３連勝か？４戦連続完封か？ [横浜ベイスターズ2010]
プロ野球は前半戦も残すところ３試合。
今週末にはオールスターを挟み、早くも来週から後半戦に入るわけですが、
２年連続ダントツの最下位に沈んだ横浜ベイスターズは、
現在もまたダントツの最下位に沈んでいる有様。
とはいえ、新外国人ハーパーの加入により上向き始めた打線と、
打ち合いを制して２年ぶりの対巨人戦カード勝ち越しを果たし、
後半戦への反攻の足掛りとするために最後のカードも勝ち越して前半戦を終えたいところ。
一方で優勝争いの最有力と目されていた中日ドラゴンズは、
覇権奪回を試みてシーズンに臨んだものの主力のアライバの離脱や、
最多勝を獲得した右の吉見、最優秀防御率を獲得した左のチェンという、
投手陣の若き両輪が揃って安定せず、
加えてクローザーの岩瀬も勤続疲労からくる劣化が顕在化し始めるなど、
球界随一とも謳われる自慢の投手陣が早々と崩壊を起こし、
巨人と阪神の後塵を拝して一時はBクラス転落の危機にまで追い詰められたが、
本来の力を取り戻し始めたのか、鬼門となっているほど勝てなかったマツダスタジアムに於いて、
３試合連続完封劇というこの上ない形で広島を下し、
後半戦首位追い上げのため、前半戦の締めくくりとして相性の良い横浜を迎え撃つ。
２ヶ月ぶりの連勝を３へと伸ばすのか？
はたまたプロ野球タイ記録となる４試合連続完封勝利となるのか？
昨日行われた注目の横浜対中日第１２回戦は
横浜 ０－５ 中日 で、ドラゴンズの勝利です……
先発は横浜がプロ１年目ながら崩壊している投手陣の貴重なローテメンバーの加賀、
対する中日はこれがプロ初登板となる２年目の岩田。
初対戦、しかも初登板の相手には際立って弱い横浜ベイスターズ。
岩田にプロの洗礼を浴びせるのか？
はたまた東京ヤクルトの中澤同様、初先発で初完封勝利を与えてしまうのか？
注目の１回表だが、初めての一軍のマウンドに緊張しているのか、
岩田は初球こそストライクを取るものの以降は全てゾーンを外れ、
１番内川はあっさりと四球を選んで出塁するのだが、
その後は一向に打線が繋がらずに無得点。
加賀のほうは１番荒木にヒットで出塁を許すも、こちらも後続を抑えて無失点という立ち上がり。
２回以降、加賀は毎回のようにランナーを出すものの低目に集める丁寧なピッチングで、
右打者に対しては若干捕らえられつつも長打と連打を許さず、
しっかりと打ち取って中日の攻撃の芽を摘んでいけば、
対する岩田は若干甘い変化球ながらも、適度な荒れ球が打者の的をずらし、
四球やエラーでの出塁こそ許しはしても、横浜打線を無安打に抑え込んでいく。
しかし点を与えた方が命取りになる緊迫した投手戦は、
６回裏にあっけなく幕を閉じる事となる。
互いに無得点で迎えた６回裏に、
加賀は此処まで完璧に抑え込んでいた４番ブランコにヒットで出塁を許すと、
５番和田にもヒットで繋がれて無死２・３塁のピンチ。
６番セサルを三振に仕留めたものの、代打・堂上剛には１０球粘られた末に四球を与え、
１死満塁という状況で８番小田。
加賀の１００球目となるスライダーはど真ん中に行く失投となり、
これを見逃さずに弾き返した小田の打球はレフトフェンス直撃となる走者一掃のツーベース。
痛恨の一球で３失点を喫したことで、試合は一気に中日に傾く。
７回裏には３番手の篠原が、２番大島・３番森野と、
立て続けに左打者に痛打されて１失点を喫すると、
８回裏には４番手の小杉が英智にまさかのソロホームランを許して５失点目。
打線の方は８回表に２番石川・３番ハーパーの連打でチャンスを作り出すも、
直後に登板した２番手浅尾・３番手高橋を打ち崩すことが敵わず敗戦。
中日にプロ野球タイ記録となる４試合連続完封勝利を許してしまった。
本当にプロ初登板の投手にはとことん甘い横浜ですが、
プロ初登板初先発初勝利に危うくノーヒットノーランというおまけを付けてあげる所でした。
まあ、それは辛うじて７回表にカスティーヨが阻止しましたけどねw
２ヶ月ぶりに連勝したと思ったら、その連勝が直ぐに止まってしまう、というのもね。
不思議な事にこういうルーキー投手ほど何故か打てない内川。
中澤を普通過ぎて打てない、と評していましたが、岩田も普通過ぎて打てませんか？
そしてチャンスで回ってきたときに一番期待出来ない村田……
４番なのにチャンスで打席が回って期待感を抱けないっていうのはねえ。
どうしたものでしょうか……
さて、本日の先発は横浜は恐らくランドルフでしょう。
中日がプロ野球新記録となる５試合連続完封勝利となるのか？
それとも横浜が勝ち越しに希望を繋げるのか？
今週末にはオールスターを挟み、早くも来週から後半戦に入るわけですが、
２年連続ダントツの最下位に沈んだ横浜ベイスターズは、
現在もまたダントツの最下位に沈んでいる有様。
とはいえ、新外国人ハーパーの加入により上向き始めた打線と、
打ち合いを制して２年ぶりの対巨人戦カード勝ち越しを果たし、
後半戦への反攻の足掛りとするために最後のカードも勝ち越して前半戦を終えたいところ。
一方で優勝争いの最有力と目されていた中日ドラゴンズは、
覇権奪回を試みてシーズンに臨んだものの主力のアライバの離脱や、
最多勝を獲得した右の吉見、最優秀防御率を獲得した左のチェンという、
投手陣の若き両輪が揃って安定せず、
加えてクローザーの岩瀬も勤続疲労からくる劣化が顕在化し始めるなど、
球界随一とも謳われる自慢の投手陣が早々と崩壊を起こし、
巨人と阪神の後塵を拝して一時はBクラス転落の危機にまで追い詰められたが、
本来の力を取り戻し始めたのか、鬼門となっているほど勝てなかったマツダスタジアムに於いて、
３試合連続完封劇というこの上ない形で広島を下し、
後半戦首位追い上げのため、前半戦の締めくくりとして相性の良い横浜を迎え撃つ。
２ヶ月ぶりの連勝を３へと伸ばすのか？
はたまたプロ野球タイ記録となる４試合連続完封勝利となるのか？
昨日行われた注目の横浜対中日第１２回戦は
横浜 ０－５ 中日 で、ドラゴンズの勝利です……
先発は横浜がプロ１年目ながら崩壊している投手陣の貴重なローテメンバーの加賀、
対する中日はこれがプロ初登板となる２年目の岩田。
初対戦、しかも初登板の相手には際立って弱い横浜ベイスターズ。
岩田にプロの洗礼を浴びせるのか？
はたまた東京ヤクルトの中澤同様、初先発で初完封勝利を与えてしまうのか？
注目の１回表だが、初めての一軍のマウンドに緊張しているのか、
岩田は初球こそストライクを取るものの以降は全てゾーンを外れ、
１番内川はあっさりと四球を選んで出塁するのだが、
その後は一向に打線が繋がらずに無得点。
加賀のほうは１番荒木にヒットで出塁を許すも、こちらも後続を抑えて無失点という立ち上がり。
２回以降、加賀は毎回のようにランナーを出すものの低目に集める丁寧なピッチングで、
右打者に対しては若干捕らえられつつも長打と連打を許さず、
しっかりと打ち取って中日の攻撃の芽を摘んでいけば、
対する岩田は若干甘い変化球ながらも、適度な荒れ球が打者の的をずらし、
四球やエラーでの出塁こそ許しはしても、横浜打線を無安打に抑え込んでいく。
しかし点を与えた方が命取りになる緊迫した投手戦は、
６回裏にあっけなく幕を閉じる事となる。
互いに無得点で迎えた６回裏に、
加賀は此処まで完璧に抑え込んでいた４番ブランコにヒットで出塁を許すと、
５番和田にもヒットで繋がれて無死２・３塁のピンチ。
６番セサルを三振に仕留めたものの、代打・堂上剛には１０球粘られた末に四球を与え、
１死満塁という状況で８番小田。
加賀の１００球目となるスライダーはど真ん中に行く失投となり、
これを見逃さずに弾き返した小田の打球はレフトフェンス直撃となる走者一掃のツーベース。
痛恨の一球で３失点を喫したことで、試合は一気に中日に傾く。
７回裏には３番手の篠原が、２番大島・３番森野と、
立て続けに左打者に痛打されて１失点を喫すると、
８回裏には４番手の小杉が英智にまさかのソロホームランを許して５失点目。
打線の方は８回表に２番石川・３番ハーパーの連打でチャンスを作り出すも、
直後に登板した２番手浅尾・３番手高橋を打ち崩すことが敵わず敗戦。
中日にプロ野球タイ記録となる４試合連続完封勝利を許してしまった。
本当にプロ初登板の投手にはとことん甘い横浜ですが、
プロ初登板初先発初勝利に危うくノーヒットノーランというおまけを付けてあげる所でした。
まあ、それは辛うじて７回表にカスティーヨが阻止しましたけどねw
２ヶ月ぶりに連勝したと思ったら、その連勝が直ぐに止まってしまう、というのもね。
不思議な事にこういうルーキー投手ほど何故か打てない内川。
中澤を普通過ぎて打てない、と評していましたが、岩田も普通過ぎて打てませんか？
そしてチャンスで回ってきたときに一番期待出来ない村田……
４番なのにチャンスで打席が回って期待感を抱けないっていうのはねえ。
どうしたものでしょうか……
さて、本日の先発は横浜は恐らくランドルフでしょう。
中日がプロ野球新記録となる５試合連続完封勝利となるのか？
それとも横浜が勝ち越しに希望を繋げるのか？
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この試合は脇役の活躍が目立った試合でしたが、
こういう試合も必要ですね。
で、明日の吉見にプレッシャーは・・・ないですよね。
by ロック (2010-07-21 01:21)