阪神の自滅で連敗ストップ [横浜DeNAベイスターズ2012]

現在3位に居る広島が今後失速したとしても、その広島相手に派手に負けている横浜DeNAベイ
スターズは、どんなに頑張っても広島の上には行けないということ。
従って現在5位に低迷している阪神・Bクラスに落ちた東京ヤクルトを自力で追い抜く以外に最下
位脱出の可能性は無いため、今日からの3連戦は後半戦の展望を占う意味も持ちます。
さて本日の横浜DeNA先発は高崎、対する阪神の先発はスタンリッジ。
その結果は……

DeNA 5-1 阪神 で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

阪神タイガース第13回戦(阪神甲子園球場)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000003101---591
阪神001000000---1101




勝利投手:高崎健太郎 4勝 7敗  セーブ:
敗戦投手:ジェイソン・ウェイン・スタンリッジ 5勝 6敗
本塁打:小池正晃 第3号(6回スリーラン)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 内村(二) 中村紀(一) ラミレス(左) 金城(右) 渡辺(遊) 筒香(三) 黒羽根(捕)
高崎(投)
高崎(8回)→山口-黒羽根(5回)→鶴岡
阪神タイガース
鳥谷(遊) 大和(中) 新井良(三) 新井(一) マートン(右) 平野(二) 伊藤(左) 小宮山(捕)
スタンリッジ(投)
スタンリッジ(6回)→渡辺(2/3)→加藤(1/3)→小嶋(1回2/3)→鶴-小宮山(8回)→今成


首位巨人相手に連勝すれば最下位脱出への強力な足掛かりとなるはずだったのだが、結果は
先制しながらも自滅する形で逆転負けを喫しての2連敗。
今日から最下位争いの直接ライバルとなる5位の阪神相手に3連戦。ここでもう一度浮上のきっ
かけを掴んでおきたいところ。

試合内容は横浜DeNAが初回・2回と走者を出し、2回は1死満塁のチャンスを作りながらも下位
打線がスタンリッジを捕らえきれずに無得点。対する先発の高崎も阪神打線に早々と攻め立てら
れ、こちらも毎回のように走者を背負いながら辛うじて無失点に抑えるという不安な立ち上がりを
見せる。
そんな状況の試合が動いたのは3回裏、先頭の鳥谷が右中間へのスリーベースで出塁されると
大和にタイムリーツーベースを許し、2本の長打であっさりと先制点を与えてしまうと新井良太に
セーフティバントを決められて無死1・3塁のピンチを招くが、新井を三振・マートンを併殺打に仕留
めて高崎は辛うじて最小失点で切り抜けることに成功する。

その後も高崎は走者を出しながら辛うじて失点を防いでいたものの、打線はスタンリッジに対して
再三チャンスを作りながらもそれをものに出来ずに1点差のまま試合は折り返しへ。
だが6回表、1死から金城がツーベースで出塁を果たすと2死から筒香が敬遠気味に歩かされて
黒羽根の打順。ここで横浜DeNAは代打として小池を送り込むが、阪神は100球を越えたスタン
リッジの続投を選択。これが横浜DeNAには吉と、阪神にとっては凶となり、小池のスリーランホ
ームランで逆転に成功すると、7回表には1死から内村が四球・中村紀が新井良太のエラーで出
塁し、2死から金城が四球を選び渡辺直人のタイムリーで4点目を奪ってリードを3点に広げる。
横浜DeNAは9回にも2死から森本のヒットと金城・渡辺の連続四球で満塁のチャンスを作り出す
と、阪神4番手の小嶋が筒香に対し押し出しの死球。阪神バッテリーの自滅で決定的な5点目を
貰いリードを4点に広げれば、最後は山口が今成にヒットで出塁を許しながらも無失点で凌ぎ試合
終了。恐らくこのまま最下位争いのライバルになるであろう阪神相手に、幸先良く勝利を納めた。


今日は高崎が良かったというよりも、阪神の打線が酷かった、というべきなんでしょうかね?
全体的に高めに集まる、所謂「高さ危険太郎」の状態だったわけですが、そんな高崎ですら毎回
走者を背負う被安打9の四死球1でも1失点という有様ですからね。
まあ横浜DeNAの打線も大概で毎回走者を出しながらなかなか点に結び付けられず、満塁から1
点だけとか2回もやってますし……

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今シーズン幾度と見た、ラミが打つと負ける法則がまたも発動 [横浜DeNAベイスターズ2012]

ペナントレースが再開したものの、例年通り最下位驀進でまたしてもシーズン100敗がちらついて
きている横浜DeNAベイスターズとしては、兎にも角にも広島戦の敗戦を止める以上に、迂闊に負
け越ししないことが大事。
さて本日の横浜DeNA先発はクレイマー、対する巨人の先発はホールトン。
その結果は……

DeNA 4-6 読売 で、ジャイアンツの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

読売ジャイアンツ第10回戦(東京ドーム)
TEAM123456789101112RHE
DeNA200001100---4110
読売01110021×---6122




勝利投手:西村健太郎 3勝 1敗 7H 15S  セーブ:スコット・ウィリアム・マシソン 2勝 7H 10S
敗戦投手:篠原貴之 1勝 2敗 13H
本塁打:長野久義 第12号(4回ソロ) アレキサンダー・ラモン・ラミレス 第13号 (6回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 内村(二) 中村紀(一) ラミレス(左) 筒香(三) 渡辺(遊) 下園(右) 鶴岡(捕)
クレイマー(投)
クレイマー(4回0/3)→菊地(3/3)→藤江→加賀(0/3)→篠原(0/3)→大原(3/3)→山口-鶴岡
読売ジャイアンツ
長野(中) 寺内(二) 坂本(遊) 村田(三) 阿部(捕) 高橋由(右) エドガー(一) 谷(左)
ホールトン(投)
ホールトン(5回2/3)→高木京(1/3)→西村→山口→マシソン-阿部


昨日は先制しながらも逆転負けを喫してしまった横浜DeNAだが、今日は初先発のクレイマー。
伝統的に初物、特に左腕に弱い巨人相手なのでひょっとしたら?とも思いましたが、現実はそれ
ほど甘くはなかった……

試合内容は初回に先頭打者の荒波が初球をヒットで出塁すると、ホールトンの牽制悪送球と四球
で無死1・3塁。更には内村の盗塁で2・3塁とすると中村紀の犠牲フライトラミレスのタイムリーで
昨日に続いて先制点を奪うが、筒香が粘った末に四球で歩くも後続が凡退して追加点を奪う事が
出来なかった。一方で横浜DeNA先発のクレイマーは初回は長野にヒットを、2回には高橋由にツ
ーベースを許して毎回先頭打者に出塁を許す立ち上がり。それでも初回は無失点に抑えたが、2
回裏には2死3塁からホールトンにタイムリーを許して1点を返されると、3回には1死から坂本の
ヒットと盗塁に村田の進塁打で2死3塁とされ、続く阿部にタイムリーを許して同点に追いつかれ、
4回には2死から長野にソロホームランを浴び、クレイマーは2回から毎回失点で逆転を許してしま
う。

追われる立場から一転して追う立場になった横浜DeNAは6回表、ラミレスの2試合連発となるソ
ロホームランで試合を振り出しに戻すと、7回には3番手の西村に対し代打金城のヒットと荒波の
死球で無死1・2塁とし、内村の打球を処理した阿部の悪送球でリードを奪うも、後続は頼りのラミ
レスが敬遠されたりとチャンスをものに出来ずリードは僅か1点のみ。
しかも今シーズン、ラミレスがホームランを打つとチームが負ける、というジンクス故なのか。はた
またオールスター休みの調整失敗なのか、満を持して送り込んだ4番手の加賀・5番手の篠原が
乱調でどちらも1死も取ることなく満塁とすると、押し出しの死球であっさりとリードを吐き出し、6番
手の大原は併殺で2死まで漕ぎつけるも再び満塁とすると、代打加治前に痛恨の押し出し四球を
与え、投手陣が自滅する形でまたしてもリードを許してしまう。
その後は8回に山口が1死から坂本のヒットと村田への四球で1・2塁のピンチを背負うと、阿部に
タイムリーを許して勝負あり。
勝ちパターンの中継ぎが総崩れという非常事態で自滅するように逆転を許し、またしてもジンクス
通りに敗れ去った。


昨日は熱中症で書く気力どころか、クレイマーが3点目を失ったところで体が限界に達したため試
合観戦すら途中放棄したので一日遅れで書いています。
さて……ご存知の方も多いと思いますが、横浜DeNAはラミレスがホームランを打つと、その試合
は尽く負けています。

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またも崩れる国吉、そして迫る筒香の降格 [横浜DeNAベイスターズ2012]

オールスターゲームも終了し、いよいよペナントレースも後半戦が開始。
オールスター前に3連勝を飾って良い形でオールスター休みに入った横浜DeNAベイスターズの
初戦の相手は、現在セ・リーグ首位の読売ジャイアンツ。
さて本日の横浜DeNA先発は国吉、対する巨人の先発は澤村。
その結果は……

DeNA 2-6 読売 で、ジャイアンツの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

読売ジャイアンツ第9回戦(東京ドーム)
TEAM123456789101112RHE
DeNA100000010---2100
読売20031000×---680




勝利投手:澤村拓一 8勝 7敗  セーブ:
敗戦投手:国吉佑樹 1勝 6敗
本塁打:ジョン・ブライト・ボウカー 第3号(4回ソロ) 坂本勇人 第9号(4回ツーラン)
     エドガー・ビクトル・ゴンザレス 第4号(5回ソロ)
     アレキサンダー・ラモン・ラミレス 第12号 (8回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 内村(二) 中村紀(一) ラミレス(左) 筒香(三) 渡辺(遊) 小池(右) 鶴岡(捕) 国吉(投)
国吉(4回)→林(2回)→大原→福田-鶴岡
読売ジャイアンツ
長野(中) 寺内(二) 坂本(遊) 村田(三) 阿部(捕) 高橋由(右) エドガー(一) ボウカー(左)
澤村(投)
澤村-阿部


オールスター直前となる9連戦に4勝4敗1分ながら最後は3連勝という形で締め括った横浜De
NAだったが、前半戦最後の試合でリードオフマンとしてチームを引っ張ってきた石川が骨折によ
る離脱を余儀なくされる非常事態。そして後半戦最初の試合は、現在首位の巨人が相手。
荒波を1番・内村を2番・渡辺を6番に配する新布陣とし、不安要素の尽きない状況でリーグ戦の
再開となったわけだが……

試合内容は初回、立ち上がりで制球の不安定な澤村に対して先頭の荒波が早めに手を出してあ
っさりと凡退してしまうも、続く内村が四球と中村紀の三振の間に2塁へと進塁。続くラミレスはバ
ットを折られながらもレフト前へ運ぶと内村が一気に生還し、横浜DeNAがヒット1本で先制に成功
したのだが、先発の国吉は先頭の長野にヒットと寺内の送りバントで2塁へ進まれると、坂本のタ
イムリーツーベースで想定通りにあっさりと同点に追いつかれ、2死から阿部のセンター前タイムリ
ーでこれまたあっさりと逆転を許してしまう。

2回・3回と国吉は巨人の攻撃にも助けられて無失点で凌いだものの、4回には1死からボウカー
のソロホームランで3点目を失うと長野に四球を与え、寺内に粘られながらも辛うじて2死まで漕ぎ
つける。ここで踏み止まっていればまだまだ勝負の行方は判らなかったのだが、既に球数が100
に近付いていた国吉は坂本得意のインコースストレートをレフトスタンドへ運ばれ、痛恨のツーラン
ホームランを被弾してリードを4点差に広げられると、2番手の林も5回裏にエドガーのソロホーム
ランを許して5点差にされてしまう。
なんとか反撃を試みたい横浜DeNAだったが、澤村に悪いなりにも抑えられて走者を出しながらも
得点に結びつける事が出来ない。
それでも終盤の8回表に先頭のラミレスがソロホームランで1点を返すと、1死から渡辺直人もヒッ
トで出塁して反撃の機運が高まるも代打ルイーズが最悪のセカンドゴロ併殺に倒れて勝負あり。
9回2死から荒波がスリーベースで意地を見せるも最後は内村が三振に倒れ、澤村に完投を許し
て後半戦の初戦は黒星となり、4連勝はならなかった。


オールスターゲーム開催中の1週間、出場しない選手にとってはちょっとした休みの時間でもあっ
たわけですが、本来ならばこの時間を使って前半戦の反省と課題の洗い出しを行い、課題の克服
に時間を割く、即ち練習に充てる時間でもあったわけです。特に若手選手の場合は……
ところが蓋を開けて見たら国吉は何をやっていたのか?と言わざるを得ない投球内容。
いつものように四球出して、いつものように痛打されて、いつものように失点して……いやいや、序
盤はよく2失点で済んでいたよなあ、と。

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神奈川県の高校出身選手でパワプロ その2 [パワプロ2011決定版]

プレイ時間よりも個人成績を書き写したりする方が長くて面倒なこの企画……
とりあえず、気力が続く限りは続けてみますかね……今回は2年目、及び3年目の結果です。

2年目(2012年) 投手3位 打撃11位 走塁5位 守備9位
ペナント順位:2位 75勝60敗9分 首位と2ゲーム差
交流戦順位:6位 11勝11敗2分 首位と6ゲーム差 5位とゲーム差なし
最終順位
1位:巨人 2位:横浜 3位:ヤクルト 4位:阪神 5位:中日 6位:広島
CS1stステージ 東京ヤクルトスワローズ戦 1勝2敗で敗退
チーム投手成績
防御率2.57(2) 失点397(2) 被安打1058(2) 被本塁打78(4) 奪三振1184(1) 与四球402(3)
チーム打撃成績
打率.222(4) 得点418(4) 安打1074(4) 本塁打60(6) 犠打112(3) 盗塁67(3)
個人タイトル
最多勝:館山昌平 14勝 最優秀救援投手:武田久 43セーブ
最優秀中継ぎ:山口鉄也 40ホールド
ベストナイン外野手:多村仁志
ゴールデングラブ二塁手:平野恵一 三塁手:森野将彦

個人成績 投手
防御率投球回数勝利敗戦セーブHP登板完投完封奪三振WHIP
館山2.19176.1/31430024421760.99
涌井2.57171.2/39100025511671.06
成瀬2.88168.2/3780024602021.14
吉川3.69129.1/345002400841.38
山室3.02119.1/356002400761.31
加賀美3.33119611002400941.34
武田久2.0964.2/3554386500671.04
山口1.1777522406100890.82
3.3265720135600561.17
栂野2.0873.2/3310185500640.85
高橋徹1.8971.1/3631255400570.97
松井光1.4183441135400541.00

















個人成績 野手
打率安打本塁打打点盗塁得点圏出塁率OPS
森野.26114312532.225.3580.728
高橋由.2471307572.265.3390.664
多村.24513318896.297.3020.703
平野.21012402416.215.2590.510
石川.2109421920.181.2730.548
内藤.235938403.268.3010.640
秋山.223815364.241.2910.611
市川.205502173.232.2570.519
G.G.佐藤.230443200.226.2930.628
堂上.198440110.155.2280.435
岩崎達.24439067.087.2820.570
早坂.196291143.235.2360.513
福田.18214051.300.2760.484
田中大.22612110.100.2550.538
小宮山.27511010.143.3700.670
坂田.25610020.222.2930.549
.0912000.000.2000.291
高濱.2001000.000.2000.800
























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被安打12も無失点で3連勝!ペナント前半戦、終了 [横浜DeNAベイスターズ2012]

38歳のベテランコンビで連勝を飾った横浜DeNAベイスターズだが、投手陣の駒不足は未だに
深刻で三浦・藤井とベテラン頼みの陣容だけに、救世主の出現が望まれるところ。
さて本日の横浜DeNA先発は小林太志、対する東京ヤクルトの先発は石川。
その結果は……

東京ヤクルト 0-4 DeNA で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

東京ヤクルトスワローズ第13回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
ヤクルト000000000---0121
DeNA01000300×---480




勝利投手:小林太志 1勝 1敗 1H  セーブ:
敗戦投手:石川雅規 6勝 7敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
石川(二) 渡辺(遊) 中村紀(三) ラミレス(左) 筒香(一) 小池(右) 荒波(中) 高城(捕)
小林太(投)
小林太(5回)→大原(2/3)→菊地(1/3)→藤江→篠原(1/3)→加賀(2/3)→山口
-高城(6回)→鶴岡
東京ヤクルトスワローズ
ミレッジ(左) 田中(二) 松井(中) 畠山(一) バレンティン(右) 宮本(三) 森岡(遊) 相川(捕)
石川(投)
石川(6回)→山本→増渕-相川


広島に3連敗を喫して嫌な流れで迎えた東京ヤクルト戦に連勝し、前半戦最後のカードの勝ち越
しを決めている横浜DeNA。前半戦最後の今日の試合は後半戦への流れを作るためにも、目指
すは今シーズン初の同一カード3連勝。

試合内容は初回、横浜DeNA先発の小林太が2死から松井にセンター前ヒットで出塁されるも畠
山をセカンドゴロに仕留めて無難に立ち上がるが、打線は先頭の石川が出塁するも1死2塁から
中村紀の打球は松井の好守備に阻まれ、ラミレスを敬遠気味に歩かされた後筒香は力の無い
セカンドライナーに抑えられて無得点となったが、2回裏には小池・荒波の連打で無死1・2塁。
残念ながら高城のプロ初打席はセカンドゴロ併殺に倒れるが、小林太志がライト前へのタイムリ
ーを放って今日も横浜DeNAが先制。自ら先制点を叩き出した小林太志は直後の3回表、先頭
の石川に不運な形でヒットによる出塁を許し、1死から田中浩康にはライト前へ上手く運ばれるが
松井・畠山を凡退に仕留めて序盤を無失点で切り抜ける。

中盤の4回、小林太志は2死から森岡・相川・石川と3連打を許し満塁のピンチを迎えたが、中村
紀のファインプレイで無失点に切り抜けると、5回にも2・3塁のピンチを招くも宮本をライトフライに
仕留めて無失点のまま降板。6回も大原・菊地のリレーでピンチを凌いだ横浜DeNAは渡辺の四
球と中村紀のツーベース、更にラミレスの打球をワンバウンド捕球と判定される幸運にも恵まれて
無死満塁のチャンスを作り出すと、小池のタイムリーツーベースで2点を追加。代走の森本がオー
バーランで2死になるも、荒波の打球をレフトのミレッジが落球し4点目。
3点の追加点を奪って1点を争う拮抗した試合の流れを一気に引き寄せる。

その後も横浜DeNAは毎回のように走者を背負いながらも投手陣が踏ん張り無失点。実に7人の
投手リレーで東京ヤクルト打線に12安打を浴びながらも完封リレーで勝利。
昨年5月の阪神戦以来となる同一カード3連勝で、前半戦を締め括った。


今日は期待の高卒ルーキー捕手・高城が一軍初スタメンとなったわけですが、それが功を奏した
のかコバフトが意外にも好投してくれました。それでもまあ、8安打を浴びたわけですが……
特に今日の内容はシュートが良かったですね。
これはルーキーイヤーに6勝を挙げた先発コバフトが戻ってきたのかも?
あとは打撃結果が2打席凡退と初ヒットはお預けだったものの、高城は期待が持てますね。
いやいや、本当に高卒ルーキーですか?と言いたくなるほどに落ち着いていて、今後の成長が本
当に楽しみな選手だな、という印象を与えてくれました。
最近筒香がダメダメなだけに、楽しみが一つ増えた試合でしたね。

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ノリラミ連弾!番長がリーグ最多5完投目でシーズン8勝目 [横浜DeNAベイスターズ2012]

取って取られてのシーソーゲームとなった昨日の試合を、3年ぶりとなる石川の一発で勝ちとっ
た横浜DeNAベイスターズ。
今日の試合も勝って、東京ヤクルトに勝ち越してAS休みを迎えたいところ。
さて本日の横浜DeNA先発は三浦、対する東京ヤクルトの先発は赤川。
その結果は……

東京ヤクルト 2-6 DeNA で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

東京ヤクルトスワローズ第12回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
ヤクルト000100001---280
DeNA20200002×---690




勝利投手:三浦大輔 8勝 4敗  セーブ:
敗戦投手:赤川克紀 5勝 5敗
本塁打:中村紀洋 第7号(1回ソロ) 第8号(8回ソロ)
     アレキサンダー・ラモン・ラミレス 第11号(1回ソロ) 小池正晃 第2号(8回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
石川(二) 渡辺(遊) 中村紀(三) ラミレス(左) 筒香(一) 森本(右) 荒波(中) 黒羽根(捕)
三浦(投)
三浦-黒羽根
東京ヤクルトスワローズ
ミレッジ(左) 三輪(三) 田中(二) 畠山(一) バレンティン(右) 松井(中) 森岡(遊) 相川(捕)
赤川(投)
赤川(3回)→フェルナンデス(2回2/3)→正田(1回1/3)→押本-相川


打撃好調の石川のツーランホームランで勝ち越し、点の取り合いを制して連敗を止めた横浜De
NAとしては、チームを立て直して後半戦の逆襲をかけるためにもカード勝ち越しはしておきたい
ところ。

試合内容は初回に横浜DeNA先発の三浦が東京ヤクルト打線を三者凡退に仕留めると、直後
の攻撃で2死から中村紀・ラミレスが連続でレフトスタンドへ運ぶソロホームランを放ち、今日も
先制に成功すると3回裏には三浦・石川の連打と渡辺の送りバントで1死2・3塁のチャンスを作
り出し、中村紀のライト前タイムリーで石川も生還して序盤でリードを4点に広げる。

3回まで無失点で抑え4点のリードを貰った三浦だったが4回表、先頭の三輪に内野安打で出塁
を許すと田中浩康にライト前へ運ばれ連打で無死1・2塁のピンチを背負ってしまうと、畠山をサー
ドゴロ併殺に仕留めたもののバレンティンには左中間へのタイムリーを許して1点を返されてしま
うが、三浦は最小失点でこの窮地を切り抜ける。
その後互いに点が入らず膠着した試合だったが8回裏、中村紀と途中出場の小池の連続ホーム
ランで2点を追加し点差を5点に広げる。
三浦は9回表にミレッジ・代打川端の連打で1点を失い、1死から畠山に不運な形で内野安打の
出塁を許してしまうが、最後はバレンティンをピッチャーゴロ併殺に仕留めて試合終了。
三浦が今シーズン4度目の完投勝利を飾り、横浜DeNAは連勝で前半最後のカード勝ち越しを決
めた。


やっぱり大番長は頼りになりますね。
今シーズン5度目の完投、しかも4度目の完投勝利を納める38歳の大ベテラン投手……
マジで今の若手(特に横浜DeNA)は見習うべきですね。
こんな生きた教本が身近に居ながら、どうして横浜DeNAの先発投手陣はアレなのか?と。
あとは久しぶりに出たラミレス・中村紀の連続ホームラン。
GWの中日戦で土壇場に岩瀬から放って引き分けた試合以来となる、ラミノリアベック弾でしたが、
5番の置物はともかく、あれで一気に試合の流れが横浜DeNAに傾きましたね。
5番の置物はともかく紀さんは2打席目でもタイムリー打っていますし、5番の置物はともかく最後
の打席でもダメ押しのホームランを小池と一緒に放って番長を後押し。
5番の置物はともかく、三浦登板時のノリさんは頼りになりますし頼もしいですね。
5番の置物はともかく荒波のあわやホームランという惜しい打球もありましたし、5番の置物はとも
かく番長が完投したからこそ出番が無かったけど期待の高卒捕手・高城も昇格したし、5番の置
物はともかく色々と楽しみが見られる試合でした。

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