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横浜ベイスターズはどうなるのか? [横浜ベイスターズ2011]

通常ならばレギュラーシーズン→CS→ドラフト→日本シリーズ、
というのがプロ野球の主な流れになっているわけですが、今年は震災の影響で開幕が遅れたため、
レギュラーシーズン→ドラフト→CS→日本シリーズとなっています。
で、ドラフトの揉め事も毎年恒例となる通過儀礼みたいなものでしょうかね。
今年のドラフトは東海大の菅野投手がその中心となった感じではありますが……
でもまあ周囲の思惑というか、雰囲気に流されていたように見える部分もありますけどね。
一昨年の長野選手、昨年の澤村投手同様に「巨人が獲得すべきだ」という空気が出来上がって、
日ハムはその流れに待ったをかけたような感じでしょうかね。
まあ、今回は原監督の甥っ子という部分もあり、日ハムに横から掻っ攫われて怒り心頭なのは
判らなくもないわけですが、それに対する批判が憲法違反というのは正直どうなのだろうか?と。
(日ハムが強硬指名したことではなく、ドラフト制度そのものが違憲、という意味ですが)
それじゃあプロ志望届けって、ただ単にプロ野球選手にもなりますよっていう、
資格の意味しか持ち合わせていないのだろうか?

とまあ、少々グダグダと書きましたが、とりあえず横浜ベイスターズのお話を。
横浜ベイスターズ 2011年度最終成績
勝利数:47(12球団最小、唯一の50勝未満)
敗戦数:86(12球団最多、4年連続90敗を回避するも唯一の80敗以上)
引分数:11(リーグ2位タイ、12球団でも2位タイ)
勝率:.353(12球団最低、勝率4割に満たない唯一のチーム)
総得点:423(セ・リーグ5位、12球団中11位という低さ。最少得点は優勝した中日ドラゴンズ)
総失点:587(12球団最多失点、500失点以上は5球団だが550失点以上は唯一)
本塁打:78(セ・リーグ5位、12球団で8位という少なさ。3桁に届かないのは2002年以来)
打率:.239(12球団中11位の低さ、最低打率は優勝した中日ドラゴンズ)
防御率:3.87(2005年以来の3点台も12球団最低の防御率)

上記以外に特筆すべきことは、12球団で唯一2桁勝利投手がいない。
(最多は高崎投手と三浦投手の5勝)
12球団最小盗塁数の31(SBの川崎選手、東北楽天の内村選手と同数)
といったところでしょうかねえ。

横浜は現在、球団身売り交渉の最中であり来シーズンの陣容は未だ不透明なまま。
チームは既に秋季キャンプを開始してはいるものの、指揮官不在。
指揮を執った尾花監督以下一軍スタッフは来シーズンの陣容確定まで休養中の状態であり、
身売りが確定すれば現在の一軍スタッフは総退陣とも言われているが、その後任は未確定。
外国人に関しても契約更新は今のところブランドン投手のみで、スレッジ選手や
ハーパー選手の退団は濃厚。
村田選手に関しても加地社長がFAしても無理には引き止めない旨の発言をしているため、
こちらも移籍する可能性が非常に高く、クリーンナップが一度に退団するという状況に陥る可能性大。
(実際内川選手のときもシーズン中は引き止める姿勢を見せたけど、本当に姿勢だけでしたからね。
だからといって移籍後の内川選手の発言の全てを許す気にはなれませんが)
加えて今回のドラフト結果……
即戦力候補の左腕・藤岡投手を千葉ロッテ・東北楽天との競合の末に外すと、
一転して高校生中心に将来性を見込んだ育成重視路線へと変更。
育成選手2名を含む11名中8名が高校生という、補強と呼ぶにはお粗末な結果に。

シーズンも5位から11ゲーム離されたダントツ最下位ならば、ドラフトの結果も最下位といえるかと。
加えて来シーズンのフロントもどうなるか判らず、
補強戦略やら監督人事やらも未知数この上ない中で唯一判っていることは、
今年よりも確実に戦力ダウンした状態で戦わねばならない、ということだけでしょうね。
少しでも希望の光が見えればそれに越したことは無いのですが、
残念ながらそれが見えない状況。
どうやらチーム名にモバゲーを入れるのは却下されそうですが、親会社はDeNAでほぼ確定っぽく、
少なくとも来年一年間は「ゲイスターズ」の蔑称を甘受するしかなさそうなのが辛いところですね。
まあ落合監督以下、旧中日ドラゴンズ一軍スタッフが纏めて横浜の一軍スタッフになるなら、
多少はマシになるのかもしれませんが……多分無理だろうなあ。

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今日は完封負け [横浜ベイスターズ2011]

夏の地方大会も大詰めとなり、続々と代表校が決まってきていますね。
で、その地方大会で意外と出てくるのが珍記録。
まあ、横浜対東海大相模の「振り逃げスリーラン」みたいな、
強豪校同士での珍記録は非常に珍しいわけですが……やはり今年もありました。

7月26日に行われた広島大会準決勝第2試合、新庄-崇徳戦。
4-4の同点で迎えた延長10回、崇徳は2番手投手を登板させて先発投手を左翼守備へ。
この段階で崇徳はベンチ入りメンバーすべてを使い切っていたが、1死後先発投手が再登板。
2番手投手が左翼に入っていたが、2死後に2番手投手を再登板、
先発投手を左翼へ戻そうとしたところで攻撃中の新庄監督がルール違反を指摘した。
実は「同一イニング内で投手が野手のポジションに移動した後再度登板した場合、
再度野手のポジションに就くことは出来ない」という規則があります。
崇徳の先発は10回に「投手→左翼→投手」とポジションを変えているため、
もう一度2番手投手に代えるためには先発投手が退き、控え選手が守備に就く必要があります。
対戦相手である新庄の監督が指摘したのは、
2番手投手の再登板の際に先発投手が退かず残っていたことがルールに抵触する点です。

ところがここでもう一つの大きな問題が発生します。
それは「何らかの理由により、フィールドプレイヤーが9人に満たなくなった場合、
没収試合として人数の足りなくなったチームが負けとなる」というもう一つのルールにまで、
控えを使い切っていた崇徳が抵触してしまうということです。
つまり交代を認めるならば崇徳の先発投手はベンチへ退かねばならず、
代わりの選手もいないため没収試合として成立してしまいます。
規則に対して厳正に則って没収試合とするか、それとも救済措置をとるべきか……
1時間以上に渡る中断の末に出された結論は、「投手交代を認めず試合を続行する」でした。
高校野球の場合「投手→野手→野手」のポジションチェンジは認められています(本来はNG)が、
投手のワンポイント起用という戦術は滅多に使われないので失念されていたんでしょうね。


さて、プロ野球のほうはといえば、横浜ベイスターズは徐々に最下位独走態勢。
スポーツニュースを見ても、2位以下をクローズアップされても蚊帳の外状態という悲惨さ。
そんな横浜は本日も読売ジャイアンツとの試合。
少しでも意地を見せてほしいところだが、本日の読売対横浜第8回戦は
横浜 0-2 読売 で、ジャイアンツの勝利です……


本日の先発は横浜が隠れ巨人キラーとも云える大家、
対する読売の先発は一部でアニオタとして有名な西村。
昨日は打線が振るわなかったものの投手陣の頑張りで完封しただけに、
今日も期待したいところだったが2回裏、大家は5番阿部にソロホームランを被弾して先制されると、
5回裏には阿部のツーベースと7番小笠原のタイムリーで2点差に広げられる。

それでも大家はそれ以外をほぼ完璧な形で抑え込み、
横浜投手陣は昨日の試合同様に巨人打線を沈黙させてきたが、
野手陣は昨日同様に初回のチャンスを逃すと拙攻に次ぐ拙攻。
8回表に2死満塁とチャンスを作り出すも3番金城が凡退して最大の得点機を逸し万事休す。
投手陣に光明は射したものの、2試合連続で打線が機能せず今日は完封負けを喫した。


連勝していれば、ってところなんだけど、まあ今のところ特にないよね。
借金が2桁ある時点で話にならないのは判りきっている事なので、どうにもならんよな、と。
とりあえず、ビジター2勝1敗、ホーム3連勝で進められれば望みはあるけど、ハードル高いな。


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後半戦開始 [横浜ベイスターズ2011]

先日、ネットでスポーツ関連の某コラムに於いて、「神奈川県の高校野球に元気が無い」
という趣旨の内容が書かれていたが、その内容がちょっと失笑を禁じえなかったです。
まあ、確かに関東大会では初戦敗退とか演じているわけで、致し方ない部分もあるわけですが、
選抜優勝の東海大相模が本命ではあっても、対抗となる横浜が強いとは云えない云々。
その横浜は秋季大会で東海大相模に勝っていますし、現在行われている地方予選でも、
5回戦で勝っていますからね。
春季大会では横浜と当たる前に東海大相模は公立校の戸塚に破れていますけど……
その「元気が無い」といわれた神奈川県大会もベスト4が出揃いました。
桐光学園がある意味では順当に勝ちあがり、
桐蔭学園は昨年ベスト4の武相を延長戦の末に下し、
東海大相模を下した横浜が戸塚を破って勝ち上がった立花学園に辛くも勝利し、
横浜桜陽との延長再試合を制した横浜創学館も向上相手に快勝。
優位なのは桐光学園か横浜創学館でしょうかね。


さて、プロ野球はセ・リーグもいよいよ今日から後半戦開始。
7月に入ってからは嫌というほど連敗を喫し、気が付けば3位とは既に8ゲーム差。
クライマックスシリーズ出場すら危うい状況になってきた横浜ベイスターズとしては、
苦手のビジターで勝ち星を増やしてまずは最下位脱出を目指したいところ。
その横浜ベイスターズ後半戦最初の相手は、
統一球の影響もあってか4位と低迷する読売ジャイアンツとの3連戦。
苦手なビジターゲームとは云えども、現時点では直接的な順位を争う相手だけに負けられない。
そんな本日の読売対横浜第7回戦は
横浜 1-0 読売 で、ベイスターズの勝利です[手(チョキ)]


本日の先発は横浜が前半戦の崩壊した先発陣で孤軍奮闘した高崎、
対する読売の先発は昨年同様に勝ち星を伸ばせないゴンザレス。
オールスターを挟んで再開されたペナントレース、
巻き返しを図るためには先手を奪っていい形で後半戦のスタートを切りたいところ。
横浜は初回に1番下園のヒットと2番石川の送りバント、3番金城の進塁打でチャンスを作るも、
4番村田はセンターフライに倒れて先制機を逸するが、
先発の高崎は1死から2番高橋由にツーベースを打たれるも、
3番ラミレス・4番長野を落ち着いて打ち取り無失点に切り抜けると徐々に波に乗っていく。

3回まで走者を出しながらもチャンスを広げることが出来ずにいた横浜だったが4回表、
初回のチャンスで凡退した村田がヒットで出塁すると、
5番ハーパーのレフトへのヒットで3塁を陥れて1死1・3塁と絶好のチャンスを作り出し、
6番スレッジが犠牲フライを放って待望の先制点を奪う。
その後もチャンスを作り出しながら併殺打に倒れるなど拙攻が続いた横浜だったが、
高崎・篠原・江尻が走者を許しながらも得点を与えるどころか3塁を踏ませずに抑えこむと、
8回を牛田・9回を山口が3人づつ仕留めて巨人打線を完璧に封じ込めて試合終了。
虎の子の1点を守りきった横浜が勝利を納め、高崎は今シーズン4勝目を手にした。


7月に入ってからホームですら勝てなくなって連敗続き、絶望感さえ漂った前半戦ですが、
オールスターが明けて後半戦最初の試合、それもビジターゲームで勝利というのは大きいですね。
19まで膨らんだ借金ですが、一つづつでも返済するためにはまず連敗しないことが重要。
その為には3連戦の初戦を取るというのは大きな意味があると思います。
ともかく、本来中継ぎの投手を先発に回さざるを得ないほどに駒不足に泣いた横浜ですが、
三浦・清水・大家に目処が立ったのは大きなプラス材料なので、巻き返しを期待したいところ。
さて、明日の試合はどうなることやら……


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地味様復活?の初勝利 [横浜ベイスターズ2011]

暑いし、頭痛いし、でも今夜は色々と見るものがあるし……
さくっと書いていきますかね。

防御率は3点台後半と投高打低のシーズンでは平均的な物足りない数字に加えて、
シーズン途中に故障で登録抹消されていた北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が、
オールスター出場選手に選ばれるという怪現象が起こっているプロ野球。
やっぱりあれか、客寄せパンダ枠が存在するのか。
どんなに贔屓目に見てもオールスターに出られる成績じゃないと思うんですが、
それはセ・リーグのキャッチャーも同じか。
さて、兵庫・沖縄・名古屋・広島という長いロードで大型連敗を2度も喫し、
僅か2勝に終わった横浜ベイスターズは今日からハマスタでオールスター前最後の6連戦。
まずその相手となるのは、今シーズン五分の戦績である阪神タイガース。
打線の組み換えで息を吹き返してきたとはいえど、
今シーズンここまでハマスタでは一度も負けていない相手だけにしっかり3たてを狙いたいところ。
そんな本日の横浜対阪神第9回戦は
阪神 0-4 横浜 で、ベイスターズの勝利です[手(チョキ)]


本日の先発は横浜が開幕早々故障再発で2軍調整を余儀なくされた地味様こと清水直行、
対する阪神先発は新加入の藤井が捕手になってから勝ちだしたスタンリッジ。
昨年はかなり打ち込まれた阪神打線相手とはいえ、良い形で前半戦を終えるためには3たて、
最低でも勝ち越しで次のカードに繋げたいわけで、清水には頑張ってもらいたいところ。
その清水は2回・3回と走者を許すも味方の守備にも助けられて序盤を無失点で切り抜けるが、
野手陣はメッセンジャーの前に3回までをパーフェクトに抑えられ、
試合は1点を争う展開になりつつあったが4回裏、そのメッセンジャーに僅かな綻びが生まれる。

1番石川のピッチャーゴロにタイミングを合わせられず、メッセンジャーが後逸して出塁すると、
2番下園が送りバントをしっかりと決めて1死2塁と横浜が初めてのチャンスを作り出す。
すると3番ハーパーが外角高めのストレートをレフト前へ弾き返し、ヒット1本で先制点を奪えば、
6回裏には4番村田のソロホームランで2点目。
7回裏にはスタミナが切れたメッセンジャーに対し、7番渡辺・8番細山田が共に四球を選ぶと、
阪神2番手川崎に対して代打・藤田がキッチリと送りバントを決めて1死2・3塁とすると、
石川のボテボテのファーストゴロの間に渡辺が生還して3点目。
続く8回裏にも1死から5番スレッジ・6番金城の連打で1・3塁とチャンスを広げれば、
得点圏打率リーグ2位の渡辺が勝負強さを発揮してレフトへのタイムリーで駄目押しの4点目。

先発の清水が7回まで3塁を踏ませない投球で阪神打線を封じ込めれば、
2番手の牛田は8回先頭の代打・関本にレフトフェンス直撃のツーベースを許すものの、
金城の好守備などもあって無失点で切り抜けると、9回は4点差ながら山口が登板。
その山口は先頭の4番マートンにヒットでの出塁を許すも、
5番ブラゼルを注文通りのセカンドゴロ併殺打に仕留め、
最後は6番新井をレフトフライに打ち取り試合終了。
相手のミスをしっかりと得点に繋げ、きっちりと投手陣が相手打線を封じて勝利した。


とにかく7月に入ってからは中軸がアチャー、な状態で得点力が低下し、
全体的に打線の調子が下がっていたこともあってか守備面でもミスが連発。
僅差の試合で自滅というパターンが多かったわけですが、ハマスタに戻ってきた途端に、
まるで思い出したかのように堅実な攻撃で相手のミスを点に繋げての勝利。
ただ、もう一押ししたいところでタイムリーが出なかったのは、
まだまだ強いチームに成りきれてない証拠でもありますね。
あとはビジターでもこういう戦い方が出来れば、自然と勝ちも増えていくはずなんですけどねえ。

今日の清水は本当にナイスピッチングでした。どうやら大家・三浦・清水は大丈夫そうですね。
シーズン開幕から3ヶ月が経過して、遅まきながら横浜の先発の駒が揃ってきました。
やっと、という言い方も出来ますが、アキレス腱だった先発投手が安定してきたのは、
後半戦に向けての大きな好材料でもあります。
これでいきなり先発炎上で試合終了、というのがかなり減ってくると思います。

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色々な意味で先が見えない [横浜ベイスターズ2011]

そういえば梅雨って明けたんでしたっけ?
良く判っていませんが、とりあえず神奈川県は明日から夏の地方大会が開幕です。
元々高校野球の地方大会としては大阪同様に全国屈指の激戦区でもある神奈川なのですが、
近年は私立校のみならず公立校野球部の成長著しく戦力差がなくなりつつある状況。
私立は選抜覇者の東海大相模を筆頭に、横浜・横浜隼人・慶応・桐光学園・桐蔭学園・
横浜商大といった近年の甲子園出場校に加え、
今は古豪に甘んじているものの横浜商などの甲子園出場経験を持つ高校。
更にはベスト8まで残ったこともある川崎や桜丘、ベスト4入りも経験している綾瀬・藤沢西、
今年の春季大会で東海大相模を完封した戸塚など、躍進してきた公立校の存在も侮れない。
特に昨年の代表でもある東海大相模は難敵の横浜・春に負けた戸塚と同一ブロックで、
戸塚の快進撃で春季大会の再現となれば、横浜と東海大相模はベスト8に残れない可能性も。


さて、楽しみの多い高校球児による神奈川の地方大会は明日から始まるわけですが、
一方でプロの方はといえば横浜ベイスターズは連敗を止めてもあっさりと負けてしまったわけで。
まだオールスター前ですが正直な話、そろそろ本当にペナント終了が見えてきたかな?と。
上がグダグダと星の潰し合いしているうちに差を詰めておきたいはずなのに、
連敗連敗また連敗では正直ねえ。
まあとりあえず苦手のビジターはいかに連敗を少なく抑えるかが肝かもしれません。
その為には負け越したとしても今日の試合は勝っておきたかったところ、なのだが……
本日の中日対横浜第11回戦は
横浜 4-9 中日 で、ドラゴンズの勝利です……


本日の先発は横浜がルーキーの須田、対する中日の先発は朝倉。
昨日の試合でチェンに敗戦した以上、吉見ともネルソンとも当たらない残り2試合、
しっかりと勝って今シーズン苦戦している広島戦に繋げたい所。
その横浜は2回表2死から6番ハーパーがツーベースヒットで出塁すると、
7番内藤・8番細山田と下位打線の連打で1点を先制すれば、
3回表には四球で出塁した1番石川が盗塁を決めて2死2塁とし、
3番金城のタイムリーで追加点を奪って2点のリードを須田に与える。

課題の立ち上がりを無失点に抑え、2点の援護を貰った須田は3回裏、
7番井端にピッチャー強襲の内野安打で出塁を許し、1死から9番朝倉に送りバントを決められると、
1番大島にタイムリーを許して1点を返されてしまうも直後に打線が反撃。
5番スレッジとハーパーが連続四球で出塁すると、
朝倉・前田からソト・小山へバッテリーごと代えた中日に対し、
小山のパスボールでチャンスを広げると1死から細山田が犠牲フライを放ち、再び2点差に。
ところが4回裏、ここまで完全に横浜ペースで進んでいた試合の流れが一気に変わる。
二順目となった4回裏、須田は開幕から不調続きの3番森野に一発を浴びて1点差にされると、
4番和田にツーベース・5番堂上剛にショートゴロ進塁打を許して1死3塁と一打同点のピンチ。
続く6番小池に死球を与えて勝ち越しの走者を出してしまうと、
井端をサードゴロに仕留めるもその間に同点に追いつかれ、
途中出場の8番小山にタイムリーを浴び、あっさりと試合を引っ繰り返されて降板する。

いつものように先発が序盤で捕まり、2点リードから一転して追う立場になった横浜は5回表、
中日3番手の河原に対し2死から3番金城・4番村田の連続ツーベースで同点に追いつき、
もう一度試合を組み立てなおそうと試みるが、
相手に傾いた流れをもう一度引き寄せるのは至難の業。
横浜2番手の大原は大島に出塁を許すと、2番岩崎達郎の送りバント処理を暴投。
自らのミスで傷口を広げると、またしても森野にタイムリーを許してこの時点で勝負あり。
3番手の真田も完全に相手の勢いに飲み込まれ、和田・堂上剛に連続タイムリーを浴びると、
小池の送りバント・井端の2点タイムリーで止めを刺されて実質的に試合終了。
鈴木・武藤のリレーの前に打線は5点のビハインドを跳ね返すことが出来ず、
今日も自滅して痛い逆転負けを喫してしまった。


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そんなに最下位が好きか!? [横浜ベイスターズ2011]

暑さにやられていたりとまあ、色々と体調面が不安定だったこともあって更新していなかったら、
気が付いてみたら最後に更新したのは6月の終わりだったり……
暴言で辞任に追い込まれた某大臣の任期くらい更新してなかったのかな?


さて、ハマスタでは嫌な形で締め括って以降、案の定中日に負けたわけですが、
その後はビジターで阪神相手にフルボッコにされ、沖縄では広島相手に辛うじて初勝利。
辛うじて連敗を5で止めはしたものの、借金は膨らむ一方で気が付けば最下位独走気味。
CS出場を狙うどころか、オールスター前にペナントレース終了の窮地を向かえている横浜は、
またしても苦手なビジターであるナゴヤドームで現在2位の中日ドラゴンズと3連戦。
落ちてきた兎の尻尾を捕まえておきたいところなのだが、
本日の中日対横浜第10回戦は
横浜 2-5 中日 で、ドラゴンズの勝利です……


本日の先発は横浜が怪我で出遅れた上になかなか調子が上がってこなかった清水、
対する中日の先発はこちらも怪我で出遅れていたチェン。
どう考えても横浜の勝てる要素があまりにも少なすぎるこの試合。
清水の持ち前の援護率のよさで先手を取ってくれるかと思ったのだが2回裏、
清水は4番和田に四球を与えると1死1塁から6番小池にタイムリーツーベースを許し先制される。

4回までチェンの前にパーフェクトに抑え込まれていた打線は5回表、
5番スレッジがツーベースで出塁して同点のチャンスを作り出すも後続が倒れて得点ならず。
先発の清水も5回裏にピンチを招きながら辛うじて1点差で凌いできたが、
6回裏に小池にヒットでの出塁を許すと7番井端の打球をショート石川がフィルダースチョイス。
守備に足を引っ張られる形で1死1・3塁とピンチを広げてしまうと8番小山にタイムリーを許し、
更に9番チェンの送りバントを清水がタイムリーエラー。
2番手の大原も1番大島に犠牲フライを許してこの回だけで3点を献上し、
4点のビハインドで終盤を迎える事になる。

横浜は7回裏にも3番手の真田が2死から5番平田に四球での出塁を許すと、
小池・井端の連打で5点目を失って勝負あり。
8回表にようやくチェンを捕らえてスレッジと7番下園のタイムリー、
代打一輝のタイムリースリーベースで2点を返しはしたものの、
2番手小林正人の前に追加点を奪えず完全に反撃の機運は途絶えて試合終了。
折角連敗を止めたのにまたしても敗戦を喫してしまった。


とにかく今日の試合は自滅です。というかそれ以外の評価が出来ません。
四球やエラーで出した走者を尽く生還させているんですから、自滅以外の何物でもありません。
無駄に四球与えて、無駄に点を与えて……結局高崎で勝つしかないのか?と。
とりあえず今日の清水はダメな清水でした。
早ければ明後日にも三浦が一軍復帰らしいですが、三浦もダメなら加賀が戻ってくるまで、
本当に高崎以外勝てないかもしれませんね。
そしてそれは今シーズンも横浜が最下位で終わることを意味するわけですが……


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花火大会 [横浜ベイスターズ2011]

暑くて寝苦しくて敵わない……熱帯夜なんか大嫌いだ!
借金12で最下位といえば優勝どころかAクラス入りも厳しい最下位に聞こえるのだが、
3位まで3.5ゲーム差の最下位といえばまだまだ希望がある最下位に見える不思議。
まあそれはともかく、サブローが巨人の工藤+金銭でトレードって……
何故千葉ロッテはサブローを放出したんだろうか?


さて、昨日は打線爆発で今シーズン最多となる18安打、
最多14得点で快勝した横浜ベイスターズ。
こういう大量得点の翌日というのは得てしてあっさりと負けてしまうのが野球だが、
少しでも借金を返すために連勝を伸ばしていきたいところ。
そんな横浜対中日第8回戦は
中日 3-12 横浜 で、ベイスターズの勝利です[手(チョキ)]


本日の先発は横浜が今シーズン初先発となる4年目の小林太志、
対する中日の先発は先日1軍再昇格を果たした岩田。
横浜にとっては開幕カード勝ち越しを決めた相手とはいえども、
此処2年は先発として不安定だった小林太志では不安は拭い去れないもの。
その小林は昨年後半から修得したシュートを交えて無難に2死を取るが、
今シーズン絶不調の3番森野にソロホームランを許していきなり先制される。
だが直後の1回裏、1番石川が四球で出塁すると2番森本の進塁打で1死2塁とし、
3番金城のツーランホームランであっさりと試合を引っ繰り返すと、
3回裏には金城・5番ハーパーのヒットでチャンスを広げ、6番渡辺直人のタイムリーで2点差に。

初回にいきなり一発を浴びて失点した小林だったが、
2回以降はその影響を感じさせない投球を披露し、
ヒットでの出塁を許しはしても2塁を踏ませないピッチングで5回まで中日打線を封じ込める。
すると5回裏、横浜は中日2番手の小熊から3つの四球で2死満塁とチャンスを作り出し、
小林の代打・スレッジが満塁ホームランを放ってリードを6点に広げる。
もはや本日の試合展開は、少し早い横浜花火大会。
6回裏に2番森本が四球を選んで出塁すると、4番村田のツーランで9点目を奪い、
ハーパー・渡辺の連打と7番内藤の犠牲フライで2試合連続2桁得点を達成。
更に昨日スタメンで唯一ノーヒットに終わった武山もタイムリーを放って11点目を奪うと、
7回裏には2死から開幕前の骨折で出遅れて今日1軍登録されたばかりの下園が、
代打ソロホームランを放って12点目を奪って駄目押し。
横浜4番手の藤江が9回ツーアウトから5番グスマンに2試合連続となる空打ちを許し、
6番平田・7番野本の連続ツーベースで3点目を返されてしまうが、
最後は途中出場の岩崎達郎を三振に仕留めて試合終了。
両軍併せて6本の花火大会は中日投手陣の自滅で横浜が大量点を奪い、
2試合連続の2桁安打2桁得点でカード勝ち越しを決めて3連勝となった。


というわけで、昨日に続いて今日も大量得点で勝ったわけですが、
昨日の試合は完全に打ち勝った試合でしたが、本日の試合は中日投手陣が自滅しました。
先発の岩田は1四球のあとに被弾で逆転を許し、2番手の小熊は3四球の後の被弾で大量失点。
その次の回でも四球から被弾という、投手が一番批難される失点ですからね。
多分小熊は(ひょっとすると岩田も)今頃名古屋に戻されているかもしれませんね。
特に6回の村田に打たれた球は、「どうぞ打ってください」といっているようなものでしたから……

さて、先発事情が苦しい横浜ですが、今日のコバフトのピッチングは申し分なかったですね。
初回に森野に被弾した直後、和田を石川のエラーで出塁させてしまったわけですが、
そこで動揺することなく当たっていないグスマンを落ち着いて処理すると、
2回以降も2塁を踏ませない安定した投球でした。
これは次回以降の投球にも期待が持てますねえ。
5回裏満塁のチャンスで代打を送られたわけですが、
あそこは追加点を奪う絶好のチャンスだったので致し方ないかな、と。
スレッジも最高の結果で応えてくれましたしね。

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打ちも打ち、取りも取ったり [横浜ベイスターズ2011]

結局、ランドルフは調子が上がって来ないから、1軍昇格することなく解雇されたんですね。
うん、まあ、仕方ないよね。うん、仕方ない。
だって高額年俸のベテラン3人も未だに昇格の目処がねえ……

さて、一昨日の試合に勝利して首位東京ヤクルトに一矢報いた横浜ベイスターズは、
本日から今シーズンは比較的勝率は悪くない横浜スタジアムに戻り、
現在セ・リーグ2位の中日ドラゴンズと3連戦。
ビジターでの戦績が極端に悪いだけに、
ホームゲームはしっかりと勝って上位に喰らい付いておきたいところ。
しかしながら、肝心のホームゲームは先発投手の深刻な駒不足によって、誰が投げるか判らない。
そんな不安一杯の横浜対中日第7回戦は
中日 5-14 横浜 で、ベイスターズの勝利です[手(チョキ)]


本日の先発は横浜がシーズン途中に加入した新外国人左腕のゴンザレス、
対する中日の先発は左の川井。
セ・リーグ1位の防御率を持ちながら貧打に喘ぐ中日か、
それともセ・リーグ1位の得点力を持ちながら先発投手の駒不足に泣かされる横浜か。
横浜先発のゴンザレスは立ち上がりの1回表、1番荒木に四球を与えて出塁を許すと、
その荒木に盗塁を決められて通算300盗塁を達成されてしまうが、
後続を抑えて無失点で切り抜ける。
すると直後の1回裏、1番石川がヒットで出塁し2番森本が送りバントを決め、
2死2塁から4番村田のタイムリーヒットで先制すると、
5番中村紀のヒット・6番渡辺の四球で2死満塁とし、7番内藤のタイムリーで2点のリードを奪う。
ところが2点のリードを貰った直後の2回表、
ゴンザレスは1死から6番平田・7番堂上直・8番小山の連打で1点を返されると、
3回表には先頭の荒木にツーベースでの出塁を許すと2番小池の送りバントで3塁まで進まれ、
4番和田のタイムリーツーベースで試合を振り出しに戻されてしまう。

追いつかれた横浜としては、もう一度突き放すために簡単に攻撃を終えたくないところ。
一方で追いついた中日としては、横浜が沈黙している間に逆転したいところ。
そんな状況の3回裏、一つのプレイが試合の流れを大きく変える事となる。
3回裏、2番森本がヒットで出塁するも3番金城は空振り三振、
続く4番村田もサードゴロに倒れてこのまま終了かと思われたが、
2塁併殺を狙った森野の送球が僅かに遅れて攻撃終了が一転1死1・2塁の状況に。
このフィルダースチョイスが先発川井のリズムを完全に狂わせてしまったのか、
中村紀が四球を選んで満塁とすると渡辺直人のタイムリーヒットで勝ち越し、
続く内藤がレフトスタンドへ満塁本塁打を放ってリードを一気に5点に広げる。

横浜先発のゴンザレスは勝利投手の権利が掛かった5回表、
荒木・小池の連打で2・3塁とされ、またしても和田にタイムリーを浴びて3点差に迫られるが、
後続を抑えてこれ以上の失点を阻み、5回4失点で降板するが、
火がついた横浜の打線の方はなかなか収まらない。
3点差に追い上げられた5回裏、
2番手平井からここまで本日5打点と大活躍の内藤がヒットで出塁すると、
2死から代打・ハーパーと石川の連打で8点目。
6回裏には金城・村田・中村紀の連打で9点目を奪うと渡辺直人も四球を選んで満塁。
3番手の小林正人から内藤が6打点目となる犠牲フライで10点目。
7回裏には4番手三瀬から代打・吉村が死球で出塁すると、石川と金城のヒットで12点目。
更に中村紀が再び四球で出塁すると、渡辺直人が走者一掃のスリーベースで14点目。
中盤の毎回得点で点差を10点まで広げる。

横浜は3番手牛田がグスマンにソロホームランを被弾して5点目を失うも、
ゴンザレス降板後に与えた失点はこれだけ。
18安打14得点と打線爆発で奪った大量リードを、安定感ある中継ぎが守り連勝。
7月反攻へ向けてのど派手な狼煙となった


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天敵撃破で連敗ストップ [横浜ベイスターズ2011]

交流戦が終了し、通常のペナントレースが再開したものの、
苦手とするビジターゲームということもあってか3連敗を喫している横浜ベイスターズ。
例年通り最下位に沈んではいるものの、昨年よりも得点力が向上したことが要因なのか、
一昨日の試合で山口が逆転を許しはしたものの、
交流戦を終えても中継ぎ投手陣は全体的に安定感を保っているため、
優勝を狙うのはかなり厳しいものの逆転Aクラス入りは十分に可能性が残っている。
しかし、最大のネックである先発投手陣は、
開幕から中継ぎ・先発とフル回転してきた加賀が先日肩の張りを訴えて緊急抹消。
三浦・清水・大家のベテラントリオは開幕からの故障や不調から未だに調子が上がらず不在。
補強した新戦力も外国人組は未だに昇格の目処は立たず、
寺原を放出してまで獲得した山本省吾は5回持たない不甲斐無い投球内容が続く日々。
現状では高崎とルーキーの須田以外、計算出来る先発が皆無という投手事情。
あまりにも連敗が嵩むようならば、オールスターを待たずにシーズンが終わるという事も……

さて、交流戦から3連敗を喫し、先発投手層の薄さを考慮するならば、
これ以上の連敗を喫するのは絶対に許されない状況で迎えた本日の試合。
東京ヤクルト対横浜の第9回戦は
横浜 4-1 東京ヤクルト で、ベイスターズの勝利です[手(チョキ)]


本日の先発は横浜が現状では最後の砦とも云うべきルーキーの須田、
対する東京ヤクルトの先発は横浜の天敵とも云うべき増渕。
後が無い状況で苦手のビジター・分の悪い東京ヤクルト・天敵の増渕という三重苦の1戦は、
立ち上がりに不安定さがある須田が案の定というべきなのか、1番青木と4番畠山を打ち取るも、
2番田中浩康・3番ユウイチ・5番バレンティンに四球を与えていつものように満塁のピンチ。
此処で失点を喫すればいつも通り、須田の負けパターン突入となるのだが、
6番宮本をショートフライに仕留めて無失点で切り抜けると、
2回裏には8番相川にツーベースを打たれていつも通りに得点圏に走者を背負うが、
ここも無失点に切り抜けて課題の立ち上がりを辛うじて0で凌いでみせる。

鬼門の立ち上がりを無失点で切り抜けた須田を援護したい横浜打線だが、
相手は前回対戦で3年ぶりに得点を奪ったほどに苦戦してきた増渕。
だが、天敵攻略の糸口を作り出したのは以外にも投手の須田だった。
自ら招いた窮地を無失点で切り抜けたことで気持ちに余裕が出来たのか、
須田がヒットで出塁すると、続く1番石川のツーベースで1死2・3塁。
絶好の先制機を迎えるが打席には今シーズン打撃不振で1割台半ばの森本。
ここまで目に見える形での結果というものをなかなか残せていなかった森本が、
タイムリーツーベースを放って先制点を奪い、須田を援護すれば、
6回には3番金城がヒットで出塁した後、
ここ数試合はチャンスで凡退していた4番村田が、タイムリーツーベースを放って3点目。
更に5番ハーパーの進塁打で3塁に進むと増渕の暴投の間に生還して4点目。
連敗ストップに向けて横浜が東京ヤクルトを突き放す事に成功する。

3回以降はこれまたいつも通りに相手打線を抑え込んで行く須田は、
二つ目の鬼門となる6回に畠山にヒットを許して走者を背負うも味方の守備にも助けられ、
結局6回を無失点で投げ切って降板。
8回裏に3番手の牛田が青木のスリーベースと田中浩康の犠牲フライで1点を失いはしたが、
一昨日逆転負けを喫した山口が9回を三者凡退に仕留めて試合終了。
久しぶりに投打がガッチリと噛み合い、天敵の増渕を打ち砕いて横浜が快勝。
連敗を3で止めてAクラス争いに踏み止まった。


ルーキーに連敗ストップを託さなければならないほどに不甲斐無い横浜先発投手陣。
でもまあ、勝ててよかったですね。
立ち上がりに四球でピンチを招く、3回からは別人のように立ち直って相手打線を抑える、
今日の須田はいつも通りの須田でした。
違いがあったとすれば、失点しなかったことでしょうね。
須田が負けるときというのは初回で2失点位喫して、6回に追加点を奪われるパターンですから。

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光の見えない連敗 [横浜ベイスターズ2011]

アニメも続々と終わり始めて、新番組の予告も頻繁に流れるようになって来ましたが、
個人的にはBLOOD-Cとか気になってはいるものの、劇場公開も控えているらしいので、
所謂「完結編は劇場で」という中途半端な終わり方にならないか心配ですね。

さて、昨日から再開したペナントレースですが、
昨日の試合に於いて横浜ベイスターズは土壇場での逆転負けを喫して黒星スタート。
Aクラスとの差を出来るだけ広げられないためにも借金を返していきたいところだが、
本日の東京ヤクルト対横浜第8回戦は
横浜 1-4 東京ヤクルト で、スワローズの勝利です……


本日の先発は横浜が左腕の山本省吾、
対する東京ヤクルトの先発は左のエース石川。
最初こそそれなりに安定はしていたものの、交流戦突入から調子が不安定になり、
5回持たずに降板することが多くなった山本。
交流戦を終えて時間を空けたことで調子を取り戻せるかと思ったのだが、
結果的に無失点で切り抜けるも初回にいきなり満塁のピンチを背負うなど、
これまでと変わらぬ安定感に欠ける投球内容。
その不安は二順目に入った3回裏に現実のものとなる。
3番ホワイトセル・4番畠山の連打で1・2塁とされると、5番バレンティンをセカンドゴロに仕留めるも、
これが進塁打となって1死2・3塁のピンチを背負い、
6番宮本・7番川端の連続タイムリーで先制点を与えてしまう。

山本は続く4回裏にも9番石川にヒットでの出塁を許すと、2番田中浩康に四球を与え、
ホワイトセルにタイムリーを浴びて3失点目を喫し4回持たずに降板。
2番手の小林太も畠山にタイムリーを許して4点差に広げられてしまう。

反撃したい横浜は5回表に代打攻勢と1番石川の送りバントで1死2・3塁の形を作り、
2番森本のタイムリーヒットで1点を返す事に成功するも、
3番スレッジが最悪のサードゴロ併殺に倒れて追撃の機運が萎んでしまうと、
その後は投手陣が踏ん張って追加点を許さなかったが、
打撃陣もまた東京ヤクルトの投手陣に押さえ込まれて万事休す。
2試合連続1得点という貧打で連敗を喫してしまった。


6勝18敗2分……
これが本日の試合を終えた段階での、
今シーズンの横浜ベイスターズのビジターゲームに於ける戦績です。
現在抱えている借金のうち9割以上がビジターゲームで背負わされた代物です。
つまり、ビジターゲームでの勝利数を増やさない限り、横浜の最下位脱出はほぼ無理、って事。
いくらホームでの勝率が5割近いとはいえ、ビジター勝率が2割5分ではねえ。
山本もダメ、加賀は謎の登録抹消、ベテラン陣の昇格は未定……
横浜の先発投手陣は高崎が孤軍奮闘しているだけで、ほぼ全滅の状況ですね。
これで明日以降、どうやって戦っていくんだろうか?


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