2009年9月終了アニメを評価してみる その5 [アニメの話とか]
企画参加記事第5弾。
今回は シャングリ・ラ かなめも よくわかる現代魔法 の3本です。
ピッコロさんのブログ
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 は、こちら
シャングリ・ラ
シャングリ・ラの評価。
各項目5点満点です。
ストーリー:3
途中で展開が急激に変わったりして、若干難しい面もあります。
ただ、人と自然の在り方という点において、
軸はしっかりとしていたと思います。
キャラクター性:4
一癖も二癖もある登場キャラばかり。
人数の割にはそれぞれが把握しやすい特徴をしっかりと持っていますね。
画:4
キャラは若干の作画崩れが見受けられますが、
それは気にならない程度でしょう。
むしろ東京の街と原生林の融合が自然な形で描かれていたかと。
演出:3
間の取り方、各話の引き方は悪くはないですが、
場面転換が唐突なものだから繋がりを把握しにくい形ですね。
音楽:5
作品と曲のイメージ、アニメーションがしっくりきていましたね。
完成度としては非常に高いものだったかと。
総合的な評価:3
急激に展開が変わったり、付いて行き難い印象を受ける作品です。
じっくり見て行かないと、理解に苦しむかもしれません。
シャングリ・ラの個人的総評
身近に迫った、それでもある意味永遠の命題ともいえる、
人と地球の在り方を描いた感じの作品になってますね。
民主党が政権を取ってから暫くして、
地球温暖化やCO2排出問題の一つで、炭素税の話題が挙がった時、
思わずこの作品のことが頭に浮かびましたね。
人類の未来における一つの形とも言うべきアトラス計画。
それが長い年月をかけていくうちに、
徐々に選民思想に近いものへと変質していくわけですが……
こういったものは、どんな組織でも起こりうるわけですよね。
実質的にアトラスを支配してきた涼子にしても、
人類を救うという意思は持ち合わせていないですしね。
今のままでは地球にとって、人間というのは不要な存在なのかな?
それとも、人間が地球を不要としているのか……
間接的にも差し迫った環境問題に対して、考えさせられる作品でした。
あとは政治的な問題に対してもねw
かなめも
かなめもの評価。
各項目は5点満点です。
ストーリー:3
新聞の販売所という、極めて珍しい題材を取り上げた作品ですが、
殺伐としたものではなく日常生活にメインをおいた、
柔らかい感じのお話になっていますね。
キャラクター性:3
ロリコン変態なハルカ、ツンデレな美華と代理、天然系のユメ、ドジっ娘のかな。
美華と代理はキャラ的に被っていますが。
実はこの5人位しかキャラとして立っていない感じです。
画:5
少なくとも作画の違和感などは見受けられませんでしたね。
演出:4
地上波規制は仕方のないことですが、キャラの特徴を上手く把握したり、
それを惹き立たせようとした演出。あまりくどくなかったのも好感が持てます。
ただ、全体的にハルカの比率が多すぎますね。
音楽:4
作品そのもののイメージと、若干ずれている感じがしなくもないです。
総合的な評価:4
何故かなが風新にいるのか……
その理由が第1話を見逃すと、ずっと判らず終いになっていますね。
そこが実は作品評価を分けるポイントかもしれません。
かなめもの個人的総評
かなり特殊というか、珍しい部類の新聞販売所のお話。
とは言っても、ほぼ日常生活に関することですけどね。
かなに身寄りがないってことを理解していないと、
舞台設定に違和感を抱くと思いますので、
第1話は確実に見ておく必要があると思います。
実際、後のストーリーでもかなはお婆ちゃんっ子という感じで描かれて、
両親については触れられていませんから。
とにかくハルカの変態性の強調が強すぎて、
ヒナタとユーキは煽りを食らってキャラ特性が薄い印象を受けます。
それぞれの個性が強すぎて、
それを発揮する機会に恵まれたハルカが他のキャラを喰った感じでしょうか。
本来守銭奴キャラなのに、ハルカへのツッコミキャラとなったヒナタが、
一番の被害者な気もしますが……
よくわかる現代魔法
よくわかる現代魔法の評価。
各項目5点満点です。
ストーリー:1
最後まで見てもさっぱり判らなかったストーリー。
そもそも目的って何だったんでしょうね?
キャラクター性:1
こよみは悪い意味でアクが強すぎる感じです。
他の登場人物に関しても、非常に曖昧すぎて、
外見が違うだけで中身は似たり寄ったりな印象を受けます。
画:3
作画に大きな崩れがなかった事位でしょうか……
演出:1
いきなり過去の話を持ち込んだかと思いきや、
それをまるっきり無視するような形で何事もなく2話目で現代編。
伏線も伏線になっていない無意味さ……
音楽:1
OPの曲は良いです。でも、それだけ……
総合的な評価:1
ちっともよくわからない現代魔法。
見るだけ無駄な気がしますね。
よくわかる現代魔法の個人的総評
OP曲と作画がそこそこ安定していたこと以外は、
ひたすら価値を見出せない作品。
空気の読めない演出あり、話の繋がり無視した演出あり、
魔術師殺し登場という超展開あり、設定があまりにもあやふやで、
古典魔法と現代魔法の違いがはっきりと出てこないいい加減さ。
目的自体も全く見えてこないうえ、
キャラアニメかと思いきや下手なシリアス展開あり。
プリンセスラバー!と並んで、
2009年第3クールワーストアニメツートップの一角w
ツッコミどころ満載で、こんなの見る位なら、
他のアニメの視聴に時間を費やしたほうが良いよ、
というくらいの酷いアニメでした。
関連記事
2009年9月終了アニメを評価してみる その1
2009年9月終了アニメを評価してみる その2
2009年9月終了アニメを評価してみる その3
2009年9月終了アニメを評価してみる その4
今回は シャングリ・ラ かなめも よくわかる現代魔法 の3本です。
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ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人 は、こちら
シャングリ・ラ
シャングリ・ラの評価。
各項目5点満点です。
ストーリー:3
途中で展開が急激に変わったりして、若干難しい面もあります。
ただ、人と自然の在り方という点において、
軸はしっかりとしていたと思います。
キャラクター性:4
一癖も二癖もある登場キャラばかり。
人数の割にはそれぞれが把握しやすい特徴をしっかりと持っていますね。
画:4
キャラは若干の作画崩れが見受けられますが、
それは気にならない程度でしょう。
むしろ東京の街と原生林の融合が自然な形で描かれていたかと。
演出:3
間の取り方、各話の引き方は悪くはないですが、
場面転換が唐突なものだから繋がりを把握しにくい形ですね。
音楽:5
作品と曲のイメージ、アニメーションがしっくりきていましたね。
完成度としては非常に高いものだったかと。
総合的な評価:3
急激に展開が変わったり、付いて行き難い印象を受ける作品です。
じっくり見て行かないと、理解に苦しむかもしれません。
シャングリ・ラの個人的総評
身近に迫った、それでもある意味永遠の命題ともいえる、
人と地球の在り方を描いた感じの作品になってますね。
民主党が政権を取ってから暫くして、
地球温暖化やCO2排出問題の一つで、炭素税の話題が挙がった時、
思わずこの作品のことが頭に浮かびましたね。
人類の未来における一つの形とも言うべきアトラス計画。
それが長い年月をかけていくうちに、
徐々に選民思想に近いものへと変質していくわけですが……
こういったものは、どんな組織でも起こりうるわけですよね。
実質的にアトラスを支配してきた涼子にしても、
人類を救うという意思は持ち合わせていないですしね。
今のままでは地球にとって、人間というのは不要な存在なのかな?
それとも、人間が地球を不要としているのか……
間接的にも差し迫った環境問題に対して、考えさせられる作品でした。
あとは政治的な問題に対してもねw
かなめも
かなめもの評価。
各項目は5点満点です。
ストーリー:3
新聞の販売所という、極めて珍しい題材を取り上げた作品ですが、
殺伐としたものではなく日常生活にメインをおいた、
柔らかい感じのお話になっていますね。
キャラクター性:3
ロリコン変態なハルカ、ツンデレな美華と代理、天然系のユメ、ドジっ娘のかな。
美華と代理はキャラ的に被っていますが。
実はこの5人位しかキャラとして立っていない感じです。
画:5
少なくとも作画の違和感などは見受けられませんでしたね。
演出:4
地上波規制は仕方のないことですが、キャラの特徴を上手く把握したり、
それを惹き立たせようとした演出。あまりくどくなかったのも好感が持てます。
ただ、全体的にハルカの比率が多すぎますね。
音楽:4
作品そのもののイメージと、若干ずれている感じがしなくもないです。
総合的な評価:4
何故かなが風新にいるのか……
その理由が第1話を見逃すと、ずっと判らず終いになっていますね。
そこが実は作品評価を分けるポイントかもしれません。
かなめもの個人的総評
かなり特殊というか、珍しい部類の新聞販売所のお話。
とは言っても、ほぼ日常生活に関することですけどね。
かなに身寄りがないってことを理解していないと、
舞台設定に違和感を抱くと思いますので、
第1話は確実に見ておく必要があると思います。
実際、後のストーリーでもかなはお婆ちゃんっ子という感じで描かれて、
両親については触れられていませんから。
とにかくハルカの変態性の強調が強すぎて、
ヒナタとユーキは煽りを食らってキャラ特性が薄い印象を受けます。
それぞれの個性が強すぎて、
それを発揮する機会に恵まれたハルカが他のキャラを喰った感じでしょうか。
本来守銭奴キャラなのに、ハルカへのツッコミキャラとなったヒナタが、
一番の被害者な気もしますが……
よくわかる現代魔法
よくわかる現代魔法の評価。
各項目5点満点です。
ストーリー:1
最後まで見てもさっぱり判らなかったストーリー。
そもそも目的って何だったんでしょうね?
キャラクター性:1
こよみは悪い意味でアクが強すぎる感じです。
他の登場人物に関しても、非常に曖昧すぎて、
外見が違うだけで中身は似たり寄ったりな印象を受けます。
画:3
作画に大きな崩れがなかった事位でしょうか……
演出:1
いきなり過去の話を持ち込んだかと思いきや、
それをまるっきり無視するような形で何事もなく2話目で現代編。
伏線も伏線になっていない無意味さ……
音楽:1
OPの曲は良いです。でも、それだけ……
総合的な評価:1
ちっともよくわからない現代魔法。
見るだけ無駄な気がしますね。
よくわかる現代魔法の個人的総評
OP曲と作画がそこそこ安定していたこと以外は、
ひたすら価値を見出せない作品。
空気の読めない演出あり、話の繋がり無視した演出あり、
魔術師殺し登場という超展開あり、設定があまりにもあやふやで、
古典魔法と現代魔法の違いがはっきりと出てこないいい加減さ。
目的自体も全く見えてこないうえ、
キャラアニメかと思いきや下手なシリアス展開あり。
プリンセスラバー!と並んで、
2009年第3クールワーストアニメツートップの一角w
ツッコミどころ満載で、こんなの見る位なら、
他のアニメの視聴に時間を費やしたほうが良いよ、
というくらいの酷いアニメでした。
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2009年9月終了アニメを評価してみる その1
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2009年9月終了アニメを評価してみる その3
2009年9月終了アニメを評価してみる その4
ぁぅぁぅ。。。よくわかる現代魔法のBlu-ray1巻をジャケ買いしてしまいましたwww
しかもまだ開けてない。。。
by naka-G (2009-11-19 23:20)