ブログ開設５ヶ月目 [時事ネタ雑記]
お陰様をもちまして、このブログは開設から５ヶ月を迎えました。
些か中途半端な時期ではあるのですが、
ちょっとした実験も兼ねてこの記事を書きます。
スルーしていただいても結構ですが、
やはり実験の反応が気になるところなので、
出来れば皆様には読んでいただきたいところですね。
では、実験を開始致します。
開設５ヶ月記念SS
(元ネタは化物語の、オリジナルストーリー)
今の僕は、非常に微妙な立ち位置にいる。
後輩であり、バスケ部のエース―元エースと呼ぶべきだろうか？―の
神原駿河が遭遇した怪異に、一応の解決を見た時期と呼ぶべきか……
それとも、またぞろ怪異に関するトラブルに巻き込まれながらも、
戦場ヶ原と羽川に交互に勉強を見てもらった夏休みを終え、
無事に二学期の始業式を迎えたところと言うべきなのか……
その辺りのことは判然としないが、一つだけはっきりしているのは、
『これは本編と全く持って関係のない話だ』という事である。
「阿良々木くん、いい度胸をしているわね」
開口一番、朝早くに僕を呼び出した戦場ヶ原ひたぎが言い放った。
ゴールデンウィークが明けてすぐに、
僕は彼女が抱える怪異を解決するために力を貸した。
尤も、知り合いの専門家である忍野に言わせればそれは、
戦場ヶ原が勝手に助かっただけなのだが。
それ以降、僕と戦場ヶ原は付き合い始め、
今では世間一般で言う『彼氏』『彼女』の関係である。
普段はストレートのロングだが、
今日は珍しいことに髪型がポニーテイルになっている。
残暑は幾らか和らいだといえど、それでも暑さが厳しい９月の頭。
僕は「今すぐ来て頂戴」という言葉と共に場所を指定され、
こうして戦場ヶ原に会いに来たのだが。
「この私の呼び出しなのに５分も遅れてやってくるなんて、
本当に阿良々木くんは、いい度胸をしているわ」
「お前が電話してきたのは５分前じゃないか！」
「何を言っているの？私が呼び出したのだから、
阿良々木くんは５秒以内に私の元へ来るのが当然でしょう？
吸血鬼なんだから、それ位簡単なことじゃない」
「元・吸血鬼だ！それに吸血鬼だからって、
５秒で来る事なんか出来やしないぞ」
「あら、出来ないの？
てっきり瞬間移動でも出来るのかと思っていたのだけれど。
チビでお世辞にもイケメンとは言えない、
偏差値０の素人童貞な阿良々木くんでは無理、ということかしら？」
「僕の身長の話題には触れるな！」
こいつ、まだそのネタを引っ張るつもりなのか！？
下手すると、忘れている人もいるかもしれないのに。
っていうか、今は判らないが当時の僕の偏差値は４６だ。
「どこぞの都市にいる、百合中学生と一緒にしないでくれ」
「阿良々木くんが相手の気を探って瞬間移動できるっていうのは、
私の聞き間違いだったのかしら」
「僕はスーパーサイヤ人か！？っていうか、そんな話したこともねえよ」
怪異狩りと戦った経験はあっても、
ナメック星に行った事も無ければ、フリーザと闘った事も無いぞ！
それはともかく、戦場ヶ原が僕を呼び出した理由が判らない。
僕は仕方なく、理由を問いただすことにした。
そうでもしなければ、話が進みそうに無かったからだが。
「別に大した理由は無いわ。いつもと髪形が違うことに気付きなさいとか、
ちゃんと靴までみなさいとか、私の一言に３つの言葉で返事しなさいとか、
そんな事を言うつもりも無いわ。
阿良々木くんは今日が何の日か知ってる？」
「えーと……９月１日だから、確か防災の日、だろ？」
「そう。関東大震災があった日でもあるわ。
でも、そんなことを言いたいがために呼び出したわけじゃないの。
今日はね、この不愉快なSSを書いている作者のブログが開設して、
５ヶ月目に当たる中途半端な日なのよ。
半年でも１年でもなく、５ヶ月という中途半端な記念日。
大方、半年目を迎える頃にはアニメが終わってしまうから、
その前に私を出して無理やり祝ってしまおうっていう魂胆でしょうけどね」
「しかし、なんだって戦場ヶ原が選ばれたんだ？」
「どうせ作者がドＭだからでしょう、と言いたいところだけど。
恐らくは消去法で選ばれたんだと思うわ。
『羽川様』には作者の頭がついて行けないでしょうし、
神原では話がまとまりそうもないし、
阿良々木くんの妹たちは特性が掴みきれていないみたいだし」
八九寺では僕とのセクハラによる絡みしかないし、
アニメではまだ出番の無い千石では、話が余計に進みそうも無い。
加えて忍では原作を知らない人たちが混乱しかねない。
となれば、必然的に戦場ヶ原が残るわけか……
僕の隣では戦場ヶ原が、
「この作者は万死に値するわね」などと物騒なことを口走っている。
冒頭にも述べたとおり、これは本編と全く関係ない。
従って、戦場ヶ原が言っている作者というのも、
本編の原作者である『西尾維新』先生ではなく、
ヲタ色の強いこのブログの『アロンダイト』とかいう奴の事であろう。
全くもって、迷惑な話である。
「それで、具体的にどうすればいいんだ？」
「そんなの決まっているじゃない。
私と阿良々木くんで、お祝いを言えば済む話よ。
阿良々木くん。困っている人がいれば、
見ず知らずの人でも手を差し伸べてしまう阿良々木くん。
私は阿良々木くんと一緒に、お祝いしたいのよ」
まあ、戦場ヶ原に友達がいないのは相変わらずだし、
戦場ヶ原に頼りにされるのも悪くは無いのだが。
僕と戦場ヶ原は声を揃えてお祝いを言う事になり、
そして――――――
「ブログ開設５ヶ月、おめでとうございます！」
見事に僕の声だけが響くのだった。
今回のオチ。
自分一人だけが言わされたことに納得のいかない僕は、
戦場ヶ原にやり直しを要求したものの、
当然の如く聞き入れてはもらえなかった。
ただ一言
「ベタな手法だけど、
作者は阿良々木くんのポジションを良く理解していると思うわ」
だそうである。
そういう嫌な理解はされたくねえ。
こいつが書くと、僕は戦場ヶ原に貶められるって事か？
まあ、貶められ方は本編よりマシと言えなくも無いが、
正直願い下げである。
「僕のポジションって一体、何なんだろうか？」
「私の恋人よ」
口を突いて出た僕の愚痴に戦場ヶ原は間髪を入れず、
臆面も見せずに言ってのけた。
こういうことに関しては、相変わらず直球表現をする奴である。
そうとも。
こういう部分をひっくるめて、僕は戦場ヶ原の全てが好きなのだ。
だからこそ、僕にも目標が出来た。
その目標というのもアニメの１０話辺りで明らかになるだろうから、
今ここで言う必要も無いだろう。
簡単に成し遂げられるとは思っていないが、
僕の目標を応援し、協力してくれる羽川や、
戦場ヶ原の想いに応えるためにも、今は頑張るしかないのだ。
少しでも長く、戦場ヶ原と同じ道を歩み、
少しでも長く一緒にいるために――――――
了
ここまでお読みになられた方々、
駄文にお付き合い頂き、ありがとうございます。
本当は2000nice!の時に載せようかとも思いましたが、
予想よりも早く到達してしまったので、
半端な区切りではありますが開設５ヶ月経過記念にしました。
半年だとアニメ終わってますからねw
(その割には、推敲にあまり時間を割けませんでしたが……)
コメントで感想なんか書いてくれるとありがたいです。
ついでにネタも提供していただけるとありがたいかも。
とは言っても、あくまでも実験的意味合いが強いので、
反応次第ではこの１本だけで終わりになりますが……
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
これからも気紛れに昔のアニメのレビューも行うので、
皆様今後とも宜しくお願い致します。
些か中途半端な時期ではあるのですが、
ちょっとした実験も兼ねてこの記事を書きます。
スルーしていただいても結構ですが、
やはり実験の反応が気になるところなので、
出来れば皆様には読んでいただきたいところですね。
では、実験を開始致します。
開設５ヶ月記念SS
(元ネタは化物語の、オリジナルストーリー)
今の僕は、非常に微妙な立ち位置にいる。
後輩であり、バスケ部のエース―元エースと呼ぶべきだろうか？―の
神原駿河が遭遇した怪異に、一応の解決を見た時期と呼ぶべきか……
それとも、またぞろ怪異に関するトラブルに巻き込まれながらも、
戦場ヶ原と羽川に交互に勉強を見てもらった夏休みを終え、
無事に二学期の始業式を迎えたところと言うべきなのか……
その辺りのことは判然としないが、一つだけはっきりしているのは、
『これは本編と全く持って関係のない話だ』という事である。
「阿良々木くん、いい度胸をしているわね」
開口一番、朝早くに僕を呼び出した戦場ヶ原ひたぎが言い放った。
ゴールデンウィークが明けてすぐに、
僕は彼女が抱える怪異を解決するために力を貸した。
尤も、知り合いの専門家である忍野に言わせればそれは、
戦場ヶ原が勝手に助かっただけなのだが。
それ以降、僕と戦場ヶ原は付き合い始め、
今では世間一般で言う『彼氏』『彼女』の関係である。
普段はストレートのロングだが、
今日は珍しいことに髪型がポニーテイルになっている。
残暑は幾らか和らいだといえど、それでも暑さが厳しい９月の頭。
僕は「今すぐ来て頂戴」という言葉と共に場所を指定され、
こうして戦場ヶ原に会いに来たのだが。
「この私の呼び出しなのに５分も遅れてやってくるなんて、
本当に阿良々木くんは、いい度胸をしているわ」
「お前が電話してきたのは５分前じゃないか！」
「何を言っているの？私が呼び出したのだから、
阿良々木くんは５秒以内に私の元へ来るのが当然でしょう？
吸血鬼なんだから、それ位簡単なことじゃない」
「元・吸血鬼だ！それに吸血鬼だからって、
５秒で来る事なんか出来やしないぞ」
「あら、出来ないの？
てっきり瞬間移動でも出来るのかと思っていたのだけれど。
チビでお世辞にもイケメンとは言えない、
偏差値０の素人童貞な阿良々木くんでは無理、ということかしら？」
「僕の身長の話題には触れるな！」
こいつ、まだそのネタを引っ張るつもりなのか！？
下手すると、忘れている人もいるかもしれないのに。
っていうか、今は判らないが当時の僕の偏差値は４６だ。
「どこぞの都市にいる、百合中学生と一緒にしないでくれ」
「阿良々木くんが相手の気を探って瞬間移動できるっていうのは、
私の聞き間違いだったのかしら」
「僕はスーパーサイヤ人か！？っていうか、そんな話したこともねえよ」
怪異狩りと戦った経験はあっても、
ナメック星に行った事も無ければ、フリーザと闘った事も無いぞ！
それはともかく、戦場ヶ原が僕を呼び出した理由が判らない。
僕は仕方なく、理由を問いただすことにした。
そうでもしなければ、話が進みそうに無かったからだが。
「別に大した理由は無いわ。いつもと髪形が違うことに気付きなさいとか、
ちゃんと靴までみなさいとか、私の一言に３つの言葉で返事しなさいとか、
そんな事を言うつもりも無いわ。
阿良々木くんは今日が何の日か知ってる？」
「えーと……９月１日だから、確か防災の日、だろ？」
「そう。関東大震災があった日でもあるわ。
でも、そんなことを言いたいがために呼び出したわけじゃないの。
今日はね、この不愉快なSSを書いている作者のブログが開設して、
５ヶ月目に当たる中途半端な日なのよ。
半年でも１年でもなく、５ヶ月という中途半端な記念日。
大方、半年目を迎える頃にはアニメが終わってしまうから、
その前に私を出して無理やり祝ってしまおうっていう魂胆でしょうけどね」
「しかし、なんだって戦場ヶ原が選ばれたんだ？」
「どうせ作者がドＭだからでしょう、と言いたいところだけど。
恐らくは消去法で選ばれたんだと思うわ。
『羽川様』には作者の頭がついて行けないでしょうし、
神原では話がまとまりそうもないし、
阿良々木くんの妹たちは特性が掴みきれていないみたいだし」
八九寺では僕とのセクハラによる絡みしかないし、
アニメではまだ出番の無い千石では、話が余計に進みそうも無い。
加えて忍では原作を知らない人たちが混乱しかねない。
となれば、必然的に戦場ヶ原が残るわけか……
僕の隣では戦場ヶ原が、
「この作者は万死に値するわね」などと物騒なことを口走っている。
冒頭にも述べたとおり、これは本編と全く関係ない。
従って、戦場ヶ原が言っている作者というのも、
本編の原作者である『西尾維新』先生ではなく、
ヲタ色の強いこのブログの『アロンダイト』とかいう奴の事であろう。
全くもって、迷惑な話である。
「それで、具体的にどうすればいいんだ？」
「そんなの決まっているじゃない。
私と阿良々木くんで、お祝いを言えば済む話よ。
阿良々木くん。困っている人がいれば、
見ず知らずの人でも手を差し伸べてしまう阿良々木くん。
私は阿良々木くんと一緒に、お祝いしたいのよ」
まあ、戦場ヶ原に友達がいないのは相変わらずだし、
戦場ヶ原に頼りにされるのも悪くは無いのだが。
僕と戦場ヶ原は声を揃えてお祝いを言う事になり、
そして――――――
「ブログ開設５ヶ月、おめでとうございます！」
見事に僕の声だけが響くのだった。
今回のオチ。
自分一人だけが言わされたことに納得のいかない僕は、
戦場ヶ原にやり直しを要求したものの、
当然の如く聞き入れてはもらえなかった。
ただ一言
「ベタな手法だけど、
作者は阿良々木くんのポジションを良く理解していると思うわ」
だそうである。
そういう嫌な理解はされたくねえ。
こいつが書くと、僕は戦場ヶ原に貶められるって事か？
まあ、貶められ方は本編よりマシと言えなくも無いが、
正直願い下げである。
「僕のポジションって一体、何なんだろうか？」
「私の恋人よ」
口を突いて出た僕の愚痴に戦場ヶ原は間髪を入れず、
臆面も見せずに言ってのけた。
こういうことに関しては、相変わらず直球表現をする奴である。
そうとも。
こういう部分をひっくるめて、僕は戦場ヶ原の全てが好きなのだ。
だからこそ、僕にも目標が出来た。
その目標というのもアニメの１０話辺りで明らかになるだろうから、
今ここで言う必要も無いだろう。
簡単に成し遂げられるとは思っていないが、
僕の目標を応援し、協力してくれる羽川や、
戦場ヶ原の想いに応えるためにも、今は頑張るしかないのだ。
少しでも長く、戦場ヶ原と同じ道を歩み、
少しでも長く一緒にいるために――――――
了
ここまでお読みになられた方々、
駄文にお付き合い頂き、ありがとうございます。
本当は2000nice!の時に載せようかとも思いましたが、
予想よりも早く到達してしまったので、
半端な区切りではありますが開設５ヶ月経過記念にしました。
半年だとアニメ終わってますからねw
(その割には、推敲にあまり時間を割けませんでしたが……)
コメントで感想なんか書いてくれるとありがたいです。
ついでにネタも提供していただけるとありがたいかも。
とは言っても、あくまでも実験的意味合いが強いので、
反応次第ではこの１本だけで終わりになりますが……
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
これからも気紛れに昔のアニメのレビューも行うので、
皆様今後とも宜しくお願い致します。
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オリジナルってこれご自分で書かれたんですか？
冒頭から全部？？
化物語の小説を読んでるようでしたがｗ
面白かったですよ！
普通に小説を読んでるようでした！
ひたぎとありゃりゃぎ君の立ち位置がアニメを彷彿させて面白かったです＾＾
遅ればせながら開設５ヶ月おめでとうございます。
って私より始められたの遅いんですねｗｗ
記事の内容なんか見てもてっきりベテラン様かと思っておりましたよｗ
私も記事をうまく書けるようになりたいなぁ。
私は文才が全くないのでｗｗ
個人的に私が遊びに行かせてもらってるブログさんの中で、数少ない野球記事を書かれてらっしゃるので、そちらも毎度楽しみに読ませてもらっております。
これからも面白い記事楽しみにしております。
それにしても横浜は借金が３１もあるのですね(゜д゜)
３０連勝しても借金がなくならないってある意味すごいな…
by bapio (2009-09-01 11:31)
bapioさん、nice!とコメントありがとうございます。
これは全部私が書いたオリジナルですよ。
化物語らしさを出すのに苦労しましたが、
楽しんで頂けて幸いです。
横浜は残り試合全て勝って、
ようやく５割到達なんですが……
今日も負けてます orz
内川と村田がいない状況ですから、
仕方ないのかもしれませんけどね。
by アロンダイト (2009-09-01 19:18)
大変面白く拝見させていただきました。キャラもよく捉えておられると思いますし、凄く良いできだと思います。私が偉そうに言うことではないのですが。個人的には、「ちょっと前のラノベだと、こんな感じのキャスト座談会風のあとがきあったよね」とか思いながら読ませていただきました。私には、硬派かけないので凄く羨ましいですね。本当に、凄いですね。
と言うより、この記事数、このnice！数でまだ開始5ヶ月というのが素晴らしいですね。毎回楽しみに拝見させていただきます。
by takao (2009-09-01 20:51)
takaoさん、nice!とコメントありがとうございます。
ほぼ毎日、アニメと野球の記事を１つは書いていますから、
月平均７０を越えてますね……
これからもよろしくお願いします。
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Evan http://saralift.canalblog.com/archives/2013/08/13/27828816.html
by Evan (2013-10-06 19:20)