交流戦7勝目で最低目標は無事にクリア [横浜DeNAベイスターズ2012]

5月半ばから始まった交流戦も、いよいよ最後の1週間を残すのみ。
ここまで負けが先行しているものの、数字上はまだ勝率5割以上を残す可能性がある横浜De
NAベイスターズだが、5割達成には1敗も出来ない状況で今年まで14連敗を喫したオリック
ス・バファローズとの2連戦。
さて本日の横浜DeNA先発は藤井、対するオリックスの先発はフィガロ。
その結果は……

DeNA 2-1 オリックス で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

オリックス・バファローズ第3回戦(京セラドーム大阪)
TEAM123456789101112RHE
DeNA001000010---270
オリックス100000000---141




勝利投手:菊地和正 2勝 1敗 3H  セーブ:山口俊 1敗 1H 8S
敗戦投手:平野佳寿 3勝 2敗 10H
本塁打:中村紀洋 第5号(8回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(DH) 筒香(三) 金城(右) 藤田(遊) 鶴岡(捕) 一輝(左)
藤井(6回)→菊地→藤江→山口-鶴岡
オリックス・バファローズ
後藤(二) 山崎(三) スケールズ(左) 李(一) 北川(DH) 中村(中) 川端(右) 大引(遊) 鈴木(捕)
フィガロ(6回)→平野(1回2/3)→吉野(1/3)→岸田-鈴木(8回)→斉藤


5月はそこそこの結果を残してきたものの、6月に入ってからは一転して連敗が続いた横浜De
NAだが、残り6試合に全勝すれば交流戦勝ち越しで終われるだけに、難敵が続くとはいえ踏
ん張りたいところ。

試合内容は初回の攻撃を三者凡退で終えた直後の1回裏、横浜DeNA先発の藤井が2死か
ら3番スケールズに四球を与えると4番李にタイムリーツーベースを許し、課題としている立ち
上がりの四球からの失点でオリックスに先制点を与えてしまう。
追いかける横浜DeNAは2回表1死から筒香のスリーベースで同点機を迎えるも、金城がライ
トフライ・藤田が見逃し三振に倒れたが、1死1・3塁のピンチを藤井が無失点で凌いだ直後の
3回表の攻撃で1死から一輝が四球・荒波がセンター前ヒットで出塁すると、石川のレフト前ヒ
ットで一輝が生還して序盤のうちに同点に追いつく。

同点で仕切り直しとなった試合は4回以降、互いに走者を出す事が出来ずに徐々に膠着状態
へと陥り、完全に救援投手の出来が試合の流れを左右する展開となる。
そんな中で先に均衡を破ったのは横浜DeNAだった。
7回表は三者凡退に倒れはしたが2死からオリックス2番手の平野に対して荒波が14球も粘
ると、直後の7回裏を同じく2番手の菊地が僅か8球で三者凡退に抑える対照的な内容。
この差が現れたのか8回表には回跨ぎとなった平野に対し、1死から中村紀のソロホームラン
で勝ち越しに成功する。
その後は追加点こそ奪えなかったものの、8回は藤江が得点圏に走者を背負いながらも無失
点で切り抜ければ、最後は山口が三者凡退に締めて試合終了。
今年の対オリックス戦負け越しを回避すると同時に、昨年と同じく交流戦7勝目に到達した。


とりあえず一昨日の試合で右足首を捻った荒波は問題無さそうで一安心。
ただでさえ戦力が低く野手の層が薄い横浜DeNAとしては、スタメン起用されている打者の長
期離脱は本当に厳しいので良かったです。
ただ、新加入のルイーズをライトで使う構想もあるとか無いとかいう話もチラホラあるので、守備
面に於ける荒波の負担は増大しそうで怖いですね。
打線としては拙攻と言っても良い感じではありますが、6回1失点で試合を作った先発の藤井、
2番手平野から追い込まれながらも14球を投げさせる粘りを見せた荒波、藤井のあとを受けて
オリックス打線を少ない球数で三者凡退に仕留めた菊地、そして流れが傾いてきたところを逃
さずに一発で仕留めたノリさん。その他にも足で揺さぶった石川、盗塁を阻止して藤井を助けた
鶴岡など、今日はチーム全体で掴み取った勝利かな?という気がします。

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