今日も試合は中止だから [スポーツ]
案の定、今日も横浜対ホークスの試合は中止となりました。
広島と甲子園はやっているようですが、あちらは雨降ってないんでしょうかね？
それはともかく、昨日の続きでも書きますかね。
昨日は野球とはどういうスポーツなのか？という事と、
どういう場所で行われるのか？という事をちょこちょこっと書きましたが、
今回は実際の競技について少しづつ触れていきましょうかね。
野球は優劣を競うれっきとした競技である以上、裁定を下す審判が存在しています。
現在は本塁の後方に位置して、守備側の投げたボールが有効球(ストライク)か、
無効球(ボール)かを判定する球審と、
１～３塁の各塁付近に塁審と呼ばれる審判がそれぞれ一人づつ、
計４人の審判が居ます。
実は野球の審判は昔は６人居たのですが、とある理由から４人に減らされています。
これらについては、後日に審判の役割について詳しく書きたいと思いますので、
今回は省かせていただきます。
チームはプロ野球の場合２５人編成、高校野球の場合は１８人編成となります。
これはチームの中で一つの試合に出られる最大人数でもありますが、
このうち９人だけが試合の最初から出られる事になり、
この９人のメンバーをスタメン(スターティングメンバー)と呼びます。
ただし誰でも良いという訳ではなく、
守備をしている時に担当する９つのポジション(守備位置)の分だけ、ということです。
９つのポジションは以下の通り。
１：投手(ピッチャー) P
攻撃側にボールを投げるため、投球板に位置する選手。
守備側が投げたボールを打ち返すのが野球なので、
この選手が居ないとそもそも競技として成立しない。
２：捕手(キャッチャー) C
投手の投げたボールを受けるため、本塁の後ろに位置する選手。
この選手が居ないと投げたボールをいちいち取りに行かないといけない。
３：一塁手(ファースト) 1B
最初のチェックポイントに行かせないように、１塁ベース付近を守っている選手。
この選手が居ないと打たれた時、簡単に１塁へ辿り着かれてしまう。
４：二塁手(セカンド) 2B
２つ目のチェックポイントに行かれないように、２塁ベースの右に居る選手。
投手と一塁手の間に飛んでくるボールを捕ったりする。
５：三塁手(サード) 3B
三つ目のチェックポイントに行かれないよう、３塁ベース付近で守っている選手。
１塁や２塁同様、この選手が居ないと３塁まで進めてしまう。
６：遊撃手(ショート) SS
二塁手とは左右逆の場所に位置している選手。
投手と三塁手の間に飛んでくる打球を捕ったり、
二塁手の代わりに２塁を守ったりもする。
７：左翼手(レフト) LF
三塁手の後方、壁付近に位置して遠くに飛んでくるボールを捕る選手。
８：中堅手(センター) CF
投手の後方、壁付近に位置して遠くに飛んでくるボールを捕る選手。
９：右翼手(ライト) RF
一塁手の後方、壁付近に位置して遠くに飛んでくるボールを捕る選手。
一般的には()内の呼び方で呼ばれ、
その後ろについているアルファベットは、担当守備位置の略称。
数字は担当守備位置に割り振られた番号になります。
なお、高校までのアマチュア野球ではこの番号がそのまま背番号にもなります。
(プロ・大学・社会人野球では個別の背番号になります)
３～６番までの守備担当者を内野手、７～９番を外野手と呼んでいます。
守備側は攻撃側に打たれないようにする、
あるいは打たれてもチェックポイントを通過して本塁へ戻れないようにする。
つまり攻撃を失敗させる事を目的とします。
守備で９人が競技をするわけですから、当然攻撃も９人で行います。
これは守備についていた選手が、そのまま攻撃も担当します。
ただし、大学以上やプロの一部リーグでは、
指名打者(DH)制度と呼ばれるものを採用しており、
投手の代わりとして攻撃する、攻撃専門の選手を使うルールを用いています。
攻撃側は投手が投げたボールを打ち返し、チェックポイントへ到達できれば成功。
到達できなければ失敗となります。
３回攻撃失敗すると、相手チームと攻守が入れ替わるため、
３回目の攻撃失敗までにチェックポイントを通過して本塁へ戻ってきた人数分、
攻撃チームの得点として加算されます。
これを互いに９回行い、最終的にどちらが多く点を取ったのか競うのが野球です。
お互いに９回攻撃権を使って、点数が同じだった場合は延長戦となり、
互いに攻撃と守備を繰り返し、１回終わって点差が出来ていた場合は、
多く点を取ったチームがそのまま勝ちとなります。
なお、プロ野球の場合は試合開始から合計で１２回、
高校野球は１８回で点差が付かなかった場合引き分けとなり、
高校野球は後日再試合を行う事になっています。
(プロの場合昔は時間制限制、その後１５回まで行っていましたが、現在は１２回。
ただしこれは日本のルールであって、アメリカでは制限は勝敗が付くまでやります)
これとは逆に、互いのチームの点差が大きく開いた場合は、
勝っているチームを勝者とみなして９回を待たずに試合終了となります。
基準は試合開始から５回行って１０点差、７回行って７点差となっており、
これをコールドゲームと呼びます。
(おおふりで三橋たちがやったのがこれ。
本来なら１０点とって５回で終わらせるつもりだった)
なおコールドゲームは高校野球だと地方大会(予選みたいなもの)までに限られ、
甲子園での全国大会には適用されません。
また、プロ野球には天候不順以外のコールドゲームは存在しません。
さて、次回は攻守交替に関するルールなどを書いてみましょうかね。
出来れば明日辺りに書けると良いんですけど……
広島と甲子園はやっているようですが、あちらは雨降ってないんでしょうかね？
それはともかく、昨日の続きでも書きますかね。
昨日は野球とはどういうスポーツなのか？という事と、
どういう場所で行われるのか？という事をちょこちょこっと書きましたが、
今回は実際の競技について少しづつ触れていきましょうかね。
野球は優劣を競うれっきとした競技である以上、裁定を下す審判が存在しています。
現在は本塁の後方に位置して、守備側の投げたボールが有効球(ストライク)か、
無効球(ボール)かを判定する球審と、
１～３塁の各塁付近に塁審と呼ばれる審判がそれぞれ一人づつ、
計４人の審判が居ます。
実は野球の審判は昔は６人居たのですが、とある理由から４人に減らされています。
これらについては、後日に審判の役割について詳しく書きたいと思いますので、
今回は省かせていただきます。
チームはプロ野球の場合２５人編成、高校野球の場合は１８人編成となります。
これはチームの中で一つの試合に出られる最大人数でもありますが、
このうち９人だけが試合の最初から出られる事になり、
この９人のメンバーをスタメン(スターティングメンバー)と呼びます。
ただし誰でも良いという訳ではなく、
守備をしている時に担当する９つのポジション(守備位置)の分だけ、ということです。
９つのポジションは以下の通り。
１：投手(ピッチャー) P
攻撃側にボールを投げるため、投球板に位置する選手。
守備側が投げたボールを打ち返すのが野球なので、
この選手が居ないとそもそも競技として成立しない。
２：捕手(キャッチャー) C
投手の投げたボールを受けるため、本塁の後ろに位置する選手。
この選手が居ないと投げたボールをいちいち取りに行かないといけない。
３：一塁手(ファースト) 1B
最初のチェックポイントに行かせないように、１塁ベース付近を守っている選手。
この選手が居ないと打たれた時、簡単に１塁へ辿り着かれてしまう。
４：二塁手(セカンド) 2B
２つ目のチェックポイントに行かれないように、２塁ベースの右に居る選手。
投手と一塁手の間に飛んでくるボールを捕ったりする。
５：三塁手(サード) 3B
三つ目のチェックポイントに行かれないよう、３塁ベース付近で守っている選手。
１塁や２塁同様、この選手が居ないと３塁まで進めてしまう。
６：遊撃手(ショート) SS
二塁手とは左右逆の場所に位置している選手。
投手と三塁手の間に飛んでくる打球を捕ったり、
二塁手の代わりに２塁を守ったりもする。
７：左翼手(レフト) LF
三塁手の後方、壁付近に位置して遠くに飛んでくるボールを捕る選手。
８：中堅手(センター) CF
投手の後方、壁付近に位置して遠くに飛んでくるボールを捕る選手。
９：右翼手(ライト) RF
一塁手の後方、壁付近に位置して遠くに飛んでくるボールを捕る選手。
一般的には()内の呼び方で呼ばれ、
その後ろについているアルファベットは、担当守備位置の略称。
数字は担当守備位置に割り振られた番号になります。
なお、高校までのアマチュア野球ではこの番号がそのまま背番号にもなります。
(プロ・大学・社会人野球では個別の背番号になります)
３～６番までの守備担当者を内野手、７～９番を外野手と呼んでいます。
守備側は攻撃側に打たれないようにする、
あるいは打たれてもチェックポイントを通過して本塁へ戻れないようにする。
つまり攻撃を失敗させる事を目的とします。
守備で９人が競技をするわけですから、当然攻撃も９人で行います。
これは守備についていた選手が、そのまま攻撃も担当します。
ただし、大学以上やプロの一部リーグでは、
指名打者(DH)制度と呼ばれるものを採用しており、
投手の代わりとして攻撃する、攻撃専門の選手を使うルールを用いています。
攻撃側は投手が投げたボールを打ち返し、チェックポイントへ到達できれば成功。
到達できなければ失敗となります。
３回攻撃失敗すると、相手チームと攻守が入れ替わるため、
３回目の攻撃失敗までにチェックポイントを通過して本塁へ戻ってきた人数分、
攻撃チームの得点として加算されます。
これを互いに９回行い、最終的にどちらが多く点を取ったのか競うのが野球です。
お互いに９回攻撃権を使って、点数が同じだった場合は延長戦となり、
互いに攻撃と守備を繰り返し、１回終わって点差が出来ていた場合は、
多く点を取ったチームがそのまま勝ちとなります。
なお、プロ野球の場合は試合開始から合計で１２回、
高校野球は１８回で点差が付かなかった場合引き分けとなり、
高校野球は後日再試合を行う事になっています。
(プロの場合昔は時間制限制、その後１５回まで行っていましたが、現在は１２回。
ただしこれは日本のルールであって、アメリカでは制限は勝敗が付くまでやります)
これとは逆に、互いのチームの点差が大きく開いた場合は、
勝っているチームを勝者とみなして９回を待たずに試合終了となります。
基準は試合開始から５回行って１０点差、７回行って７点差となっており、
これをコールドゲームと呼びます。
(おおふりで三橋たちがやったのがこれ。
本来なら１０点とって５回で終わらせるつもりだった)
なおコールドゲームは高校野球だと地方大会(予選みたいなもの)までに限られ、
甲子園での全国大会には適用されません。
また、プロ野球には天候不順以外のコールドゲームは存在しません。
さて、次回は攻守交替に関するルールなどを書いてみましょうかね。
出来れば明日辺りに書けると良いんですけど……
タグ：野球
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あれ、ＤＨって投手の代わりでしたっけ。
確かに投手は普通は打たないので、投手の所がＤＨになると思うのですが。
MLB（メジャーリーグ）だと、希有ですが例外があった気がしたので、日本の野球だとどうなのかなーと気になりました。
by りら (2010-05-25 00:33)
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