ち直って引き締まった試合になる可能性もあったが、
４番ガイエルのキャッチャーフライで盗塁を試みた青木を刺そうとするが、
ファースト内川は武山の送球を捕球出来ずに２死１塁とすると、
三浦は５番飯原・６番武内の連続長短打、
更には７番藤本にツーランホームランを浴び、
試合開始直後の１回裏でまさかまさかの５失点。
３回裏にも武内にソロホームランを浴びて、差を６点に広げられる一方的な展開に。
横浜打線は館山の前に４回までチャンスらしいチャンスを作り出すことが出来ず、
試合の主導権は完全に東京ヤクルトが握ったかと思われたが、
６失点の三浦を早々に諦めて送り込んだ２番手の小林が、
荒れ球で制球に苦しみながらもテンポ良く投げ込んで三者凡退に仕留めると、
ここから攻撃にもリズムが生まれ始める。
５回表、先頭の５番スレッジがライト前ヒットで出塁すると、
６番カスティーヨが四球を選んでチャンスを広げて無死１・２塁。
７番下園がライトへのタイムリーツーベースでようやく１点を返すと、
８番武山がプロ第１号となるスリーランをレフトスタンドへ放って２点差まで追い上げ、
６回表には４番村田がヒットで出塁した後、
スレッジが２試合連発となるツーランホームランを放って試合を振り出しに戻し、
館山をマウンドから引き摺り下ろす事に成功する。
序盤の三浦の大炎上によって６点を奪い楽勝ムードが漂っていた中で、
中盤に館山の大炎上で同点に追いつかれてしまった東京ヤクルト。
一方序盤の大量失点で負け試合の雰囲気が漂っていた中で、
昨年最多勝争いを演じた館山を打ち砕いて同点に追いついた横浜。
連敗で試合を迎えてリードを追いつかれた東京ヤクルトと、
連勝で試合を迎えて序盤のビハインドを撥ね返して追いついた横浜という、
両チームの試合に於ける勢いの差が、その後の明暗を分ける事となる。
試合をもう一度組み立て直そうとする東京ヤクルトは増渕を投入し、
目論見通りに横浜の流れを断ち切ったかに見えた。
しかし７回表、昨年五十嵐・林と共に中継ぎを支え、
今年もここまで０点台の防御率を誇る松岡に横浜打線が襲い掛かる。
キレの無いフォークを狙い打つようにして石川が出塁し、
２番早川が進塁打で２死２塁とし、村田も甘いフォークを狙い打ってセンター前へ。
これがタイムリーヒットとなり、とうとう横浜が試合を引っ繰り返した。
こうなってしまえば試合の主導権は横浜のもの。
東京ヤクルトは４番手に押本・５番手に橋本を投入して追加点を阻むも、
横浜はクリーンナップの打順である７回を牛田、８回を江尻が登板し、
不運な当たりでピンチを招くも窮地を凌ぎきると、
９回はこのところ安定感が出始めた山口が青木をレフトフライ、
宮本とガイエルを三振に仕留めて三者凡退で試合終了。
広島が中日に圧勝したことで東京ヤクルトは最下位に転落。
一方横浜はエースの不振をチーム全体でカバーし、
昨年より３ヶ月も早く３連勝を達成。
実に３年ぶりに４月最下位を免れる事となった。
館山の調子は決して悪いものとは云えなかった訳ですが、
どこかしらに油断があったような気がしなくもありませんね。
初回で５点も援護を貰っていたことが、どこかに慢心としてあったのかも。
まあ、お陰で横浜は館山から６点奪って追いつけたわけですが……
三浦に関しては状態が非常に悪かった。
今季最悪といって良い出来でしたが、
初回のガイエルの打球処理後のプレイも一つの要因でしょうね。
もしあそこで青木をアウトにして１失点のまま１回裏を切り抜けていれば、
２回以降は立ち直ってくれた可能性もあります。
尤も、更に失点を重ねていた可能性もありますけどね……
次回までに調子を上げてもらいたいですが、
次回登板は三浦の天敵である巨人戦の可能性が非常に高いです。
まあ、大家や清水次第では広島戦に登板でしょうけど、
清水は骨に異常は無かったようなので広島戦で登板するでしょうから、
三浦は巨人戦が濃厚でしょうね。
村田に関しては調子が少しづつ上向いていることは間違い無いと思うんですが、
ど真ん中のストレートを振り遅れたりと、かなり深刻なのも間違いないです。
なかなか調子を上げるきっかけが掴めませんね。
一方でスレッジは調子が戻ってきた感じはあるんですが、
残念な事に９連戦が終わったら奥さんの出産に立ち会うため一時帰国するそうで、
巨人２連戦と交流戦頭は得点源のスレッジ抜きで戦わざるを得ません。
つまり９連戦が終わるまでに調子を落としている村田やカスティーヨが復調しないと、
横浜は一気に失速しかねない、ということでもありますね。
ほぼフル稼働といって良い状態にある江尻と牛田は、
抑えてはいるものの安定感が低下してきている印象ですね。
二人を出さなくても済むような楽な試合展開か、
先発投手の完投が望ましいわけですが、これがなかなか出来なさそう。
明日先発予定の加賀に完投を望むのは些か酷なので、
江尻と牛田を出さなくて済む様な大量援護が欲しいところですね。
逆にこのところ安定して三者凡退で試合を締めくくっている山口。
今日で８セーブ目を記録したことで藤川を交わしてリーグ単独２位、
１位の岩瀬まであと１セーブとなりました。
まだ２２歳ということを考えれば、山口は良くやっていると思いますね。
プロ入り初ホームランを放った武山ですが、
打撃は規定打席に届かぬまでも３割５分という高打率。
橋本が怪我で戦線離脱中の現在ですが、
打撃に関しては他に太刀打ちできる捕手が存在しないため、
このまま正捕手の座を射止めそうな勢いの活躍を見せていますね。
ただ、彼の場合守備が……盗塁阻止率が恐ろしく低いんですよね。
もっと正確なスローイングが出来るようになれば、阻止率は高くなると思います。
リードとキャッチングに関しては細山田の方が上ですが、
武山は細山田よりも打撃が非常に優れていますからねえ。
武山が経験を積んで守備面を強化するのが早いか、
それとも細山田の打撃が向上するのが早いか……
正捕手争いはこれから数年間は激化しそうな印象ですね。
さて、明日の試合ですが横浜の先発は加賀、
東京ヤクルトは中澤というルーキー対決が最有力なわけですが、
中澤には前回完封負けを喫していますので、その借りを返して欲しいですね。
竜の尻尾が見えてきたので、上手く行けば３位も狙えるかも？
今年の中日ドラゴンズの迷走っぷりですが、
今日も今日とて広島相手に大量失点で負けていますね。
らしくないと言えばらしくないわけですが、
どうにもこのままでは巨人が独走してしまいそうですね。
さて、昨日の試合で広島に勝ち越した横浜ベイスターズですが、
ナイターで東京ヤクルトが破れたために４位に浮上していました。
４位なんて２００７年シーズン以来３年ぶりな訳ですが、
その横浜は連敗続きで５位に転落した東京ヤクルトと直接対決。
注目の４～６位争いとなったわけですが、
本日の横浜対東京ヤクルト第７回戦は
横浜 ７－６ 東京ヤクルト で、ベイスターズの勝利です
本日の先発は私が予想した通り横浜が三浦、東京ヤクルトは館山という、
出遅れた(一応)エース対決。
１回表、１番石川の粘りもあり、三者凡退で倒れるも館山に２０球を費やさせたことで、
２回以降の攻撃に対し期待を含ませる攻撃を行った横浜だったが、
その希望はエース三浦のらしからぬ投球であっさりと崩れ去る事となる。
球威・キレ共に本来とは程遠い三浦は、
１番田中にいきなりセンター前ヒットを許すと２番宮本に送りバントを決められ、
３番青木にセンター前へ弾き返され、あっさりと先制点を許してしまう。
ここで堪えていれば立ち直って引き締まった試合になる可能性もあったが、
４番ガイエルのキャッチャーフライで盗塁を試みた青木を刺そうとするが、
ファースト内川は武山の送球を捕球出来ずに２死１塁とすると、
三浦は５番飯原・６番武内の連続長短打、
更には７番藤本にツーランホームランを浴び、
試合開始直後の１回裏でまさかまさかの５失点。
３回裏にも武内にソロホームランを浴びて、差を６点に広げられる一方的な展開に。
横浜打線は館山の前に４回までチャンスらしいチャンスを作り出すことが出来ず、
試合の主導権は完全に東京ヤクルトが握ったかと思われたが、
６失点の三浦を早々に諦めて送り込んだ２番手の小林が、
荒れ球で制球に苦しみながらもテンポ良く投げ込んで三者凡退に仕留めると、
ここから攻撃にもリズムが生まれ始める。
５回表、先頭の５番スレッジがライト前ヒットで出塁すると、
６番カスティーヨが四球を選んでチャンスを広げて無死１・２塁。
７番下園がライトへのタイムリーツーベースでようやく１点を返すと、
８番武山がプロ第１号となるスリーランをレフトスタンドへ放って２点差まで追い上げ、
６回表には４番村田がヒットで出塁した後、
スレッジが２試合連発となるツーランホームランを放って試合を振り出しに戻し、
館山をマウンドから引き摺り下ろす事に成功する。
序盤の三浦の大炎上によって６点を奪い楽勝ムードが漂っていた中で、
中盤に館山の大炎上で同点に追いつかれてしまった東京ヤクルト。
一方序盤の大量失点で負け試合の雰囲気が漂っていた中で、
昨年最多勝争いを演じた館山を打ち砕いて同点に追いついた横浜。
連敗で試合を迎えてリードを追いつかれた東京ヤクルトと、
連勝で試合を迎えて序盤のビハインドを撥ね返して追いついた横浜という、
両チームの試合に於ける勢いの差が、その後の明暗を分ける事となる。
試合をもう一度組み立て直そうとする東京ヤクルトは増渕を投入し、
目論見通りに横浜の流れを断ち切ったかに見えた。
しかし７回表、昨年五十嵐・林と共に中継ぎを支え、
今年もここまで０点台の防御率を誇る松岡に横浜打線が襲い掛かる。
キレの無いフォークを狙い打つようにして石川が出塁し、
２番早川が進塁打で２死２塁とし、村田も甘いフォークを狙い打ってセンター前へ。
これがタイムリーヒットとなり、とうとう横浜が試合を引っ繰り返した。
こうなってしまえば試合の主導権は横浜のもの。
東京ヤクルトは４番手に押本・５番手に橋本を投入して追加点を阻むも、
横浜はクリーンナップの打順である７回を牛田、８回を江尻が登板し、
不運な当たりでピンチを招くも窮地を凌ぎきると、
９回はこのところ安定感が出始めた山口が青木をレフトフライ、
宮本とガイエルを三振に仕留めて三者凡退で試合終了。
広島が中日に圧勝したことで東京ヤクルトは最下位に転落。
一方横浜はエースの不振をチーム全体でカバーし、
昨年より３ヶ月も早く３連勝を達成。
実に３年ぶりに４月最下位を免れる事となった。
館山の調子は決して悪いものとは云えなかった訳ですが、
どこかしらに油断があったような気がしなくもありませんね。
初回で５点も援護を貰っていたことが、どこかに慢心としてあったのかも。
まあ、お陰で横浜は館山から６点奪って追いつけたわけですが……
三浦に関しては状態が非常に悪かった。
今季最悪といって良い出来でしたが、
初回のガイエルの打球処理後のプレイも一つの要因でしょうね。
もしあそこで青木をアウトにして１失点のまま１回裏を切り抜けていれば、
２回以降は立ち直ってくれた可能性もあります。
尤も、更に失点を重ねていた可能性もありますけどね……
次回までに調子を上げてもらいたいですが、
次回登板は三浦の天敵である巨人戦の可能性が非常に高いです。
まあ、大家や清水次第では広島戦に登板でしょうけど、
清水は骨に異常は無かったようなので広島戦で登板するでしょうから、
三浦は巨人戦が濃厚でしょうね。
村田に関しては調子が少しづつ上向いていることは間違い無いと思うんですが、
ど真ん中のストレートを振り遅れたりと、かなり深刻なのも間違いないです。
なかなか調子を上げるきっかけが掴めませんね。
一方でスレッジは調子が戻ってきた感じはあるんですが、
残念な事に９連戦が終わったら奥さんの出産に立ち会うため一時帰国するそうで、
巨人２連戦と交流戦頭は得点源のスレッジ抜きで戦わざるを得ません。
つまり９連戦が終わるまでに調子を落としている村田やカスティーヨが復調しないと、
横浜は一気に失速しかねない、ということでもありますね。
ほぼフル稼働といって良い状態にある江尻と牛田は、
抑えてはいるものの安定感が低下してきている印象ですね。
二人を出さなくても済むような楽な試合展開か、
先発投手の完投が望ましいわけですが、これがなかなか出来なさそう。
明日先発予定の加賀に完投を望むのは些か酷なので、
江尻と牛田を出さなくて済む様な大量援護が欲しいところですね。
逆にこのところ安定して三者凡退で試合を締めくくっている山口。
今日で８セーブ目を記録したことで藤川を交わしてリーグ単独２位、
１位の岩瀬まであと１セーブとなりました。
まだ２２歳ということを考えれば、山口は良くやっていると思いますね。
プロ入り初ホームランを放った武山ですが、
打撃は規定打席に届かぬまでも３割５分という高打率。
橋本が怪我で戦線離脱中の現在ですが、
打撃に関しては他に太刀打ちできる捕手が存在しないため、
このまま正捕手の座を射止めそうな勢いの活躍を見せていますね。
ただ、彼の場合守備が……盗塁阻止率が恐ろしく低いんですよね。
もっと正確なスローイングが出来るようになれば、阻止率は高くなると思います。
リードとキャッチングに関しては細山田の方が上ですが、
武山は細山田よりも打撃が非常に優れていますからねえ。
武山が経験を積んで守備面を強化するのが早いか、
それとも細山田の打撃が向上するのが早いか……
正捕手争いはこれから数年間は激化しそうな印象ですね。
さて、明日の試合ですが横浜の先発は加賀、
東京ヤクルトは中澤というルーキー対決が最有力なわけですが、
中澤には前回完封負けを喫していますので、その借りを返して欲しいですね。
竜の尻尾が見えてきたので、上手く行けば３位も狙えるかも？
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春先は昨年もこんな感じだったと思います。
ただ、今年は守備力を重視していたと思いますが、
実際はセで一番守備力が低く、気がかりですね。
セサルは駄目だ・・・・
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