君に届け 第１７話

君に届けの第１７話を見ました。
というわけで、感想です。

第１７話-休日-

球技大会も終わり、
季節は秋に移りはじめた１０月最後の日曜日。
千鶴とあやねを初めて自宅へ招待する事となった爽子だが、
これまで家に呼ぶ友人など居なかったことから、
どうやって二人をもてなせばいいのか判らず、
とりあえず手作りのケーキを用意する事にした。

初めて爽子が招待した友達のことが気になる父親だったが、
ともすれば厚かましいと言える千鶴の態度と、
一見まともそうでも耳にピアスの穴を複数開けているあやねに、
思いっきり不安を抱いてしまう。

二人を自室に案内した爽子は、
あやねから打ち上げで行ったカラオケの時の写真を渡されるのだが、
その中に熟睡して風早に寄りかかっている写真が収められていたことで、
激しく動揺してしまう。
あやねは風早に愛を告白したらどうか、と爽子を焚き付けるのだが、
爽子の思考が未だそこまで到達していないことを知り、
密かに風早を哀れむのだった。

一方、マルの散歩に出ていた風早は途中で龍と出会うが、
爽子を連れてアパートへ来い、というピンからの電話を受ける。
龍から千鶴が爽子の家に遊びに行っている事を聞かされた風早は、
マルをダシに千鶴に電話して爽子に繋いで貰おうとするのだが……

え～……にゃんこい！の記事でも散々書いてきた気がしますが、
盗撮は犯罪行為です!!
絶対に行わないで下さい。

念のために書いておくと盗撮とは、
被写体、または対象の管理者に了承を得ず、密かに撮影を行うことを指し、
判りやすく言えば、本人が「撮影してもいいですよ」と言っていないにも拘らず、
本人が気付かないうちに勝手に写真を撮ったりしてしまうこと、ですね。
つまり性的な意味合いが介在するか否かは、全く関係ないわけです。

まあ、案の定１５話のラスト以降で風早はツーショットを目撃され、
あやねによって写真に収められてしまった、と。

普段は耳が髪の毛で隠れているから気付きませんでしたが、
あやねってかなりピアスの穴を開けてますね。
左の耳だけで６個開いてました、少なく見積もっても７個以上ですか……
ひょっとして２桁開けてるのかも。
まあ、右耳には一切開けていない可能性もありますが。
呼び出された爽子の付き添いでピンのアパートまで行くものの、
風邪で弱りきっているピンに対して怪談話を吹き込んだり、
千鶴が「基本ドＳ」と言っていた一面が垣間見えましたね。

ピンの看病をして遅くなったことから、
爽子を送っていく事になった風早ですが、何故か此処で龍がKYな子に……
いやいや、正直何やってるの？と言いたい行動でした。
まてよ!?あれは爽子と風早を二人っきりにしつつ、
千鶴と一緒に帰るための計算し尽くされた芝居だったのかも。
というか、そう考えなければ今までの龍は何だったんだ？
と言いたくなるほどのKYな行動でした。
やはり龍は天然なのか装っているだけなのか、判断が難しいですね。

そして、今のところ風早に告白するつもりが無い爽子。
風早が好きという気持ちに気付き、それをはっきりと自覚したにも拘らず、
そこから先の部分に思考が及んでいない感じですね。
普通の人にとっての恋愛感情や気持ちの動きというのは、
ある意味見通しはいいけど曲がりくねった平坦な道か、
斜面のような感じですけど、
爽子にとっては次の上面が見えない程高い昇り階段か、
もしくは深い降り階段みたいなものでしょうかね。

千鶴とあやねが抱いたように、風早と爽子の関係は、
もう付き合っちゃえよ、と言いたくなるわけですが、
残念ながら当人たちはまだそこまで辿り着けていないので、
暫くはやきもきしながら見る事になりそうですね。


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