Starship Operators

最近見た昔のアニメの感想。
今回はスターシップ・オペレーターズのお話です。

-Starship Operators-

水野良原作　メディアワークス(現・アスキーメディアワークス)発行
月刊誌電撃大王連載漫画　電撃文庫ライトノベルアニメ化作品
２００５年１月から、同年３月まで放送　全１３話


西暦２３００年――――――
惑星国家のひとつであるキビは、
強大な軍事力を誇るヘンリエッタ星域惑星国家同盟(通称、王国)の攻撃を受け、
降伏を余儀なくされる。
キビの最新鋭戦闘艦アマテラスで演習を行っていた
香月シノンら、士官候補生は演習終了直前にそれを知る事となる。
神崎キスカを始めとする、王国の支配を望まない候補生らはこれに反発。
シノンは正規の軍人ではない自分たちが王国と戦うことが如何に無謀なのかを説き、
なんとか諌めようとするが上手くはいかなかった。
現実問題として、王国と戦うだけの力が無い候補生たちだったが、
戦闘映像を独占的に配信させるという条件の下、
大手放送局である銀河ネットをスポンサーに付けてアマテラスを購入、
王国に対して戦いを挑んでいくこととなる。

というのが第１話のおおまかなあらすじかな。

何事に付けて合理的なシオンは、
それでも非情になりきれず仲間を見捨てることも出来ず、
なし崩し的に参加することになる。
そこを受けて側がどう捉えるかで、シオンのイメージが変わりそうですね。

元々、戦力に圧倒的な開きがあるわけで、
そういう意味では王国打倒を掲げはしたものの、
逃げるアマテラスと追う王国軍という構図になるのは致し方ないでしょう。

戦争における感情の変化が少ないのはお約束として、
戦闘機を使った高機動戦はなく、戦艦同士の艦隊戦が基本
(アマテラスの場合一隻だけなので、艦隊とは呼べませんが)
になるため、緊迫感はあっても爽快感のようなものはありませんのでご注意を。

ただ、若干ながら詰めた感じがあるので、
１３話構成だったのは少々勿体無かったように思えます。
個人的には気に入っている作品の一つですね。

OPが川田まみさん、EDがKOTOKOさんというのもありますが、
川澄綾子さんと伊藤静さんが出ている時点で私は十分満足です。

タグ：スターシップ・オペレーターズ アニメ 電撃文庫 アスキーメディアワークス 水野良

コメント 5

これ、角川グループ創立60周年記念作品でしたね。当時は、人気のラノベ他にも在ったのに、「何でこれ？」と思った記憶があります。夕方の放送でしたし。原作は好きでしたが、不思議でしたね。

＞ただ、若干ながら詰めた感じがあるので、
＞１３話構成だったのは少々勿体無かったように思えます。

私はすむ場所的に見ることができませんでしたが、そんな話は聞いたことがあります。で、説明がないから、原作を買った人が多かったとか。

で、残念ながら、原作の方は6巻以降出ていないのですよね。何でも撃ちきりとか何とか。5巻までしか読んでいませんが、今から盛り上がってきそうな感じだっただけに、非常に残念でした。
by takao (2009-07-13 00:51) 

声優豪華ですねぇ…！
アマテラスと聞くとﾞ大神ﾞというゲームを思い出してしまいます(;´ω｀)
全部で１３話って展開が早そうな気が…
書き込み失礼しましたm(__)m
by Vellber (2009-07-13 00:53) 

takaoさん、nice!とコメントありがとうございます。

確か平日の夕方放送だったので、
リアルタイムでは殆ど見れていません。
原作の方は打ち切りですか……残念ですね。


Vellberさん、nice!とコメントありがとうございます。

大神とは、随分と懐かしいゲームですね……
中古ショップで１０００円切ってた頃に買って、
やったことあります。


さて……そろそろ時間なので、
かなめもと咲を見てきますw
by アロンダイト (2009-07-13 01:25) 

ED曲がKOTOKOさんには珍しいバラード調の曲「地に還る」で、これがまたいいんですよね。
特に最終話のクライマックスではフルコーラスで流れるので、何かとてもよい作品だったように錯覚してしまいました（苦笑）
by アリア・ポコテン (2009-07-13 04:20) 

アリア社長、nice!とコメントありがとうございます。

確かにKOTOKOさんのバラード調の曲って珍しいですよね。
テーマ曲も作品を構成する重要なものですから、
曲の良し悪しが作品のイメージに影響を与えるのは、
致し方ないことでしょう。

by アロンダイト (2009-07-13 20:06)