追撃の狼煙となる虚無の魔法発動!キャプテンの一発が試合を決める [横浜DeNAベイスターズ2012]

案の定、苦手の広島東洋カープ相手に3連敗を喫し、気が付いてみれば5位と8.5ゲームも離さ
れる単独の最下位を独走状態に陥っている横浜DeNAベイスターズ。
前半戦最後のカードで少しでも勝ちを増やしたいところだが……
さて本日の横浜DeNA先発は藤井、対する東京ヤクルトの先発はロマン。
その結果は……

東京ヤクルト 5-7 DeNA で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

東京ヤクルトスワローズ第11回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
ヤクルト020300000---562
DeNA12011200×---7171




勝利投手:大原慎司 1勝 3H  セーブ:山口俊 2敗 1H 12S
敗戦投手:増渕竜義 2勝 4敗 8H
本塁打:ラスティングス・ダーネル・ミレッジ 第12号(4回スリーラン)
     ランディ・ラダメス・ルイーズ 第1号(4回ソロ) 石川雄洋 第1号(6回ツーラン)
横浜DeNAベイスターズ
石川(二) 渡辺(遊) 中村紀(三) ラミレス(左) 筒香(一) 金城(右) 荒波(中) 鶴岡(捕) 藤井(投)
藤井(4回)→大原(2回)→加賀(2/3)→篠原→藤江→山口-鶴岡
東京ヤクルトスワローズ
ミレッジ(中) 田中(二) 川端(三) 畠山(一) 松井(右) 福地(左) 森岡(遊) 中村(捕) ロマン(投)
ロマン(4回2/3)→正田(1/3)→増渕→山本→押本-中村(5回)→相川


3連敗してなんと1勝11敗と広島だけで借金10という有様の横浜DeNA。
この分を他球団から取り返さなければならないのだが、他球団に対しても大きく勝ち越せている
わけではないのが辛いところ。

試合内容は初回、前回登板では初回に1点を失った横浜DeNA先発の藤井は1死から田中浩
康に四球を与えて出塁を許すも、川端・畠山を凡退に抑えて今日は無失点の滑り出し。
一方で打線は石川・渡辺の連続安打で無死1・2塁とチャンスを作り出すと、中村紀の打球をサ
ードの川端がファンブルし無死満塁とチャンスを広げ、ラミレスのセカンドゴロの間に先制点を奪
うが後続が倒れて追加点を奪えない。
すると直後の2回表、1死から福地・2死から中村と右打者に四球を与えて出塁を許すと、投手
のロマンにレフトへのタイムリーツーベースを許し、ラミレスが打球処理にもたつく間に1塁走者
の中村にも生還を許してあっさりと逆転されてしまうが、先頭の荒波が右中間を破るスリーベー
スで出塁すると鶴岡の犠牲フライで同点に追いつき、石川が四球とロマンの暴投で3塁まで進
むと渡辺直人のセンター前タイムリーで逆転に成功する。

毎回のように四球で走者を出しながらも2点で抑えてきた藤井だったが4回表、1死から森岡・中
村の連打で1・2塁のピンチを背負うとロマンの送りバントを阻止するも、ミレッジにレフトスタンド
へ運ばれてスリーランホームランで再び試合を引っくり返されてしまった。
一転して追いかける立場になった横浜DeNAは4回裏、2死からルイーズのソロホームランで1点
を返すと、5回裏には1死からラミレスがセンター前ヒットとロマンの暴投で2塁に進み、筒香が四
球を選び暴投絡みで2・3塁とすると金城の犠牲フライで同点に追いつきロマンをマウンドから引き
摺り降ろす。
この回こそ逆転はならなかった横浜DeNAだが6回裏、先頭の鶴岡が左中間へのツーベースと代
打山崎の送りバントで3塁まで進むと、石川が3年ぶりとなるホームランを放って2点のリードを奪
い試合を再度引っくり返す。
その後はチャンスを作りながらも追加点を奪えなかったが、投手陣が東京ヤクルト打線の攻撃を抑
え込んで逃げ切り連敗ストップ。
激しいシーソーゲームを制し、実に1週間ぶりとなる勝利を収めた。


3連勝中だった藤井ですが、今日の投球内容は正直なところあまり芳しくなかったですね。
右打席の打者にばかり四球を与えて、そこからの失点が多かったわけですが、それ以前にモタモ
タと投げているなあ、と感じるほどに投球のテンポが非常に悪かったです。
本人も今日の制球は芳しくないのを自覚していたとは思いますが、かなり間の悪い投球をしていた
なあ、という印象でしたね。

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