対立激化! [スポーツ]

注目の2010年度F1エントリーリストが発表されたわけですが、
既存10チームにカンポス・USF1・マノーの新規参戦を加えた全13チーム。

ところがここにもまだ問題が……

除名処分となったウィリアムズとフォース・インディアを除くFOTAの8チームは、
条件付でのエントリー申請を行っていたのだが、
フェラーリ、レッドブル、トロ・ロッソの3チームが正規エントリー扱いとなっていた。

このことに、正規エントリー扱いとなった3チームが激怒し、
FOTAとM・モズレーとの溝は更に深まったようである。

既存のチームでモズレーが決定したレギュレーションを支持しているのは、
実質ウィリアムズのみで、フォース・インディアも反対の立場にある。

なお、FIAは条件付エントリーを行ったチームに対し、
6月19日の就業時間終了(イギリスGPのフリー走行終了)までに
条件を取り下げるよう勧告している。
今シーズンはブラウンGPの独走状態となり、
他のチームには諦めの空気が漂い始めている。
事実、ウィリアムズは来シーズン用のマシン開発を行っていると公式に発言しており、
このままではイギリスGPが最後のF1になる可能性も出てきた。

どうやらモズレーさんは、なんだかんだ言いながら押し通す気のようだ。
そもそも、F1というのはなんなんだろう?
世界最高の技術力を集めた、
世界最高峰の自動車レースではなかったのだろうか?
経費削減は良いし、予算に制限をかけるのが悪いことだとは思わない。
限られた予算の中でどうやりくりして、良いマシンを作り出すか……
それもまた技術の見せ所と言えるだろう。
とは言っても、現在のF1はあまりにも規制が多すぎて面白味に欠けるのだが……

今回のレギュレーション改正の問題点は2点。
制限の上限が低すぎるため、その準備が間に合わない事と、
今までと全く異質の技術格差が生まれることである。

金持ちには金持ちの、貧乏人には貧乏人の戦い方というものがある。
それが競争の世界であり、そこにF1の魅力を感じると私は考えている。

必要なのは下を支援して力を伸ばすことであって、
上を押さえつけて力を抑制する事ではない。
上を押さえつけるモズレーのやり方は、F1にとって決して益をもたらさないと思うのだが……

皆さんはどう思いますか?


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