４時間半に及ぶ死闘の果てに…… [横浜ベイスターズ2010]
肩慣らしとも言える最初の一回りを終え、
いよいよペナントの方向性を占う二回り目に入ったわけですが、
交流戦まで約１ヶ月。
交流戦が得意なチームは極力離されないように、
苦手なチームは少しでも貯金を稼いでおけるようにしたいわけですが、
横浜としては最下位転落さえ免れれば御の字といったところかもしれません。
さて、昨日の横浜対中日第４回戦は
横浜 ７－８× 中日 で、ドラゴンズの勝利です……
昨日の先発は横浜が前回復調の兆しを見せたランドルフ、
中日は前回３年ぶりの白星を上げた山井。
横浜は立ち上がりから制球が定まらない不安定さを露呈した山井を攻め立て、
フルカウントから１番石川をショートゴロに仕留められるも、
２番早川にはフルカウントから四球を選び、、
３番内川に初球をライト前へ運んで１死１・３塁。
４番村田が三振に倒れるも５番スレッジのスリーランで３点のリードを奪う。
ところが前回安定感を取り戻しつつあったランドルフがこの日は大乱調。
１番荒木を打ち取るも２番セサルに内野安打と盗塁を許し、
４番ブランコに四球を与えて２死１・３塁のピンチ。
５番和田にレフト線へタイムリーツーベース、
６番井端にセンターへのタイムリーを許して同点にされると、
７番野本にツーランホームランを浴びて５失点。
味方が点を取った直後にそれ以上の失点を喫して引っ繰り返され、
ここでも開幕カードの阪神戦、そして２００８年シーズンの悪夢の再来となる。
此処からズルズルと行かないのが今年の横浜ベイスターズ。
２回裏にはセサルに四球・３番森野にヒット・５番和田に四球を与え、
２死満塁のピンチを迎えたランドルフだったが、
井端をファウルフライに仕留めて窮地を脱すると、
３回表に打線がきっかけを掴みながらも立ち直れない山井に牙を剥く。
石川が四球を選んで出塁すると、早川が進塁打で２塁に進めて、
再び内川はライト前へヒットを放ち１死１・３塁とチャンスを広げると、
村田・スレッジ・６番カスティーヨ・７番吉村の４連続タイムリーで山井をKOし、
今度は横浜が試合を引っ繰り返す。
しかし折角味方が逆転したにも拘らず、山井同様に立ち直れないランドルフは、
逆転した直後の先頭バッターである野本に四球を与える最悪な結果。
続く８番谷繁の打席で三振ゲッツーを奪い立ち直る足掛りを得るも、
続く２番手の９番平井にライト前ヒットを許し、
荒木を打ち取るもランドルフも山井同様３回で降板する事となる。
ランドルフの後を受けた２番手の桑原は７回裏、
１死から和田にヒット、井端が左腕を当てに行くような死球を与え、
１死１・２塁のピンチを背負うが野本を三振、
谷繁をサードゴロに仕留めて窮地を脱し、４イニングを無失点で切り抜ける。
一方攻撃陣は３番手小林から先頭の８番武山が四球で出塁するも、
桑原は送りバントを失敗。
石川は見逃し三振に倒れるが谷繁が後逸している間に武山が進塁。
代打金城は４番手の鈴木から内野安打で出塁し、
追加点を奪う絶好のチャンスを得るが、内川はライトフライに打ち取られてしまう。
２点差で迎えた終盤の８回裏、４回を無失点で切り抜けた桑原に代えて、
９試合で防御率０点のセットアッパー牛田を投入し、
逃げ切り態勢に入った横浜だったが、代打小山とセサルを三振に仕留めるも、
ショートゴロに打ち取った荒木の当たりを石川が送球を逸らした事で内野安打とし、
２死１塁から当たっている森野にツーランホームランを浴び、
土壇場で試合を振り出しに戻されてしまう。
イニングを跨いだ牛田と連投が続く江尻が中日打線を抑え込むも、
打線は５番手浅尾と６番手高橋を攻略できず、
このまま引き分けになるのかと思われた１１回裏に悪夢が待ち構えていた。
横浜は５番手の山口を投入し、最悪でも引き分けを狙いに来たが、
山口はブランコを三振に仕留めるも和田に粘られ四球を与える。
続く井端の送りバントはピッチャー前に転がる２塁封殺コースだが、
処理を焦ったのか山口がボールを掴み損ねて２死２塁。
１打サヨナラの場面で横浜は野本を敬遠し、谷繁との勝負を選択する。
しかし谷繁に外角高めのストレートをライトへ弾き返されると、
前進守備を敷いていた吉村が辛うじて打球に追いつくものの、
最後の最後で打球を掴み損ねて和田が生還。
相手のミスにつけ込み、勝利への執念で勝った中日が逆転勝ちを納めた。
互いに先発投手が最悪の出来の中で、一度は試合を引っ繰り返したわけですが、
横浜はエラーこそ付かないものの致命的なミスが終盤に目立ちましたね。
８回裏に石川の送球ミスで荒木の出塁を許したため、
森野に打たれて同点に追いつかれたわけですが、
あれが無ければそのまま逃げ切っていた可能性もあります。
更に１１回裏で山口が井端のバントを落ち着いて処理できれば、
２死１塁で野本を敬遠せずに済みましたからね。
しかし吉村はタイムリーこそ出たものの攻守に精彩を欠いていますね。
特に最後の谷繁の打球も、前進守備だったけど球際で吉村は減速しているので、
確実に追いついている状態なんですよ。
ところが最後の最後で打球の落下点を読み違えて捕り損ない、
決勝点を許してしまったわけですが……
ここまで精彩を欠き、不振に喘いでいるようだと、シーレに落とした方が良いのかも。
筒香は１軍昇格最低ノルマとしてシーレで１０本塁打を課されていますし、
吉村の不振が長引くようだと「７番右翼手・筒香」待望論も出てくるでしょうね。
吉村の場合はいざとなったらスタメン外したり、シーレに落としたりと弄れますが、
どんなに不振でも故障や怪我でない限りそれが出来ないのが村田。
なにしろ村田は横浜打線の支柱であり、
それを欠いた打線がどれだけ無残なものかは、昨年の試合を見れば明らかですから。
内川の調子が上がってきているだけに、村田が復調すれば良いんですけどね。
さて明日というか、今日の先発は横浜が寺原、中日は小笠原です。
好調を維持し続けてくれていれば、鍵を握るのは初回の攻防でしょう。
小笠原相手だと中盤以降は点が取れないので、
立ち上がりの悪い小笠原から何点取れるかが、
勝敗を分けると言っても過言ではありませんね。
いよいよペナントの方向性を占う二回り目に入ったわけですが、
交流戦まで約１ヶ月。
交流戦が得意なチームは極力離されないように、
苦手なチームは少しでも貯金を稼いでおけるようにしたいわけですが、
横浜としては最下位転落さえ免れれば御の字といったところかもしれません。
さて、昨日の横浜対中日第４回戦は
横浜 ７－８× 中日 で、ドラゴンズの勝利です……
昨日の先発は横浜が前回復調の兆しを見せたランドルフ、
中日は前回３年ぶりの白星を上げた山井。
横浜は立ち上がりから制球が定まらない不安定さを露呈した山井を攻め立て、
フルカウントから１番石川をショートゴロに仕留められるも、
２番早川にはフルカウントから四球を選び、、
３番内川に初球をライト前へ運んで１死１・３塁。
４番村田が三振に倒れるも５番スレッジのスリーランで３点のリードを奪う。
ところが前回安定感を取り戻しつつあったランドルフがこの日は大乱調。
１番荒木を打ち取るも２番セサルに内野安打と盗塁を許し、
４番ブランコに四球を与えて２死１・３塁のピンチ。
５番和田にレフト線へタイムリーツーベース、
６番井端にセンターへのタイムリーを許して同点にされると、
７番野本にツーランホームランを浴びて５失点。
味方が点を取った直後にそれ以上の失点を喫して引っ繰り返され、
ここでも開幕カードの阪神戦、そして２００８年シーズンの悪夢の再来となる。
此処からズルズルと行かないのが今年の横浜ベイスターズ。
２回裏にはセサルに四球・３番森野にヒット・５番和田に四球を与え、
２死満塁のピンチを迎えたランドルフだったが、
井端をファウルフライに仕留めて窮地を脱すると、
３回表に打線がきっかけを掴みながらも立ち直れない山井に牙を剥く。
石川が四球を選んで出塁すると、早川が進塁打で２塁に進めて、
再び内川はライト前へヒットを放ち１死１・３塁とチャンスを広げると、
村田・スレッジ・６番カスティーヨ・７番吉村の４連続タイムリーで山井をKOし、
今度は横浜が試合を引っ繰り返す。
しかし折角味方が逆転したにも拘らず、山井同様に立ち直れないランドルフは、
逆転した直後の先頭バッターである野本に四球を与える最悪な結果。
続く８番谷繁の打席で三振ゲッツーを奪い立ち直る足掛りを得るも、
続く２番手の９番平井にライト前ヒットを許し、
荒木を打ち取るもランドルフも山井同様３回で降板する事となる。
ランドルフの後を受けた２番手の桑原は７回裏、
１死から和田にヒット、井端が左腕を当てに行くような死球を与え、
１死１・２塁のピンチを背負うが野本を三振、
谷繁をサードゴロに仕留めて窮地を脱し、４イニングを無失点で切り抜ける。
一方攻撃陣は３番手小林から先頭の８番武山が四球で出塁するも、
桑原は送りバントを失敗。
石川は見逃し三振に倒れるが谷繁が後逸している間に武山が進塁。
代打金城は４番手の鈴木から内野安打で出塁し、
追加点を奪う絶好のチャンスを得るが、内川はライトフライに打ち取られてしまう。
２点差で迎えた終盤の８回裏、４回を無失点で切り抜けた桑原に代えて、
９試合で防御率０点のセットアッパー牛田を投入し、
逃げ切り態勢に入った横浜だったが、代打小山とセサルを三振に仕留めるも、
ショートゴロに打ち取った荒木の当たりを石川が送球を逸らした事で内野安打とし、
２死１塁から当たっている森野にツーランホームランを浴び、
土壇場で試合を振り出しに戻されてしまう。
イニングを跨いだ牛田と連投が続く江尻が中日打線を抑え込むも、
打線は５番手浅尾と６番手高橋を攻略できず、
このまま引き分けになるのかと思われた１１回裏に悪夢が待ち構えていた。
横浜は５番手の山口を投入し、最悪でも引き分けを狙いに来たが、
山口はブランコを三振に仕留めるも和田に粘られ四球を与える。
続く井端の送りバントはピッチャー前に転がる２塁封殺コースだが、
処理を焦ったのか山口がボールを掴み損ねて２死２塁。
１打サヨナラの場面で横浜は野本を敬遠し、谷繁との勝負を選択する。
しかし谷繁に外角高めのストレートをライトへ弾き返されると、
前進守備を敷いていた吉村が辛うじて打球に追いつくものの、
最後の最後で打球を掴み損ねて和田が生還。
相手のミスにつけ込み、勝利への執念で勝った中日が逆転勝ちを納めた。
互いに先発投手が最悪の出来の中で、一度は試合を引っ繰り返したわけですが、
横浜はエラーこそ付かないものの致命的なミスが終盤に目立ちましたね。
８回裏に石川の送球ミスで荒木の出塁を許したため、
森野に打たれて同点に追いつかれたわけですが、
あれが無ければそのまま逃げ切っていた可能性もあります。
更に１１回裏で山口が井端のバントを落ち着いて処理できれば、
２死１塁で野本を敬遠せずに済みましたからね。
しかし吉村はタイムリーこそ出たものの攻守に精彩を欠いていますね。
特に最後の谷繁の打球も、前進守備だったけど球際で吉村は減速しているので、
確実に追いついている状態なんですよ。
ところが最後の最後で打球の落下点を読み違えて捕り損ない、
決勝点を許してしまったわけですが……
ここまで精彩を欠き、不振に喘いでいるようだと、シーレに落とした方が良いのかも。
筒香は１軍昇格最低ノルマとしてシーレで１０本塁打を課されていますし、
吉村の不振が長引くようだと「７番右翼手・筒香」待望論も出てくるでしょうね。
吉村の場合はいざとなったらスタメン外したり、シーレに落としたりと弄れますが、
どんなに不振でも故障や怪我でない限りそれが出来ないのが村田。
なにしろ村田は横浜打線の支柱であり、
それを欠いた打線がどれだけ無残なものかは、昨年の試合を見れば明らかですから。
内川の調子が上がってきているだけに、村田が復調すれば良いんですけどね。
さて明日というか、今日の先発は横浜が寺原、中日は小笠原です。
好調を維持し続けてくれていれば、鍵を握るのは初回の攻防でしょう。
小笠原相手だと中盤以降は点が取れないので、
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勝敗を分けると言っても過言ではありませんね。
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こんばんは、「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」の管理人のピッコロでございます。いつもお世話になっております。記事とは関係のないコメントで大変失礼いたします。
まず最初に、お忙しい中、当ブログの企画に参加して頂きありがとうございました。現在アニメ評価企画7の最終集計結果をブログにアップしておりますので見て頂けると嬉しいです。
そして、今回も「今期終了アニメ（3月終了アニメ）を評価してみないかい？8」と題しまして、評価企画を立ち上げましたので、参加のお誘いに参りました。また、この企画に賛同して頂けるのであれば是非参加していただければと思います。
なお、投票方法等についての詳しい事は以下の記事に書いておりますのでご覧ください↓
http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51531933.html
今回はお礼とお誘いのご挨拶が遅くなり申しわけございませんでした。どうか今後とも末永いお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。宣伝大変失礼いたしました。
by ピッコロ (2010-04-14 22:18)
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