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とある魔術の禁書目録Ⅱの補完情報!?その4 [とある魔術の禁書目録]

今回は2回に分けた補完情報ですが、昨日の続きで今回はキャラクター補完情報です。
ではさっそく、続きを書いてみましょうかね。


ステイル=マグヌス
イギリス清教、必要悪の教会所属の魔術師で禁書目録の元・管理責任者。
長身で大量のアクセサリーと咥え煙草に赤い髪の毛、目の下にバーコードの刺青を入れ、
神父服を纏っているのが特徴だが、あまりにらしからぬその外見から、
上条当麻からは不良神父と呼ばれている。
魔術の種火としてではなく、あくまでも嗜好品として煙草を好んでおり、
「ニコチンとタールのない世界は地獄」とはっきり言ってのけるが、
これでも上条当麻より年下で14歳である。
現存する24個のルーン文字を完全に解析し、新たに6個のルーン文字を作り出すなど、
ルーン魔術に関しての才能は天才的だが、インデックスの護衛の為に魔女狩りの王を始め、
炎のルーン魔術に特化した戦闘スタイルを構築している。
ただしルーン魔術は基本的に設置型であることから少数での拠点防衛としては力を発揮するが、
逆に集団戦や野戦ではほぼ役に立たないという欠点をも有している。
咥えてステイルは吸血殺しの紅十字や炎剣のような強力な魔術を行使出来る代償として、
体力の消耗が早いという弱点を持ち、今回のような追撃戦は不得手としている。
(オリアナ戦でへばっていたのは、これが理由)
戦闘終了後は上条当麻と同じ病院へと搬送され、ICU送りとなった。

土御門元春
イギリス清教、必要悪の教会所属の魔術師にして複数組織の多重スパイ。
金髪のツンツンヘアーにグラサン・金のネックレスという外見に加え、
語尾に「にゃー」か「ぜい」を付ける話し方が特徴。
陰陽道を極め、かつては最高の陰陽師とも呼ばれていたが学園都市へスパイとして潜入し、
能力開発を受けた影響から魔術を行使することが出来なくなった。
能力は自身の怪我を回復させる「肉体再生(オートリバース)」のレベル0。
破れた血管に薄い膜を作り出して出血を抑える程度の能力ではあるが、
効果は「即死しなかった」ことを前提としているため、魔術の行使には常に死の危険が伴う。
常に飄々としているが頭の回転が早く、状況を冷静に見極めて合理的な判断を下せるため、
非常に掴み所の無い人物でもある。
オルソラからの情報と陰陽師としての知識を元にオリアナの目的地を突き止め、
アレイスターに直接電話して警備の配置変更を行わせた。

オリアナ=トムソン
特定の組織に所属しないフリーの魔術師。
背中まである緩いウェーブの掛った金髪と、やたらと露出度の高い服装が特徴で、
上半身の下着を着けなかったり言葉の一つ一つをエロい方向へと持っていったりする、
存在そのものがセクハラともいえる女性。
追跡封じ(ルートディスターブ)の二つ名を持つ魔術界では高名な運び屋の魔術師で、
かつてはロンドンを中心に活動していたが、自身の選択による他人の不幸を目の当たりにし、
誰もが幸福になれる行動の絶対の基準点を欲してリドヴィアの作戦に協力した。
机上計算によって導き出した天文台の位置と実際の位置とのズレの確認、
及び迎撃・追撃戦力の把握と注意を学園都市内に集中させるため、
意図的に姿を晒して学園都市内を徘徊し、その目論見は見事に成功を収めた。
しかし上条当麻の幻想殺しには苦戦を強いられるも、
魔術とその副次効果による二段攻撃によって追い詰めるが、
上条当麻の負けられないという覚悟の前に思わぬ反撃を受けて敗北する。
戦闘終了後はイギリス清教に身柄を引き渡され、処刑塔へと移送された。

リドヴィア=ロレンツェッティ
ローマ正教所属のシスターにして、今回の事件の実行犯。
逆風も順風も全てを自身のやる気に変換してしまう思考の持ち主であるが故に、
告解の火曜(マルディグラ)という二つ名を持っているが、そのどSにしてどM的思考から、
ローラ=スチュアートからは「断崖絶壁野郎」と評された。
布教を行う事に関しては恐ろしいまでに貪欲である反面、地位や権力は歯牙にもかけず、
功績を讃えられて教皇から贈られた褒章を躊躇せずに質に入れて資金を捻出するなど、
布教のためならばなんでもする人物でもある。

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とある魔術の禁書目録Ⅱの補完情報!?その3 [とある魔術の禁書目録]

シナリオ終了毎に書いている追加の補完情報も今回で早3回目となりますが、
今回のシナリオは原作2冊分に相当するため、なんと言っても情報量が多いです。
その為、今回のシナリオに関しては分割で補完するとしましょうかね。
まずは各組織・霊装・魔術などに関する補完情報から……


組織
学園都市
東京都西部に位置し、総人口230万人のうち8割が学生で占められている学生の都市。
都市外と比較して30年以上進んだ、文字通り最先端科学技術を有する都市で、
その技術力で人為的に超能力者を育成する「能力開発」とそれに関る研究が行われており、
世界を二分する勢力である科学側の実質的な頂点にある。
統括理事長アレイスター=クロウリーを頂点に12人の統括理事によって独自運営されており、
日本国内にありながらその技術を日本政府にすら明確に開示していない。
世界の均衡を保つため、表である科学側は都市に入り込んだ魔術師に対して手を出せない。
同様に裏である魔術師も学園都市の住人に手を出すことが出来ない。
所謂科学側と魔術側による全面戦争回避のための暗黙の了解が存在している。
普段は都市内外への通行が厳しく制限され、
学生の帰省や家族の訪問などには特別な許可が必要となってくるが年に1度、
学園都市の存在意義と成果を公表するために行われる大覇星祭開催中の一週間だけ、
一部例外地域を除いて都市内外への通行規制が大幅に緩和される。

イギリス清教
ロンドンの聖ジョージ大聖堂を本拠地に持つ十字教の一派で、
指導者は最大主教ローラ=スチュアート(ただし名目上は英国女王)
十字教の中でも対魔術師戦闘に特化した組織であり、必要悪の教会も管轄している。
ローマ正教があらゆる聖人を一撃で殺す霊装・刺突抗剣の取引を学園都市で行う、
との情報を事前に察知し、「刺突抗剣の影響を受けず学園都市の住人と面識がある」
という条件を唯一満たす魔術師・ステイル=マグヌスを送り込んだ。

ローマ正教
バチカンの聖ピエトロ大聖堂を本拠地とする十字教最大宗派で、最高指導者はローマ教皇。
信徒の数は全世界で20億人にも及ぶと云われ、実質的な魔術側の頂点に立つが、
その内部は多数の派閥によって構成されているため、力的には総人口9000万人程度の
イギリス(ただし国民全てがイギリス清教徒ではない)と拮抗している状態にある。
大規模魔術である「グレゴリオの聖歌隊」の中核を成すローマ13騎士団や、
実戦部隊であるアニェーゼ隊が学園都市絡みの戦闘に於いて壊滅・敗退をしており、
魔術界の盟主としての地位が揺らぎ始めていた。
そのため学園都市を従わせて世界のバランスをローマに一極集中させることを画策し、
リドヴィア=ロレンツェッティを用いて学園都市を制圧しようとした。
事件終結後はアニェーゼの時と同様、リドヴィアの独断専行として処理したようである。

魔術組織
十字教とは異なる魔術を用いる集団。
十字教が思想派集団であるのに対し基本的に実利集団で、少人数によって構成されており、
中には特定の組織に属さない魔術師も居る。
これらは日本を含む世界各地に存在し、地方独特の文化や風習を魔術として用いている。
イギリス清教とローマ正教の動きを察知した組織だけが学園都市外部に集まり、
インデックスの周囲に魔力探索用の網を張り巡らせることで介入の機会を窺っていた。
使徒十字の発動を阻止した土御門は、比較的イギリス清教に好意的な組織に対してのみ、
リドヴィアの位置情報を伝えて追跡させた。
なおインデックスは度々、彼らのことを魔術結社と呼称している。


魔術・霊装など
魔法名
ラテン語と3桁の数字で表される魔術師としての通り名であり、自身の覚悟を示す名前。
本当の名前を知られると相手に呪い殺されるため、古くから真名を隠す意味でも用いられている。
ステイル=マグヌスは上条当麻に対し「魔術師としての殺し名」と説明していた。

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とある魔術の禁書目録Ⅱ #13 [とある魔術の禁書目録]

とある魔術の禁書目録Ⅱの第13話を見ました。
第23学区で遂にオリアナに追いついた土御門・ステイル・当麻の3人だが、
満身創痍の土御門はオリアナの仕掛けたトラップによって戦線離脱を余儀なくされてしまった。
日没まで残り僅か、使徒十字の発動を阻止出来るのか?


#13 使徒十字(クローチェディピエトロ)

オルソラから伝えられた追加情報を元に使徒十字の使用ポイントを絞り込み、
土御門が警備の配置変更を学園統括理事長であるアレイスターに直接要請することで、
第23学区へと侵入した当麻たちだったが、
オリアナの仕掛けたトラップによって土御門は戦闘不能に追い込まれてしまった。

長時間の追撃と魔術の連続行使によって疲弊し、まともな戦闘行動が出来ないステイルと、
手数が足りずにオリアナに翻弄される上条当麻。
劣勢に立たされた状況でステイルは自らの魔法名を名乗ると残された力を振り絞り、
自身の身体すらも触媒の一つとして作用させる事で魔女狩りの王を顕現させて反撃に移るが、
コンビネーションの取れない当麻を巻き込む形で攻撃を繰り出し、
それが却ってオリアナに迷いを生み出させるも、氷の魔術によって戦闘不能に陥ってしまう。

1度の過ちで救いを求める人を諦めるのか、それとも諦めずに手を差し出し続けるのか。
そんな当麻の説得を現実を知らない人間の綺麗事として切り捨て、
絶対的な行動の基準を求めて速記原典の残り全てを用いた魔術で攻撃を仕掛けるオリアナ。
当麻は対幻想殺し用にオリアナが即興で作り出した2段仕掛けの魔術攻撃によって、
想定外のダメージを被る事となる。
しかし今在る世界を守るために絶対に負けられない、という強い想いによって踏み止まり、
オリアナを撃破する事に成功するのだが、もう1人の首謀者であるリドヴィアから、
自分達が囮であるオリアナに完全に振り回されていたことを知らされる。

絶望的な状況の中で最後の打開策を模索する当麻は情報を整理するうちにある事実に気付く。
そして土御門に使徒十字の残りの天文台の位置と、大覇星祭初日のプログラムを確認すると、
学園都市外部の天文台で発動まで20秒を切り勝利を確信していたリドヴィアに対し、
約束を守れなかったことを姫神に詫びながら自分達の勝利を静かに宣言するのだった……


というのが第13話の大まかなあらすじですね。
全体の1/4に当たる6話を使って語られた使徒十字を巡る戦い。
1つのシナリオに6話も使うなんて長いなあ、と感じる方もいらっしゃるとは思いますが、
原作だとこのシナリオは2冊丸々使って描かれているわけでして、
寧ろこれでも圧縮されている状況な訳です。
おまけに肝心な部分がすっぽりと抜け落ちてしまっていたりと、不親切な作りになっています。
まあこれは今更言っても仕方が無いことなので、ストーリーはどうでもいいや、
と割り切ってみるしかないわけですけどね。
まずはその抜け落ちた肝心な部分から補足を入れていくとしましょうかね。
(複数話にまたがるシナリオにも拘らず主犯となる敵役のゲストキャラを掘り下げないのは、
 アニメ版禁書の悪いところですね。原作の掘り下げの足りなさも大概ですが……)

以前の記事でも書いたと思いますが(書いてなかったら御免なさい)、
オリアナ=トムソンはローマ正教の人間ではありません。
彼女は元々イギリスの魔術師であり、立場的には十字教と敵対関係にあります。
そんな彼女が何故敵対しているはずのローマ正教に力を貸したのか?
その理由はオリアナが語ったとおり、絶対的な基準点。
即ち万人が必ず「正しい」と思う指針を欲し、使徒十字でそれを作り出そうとしたわけですね。
しかしこれはあくまでもオリアナの「目的」であって「動機」ではありません。

そもそも幼い頃のオリアナは十字教徒だった家族に連れられて日曜の度に礼拝に赴き、
その都度教会の神父から「人のためになる事をしなさい」と言われてきたが、
彼女自身は「人のためになる事」とは何か?と悩み続けてきたわけです。

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とある魔術の禁書目録Ⅱ #12 [とある魔術の禁書目録]

とある魔術の禁書目録Ⅱの第12話を見ました。
使徒十字を巡る鬼ごっこに巻き込まれて重傷を負った姫神。
当麻はナイトパレードまでに全てを終わらせる約束を交わすのだが……


#12 天文台(ベルヴェデーレ)

イギリス式十字架であるケルト十字の霊装・歩く教会を所持していたことから、
必要悪の教会の増援としてオリアナに誤認されて魔術攻撃を受け、
瀕死の重傷を負ってしまった姫神秋沙。
オリアナ追跡中に現場に遭遇した上条当麻は、
姫神の応急処置を月詠小萌とステイル=マグヌスに託して自身はオリアナを追いかけるのだが、
バスターミナル近辺でオリアナの姿を見失ってしまう。

オリアナの移動先を特定して追跡を試みようとする土御門に対し、
街中を歩き回っていた理由について疑問を抱いた当麻は、
ステイルがシェリーとオルソラから受け取ったメールの内容を土御門に転送し、
使徒十字の発動条件に星座が関係しているであろう事を知るのだが、
同時に当麻を探していたインデックスに見つかってしまう。
一方土御門らの追撃を振り切ったオリアナは、
リドヴィアから自身が傷付けた姫神が無関係な一般人であることを聞かされる。

オリアナの移動ルートをなぞるように移動していた土御門は、
使徒十字の使用条件に星座が関連しているであろう事に確証を抱くも、
バチカンで使用された際の緯度や星座の違いという謎の前に立ち往生を余儀なくされ、
使用ポイントを絞り込むことが出来ずにいたのだが、
当麻と合流した土御門の元にオルソラから使徒十字の詳細な使用条件と、
学園都市に於ける使用可能ポイントの情報が伝えられるのだった。
オリアナの最終目的地が、学園都市で最も警備が高い航空宇宙専門学区である、
第23学区の空港施設内であることを読み取った土御門は、
計画阻止のために第23学区へと潜入する隙を作り出すため、
今回だけ付与された特権を用いて意図的に無意味な警備員の配置転換を働きかけるのだが……


というのが第12話の大まかなあらすじでしょうね。
この第12話の前半部分は使徒十字の使用条件に関する謎解きがメイン。
そのきっかけとなっているのが当麻の抱いた素朴な疑問だったわけですが、
使徒十字はあくまでも材料であって取引される品物は学園都市の支配権。
となれば使徒十字の使用条件を満たす時間までどこかに隠れていればいい。
まして追跡する土御門たちは取引されるのが刺突杭剣だと思っていたわけで、
その取引場所を特定する事も出来ずにいた。
にも拘らず発見される危険性を冒してまでも、
オリアナが学園都市内を徘徊していた理由とは何だったのか?
という部分を足掛りにしてオルソラからの使徒十字管理者の勤務日誌を元に、
星の光を利用して使用する霊装であるという予測を立てたわけですね。
そしてオルソラからの電話による報告で、使用条件をほぼ完全に把握したわけです。

今回の謎解きを含めて判明した使徒十字に関する情報を整理してみると、
1:使用された土地を強制的にローマ教皇領にする力がある
2:星座の力を借りて発動させるため、夜にならないと使用できない
3:使用する場所によって力を借りる星座が異なるが、
  水中を除く世界中のどの場所でも発動させることが出来る
4:過去にバチカンで使用された折、ペテロは自身の処刑日を意図的に定めていた節があり、
  このことから土地によって使用できる日が定まっている可能性がある
5:9月19日現在で使徒十字を使用可能な学園都市内の天文台は数箇所存在するが、
  他の天文台は遮蔽物が存在し、実質的に使用できるのは第23学区の空港である
6:リドヴィアが運搬の際に両手で支えながら肩に担いでいたことから、
  実物の使徒十字はレプリカの約2倍の大きさがあると推測することが出来る
と、こんなところでしょうかね。

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とある魔術の禁書目録Ⅱ #11 [とある魔術の禁書目録]

とある魔術の禁書目録Ⅱの第11話を見ました。
再びオリアナに追いつくも、逃走を許してしまった当麻たち。
学園都市制圧を目論むオリアナたちを止める手立てはあるのか?


#11 刺突杭剣(スタブソード)

聖人を一撃で殺す霊装・刺突杭剣の取引を阻止するため、
刺突杭剣の運搬役だったオリアナにようやく追いついた上条当麻と土御門元春。
だが、土御門はオリアナの魔術によって傷を悪化させられ、
当麻はオリアナに反撃を加えるも結局は逃走を許してしまった。
そしてステイルの元には刺突杭剣という霊装が最初から存在していないことと、
自分達が追っている代物が突き刺した大地を強制的にローマ正教領にする、
使徒十字と呼ばれる霊装であることを知る。

取引されるのが霊装ではなく、学園都市そのものである事を知り、
それを止めるために動き出す3人。
土御門は独自に逃走したオリアナの探索へと赴き、
ステイルは必要悪の教会から使徒十字に関する詳しい情報収集に入る一方で、
学園都市の外で様子を窺っている魔術師達に介入の口実を与えないために、
インデックスを事件に近づけないように立ち回る事となった当麻は、
両親と1ヶ月ぶりの再会を果たした昼食の席で、美琴の母・美鈴と対面する。

独断による学園都市侵攻によって謹慎中のシェリー=クロムウェルと、
法の書事件の際にイギリス清教へと改宗したオルソラ=アクィナスとのやりとりに、
嘆かわしい思いを抱きつつ公園で調査報告を待っていたステイルは、
喫煙を小萌に咎められて詰問されていた。
そしてオリアナの動向を掴んだ土御門は、
自身もオリアナを追いながら当麻とステイルにもオリアナを追わせるも、
渋滞に引っ掛かった事とステイルが探索魔術を用いることが出来ないことから、
自分で理派四陣を起動させてバックアップに回るのだが、
探索魔術を逆手に取られて孤立していたところをオリアナの逆襲に遭ってしまう。


というのが第11話の大まかなあらすじですね。
今までは声のみだったわけですが、
ようやく姿を見せた首謀者のリドヴィア=ロレンツェッティ。
どこかのホテルに居ることまでは判明したわけですが、
問題の使徒十字は彼女が持っているのか?
それともオリアナが何処かに隠して囮のふりをしているだけなのか?
そして第1期終盤以来の出番となったゴシックシスターのシェリー=クロムウェル。
独断による学園都市侵攻作戦を行ったことで、
現在は暗号解読班に回されて事実上の謹慎処分中なわけですが、
ローマ正教から改宗したオルソラ=アクィナスと共に現在は使徒十字の情報収集中。
オリアナ追跡中のステイルに何らかの情報を送ったようですが当麻には読めず……
果たしてその情報とは何だったんでしょうね?

ただ逃げ回るだけではなく、探知されているのを逆手にとって土御門の位置を割り出し、
反転攻勢に打って出たオリアナ。
如何に体術に優れた土御門といえども、
只でさえ傷付いた身体でオリアナ探索のために理派四陣を使って、
ボロボロのところを襲撃されてはやはりどうにもならないでしょうねえ。
まともな反撃も出来ないままにボロボロにされるも、
辛うじてハッタリでオリアナを引かせる事に成功はしたけど魔術はほぼ打ち止め状態。
圧倒的不利な状況を覆す秘策は……なさそうですねえ。

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とある魔術の禁書目録Ⅱ #10 [とある魔術の禁書目録]

とある魔術の禁書目録Ⅱの第10話を見ました。
ステイルの魔術を封じるためにオリアナが仕掛けた自動迎撃術式。
競技場に仕掛けられた術式を破壊するために、
競技者に紛れ込んだ上条と土御門だが、オリアナの仕掛けた魔術が吹寄に牙を剥く。


#10 速記原典(ショートハンド)

オリアナ追撃に必要不可欠なステイルの魔術を復活させるため、
自動迎撃術式が仕掛けられた競技場へと選手に紛れて潜り込んだ当麻と土御門だが、
競技を取り仕切っていた吹寄が偶然にも術式に触れたことで昏倒してしまった。

迎撃術式を潰した当麻と土御門は、
倒れた吹寄が搬送される混乱に乗じて競技場を抜け出すと、
最初に取り逃がしたバスの整備場に土御門が用意してきた、
理派四陣を起動させたステイルの誘導で再びオリアナを追い始めるが、
あと一歩のところで通りかかったバスの中に逃げ込まれてしまうも、
乗客の有無を確認した土御門は整備場で予めステイルがバスに貼っていたカードのうち、
オリアナが逃げ込んだバスに貼り付けたカードを発動させることでバスを破壊し、
オリアナの足を止める事に成功する。
だが、ようやくオリアナに追いついたと思ったのも束の間、
ステイルを苦しめていた迎撃術式の設置場所を探るために用いた魔術、
占術円陣で受けた傷が癒えていない土御門は肉体の自然治癒能力を阻害し、
一定以上の傷を負ったものを昏倒させる魔術によって戦闘から除外されてしまう。

幻想殺しで一時的に効果を遮断してもすぐに発動するオリアナの魔術の前に、
土御門を救うためには術式を発動している原典そのものを叩くしかないと悟った当麻。
同じ術式を2度も使わないと宣言するオリアナの変幻自在の魔術の前に、
一方的に追い詰められていくのだが、同じ魔術を使わないという特性を逆手に取り、
オリアナの攻撃を先読みすることで迎撃し、オリアナ本人には逃げられてしまうも、
荷物の奪取には成功するのだが、
オリアナが運んでいた代物が何の変哲も無い看板であることを知り混乱する。

一方イギリス清教の本拠地である聖ジョージ大聖堂に於いて、
刺突杭剣のレプリカを保管していた大英博物館の館長、
チャールズ=コンダーから刺突杭剣に関する報告を受けていたローラは、
刺突杭剣という霊装など最初から存在していなかったこと。
そしてオリアナとリドヴィアが運び込んだ代物が使徒十字(クローチェディピエトロ)と呼ばれる、
突き立てた土地を強制的にローマ正教の領土とする霊装であることを知るのだが……


というのが第10話の大まかなあらすじですね。
オリアナと、そして未だに声以外ではOPとEDでしか出番の無いリドヴィア。
彼女たちの本当の目的がようやく判明する事となった今回ですが、
それを詳しく語っていく前にまずは世界の勢力図というものをおさらいしないと。
まずはここまでのお話でも語られている通り、
世界は魔術と科学という2つの勢力に分かれているわけで、
ほぼ半々の力で拮抗しているのはご承知の通りかと思います。
とはいえ、魔術側はローマ・イギリス・ロシアを筆頭とした十字教やアステカ魔術、
イギリスを中心とした西洋魔術が反目しあっており、
十字教にしたところでローマとイギリスは潜在的な敵対関係に近い状態で、
決して一枚岩とは言えない状況。
と、ここまで聞けば科学側のほうが優位にも映りますが、
学園都市が優れた科学技術を独占しているため、科学結社のように反発する組織もあり、
常に内紛の火種を抱えているような状況。

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とある魔術の禁書目録Ⅱ #9 [とある魔術の禁書目録]

とある魔術の禁書目録Ⅱの第9話を見ました。
幻想殺しの能力によって偶然にもオリアナ=トムソンを発見した上条当麻。
魔術世界の戦力バランスを崩壊させかねない聖人殺しの霊装「刺突杭剣」を巡り、
上条・土御門・ステイル対オリアナの壮大な鬼ごっこが始まる。


#9 追跡封じ(ルートディスターブ)

「魔術世界の核兵器」とも呼ばれる、世界に20人と居ない聖人。
その聖人を殺すことが出来る霊装・刺突杭剣の取引のため、
魔術師のオリアナ=トムソンとローマ正教のリドヴィア=ロレンツェッティが、
科学側と魔術側の双方が手を出し難い学園都市へと潜り込んだことを聞かされた当麻は、
都市外で待機して状況を探っている他の魔術組織の目を欺くため、
監視の網を張られているインデックスにオリアナたちのことを悟られぬように釘を刺される。

土御門から与えられた難題に頭を抱えながらも、
一度はインデックスと合流を果たした当麻ではあったが、
吹寄とのちょっとしたトラブルで出会った金髪の女性と偶然にも握手した瞬間、
幻想殺しの能力が人払いの結界を応用した表裏の騒静(サイレントコイン)を破壊し、
金髪の女性がオリアナである疑いを抱いて尾行を開始するのだが、
土御門に状況連絡を入れた直後にオリアナは逃走に移ってしまう。

追いついてきた土御門・ステイルと共にオリアナを追う当麻。
しかしバスの整備場に逃げ込まれた挙句、
トラップで足止めを喰らってオリアナを見失ってしまい、
現時点でのオリアナの位置を割り出すために、
探知・追跡魔術である土御門の理派四陣をステイルのルーン魔術で起動して探索するが、
それを逆手に取ったオリアナの自動迎撃魔術によって手痛い反撃を受け、
ステイルは魔術の使用を封じられてしまう。

術者の魔力解析と、使用者への自動迎撃という、
極めて人間味に欠けた反撃方法からオリアナが使い捨ての魔道書の原典、
速記原典(ショートハンド)を所持している可能性を予測した土御門とステイル。
オリアナ追撃のためにはステイルの魔術は必要不可欠と判断した土御門は、
魔術探知用の占術円陣を用意し、自動迎撃術式が設置された場所を探し出すために、
魔術を使用するようステイルに対して冷酷に告げるのだが……


というのが第9話の大まかなあらすじでしょうかね。
残骸編までのストーリーでは戦う相手もほぼ明確化し、
相手の拠点や移動先なども判明している状態だったので、
拠点襲撃・撃破という形の戦闘スタイルだったわけですが、
この大覇星祭編では今までとは一線を画すような戦闘スタイルになってます。
目的としてはオリアナとリドヴィアの捕縛なわけですが、
オリアナは基本的に正面からぶつかってくるのではなく逃げることが最優先の行動。
しかもオリアナの行く先が現時点では判らない状況なため、
当麻たちはまずオリアナを見つけ出すところから始めなければならない。
今までは正面からの直接対決による戦闘だったわけですが、
今回は逃走&追撃戦で、逃げ切ればオリアナの勝ち、捕まえれば当麻たちの勝ち、
という類の戦いになっています。
整備場に設置したトラップの迎撃魔術も当麻たちを倒すための代物ではなく、
あくまでも逃走のための時間稼ぎ用に仕掛けられたものですからね。
とはいえ幻想殺しのために辛うじて追跡を撒く程度の役目しか果たせてませんが……

とりあえず説明が長くなりそうなステイルの魔術が迎撃された謎は後に回すとして、
まずはオリアナの持っている速記原典から書いていきましょうかねえ。

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とある魔術の禁書目録Ⅱ #8 [とある魔術の禁書目録]

とある魔術の禁書目録Ⅱの第8話を見ました。
というわけで、感想です。


-#8 大覇星祭-

年に一度、9月下旬に一週間かけて催される大覇星祭。
学園都市内学校対抗の大運動会ともいえる恒例行事ではあるが、
普段ならば立ち入り、外出が認められていない学園都市ではあるが、
大覇星祭が開催されている一週間に限り学園都市は一般開放され、
外のマスコミを招きいれての大々的な宣伝も行っていた。
そんな、普段とは比べ物にならないほどの人波が溢れる学園都市には、
観光客以外にも当然のことながら学園都市内で生活する学生の家族も大勢訪れていた。
そんな普段会えない子供に会い、競技の応援に訪れたその他大勢の一人である、
上条当麻の両親の上条刀夜(かみじょうとうや)と上条詩菜(かみじょうしいな)は、
とある若い女性から名門お嬢様学校である常盤台中学の場所を訊ねられ、
刀夜は詩菜から怒りの視線を投げかけられていた。
その一方で大覇星祭の開会式前に偶然顔を合わせる事となった御坂美琴と当麻は、
これまた偶然にも両親に目撃されている事に気付くことなく、
総合得点で負けたほうが勝ったほうの言うことをなんでも一つ聞く、
という賭けをする事となる。

無事に開会式を終え、一旦インデックスと合流した当麻は、
自分が出場する種目に印をつけたプログラムをインデックスに持たせてクラスに合流する。
しかし作戦会議で疲弊したクラスメイトの状況の責任の所在を、
運営委員の仕事で遅れてきた吹寄制理(ふきよせせいり)に強引に押し付けられ詰め寄られるが、
その最中に毎度の如く不幸に見舞われて吹寄を水浸しにし、怒りを買ってしまう。
だが最初の種目である棒倒しの対戦校の教員に自分達のみならず、
担任である月詠小萌が悪し様に言われている場面を目撃した当麻たちは、
勝利のために一致団結して闘志を燃やしていく。
しかし、そうとは知らずに当麻の競技を観戦に訪れた美琴は、
お腹を空かせて動けずにいたインデックスの面倒を半ば見る事になるのだが、
競技に対する当麻たちの気合の入り方に、
自分が負けたらどんな罰ゲームをやらされる羽目になるのか本気で心配してしまう。

空腹を堪えて競技を観戦していたインデックスは、
ようやく食事にありつけると思ったのも束の間、
競技による道路封鎖によって黄泉川愛穂から3㎞以上の迂回路を提示され、
理不尽な怒りを当麻にぶつけようとしたのだが、
噛み付く前に借り物競争に参加していた美琴によって当麻を拉致されてしまう。
一方大覇星祭を利用して聖人を一撃で殺す霊装・刺突杭剣(スタブソード)の取引が、
学園都市内で行われるという情報を入手したイギリス清教最大主教・ローラ=スチュアートは、
学園都市統括理事長・アレイスター=クロウリーに対して根回しを行い、
取引阻止のためにステイル=マグヌスを送り込むのだが……


というのが第8話の大まかなあらすじですね。
本名不明の青髪ピアスに、
この時点の原作ではあまりの空気っぷりから■■と呼ばれていた姫神。
元祖フラグ男の上条父こと刀夜と、印象薄かった上条母こと詩菜、
逆さ変人なアレイスターと、第1期登場キャラが続々と再登場した今回のお話。
そんな中で新キャラは美琴の母親である御坂美鈴、
カミジョー属性完全ガードの仕切り屋である吹寄制理、
大胆露出な金髪美女の運び屋であるオリアナ=トムソン、
そして声だけ出演の今回の事件の首謀者であるリドヴィア=ロレンツェッティ。
まあ、一応主要キャラは勢揃いした、といったところでしょうかねえ。
尤もリドヴィアだけは姿を見せていませんが……


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とある魔術の禁書目録Ⅱの補完情報!?その2 [とある魔術の禁書目録]

僅か2話で終わってしまった原作第8巻の残骸編。
とはいえやはり第1期を見ていなかったりすると、人物相関が良く判らなかったりするので、
今回も補完記事になります。

まずは今回の一件に関ってくる以前の事件から


量産能力者計画(レディオノイズ)
学園都市第3位のレベル5である御坂美琴のDNAマップを元に、
人工的にレベル5の能力者を大量生産するための計画。
オリジナルと全く同じ遺伝子を持ち、細胞レベルまで同一といえるクローンを作り出し、
オリジナルと全く同じ能力開発を行うが、オリジナルの1%未満の力しか発揮できず、
計画そのものが中止となった。
本編で結標が黒子に語った昔話とは、この計画のことである。


絶対能力者進化計画(レベル6シフト)
現有する超能力者を上回る、神の領域の能力を持つ能力者を生み出すための計画。
被検体として選ばれたのは、学園都市第1位の超能力者・一方通行。
しかし樹形図の設計者のシミュレートによれば、
一方通行を進化させるためには128人の超電磁砲を戦闘によって殺害する必要があり、
128人の超電磁砲を揃える事が不可能なことから計画は一時頓挫していた。
しかし前述の量産能力者計画に着眼し、樹形図の設計者によって再シミュレートした結果、
2万体のクローンと2万の戦場を設定し、戦闘で殺害することで進化することが判明。
大量のクローンを用意し、実験を行っていたが、8月頭に御坂美琴、
8月下旬には無能力者である上条当麻に実験を気付かれ、介入を許してしまう。
8月21日未明、一方通行が上条当麻に戦闘で敗北を喫し、
更に7月の終わりには樹形図の設計者が破壊されたことで計画の柱を喪失、
そのまま計画は凍結・中止へと追い込まれて研究所は閉鎖された。


幻想御手(レベルアッパー)事件
大脳生理学者である木山春生が7月に引き起こした事件。
過去に木山が携わったAIM拡散力場の暴走実験によって、
昏睡状態に陥った子供達を助けるために樹形図の設計者に代わる、
巨大な代替演算装置を作り出すための代物。
使用することで能力レベルが上昇するという触れ込みで学園都市中にばら撒き、
能力者同士の脳波を強制的に木山の脳波パターンに変換する事で、
一つの巨大なネットワークを構築したが、
副作用として使用者が昏睡状態に陥ったことから事件が発覚。
最後は暴走したネットワークの核を美琴が破壊したことで事件は終結。
この事件がきっかけとなって、
美琴は前述の量産能力者計画と絶対能力者進化計画の存在を知る事となる。


妹達叛乱計画
量産能力者計画及び絶対能力者進化計画の研究員で、
実験管理の中枢を担っていた天井亜雄が8月の終わりに起こした事件。
前述の計画によって生み出されたクローンたちを統率するミサカ20001号に対し、
外部組織と接触を持った天井がウィルスを投与することで、
1万体近く残っているクローンたちを一斉に武装蜂起させて、
学園都市に対する攻撃を画策していたが、
計画を一方通行と元同僚の芳川桔梗に察知され、
一方通行の演算能力によって阻止され未遂に終わった。
この事件で一方通行は脳を損傷し、自力で能力を使えなくなってしまった。
第2期第1話はこの事件と同時進行している。


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とある魔術の禁書目録Ⅱ #7 [とある魔術の禁書目録]

とある魔術の禁書目録Ⅱの第7話を見ました。
終わったはずの悪夢を呼び起こしかねない結標の行動。
妹達を守るため、そして上条当麻の献身を無益なものにしないため、
美琴は樹形図の設計者再建を目論む結標を追うのだが……


-#7 座標移動(ムーブポイント)-

レベル5(超能力者)の量産・軍事転用を目的とする量産能力者計画によって、
御坂美琴のDNAマップから生み出された妹達(シスターズ)と、
レベル6を生み出すための戦闘実験である絶対能力進化計画(レベル6シフト)は、
インデックスの防御システムである自動書記(ヨハネのペン)が発動した、
竜王の殺息(ドラゴンブレス)を上条当麻らが上空へと逸らした事で、
7月31日に樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)を破壊し、
その後の詳細なシミュレーションデータの収集が不可能となり、
加えて8月21日深夜には無能力者である上条当麻が、
学園都市第1位の超能力者である一方通行(アクセラレーター)に戦闘で勝利したことで、
計画そのものが中止へと追い込まれ、
それは御坂美琴や一方通行の悪夢の終わりとなるはずだった。

だが、学園都市を始めとした各国の研究機関は、
樹形図の設計者の破片回収のために次々とシャトルを打ち上げており、
樹形図の設計者の再建とそれに伴う実験の再開を危惧した美琴は、
残骸の回収に奔走する中で、樹形図の設計者再建を目論む結標淡希と対峙するのだが、
彼女の協力者達を盾にされて逃走を許してしまう。

強盗事件によって結標と対峙したことで、
偶然にも学園都市の闇の垣間見る事になった白井黒子は、
結標から受けた傷の応急処置を終えると、
風紀委員のパートナーである初春飾利からの情報と瞬間移動能力者の習性を利用し、
再び結標と対峙して自身が追った傷を正確にお返しする。
だが、相手の能力の特性を理解して挑んだ2度目の戦闘ではあるが、
夕方の戦闘で受けた傷と追跡のために能力を使用し過ぎた事から、
瞬間移動が出来ないほどに消耗し、
結標が瞬間移動させたテーブルや椅子に押しつぶされてしまう。

一方で、ミサカネットワークの情報から、
事態が悪化の一途を辿っていることを知った御坂妹(ミサカ10032号)は、
事態を収拾する為に上条当麻の部屋を訪れて協力を要請する。
その頃、結標は自身が学園都市を裏切って樹形図の設計者を再建する真の目的を明かし、
黒子を自身の仲間に引き入れようと働きかけるのだが……


というのが第7話の大まかなあらすじですね。
原作では1番ページ数が少ない8巻のストーリーなわけですが、
まさか文庫1冊分を2話に圧縮して纏めてくるとは思っても居ませんでしたよ。
ひょっとして超電磁砲で婚后さんを登場させてしまって、
禁書目録Ⅱで出番がカットされた分だけ中途半端になってしまった……
なんてことはありません、よね?

さて、色々と語っていく前にやはり禁書1期と超電磁砲のおさらいをしておかないと、
やはり理解し難い部分が多分にあると思いますね。
そもそもの発端は当麻とインデックスが、
樹形図の設計者を破壊してしまったこと(当人達は記憶が無いので知らない)に起因し、
更に美琴のクローンである妹達を一方通行と戦闘させることで、
一方通行をレベル6の能力者に進化させる計画を、当麻が一方通行との戦闘で勝利を納め、
計画の有益性を消去及び再検証不可能の事態に追い込んだことで、
妹達を殺害しての進化計画を中止させた、というのが第1期の妹達編。

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