セ・リーグも開幕直前 [スポーツ]
アニメも最終回を迎え、
一応見たものの記事が溜まりすぎていつになるか判らないけど、
絶対に記事は書くぞ、と心に決めながらも現実逃避する私ですが、
とりあえず４月からはアニメ記事を今の半分に減らそうと反省中。
さて、先週末に一足早くパ・リーグが開幕したにも拘らず、
何故か野球の空白期間が発生しているわけですが、
いよいよ明後日からパ・リーグも再開、そしてセ・リーグは開幕を迎えます。
本日は既に１軍登録メンバーの発表があったわけですが、
実は昨年の新人開幕一軍メンバーは１２球団で８人程度だったにも拘らず、
今シーズンは読売の長野を始め、新人が結構居ますね。
セ・リーグ開幕一軍の新人選手は以下の通りです。
土本 恭平投手 市川 友也選手 長野 久義選手(読売ジャイアンツ)
松井 雅人選手 大島 洋平選手 松井 佑介選手(中日ドラゴンズ)
荒木 貴裕選手(東京ヤクルトスワローズ)
藤川 俊介選手(阪神タイガース)
加賀 繁投手(横浜ベイスターズ)
セ・リーグだけで９人、しかも広島以外は全部新人開幕一軍メンバーが居ますね。
これは不作と言われていたドラフトでしたが、即戦力はそれなりに居た、
ということでもあるんでしょうね。
そして独断と偏見による戦力分析、今回はセ・リーグ編ですが、
まずは読売ジャイアンツから。
２位中日と１０ゲーム差、３位東京ヤクルトと２０ゲーム以上引き離し、
完全独走で３連覇を果たした読売ジャイアンツ。
公約通り長野を獲得し、メジャー帰りの小林雅英、FAの藤井を獲得し、
左の中継ぎエースである山口を先発に転向させる事で、
高橋尚の穴を埋めようとしたものの、
山口は経験不足とスタミナ不足を露呈させて２軍スタートが確定。
更には昨年の勝ち頭の一人でもあるグライシンガーが、肘の緊急手術で開幕絶望。
最短でも５月以降の復帰予定で投手陣に不安が付き纏う状況。
現状では辛うじて計算が成り立つのはゴンザレスと開幕投手の内海だけ。
他の先発に関しては不安要素が未だ残る状況。
野手は長野の加入や高橋由伸の復帰によって充実した反面、
戦力過多で飽和状態になりつつあることが懸念事項。
いずれにせよ、今年も優勝の大本命である事に代わりは無いのだが……
注目はいろいろ居るものの、個人的にはやはり山口投手。
今季から先発に転向したものの、ここまでは結果が出ていない有様。
連覇を支えた風神の配置転換は、吉と出るか凶と出るか？
最悪の場合は潰れかねない危険性を孕んでいるのだが……
２００７年シーズンの逆転日本一を最後に、
常にジャイアンツの後塵を拝してきた中日ドラゴンズ。
前年は開幕直後に正捕手の谷繁が怪我で戦線を離脱し、
いきなり下位に沈み込んだものの、交流戦を契機に一気に追い上げてきたのだが、
無理な追い上げが祟って終盤に失速し、結局独走を許してしまった。
最多勝の吉見、最優秀防御率のチェン、
１１連勝を飾った朝倉などが昨年同様の働きを見せ、
不本意なシーズンに終わった中田が復活すれば、覇権奪回の可能性あり。
エースナンバーを背負う成長著しい２年目の伊藤、
若きセットアッパーの浅尾、全盛期の輝きを見せた河原など、
投手陣の充実は読売と引けを取らず、潜在的にはセ・リーグ一。
しかし問題は野手の世代交代がなかなか進まないことであり、
実際レギュラーか準レギュラーと呼べる選手の中で、
藤井・野本・小池・ブランコ・新井を除けば全員が３０代。
中でも深刻なのが今年４０歳を迎える谷繁と、
３６歳を迎える岩瀬の後継者が育っていないということ。
大きな補強を行わず、現有戦力の底上げを狙う落合監督だが、
遊撃手にコンバートされた荒木は負傷で開幕メンバーから外れ、
いきなり修正を余儀なくされる事となった。
外野の若手には期待出来る選手が多い割には、
内野手の技量がレギュラーを脅かすほどに育っていない中日。
深刻な捕手の質の格差を埋める事が出来るか？
注目はブーちゃんこと中田亮二、と言いたいところですが、敢えて松井雅人選手。
中日の現有戦力の中では最大の泣き所にして最重要補強ポイントである捕手。
小山や小田、将海と捕手の補強はして見るものの、
これまでは明らかに谷繁との溝が大きく、
捕手育成で四苦八苦している中日が選んだ新人捕手。
彼が大成する可能性があるか否かで、中日の今後１０年が決まる気もしますね。
相川を正捕手として横浜から獲得し、
中日や阪神の不調、更には館山らの想定外ともいえる好調の結果、
絶賛大不調に陥っていた青木を外すことなく首位争いを演じたものの、
終盤に五十嵐と林を同時に戦線から失い、
負担を一手に引き受ける羽目になった松岡だけでは支えきれず、
幾度となく逆転負けを許して１０ゲーム以上の差を一時は引っ繰り返されるが、
最終戦で力尽きた阪神を振り切り、３位へと滑り込んだ東京ヤクルトスワローズ。
しかし、同時に勝率５割以下でCS出場を果たしたチームという、
不名誉な記録も樹立してしまい、
CS出場権に関する議論を一部に於いて引き起こすきっかけにもなってしまった。
大きな戦力ダウンはなく、宮本が年齢的な意味もあって、
守備負担の少ない三塁へと移った事で空いていた遊撃手のポジションを、
阪神からFAした藤本を獲得することで埋める事に成功した。
高い機動力野球が持ち味でもある東京ヤクルトだが、
守備面での穴がFA補強によって小さくなったため、
今年も３位争いを演じる力は十分にあるが、心配なのはやはり投手陣。
昨年新人王最有力と言われながらも、指の肉刺に悩まされ続け、
不本意なシーズンを過ごす事となった由規。
更には五十嵐が抜けることで増えた松岡と林の負担を、何処まで減らせるか。
夏場に失速する林の負担を減らせない限り、昨年の二の舞になりかねない。
注目は５年目を迎えるサウスポーの村中 恭兵投手。
故障で出遅れていた昨年は見ていて物足りない状況だったが、
雪辱を期する由規同様に、本来の力が発揮できれば、
投手層はかなりの厚みを増してくる可能性あり。
右の由規と左の村中が、今年の東京ヤクルトの鍵を握る、かも？
開幕直前に岩田・久保田・矢野が相次いで負傷し、
３人とも７月までの長期戦線離脱を余儀なくされた結果、
東京ヤクルトの失速の乗じて順位を上げたものの、
１０ゲーム差を埋めるツケを最後の最後で支払わされて、
２００４年以来５年ぶりのBクラスに沈んだ阪神タイガース。
監督が代わった翌年は成績が落ち込むというジンクスは、
ある意味覆せなかったわけだが、
前任である星野・岡田両監督は就任２年目で優勝しており、
そのジンクスが生きていれば真弓監督就任２年目である今年は、
阪神タイガースが優勝する可能性もなきにしもあらずではある。
昨年の矢野の長期離脱と、クリーンナップの極度の不振などを踏まえ、
攻守の要として城島を獲得し、覇権奪回を狙っていた矢先、
またしても岩田が戦線離脱してしまった。
そのため戦う直前になってローテーションの組み直しという非常事態に追い込まれ、
苦戦を強いられることが予想される。
不動の１番だった赤星の電撃引退の穴は相当に大きく、
また主力の高齢化が顕著な阪神野手陣の機動力低下は必死で、
投手陣がどこまで踏ん張れるのか、という部分、
良くも悪くも城島がチーム浮沈の鍵を握ることは間違いないと思われる。
先発で失敗した久保田を再び中継ぎに戻したため、
藤川が昨年は封印していた火の玉ストレートを解放すれば、
８・９回はほぼ安泰となる。
それ故に如何に７回までリードを保つか、という部分が試合の勝敗を握っている。
前任の岡田監督が手を付けなかった育成の効果が少しづつ表れ、
林や桜井が頭角を現し始めた昨年同様、戦いながら育てられるか？
注目は藤川 俊介選手。
俊足を生かしてレギュラーを勝ち取った赤星の後継者となれるか？
もしも彼がルーキーイヤーの赤星と遜色ない活躍が出来るなら、
阪神の中堅手は１０年は安泰となるでしょう。
一昨年は僅差で４位に散り、CS出場を掲げ背水の陣で臨んだ昨年だが、
新球場の慣れない土のグラウンドに手を焼かされて、
ホームゲームの大事な試合でミスを連発し、
最後は断トツ最下位のベイスターズに夢を断たれた広島東洋カープ。
後一歩のところまでは行くものの、
最後の一押しが足りずにAクラスに届かなかった広島は、
ブラウン監督を解任して生え抜きの野村新監督を招聘。
かつての名物でもあった地獄の練習を復活させて、虎視眈々とAクラスを狙う。
大黒柱であったルイスの電撃退団と、大竹の３軍調整という、
例年以上に厳しい状況下で開幕を迎える事となった。
梅津・横山・高橋と、他のチームと比べても遜色の無い中継ぎを有するが、
不安要素は永川と故障で苦しんだ梅津。
昨年は不安定さを露呈させた永川だが、「隔年守護神」の異名通り、
安定感抜群の成績を残せるか否かが鍵を握る。
セ・リーグ６球団中、唯一新人が開幕登録メンバーに居ない広島。
それだけ余裕が無い、ということなのか、それとも……
注目はやはり昨年の選抜優勝投手である今村 猛投手。
埼玉西武の雄星(菊池雄星)の影に隠れているため目立たないが、
どんなに贔屓目に見ても投手としての完成度は彼の方が上。
人気と話題性の雄星に対し、実力の今村。
開幕メンバーこそ逃したものの、
前田健太らと共にカープ投手陣の中核を担うであろう逸材が、
１軍登板の機会を得るのはいつになるのか？
一昨年、５位から２０ゲーム近くも離される最下位に沈み、
投手陣を整備して巻き返しを図ったはずなのだが、
気が付けば２年連続で断トツの最下位に沈んだ横浜ベイスターズ。
WBCの怪我で村田が開幕から４週間近く不在となり、
その影響は打線に甚大な被害を及ぼして、
内川・吉村が極度の大不振に陥ってしまった。
村田復帰直後に寺原は２ヶ月の長期離脱を余儀なくされ、
交流戦突入直後には完全に投壊し、
交流戦が明けて見れば既に自力優勝は不可能となっていた昨年だが、
シーズン終了直後に球団経営陣を刷新すると、
読売投手コーチであった尾花新監督を招聘。
先発の柱として清水を、不在であった正捕手として橋本を、
センターラインの強化として早川を千葉ロッテから獲得し、
北海道日本ハムからスレッジを獲得して打線の強化も図った。
しかし、開幕直前に三浦が調整遅れを理由に２軍降格となり、
抑えとして獲得したブーチェックは制球難を露呈させたことで中継ぎへ。
先発転向で調整していた山口は結果を出せず、
ブーチェックの不振も合って開幕直前にクローザーに回された。
同時に三浦の離脱で吉見が先発に回る事となった。
このため、清水・ランドルフ・三浦・寺原で先発の軸を構成し、
若手投手を育成していくという構想はいきなり頓挫してしまった。
とはいえ、やるべきことは現有戦力でベストを尽くすこと。
昨年お得意様にされてしまった対読売と対中日の勝率、
更に付け加えるなら対阪神の勝率を何処まで上げられるか。
これこそが今年のペナントの行方を占う鍵となる。
例年通りならば、読売の４連覇で決まりなのだが……
注目は先発転向を命じられながら、土壇場で抑えに回る山口 俊投手。
セットアッパーだった昨年４月は凄まじい活躍を見せ、
チームは最下位ながらも月間MVPを獲得して見せた。
エンジンの掛かりが若干遅い印象はあるものの、
昨年ほぼ一年を通して経験値を積んだ抑えを任されるわけだが、
成長を見せることが出来るのか？
というわけで、セ・リーグはジャイアンツが大本命。
それを阪神・中日、おまけで東京ヤクルトが追いかける、
といった構図になる可能性は大きいですね。
そしてやはり鍵を握るのは横浜ベイスターズ。
対読売戦の勝率を何処まで上げられるか、この一点に掛ってます。
例年通りならジャイアンツの独走で終わるでしょう。
大型補強したのだから、意地を見せてもらいたいものですね。
一応見たものの記事が溜まりすぎていつになるか判らないけど、
絶対に記事は書くぞ、と心に決めながらも現実逃避する私ですが、
とりあえず４月からはアニメ記事を今の半分に減らそうと反省中。
さて、先週末に一足早くパ・リーグが開幕したにも拘らず、
何故か野球の空白期間が発生しているわけですが、
いよいよ明後日からパ・リーグも再開、そしてセ・リーグは開幕を迎えます。
本日は既に１軍登録メンバーの発表があったわけですが、
実は昨年の新人開幕一軍メンバーは１２球団で８人程度だったにも拘らず、
今シーズンは読売の長野を始め、新人が結構居ますね。
セ・リーグ開幕一軍の新人選手は以下の通りです。
土本 恭平投手 市川 友也選手 長野 久義選手(読売ジャイアンツ)
松井 雅人選手 大島 洋平選手 松井 佑介選手(中日ドラゴンズ)
荒木 貴裕選手(東京ヤクルトスワローズ)
藤川 俊介選手(阪神タイガース)
加賀 繁投手(横浜ベイスターズ)
セ・リーグだけで９人、しかも広島以外は全部新人開幕一軍メンバーが居ますね。
これは不作と言われていたドラフトでしたが、即戦力はそれなりに居た、
ということでもあるんでしょうね。
そして独断と偏見による戦力分析、今回はセ・リーグ編ですが、
まずは読売ジャイアンツから。
２位中日と１０ゲーム差、３位東京ヤクルトと２０ゲーム以上引き離し、
完全独走で３連覇を果たした読売ジャイアンツ。
公約通り長野を獲得し、メジャー帰りの小林雅英、FAの藤井を獲得し、
左の中継ぎエースである山口を先発に転向させる事で、
高橋尚の穴を埋めようとしたものの、
山口は経験不足とスタミナ不足を露呈させて２軍スタートが確定。
更には昨年の勝ち頭の一人でもあるグライシンガーが、肘の緊急手術で開幕絶望。
最短でも５月以降の復帰予定で投手陣に不安が付き纏う状況。
現状では辛うじて計算が成り立つのはゴンザレスと開幕投手の内海だけ。
他の先発に関しては不安要素が未だ残る状況。
野手は長野の加入や高橋由伸の復帰によって充実した反面、
戦力過多で飽和状態になりつつあることが懸念事項。
いずれにせよ、今年も優勝の大本命である事に代わりは無いのだが……
注目はいろいろ居るものの、個人的にはやはり山口投手。
今季から先発に転向したものの、ここまでは結果が出ていない有様。
連覇を支えた風神の配置転換は、吉と出るか凶と出るか？
最悪の場合は潰れかねない危険性を孕んでいるのだが……
２００７年シーズンの逆転日本一を最後に、
常にジャイアンツの後塵を拝してきた中日ドラゴンズ。
前年は開幕直後に正捕手の谷繁が怪我で戦線を離脱し、
いきなり下位に沈み込んだものの、交流戦を契機に一気に追い上げてきたのだが、
無理な追い上げが祟って終盤に失速し、結局独走を許してしまった。
最多勝の吉見、最優秀防御率のチェン、
１１連勝を飾った朝倉などが昨年同様の働きを見せ、
不本意なシーズンに終わった中田が復活すれば、覇権奪回の可能性あり。
エースナンバーを背負う成長著しい２年目の伊藤、
若きセットアッパーの浅尾、全盛期の輝きを見せた河原など、
投手陣の充実は読売と引けを取らず、潜在的にはセ・リーグ一。
しかし問題は野手の世代交代がなかなか進まないことであり、
実際レギュラーか準レギュラーと呼べる選手の中で、
藤井・野本・小池・ブランコ・新井を除けば全員が３０代。
中でも深刻なのが今年４０歳を迎える谷繁と、
３６歳を迎える岩瀬の後継者が育っていないということ。
大きな補強を行わず、現有戦力の底上げを狙う落合監督だが、
遊撃手にコンバートされた荒木は負傷で開幕メンバーから外れ、
いきなり修正を余儀なくされる事となった。
外野の若手には期待出来る選手が多い割には、
内野手の技量がレギュラーを脅かすほどに育っていない中日。
深刻な捕手の質の格差を埋める事が出来るか？
注目はブーちゃんこと中田亮二、と言いたいところですが、敢えて松井雅人選手。
中日の現有戦力の中では最大の泣き所にして最重要補強ポイントである捕手。
小山や小田、将海と捕手の補強はして見るものの、
これまでは明らかに谷繁との溝が大きく、
捕手育成で四苦八苦している中日が選んだ新人捕手。
彼が大成する可能性があるか否かで、中日の今後１０年が決まる気もしますね。
相川を正捕手として横浜から獲得し、
中日や阪神の不調、更には館山らの想定外ともいえる好調の結果、
絶賛大不調に陥っていた青木を外すことなく首位争いを演じたものの、
終盤に五十嵐と林を同時に戦線から失い、
負担を一手に引き受ける羽目になった松岡だけでは支えきれず、
幾度となく逆転負けを許して１０ゲーム以上の差を一時は引っ繰り返されるが、
最終戦で力尽きた阪神を振り切り、３位へと滑り込んだ東京ヤクルトスワローズ。
しかし、同時に勝率５割以下でCS出場を果たしたチームという、
不名誉な記録も樹立してしまい、
CS出場権に関する議論を一部に於いて引き起こすきっかけにもなってしまった。
大きな戦力ダウンはなく、宮本が年齢的な意味もあって、
守備負担の少ない三塁へと移った事で空いていた遊撃手のポジションを、
阪神からFAした藤本を獲得することで埋める事に成功した。
高い機動力野球が持ち味でもある東京ヤクルトだが、
守備面での穴がFA補強によって小さくなったため、
今年も３位争いを演じる力は十分にあるが、心配なのはやはり投手陣。
昨年新人王最有力と言われながらも、指の肉刺に悩まされ続け、
不本意なシーズンを過ごす事となった由規。
更には五十嵐が抜けることで増えた松岡と林の負担を、何処まで減らせるか。
夏場に失速する林の負担を減らせない限り、昨年の二の舞になりかねない。
注目は５年目を迎えるサウスポーの村中 恭兵投手。
故障で出遅れていた昨年は見ていて物足りない状況だったが、
雪辱を期する由規同様に、本来の力が発揮できれば、
投手層はかなりの厚みを増してくる可能性あり。
右の由規と左の村中が、今年の東京ヤクルトの鍵を握る、かも？
開幕直前に岩田・久保田・矢野が相次いで負傷し、
３人とも７月までの長期戦線離脱を余儀なくされた結果、
東京ヤクルトの失速の乗じて順位を上げたものの、
１０ゲーム差を埋めるツケを最後の最後で支払わされて、
２００４年以来５年ぶりのBクラスに沈んだ阪神タイガース。
監督が代わった翌年は成績が落ち込むというジンクスは、
ある意味覆せなかったわけだが、
前任である星野・岡田両監督は就任２年目で優勝しており、
そのジンクスが生きていれば真弓監督就任２年目である今年は、
阪神タイガースが優勝する可能性もなきにしもあらずではある。
昨年の矢野の長期離脱と、クリーンナップの極度の不振などを踏まえ、
攻守の要として城島を獲得し、覇権奪回を狙っていた矢先、
またしても岩田が戦線離脱してしまった。
そのため戦う直前になってローテーションの組み直しという非常事態に追い込まれ、
苦戦を強いられることが予想される。
不動の１番だった赤星の電撃引退の穴は相当に大きく、
また主力の高齢化が顕著な阪神野手陣の機動力低下は必死で、
投手陣がどこまで踏ん張れるのか、という部分、
良くも悪くも城島がチーム浮沈の鍵を握ることは間違いないと思われる。
先発で失敗した久保田を再び中継ぎに戻したため、
藤川が昨年は封印していた火の玉ストレートを解放すれば、
８・９回はほぼ安泰となる。
それ故に如何に７回までリードを保つか、という部分が試合の勝敗を握っている。
前任の岡田監督が手を付けなかった育成の効果が少しづつ表れ、
林や桜井が頭角を現し始めた昨年同様、戦いながら育てられるか？
注目は藤川 俊介選手。
俊足を生かしてレギュラーを勝ち取った赤星の後継者となれるか？
もしも彼がルーキーイヤーの赤星と遜色ない活躍が出来るなら、
阪神の中堅手は１０年は安泰となるでしょう。
一昨年は僅差で４位に散り、CS出場を掲げ背水の陣で臨んだ昨年だが、
新球場の慣れない土のグラウンドに手を焼かされて、
ホームゲームの大事な試合でミスを連発し、
最後は断トツ最下位のベイスターズに夢を断たれた広島東洋カープ。
後一歩のところまでは行くものの、
最後の一押しが足りずにAクラスに届かなかった広島は、
ブラウン監督を解任して生え抜きの野村新監督を招聘。
かつての名物でもあった地獄の練習を復活させて、虎視眈々とAクラスを狙う。
大黒柱であったルイスの電撃退団と、大竹の３軍調整という、
例年以上に厳しい状況下で開幕を迎える事となった。
梅津・横山・高橋と、他のチームと比べても遜色の無い中継ぎを有するが、
不安要素は永川と故障で苦しんだ梅津。
昨年は不安定さを露呈させた永川だが、「隔年守護神」の異名通り、
安定感抜群の成績を残せるか否かが鍵を握る。
セ・リーグ６球団中、唯一新人が開幕登録メンバーに居ない広島。
それだけ余裕が無い、ということなのか、それとも……
注目はやはり昨年の選抜優勝投手である今村 猛投手。
埼玉西武の雄星(菊池雄星)の影に隠れているため目立たないが、
どんなに贔屓目に見ても投手としての完成度は彼の方が上。
人気と話題性の雄星に対し、実力の今村。
開幕メンバーこそ逃したものの、
前田健太らと共にカープ投手陣の中核を担うであろう逸材が、
１軍登板の機会を得るのはいつになるのか？
一昨年、５位から２０ゲーム近くも離される最下位に沈み、
投手陣を整備して巻き返しを図ったはずなのだが、
気が付けば２年連続で断トツの最下位に沈んだ横浜ベイスターズ。
WBCの怪我で村田が開幕から４週間近く不在となり、
その影響は打線に甚大な被害を及ぼして、
内川・吉村が極度の大不振に陥ってしまった。
村田復帰直後に寺原は２ヶ月の長期離脱を余儀なくされ、
交流戦突入直後には完全に投壊し、
交流戦が明けて見れば既に自力優勝は不可能となっていた昨年だが、
シーズン終了直後に球団経営陣を刷新すると、
読売投手コーチであった尾花新監督を招聘。
先発の柱として清水を、不在であった正捕手として橋本を、
センターラインの強化として早川を千葉ロッテから獲得し、
北海道日本ハムからスレッジを獲得して打線の強化も図った。
しかし、開幕直前に三浦が調整遅れを理由に２軍降格となり、
抑えとして獲得したブーチェックは制球難を露呈させたことで中継ぎへ。
先発転向で調整していた山口は結果を出せず、
ブーチェックの不振も合って開幕直前にクローザーに回された。
同時に三浦の離脱で吉見が先発に回る事となった。
このため、清水・ランドルフ・三浦・寺原で先発の軸を構成し、
若手投手を育成していくという構想はいきなり頓挫してしまった。
とはいえ、やるべきことは現有戦力でベストを尽くすこと。
昨年お得意様にされてしまった対読売と対中日の勝率、
更に付け加えるなら対阪神の勝率を何処まで上げられるか。
これこそが今年のペナントの行方を占う鍵となる。
例年通りならば、読売の４連覇で決まりなのだが……
注目は先発転向を命じられながら、土壇場で抑えに回る山口 俊投手。
セットアッパーだった昨年４月は凄まじい活躍を見せ、
チームは最下位ながらも月間MVPを獲得して見せた。
エンジンの掛かりが若干遅い印象はあるものの、
昨年ほぼ一年を通して経験値を積んだ抑えを任されるわけだが、
成長を見せることが出来るのか？
というわけで、セ・リーグはジャイアンツが大本命。
それを阪神・中日、おまけで東京ヤクルトが追いかける、
といった構図になる可能性は大きいですね。
そしてやはり鍵を握るのは横浜ベイスターズ。
対読売戦の勝率を何処まで上げられるか、この一点に掛ってます。
例年通りならジャイアンツの独走で終わるでしょう。
大型補強したのだから、意地を見せてもらいたいものですね。
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内川 聖一選手
山口 俊投手
寺原 隼人投手
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村田 修一選手
藤田 一也選手
大西 宏明選手
桑原 義行選手
石川 雄洋選手
応援バナー
いつもながら、各球団のことをよく知っていますね。
恐れ入ります。
やはり今年は巨人でしょうね。
あの巨大戦力に長期のペナントレースで勝つ方法を全く思いつきません。
なので、今年もCSからはい上がるしかないようです。
中日二年目・伊藤投手のオープン戦の活躍には少々驚いてます。
そんな簡単にいくわけがないと思いますが、まずは早めに初勝利を上げて勢いに乗ってほしいです。
by ロック (2010-03-25 23:19)
Hi there, i read your blog occasionally and i own a similar one and i was just wondering if you get a lot of spam feedback? If so how do you reduce it, any plugin or anything you can suggest? I get so much lately it’s driving me crazy so any assistance is very much appreciated.
shoe insoles for height http://eliwatso1987.unblog.fr/2012/10/17/exactly-why-are-elevator-shoes-so-pricy/
by shoe insoles for height (2013-08-28 00:24)
But Madars is not from the north, he’s from eastern europe…
shoe height inserts http://kevinmccray24.blognic.net/6994_kevinmccray24/archive/81226_shoe_lifts_inserts_and_present_day_people.html
by shoe height inserts (2013-08-28 20:49)
Thank you for the sensible critique. Me and my neighbor were just preparing to do a little research on this. We got a grab a book from our local library but I think I learned more clear from this post. I’m very glad to see such great information being shared freely out there.
Camila http://heightgain.myblog.de/heightgain/art/7659010/Leg-Lengthening-Surgical-Operations-Or-Shoe-Lifts
by Camila (2013-09-02 18:38)
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height inserts http://mollyloumes.typepad.com/blog/2010/09/treating-leg-length-difference.html
by height inserts (2013-09-03 18:52)
One word “informative”, you broke down precisely what I have been looking for. Looking forward to seeing more in the future.
shoe lifts http://www.deelsonheels.com/Shoe_Lifts/cat133748_120743.aspx
by shoe lifts (2013-09-15 04:04)
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shoe lifts men http://www.rottentomatoes.com/user/1029554/blogs/
by shoe lifts men (2013-09-24 23:14)
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Aria http://www.supernova.com/juneliftt/blog/1911801/Curing-A-Leg-Length-Difference-With-A-Shoe-Lift
by Aria (2013-09-25 12:30)
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Lydia http://blogs.rediff.com/tallertina/
by Lydia (2013-09-26 09:49)
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Alexa http://tallertina.sosblogs.com/The-first-blog-b1/Shoe-Lifts-Through-The-Female-s-Vantage-Point-b1-p2.htm
by Alexa (2013-09-30 02:13)
I’ve tried so many of the white or clear tanning lotions and have always and i mean always ended up with streaks on my legs or blotches and dark spotsI’ve been wanting to tan at the salon but i want to go a more healthier wayI’ve purchased this tanning lotion and i’m so excited to start Thank you for the review and the tip about using the brush
Serenity http://tallertina.unblog.fr/
by Serenity (2013-10-01 02:36)
There’s certainly a lot to find out about this issue. I love all of the points you have made.
Aria http://gravityville.com/blogs/entry/Will-The-Anti-Christ-Increase-Height-With-Heel-Lifts
by Aria (2013-10-02 18:16)
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Emma http://thebestshoelifts.tumblr.com/mobile/
by Emma (2013-10-06 06:33)