エラー製造機ルイーズ、相手長打製造機筒香、炎上マシーン加賀美 [横浜DeNAベイスターズ2012]

終盤の誤算で試合を引っくり返され、手痛い敗戦を喫してしまった横浜DeNAベイスターズ。
1勝1敗と五分の9連戦最初のカードだが、出来れば勝ち越しをして次の広島戦に望みたいのだ
が、その可能性はかなり低いと言わざるを得ない状況。
さて本日の横浜DeNA先発は加賀美、対する東京ヤクルトの先発は石川。
その結果は……

DeNA 6-6 東京ヤクルト で、規定により9回引き分けです……

東京ヤクルトスワローズ第10回戦(明治神宮野球場)
TEAM123456789101112RHE
DeNA040010001---6102
ヤクルト040020000---6101




勝利投手:  セーブ:
敗戦投手:
本塁打:鶴岡一成 第1号(2回満塁弾)
横浜DeNAベイスターズ
石川(二) 渡辺(遊) 中村紀(三) ルイーズ(一) 筒香(右) 金城(中) 小池(左) 鶴岡(捕)
加賀美(投)
加賀美(2回)→小林太(2回1/3)→林(1回2/3)→藤江→菊地→山口-鶴岡
東京ヤクルトスワローズ
ミレッジ(左) 三輪(中) 川端(三) 畠山(一) 松井(右) 田中(二) 森岡(遊) 相川(捕) 石川(投)
石川(5回)→山本→押本→日高→バーネット-相川


ラミレスの怪我の調子は余り芳しいとは云えず、かといって数少ない得点源である中村紀を外すわ
けにもいかず、結局ルイーズを使うためには筒香をライトで起用し続けるしかない横浜DeNA。
今日からGW9連戦以来となる2ヶ月ぶりに渡辺直人が一軍復帰したが、これが反攻の呼び水とな
るのか?

試合内容は初回、2死から好調の中村紀がツーベースと石川の暴投で3塁まで進むも、ルイーズは
今日も凡退して先制機を逃すが、横浜DeNA先発の加賀美は1死から三輪・川端の連打で1・3塁
のピンチを背負いながらも、畠山・松井を凡退に仕留め、両チーム共にチャンスを作りながらも無得
点で初回を切り抜けるも、乱打戦を暗示するような攻防であり、それはすぐに結果として現れた。
先手を取ったのは2回表の横浜DeNA。
先頭の筒香がフルカウントからライト前ヒットで出塁すると金城が四球で続き、久しぶりのスタメン出
場となった小池がヒットで繋いで無死満塁のチャンスを作り出すと、8番鶴岡が前夜のお返しとばか
りに満塁本塁打を放って早々と4点のリードを奪う事に成功したのだが、直後の2回裏に田中浩康
と森岡の連打を浴びて加賀美はあっさりと1点を失ってしまうと、2死満塁から今度はルイーズの2
点タイムリーエラーと畠山のタイムリーであっさりとリードを吐き出してしまう。

その後は2番手の小林太が4回にピンチを招きながらも2イニングを無失点で切り抜けたが、打線
の方は石川相手に攻めきれずこちらも無得点。互いに拙攻で試合が膠着状態に陥るかと思われた
5回表、先頭の渡辺直人が松井淳の拙い守備にも助けられて一気に3塁を陥れると、中村紀のタ
イムリーでようやく1点を勝ち越すことに成功したのだが、直後に3イニング目に入った小林太が田
中浩康のツーベースと森岡の進塁打、更に相川タイムリーツーベースと中村紀のタイムリーエラー
で2点を失い、この試合初めてリードを許す展開になってしまう。

その後は林・藤江・菊地のリレーで東京ヤクルト打線を封じ込めるも、打線はチャンスを作りながら
も得点を奪えず。
それでも土壇場の9回表に2死から渡辺直人が出塁すると、中村紀のタイムリーツーベースで同点
に追いついたが、2死1・2塁と一打勝ち越しのチャンスも筒香はショートゴロに倒れて万事休す。
山口が東京ヤクルト打線を三者凡退に仕留めて無失点で凌ぎ、辛うじて引き分けに持ち込んだ。


前回登板の巨人戦は2回裏に2点の援護を貰いながらも、直後の3回表に2失点。その後は4回に
1失点、5回に2失点をして5回5失点で降板した加賀美ですが、今日の試合は2回表に4点貰いな
がらも2回裏に4失点。
エラー絡みの失点でもあったわけですが、それを差し引いても前回より酷いです。

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