どうして、こうなった…… [横浜ベイスターズ2010]

昨日ノムさんが倒れたらしいというニュースがあったわけですが、
風邪という情報もあれば大動脈瘤という情報もあったわけですが、
講演の多さによる多忙が原因のようですね。
とにかく、命に別状が無い、というだけでも一安心ですよ。

さて、出来ることならあまり振り返りたくない今日の試合……
ファンの希望というか、願望としては交流戦の勝率5割をキープして欲しい、
というものがあるわけですが、残念ながら初戦を落としてしまったベイスターズ。
本日の横浜対千葉ロッテ第2回戦は
千葉ロッテ 14-6 横浜 で、マリーンズの勝利です……


本日の先発は横浜が復帰2試合目の登板となる大家、
千葉ロッテは先発ローテの一角を担う若きエース候補の唐川。
大家は低めの制球が定まらない1回表、
2番荻野貴にセンターへのツーベースを許すと、3番井口にはショートへの内野安打、
4番金をサードゴロに仕留めるが、その間に1点を失ってしまう。
横浜は2回裏に5番スレッジがヒットで出塁すると、
6番カスティーヨがセンターへのタイムリーツーベースで同点に追いつくと、
3回裏に負傷降板を余儀なくされた唐川に代わって、
緊急登板した大谷に2死まで追い込まれるが、
2番下園がツーベースで出塁すると3番内川は四球を選んで1・2塁。
4番村田はフルカウントから三遊間を破ってレフト前へタイムリーヒット、
続くスレッジは1・2塁間を破るライト前タイムリーを放ち、一気に試合を引っ繰り返す。

しかし今日の大家はなかなか低めに球を集めることが出来ない。
2点のリードを貰った4回表、5番大松にレフトへのツーベース、
6番サブローにライト前ヒットを許して1死1・3塁のピンチを招くと、
7番今江にライトへの犠牲フライを打たれて1点差。
5回表には2死から荻野貴にヒットと盗塁を許すと、
3番井口にセンター前へ運ばれ同点に追いつかれてしまう。
だが5回裏、横浜は千葉ロッテ3人目の山田秋親から、
1番石川がツーベースで出塁すると秋親の暴投の間に3塁へ。
内川がストレートの四球を選んで1死1・3塁とすると、
村田がライトへの犠牲フライを放って横浜が1点を勝ち越す。

ほぼ一週間ぶりにリードした状態で迎える試合後半の6回表。
不安定ながらも勝ち投手の権利を得た大家をすっぱりと諦め、
横浜はここまでの勝利を支えてきた中継ぎ投手陣に後を託し、
逃げ切り体勢へと移行していくのだが、
待っていたのは見ている者を愕然とさせる悪夢だった。

6回表に2番手として登板した真田は大松にツーベースを許すと、
今江にセンター前へ運ばれて1死1・3塁。
8番的場に四球を与えて満塁のピンチを招くと、
代打福浦にはライトポール際への大きな飛球。
塁審は一度はファールと宣告したものの、今季から導入されたビデオ判定の結果、
これがホームランとして判定され1点リードが3点ビハインド。
7回表には4番手江尻が井口にヒットを許すと、
1死1塁から代打・神戸にツーベースを打たれて2・3塁。
サブローをショートゴロに仕留める間に1点を追加されると、
今江にはツーベースを許して5点差まで広げられてしまう。

横浜は7回裏に1死から下園がツーベース、内川が進塁打で2死3塁とし、
村田のタイムリーで1点を返してなんとか喰らい付こうと試みるが、
5番手のブーチェックは勢いに乗った千葉ロッテ打線にいいように打ち込まれる。
まずは代打根本にソロホームランを浴びると、1番西岡と井口にヒットを許し、
金に16打席ぶりのヒットとなるスリーランを浴びて8点差。

9回表には6番手の桑原が2死から西岡にソロホームランを浴びて、
チームとしても乱打戦となった東京ヤクルト戦を上回る今季最多の14失点。
9回裏に石川と代打金城の連続長短打、
内川のファーストゴロで1点を返すのが精一杯。
リードしながら、チームを支えてきた中継ぎ投手の相次ぐ大炎上で、
勝ちゲームをぶち壊してしまった横浜ベイスターズは、
嫌な流れのままパ・リーグ首位の埼玉西武を迎え撃つことになる。


今日に関しては甘い球や失投を見逃さない打線の地力の差と、
失投を少なく抑える投手の質の差で負けた感じでしょうかね。
6回表は福浦のホームランよりも、直前の的場への四球が痛かった。
打率2割を辛うじて上回る程度の打者に対して四球はねえ……
あれが無ければダメージはもっと小さかっただろうし、
ひょっとしたら無失点で切り抜けていた可能性も無きにしも非ず。
ただ、真田と江尻の失点で試合はほぼ決まったような状況。
ブーチェックの投球は完璧に火に油を注いだわけですが……
江尻も桑原も今日はダメダメでしたね。
既に負け試合が確定している状況下であの投球内容では、
正直きついでしょう。
ブーチェックに関してはもはや論じるに値しませんね。
江尻・桑原は次のチャンスがあるかどうかは判りませんが、
ブーチェックに関しては下に落としても良いレベルの内容でした。
とはいえ、シーレもつい先日投手陣が大炎上したばかりですから、
ブーチェックを落としても誰を代わりに上げるのか?という問題が……

野手陣に関しては村田が少しだけ状態が良くなって来た様に思えます。
あとは金城がスタメンだと色々な意味で辛いな、というのを実感。
その際たるものが、外野守備に関して層が薄すぎて、
代打攻勢をかけられない、という点でしょうね。
特に金城は現時点であまり打率が良くありません。
代打だと少し上向き始めていますが、
きっと昨年同様にスタメンだと打てなくなる予感がします。


さて、明日は唯一、東北楽天対広島の試合があるだけで、
他の試合に関してはお休みです。
明後日は横浜スタジアムで、首位・埼玉西武を迎えての1戦。
横浜の先発は三浦とランドルフ、対する埼玉西武は今日石井一久が投げたので、
涌井と帆足が最有力ですね。
しかし、涌井は何とかなるかもしれんが、正直帆足はきついですね。
三浦には頑張って抑えていただいて、打線が涌井を攻略してくれることを祈ろう。
出来れば帆足も打ち崩してランドルフに初勝利をもたらして欲しいが。

それにしても、昨日のシーレと東京ヤクルト(2軍)の試合結果……
20対26って、何処のラグビーチームの試合ですか?

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