戦う司書 The Book of Bantorra 第２０話

戦う司書の第２０話を見ました。武装司書の真実を知り、
失意のうちにこの世を去ったヴォルケン。一方オリビアは……

第２０話-弔鐘と本と死にたがりの少年-

ハミュッツは反逆者・ヴォルケンを抹殺し、
菫の咎人の記憶を持つオリビアをダライ鉱山へと追い詰めたものの、
あと一歩のところで取り逃がしてしまったが、
その日を境に世界の様子は一変していく。

追憶の戦器・ユックユックに込められた、
愛の記憶を取り戻す魔法の影響で記憶と自我を取り戻した教団の「肉」が、
教団に叛旗を翻すと同時に武装司書に保護を求め、
バントーラ図書館が存在する過去神島に次々と押し寄せていた。

加速度的に教団を追い詰めていく武装司書たち。
だが、教団の細菌テロを防ぐため単独でトアット鉱山へと赴き、
任務にあたっていた見習い武装司書のノロティが殉職したのを期に、
またしても世界の情勢は過度な変化を行うのだった。
ノロティの死にショックを受けるエンリケは、
ラスコールから託されたノロティの本を頼りに、
図書館を離れて最後の任地であるトアット鉱山へと向かう。
一方でバントーラ図書館には世界最大の軍事力を誇り、
友好国でもあったイスモ共和国が図書館に対し宣戦布告を行ったという情報が入り、
ユキゾナとユーリは領海に侵入した艦隊の真偽を確かめに赴く。

楽園管理者がどうやってイスモを敵対させたのか、
その理由まで思い至らぬまま迎撃の命令を下すハミュッツだったが……

いきなりノロティが殉職した状況から始まった今回の戦う司書。

教団が記憶を奪い、奴隷として使ってきた肉と呼ばれる存在。
それが一斉に記憶を取り戻し、叛旗を翻したことから、
教団と武装司書の戦力バランスが一気に崩れ始めたわけですが、
現・楽園管理者との戦いもいよいよ最終局面といったところでしょうかね。

相手を殺さないことを自らの戒めとしているノロティ。
トアット鉱山を訪れ、テロの首謀者であるアーキットの捜索を行い、
細菌テロを未然に防いだもののアーキットに細菌を用意した、
楽園管理者であるカチュアの存在を知った彼女と、
ノロティの死に楽園管理者が関っていることを知ったエンリケ。
そしてノロティと共に発見されたダルトンの遺体。
ノロティは背後から刃物で一突きにされて死んでいるらしいですが、
アーキットの年齢を考えると背後から一撃で、
というのは非常に考え難いので、
可能性があるとすれば犯人はダルトンでしょうかね。
ただ、エンリケに調査報告書を見せた一般司書は上司だと言っていましたが、
ビザークを殺した彼がノロティと一緒に発見された理由とは？

オリビアを取り逃して以降、めまぐるしく状況が変わっていく中、
武装司書が追い詰めているのかと思いきや、
友好国から宣戦布告されて戦争状態へと突入したバントーラ。
兵の質で圧倒的に勝る武装司書相手にどうするのかと思いきや、
周辺各国が次々とバントーラに宣戦布告を開始し、
量に於いて武装司書は圧倒的不利な状況に。
国民全員が教団員になったようだと評するハミュッツだが、
楽園管理者が世界中に仕掛けた代物とは何なのか？
そして、ノロティだけが楽園管理者を追い詰めた理由とは？
全ての鍵はアーキットが握っていそうな気もしますが、
アーキットが命を狙われている理由とは何なのか？

単独で何かを調べていたミンスは、戦いの行方を左右しかねない、
重大な情報を入手したことで命を狙われる。
一方イスモに呼応するかのように各国が宣戦布告を開始したのを受けて、
ハミュッツは島外活動を行っている全司書に対して、
緊急帰還命令を発する事となる。
楽園管理者であるカチュアの策略で、世界の敵となった武装司書たち。
この窮地を脱する方法は存在するのか？


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コメント 7

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