参院選は民主敗北!しかし・・・ [時事ネタ雑記]

先日行われた3年に一度の参院議員改選選挙、
当然のことながら私も選挙権を持つ国民の一人として、その権利と義務を行使してきましたが、
残念ながらというべきか、私が票を投じた候補者は選挙区・比例区ともに落選。
具体的に誰に投じたかは当然ながら明かせませんが、
今回も民主党の候補者には投じていないのだけは確かですのでw

さて、そんな民主党ですが意外と云えば意外なのか、当然といえば当然なのか、
単独過半数に届かず敗北はしたものの、大敗と呼べるほど負けていません。
正直な話、民主党が40議席以上確保した事については、
未だに幻想を見ている人が多いのか?と思わざるを得ない結果でして、
橋本政権下の自民の大敗と比べても大した負けではない、と感じます。
尤も、今回の選挙結果で参議院に於ける与野党の議席数が逆転し、
安倍政権下で行われた前回の参院選同様のねじれ現象が発生したわけですが、
前回のねじれと異なるのは野党側が一枚岩に見えない、ということでしょうかね。

前回はアンチ自民というか、アンチ与党というか、
そんな感じで野党が民主党を中心に纏まっていたような印象がありましたが、
今回の参院選に関してはアンチ民主というか、
ストップ・ザ・民主という共通の認識は有していても、ただそれだけって気がします。
恐らく選挙前の訳判らなくなりそうな新党乱立も、その一因としてあげられるかと思いますが。
みんな・幸福・ガンダム・改革・創新党、と、繋げて読めば、
何かの新しい一つの政党にも見えかねない名前w
(立ち上がれは面倒くさいので、ガンダムと呼んでいますが……)
幸福だけは今年の頭ですが、それ以外は選挙2ヶ月以内に発足した出来立ての新党。
おかげで政策の違いや政党のカラーも殆ど見えないため、
実質的には民主と自民の一騎打ちで、
第3政党に期待する浮遊票がみんなに流れた、といった感じでしょうかね。

気になる注目候補のうち、私の投票した選挙区に該当する現・法務大臣は落選。
社民の福島さんは党首の面目を保ち再選し、
汚沢さんの腰巾着で日教組の組織表を持つ輿石さんは案の定再選。
ロンドン五輪を目指しながら、政治で金(かね)を公言する、
谷亮子は有権者の心配を他所にこちらも案の定といった感じで当選。
国民新党はそもそも議席獲得が0なので、
とある暴言で現役引退に追い込まれたというあの人も落選。
まあ、個人的には某絶好調男の落選にほっとしていますけどねw

民主の敗戦は普天間問題の迷走と消費税、という話も出ていますが、
消費税に関しては自民党も掲げているので一概に消費税のせいとは言えないと思います。
寧ろこの9ヶ月、いや10ヶ月ですね、
野党時代に民主が批判してきたばら撒き政治をしたそのツケが敗因だと思います。
それ以外には普天間問題もそうだけど、旧トップの政治資金規正法に関る問題が要因。
特に辞めさせてこの話はお終い、という民主党の対応の拙さが招いた結果かと……
菅さんは続投宣言しましたが、そう簡単にはいかないでしょうね。

近いうちに解散総選挙あるかも?


nice!(25)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 25

コメント 2

らんたろう

千葉景子氏を落とした神奈川県民に感謝です。輿石氏を落とせなかった山梨県民にはガッカリです。輿石氏には農地法違反の疑いもありますし。
今朝の産経新聞主張にも書いてありましたが、民主党は千葉景子に大臣を続投させるようです。民主党は何を考えているのだろう。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100713/plc1007130304002-n1.htm
産経新聞 2010.7.13
【主張】菅首相の責任 やはり総選挙で信を問え 問題は政権担当能力の欠如


by らんたろう (2010-07-13 06:50) 

townsrus

民主党のミスと創価学会の支援のお陰で小選挙区は勝てた自民党という感じでしたね。小選挙区で171万票以上取ったレンホーが比例区だったら、自民党は笑えていたでしょうか?自民党には気を引き締めて欲しいですね。実際、比例区では民主党に負けていますから。
by townsrus (2010-07-13 06:52) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックは一部のブログや時間帯、 記事によって弾かれてしまうことがあります。 頂いたトラックバックには返信するよう心掛けておりますが、 全てのトラックバックに返信する事が叶わない事を予めご了承下さい。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。