普通なのに？普通でも？

昨日の夜は日本中が一喜一憂した夜だったのではないでしょうか？
南アフリカ大会決勝トーナメント第１回戦の日本対パラグアイの試合は、
スコアレスドローのままPK戦で日本が敗れてしまいましたね。
それでもまあ、良い夢を見させていただきました。
４年後のブラジル大会でも、頑張っていただきたいですね。
勿論アジア予選を勝ち抜く前に、まずは監督を決めなければなりませんがw

さて、横浜ベイスターズは昨日から沖縄遠征で東京ヤクルトとの２連戦。
昨日は村中の前に抑え込まれたと言うよりも、先発の三浦が５失点、
中継ぎの江尻が３失点、同じく中継ぎの高崎が２失点と、
完全に投手陣が炎上しての敗戦だったわけですが、
本日の横浜対東京ヤクルト第１１回戦は
東京ヤクルト　３－２　横浜　で、スワローズの勝利です……


本日の先発は横浜がここまで好投しながらも援護に恵まれていない加賀、
東京ヤクルトは普通の左腕である中澤というルーキー対決。
初完投初完封を含め、ここまでは完膚なきまでに抑え込まれていた中澤を、
横浜打線がどうやって攻略してくるのかが注目でもありました。

１番青木を簡単に打ち取り、３番飯原に四球を与えながらも後続を押さえ、
無失点で立ち上がった加賀だったが、これまでの安定感は何処へやら。
２回表に５番ホワイトセルにヒットを許して、
早々と先頭打者を塁に出してしまう不安定な内容だが、
６番相川のファーストライナーで併殺を取るとここから少しづつ本来の形を取り戻す。

しかし３回・４回といずれも三者凡退に抑えて波に乗ったかと思われた矢先の５回表、
相川と７番宮本の連打、更に８番藤本の送りバントで１死２・３塁のピンチを背負うと、
９番中澤の打席で痛恨のワイルドピッチ。
与えたくない先制点を献上してしまうと、
青木と２番田中に連続タイムリーを浴びてこの回だけで３失点を喫してしまう。

一方、打線の方は今回も中澤の前に抑え込まれていたが、
６回裏２死まで追い込まれてからようやく反撃を見せる。
３番内川がツーベースで出塁すると、４番村田・５番スレッジの連打で２点を返すが、
６番吉村が繋いでチャンスを広げるも７番武山が見逃し三振に倒れて同点機を逸してしまう。

７回裏に２番手の増渕に２死まで追い込まれるも１番下園・２番石川が連打で１・３塁とし、
同点に追いつくチャンスを作り出すも内川はピッチャーゴロに打ち取られて勝負あり。
横浜は３番手の真田が８回表に２死から飯原への死球をきっかけに窮地を迎えるが、
辛うじて無失点で切り抜けるも打線は松岡・林のリレーの前に押さえ込まれ、
またしても中澤を攻略することが叶わず逃げ切りを許してしまった。


なんと言えば良いのやら……
加賀の援護率の悪さもさることながら、
今回も中澤を攻略出来ずに負けてしまったわけですが、
どうして中澤を打つことが出来ないのか不思議で仕方ありません。
内川が初対戦を終えた中澤の印象を普通の投手と評してましたが、
横浜打線は普通の投手だから打てなかったのか？
それとも普通の投手ですら打てないのか？
そう考えさせられるほどに中澤に対してあっけなくやられている印象です。
多分中澤には見下されちゃってるんだろうな、って思いますね。

久しぶりにスタメン復帰となった吉村は２安打。
とはいえこれで完全復活とは思えませんね。
一時的な復調の兆し、というのは昨年で厭というほど見せられましたし、
今も村田で見せ付けられていますしね。
そういう意味ではまだまだ吉村は……って感じでしょうね。

加藤康介は調子が戻ってきたような印象を受けますね。
左の中継ぎがいない現状では、非常にありがたい復調です。
一方で真田はまだまだ不安定さが残っている状況。
牛田が戦線離脱している今、少しでも安定感のある中継ぎが欲しいんですけどね。


さて、明日は沖縄からの移動となるため横浜と東京ヤクルトの試合はお休み。
横浜は明後日から広島との３連戦が待っているわけですが、
恐らく初戦はまたマエケンが相手でしょうし正直不安しかありません。
清水・大家・ランドルフに頑張ってもらいたいですが、果たしてどうなるか？

タグ：プロ野球 横浜ベイスターズ 東京ヤクルトスワローズ ２０１０年ペナント 横浜対東京ヤクルト

コメント 1

nice!ありがとうございました！

テストで遅くなってしまい、もうしわけありませんでした・・・
by りあ (2010-07-02 17:57)