勝ち越し [横浜ベイスターズ2010]
何があったんだろう？と思わず言いたくなってしまう今日のプロ野球。
中日は中継ぎが崩れて巨人に７失点という大差で破れ、
埼玉西武も中継ぎが崩れて１１失点で千葉ロッテに完封負け。
岩隈・田中を打ち砕き開幕カードで東北楽天を３たてしたオリックスは、
同じ顔合わせにも拘らず昨日の岩隈・今日の田中に負けて負け越し。
セ・リーグは本命の巨人が早くも混戦から抜け出しつつあり、
パ・リーグはダークホースの千葉ロッテが頭一つリード中。
さて、横浜は昨日の試合に逆転負けを喫してセ・リーグの逆天王山決戦、
所謂最下位争いを１勝１敗としたわけですが、
本日の横浜対広島第３回戦は、
広島 ３－６ 横浜 で、ベイスターズの勝利です![[手（チョキ）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/87.gif)
本日の先発は横浜が中４日で火曜日の中日戦に登板した清水、
対する広島の先発は長谷川。
負けた方が一廻り終わっての最下位となる逆天王山第３ラウンドは、
初回に１番東出が清水のフォークをレフト前へと運ぶが、
レフトのスレッジがダイビングキャッチでアウトにすると、
これが清水の投球にリズムをもたらし後続を切って取る。
横浜は１回裏に１番石川が四球で出塁すると、２番早川は送りバント。
しかし広島先発の長谷川が送球を大きく逸らし無死２・３塁とし、
３番内川が犠牲フライ、４番村田がレフト前タイムリーを放ち、
今日も初回に先制点を奪うと、
２回には大不振に陥っていた７番吉村がソロホームラン。
３回にはレフトへのツーベースで出塁した石川を早川が進塁打で３塁へ送り、
今度は内川がバックスクリーンへツーランホームラン。
序盤だけで５点を奪い、広島を突き放す。
このまま波に乗って行けるかと思われた矢先の４回表、
清水は４番栗原・５番フィオに連続長短打を浴びて１死１・３塁とピンチを迎える。
そして６番嶋をファーストゴロに打ち取り、併殺でピンチを凌いだはずだったのだが、
内川の悪送球でオールセーフとなり栗原が生還。
広島に１点を返され、逆転を許した昨日の悪夢が頭をよぎるが、ルーキーの加賀と異なり、
そう簡単に崩れたりしないのが千葉ロッテのエースだったベテランの清水。
続く７番ヒューバーをライトフライ、８番石原をセカンドゴロに仕留め、
清水は最小失点でピンチを切り抜ける。
清水は６回表２死からまたしてもフィオにヒットを許すと、
嶋にツーベースを打たれて１失点。
味方打線が４回以降長谷川の前に沈黙する中、
広島がジリジリと迫ってくる嫌な雰囲気が漂うが、
それを払拭したのがこのカードでは機能不全気味だった横浜の中軸。
６回裏に内川・村田が連続安打で出塁すると、
５番スレッジはセンターフライで１死１・３塁とチャンスを広げ、
６番カスティーヨがタイムリーツーベースで１点を奪い返し、
広島に傾きかけていた試合の流れを引き戻す。
更なる追加点を奪えなかったものの、
リードしての終盤勝負となればそれは今シーズンの横浜ペース。
７回を江尻、８回を牛田がキッチリと押さえるが、
９回に山口は２死から代打の前田智徳にソロホームランを被弾してしまう。
しかし、山口は此処から崩れるようなことなく最後の代打赤松を三振に仕留め、
広島の追撃を断ち切った横浜は今シーズン初の勝ち越し。
清水は２回表に通算１５００投球回数を達成すると共に、
ベイスターズ移籍初勝利を飾り、通算１００勝到達まで残り６勝となった。
一昨日の三浦、今日の清水と、今年の横浜先発投手の柱が、
揃って初勝利を上げた広島３連戦。
欲を言えば７回までは先発投手、８回を牛田、９回を山口というリレーが出来れば、
横浜としては最高なんでしょうけど、前回登板で脚に打球を受けた事と、
中４日での登板という事から考えても、今回は６回でも致しかたないかな。
その分中継ぎに疲労が溜まる夏場に頑張っていただければいいでしょう。
一回りして例年以上に中継ぎ投手が充実している横浜ですが、
中心となる先発投手陣は調子が上向いているから良いとしても、
最大の不安要素は左投手が圧倒的に不足していることでしょうかね。
加藤康介は不振でシーレに落ちたし、篠原はまだまだといった感じで、
江尻獲得のために石井裕也を日ハムに放出してしまい、
先発のランドルフを除けば左キラーの高宮しか居ないのが現状。
田中は一昨年は治療に専念し、本格的に投げ出したのは昨年からで、
まだまだこれからといった選手。
一方三浦と入れ替わりでシーレに落ちた佐藤は、
まだまだ未知数でギャンブル要素が強いですね。
今はまだいいのですが、長いペナントを戦っていく上では、
左右もう一枚づつ計算できる中継ぎがシーレに居ないと、
夏場に入る頃には投壊を起こしかねませんね。
現状ではほぼフル稼働といえる牛田・江尻・高宮といった、
主力中継ぎに休息を与えられるような環境。
所謂バックアップ要員の確保という面が、どこまで進むのかが、
今後の横浜の戦いの鍵を握りそうな気がします。
打線の方では石川の出塁率が向上し、
ようやく１番として機能し始めたことで２番早川も機能し始めました。
これで昨年のように初回は２死で内川から攻撃開始、
という事態が減ればいいんですけどねw
例年通りならスレッジは中盤辺りから本領発揮し始めるので、
今はそれほど心配はしていません。
寧ろカスティーヨが想定外の活躍を見せている事に驚きですね。
守備の人という触れ込みだったはずなんですが、
こちらの想定以上に打てるアチャ(カスティーヨの愛称)
おまけに石川も調子が良くて、藤田の出番が減っていくw
気になるのは打率が１割台まで落ち込んでいた東福岡コンビ。
村田はそのうち調子を取り戻すでしょうけど、吉村の不振は深刻すぎますね。
外角低目を引っ掛けてゴロ量産とか、低めの変化球に手を出して空振り三振とか、
今日はホームランを打ったものの、吉村の不振はまだまだ続きそう。
さて、明日は移動日でお休み。
明後日からまたも中日と、今度はナゴヤドームで対戦した後は、
横浜に戻って開幕カードで当たった阪神戦。
明後日の顔合わせはランドルフと山井でしょうが、
前回の登板で復調の兆しを見せたランドルフは今度こそ勝てるのか？
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同じ顔合わせにも拘らず昨日の岩隈・今日の田中に負けて負け越し。
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さて、横浜は昨日の試合に逆転負けを喫してセ・リーグの逆天王山決戦、
所謂最下位争いを１勝１敗としたわけですが、
本日の横浜対広島第３回戦は、
広島 ３－６ 横浜 で、ベイスターズの勝利です
本日の先発は横浜が中４日で火曜日の中日戦に登板した清水、
対する広島の先発は長谷川。
負けた方が一廻り終わっての最下位となる逆天王山第３ラウンドは、
初回に１番東出が清水のフォークをレフト前へと運ぶが、
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これが清水の投球にリズムをもたらし後続を切って取る。
横浜は１回裏に１番石川が四球で出塁すると、２番早川は送りバント。
しかし広島先発の長谷川が送球を大きく逸らし無死２・３塁とし、
３番内川が犠牲フライ、４番村田がレフト前タイムリーを放ち、
今日も初回に先制点を奪うと、
２回には大不振に陥っていた７番吉村がソロホームラン。
３回にはレフトへのツーベースで出塁した石川を早川が進塁打で３塁へ送り、
今度は内川がバックスクリーンへツーランホームラン。
序盤だけで５点を奪い、広島を突き放す。
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清水は４番栗原・５番フィオに連続長短打を浴びて１死１・３塁とピンチを迎える。
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そう簡単に崩れたりしないのが千葉ロッテのエースだったベテランの清水。
続く７番ヒューバーをライトフライ、８番石原をセカンドゴロに仕留め、
清水は最小失点でピンチを切り抜ける。
清水は６回表２死からまたしてもフィオにヒットを許すと、
嶋にツーベースを打たれて１失点。
味方打線が４回以降長谷川の前に沈黙する中、
広島がジリジリと迫ってくる嫌な雰囲気が漂うが、
それを払拭したのがこのカードでは機能不全気味だった横浜の中軸。
６回裏に内川・村田が連続安打で出塁すると、
５番スレッジはセンターフライで１死１・３塁とチャンスを広げ、
６番カスティーヨがタイムリーツーベースで１点を奪い返し、
広島に傾きかけていた試合の流れを引き戻す。
更なる追加点を奪えなかったものの、
リードしての終盤勝負となればそれは今シーズンの横浜ペース。
７回を江尻、８回を牛田がキッチリと押さえるが、
９回に山口は２死から代打の前田智徳にソロホームランを被弾してしまう。
しかし、山口は此処から崩れるようなことなく最後の代打赤松を三振に仕留め、
広島の追撃を断ち切った横浜は今シーズン初の勝ち越し。
清水は２回表に通算１５００投球回数を達成すると共に、
ベイスターズ移籍初勝利を飾り、通算１００勝到達まで残り６勝となった。
一昨日の三浦、今日の清水と、今年の横浜先発投手の柱が、
揃って初勝利を上げた広島３連戦。
欲を言えば７回までは先発投手、８回を牛田、９回を山口というリレーが出来れば、
横浜としては最高なんでしょうけど、前回登板で脚に打球を受けた事と、
中４日での登板という事から考えても、今回は６回でも致しかたないかな。
その分中継ぎに疲労が溜まる夏場に頑張っていただければいいでしょう。
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中心となる先発投手陣は調子が上向いているから良いとしても、
最大の不安要素は左投手が圧倒的に不足していることでしょうかね。
加藤康介は不振でシーレに落ちたし、篠原はまだまだといった感じで、
江尻獲得のために石井裕也を日ハムに放出してしまい、
先発のランドルフを除けば左キラーの高宮しか居ないのが現状。
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まだまだこれからといった選手。
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まだまだ未知数でギャンブル要素が強いですね。
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2010-04-11 19:17
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