何故あそこで満塁策を……

あとはアニメ記事だね、というコメントを頂いて、全くだと思いつつ、
今季はあまり食指をそそられるようなアニメが無い事にへこんでいるわけですが、
とりあえず黒執事ⅡとかガンダムＵＣとかブレイクブレイドとかかなあ……
来季になれば禁書目録とそらおとが待ってるわけだけどw

さて、試合こそ残っているものの、
既にチームとしては今シーズンが終了している横浜ベイスターズ。
もはや楽しみは石川の盗塁王という個人記録の行方と、
筒香がいつ１軍に昇格するのか？という２点くらいしか無いわけですが、
今日も甲子園で阪神戦。
既に今シーズンの対阪神戦は負け越しが決まっているわけですが、
そんな横浜対阪神第１８回戦は
横浜　２－６　阪神　で、タイガースの勝利です……


本日の先発は横浜が好投しても援護が貰えず見殺しにされてきた加賀、
対する阪神は中継ぎで入ったはずなのにいつの間にか先発に固定されてるメッセンジャー。
これまで１３勝４敗と完全にお得意様にしている横浜相手の阪神だが、
先発のメッセンジャーが立ち上がりからドタバタとして安定しない。
１番内川を早々とショートゴロに仕留めはしたものの、
２番石川に内野安打で出塁を許してしまうと、
石川の足を警戒したのかメッセンジャーが１塁へ牽制悪送球。
バックアップのマートンのカバーが遅れたこともあって処理をもたついている間に３塁へ進塁し、
３番ハーパーがセンター前へ弾き返すタイムリーで、横浜が先制点を奪う。
一方で横浜先発の加賀はといえば、平凡なサードゴロを村田が悪送球するなど、
野手に足を引っ張られる形でこちらもバタバタした立ち上がり。
初回こそ無失点で切り抜けるものの、２回裏には７番城島にヒットを許して２塁まで進まれると、
２死から１番マートンにタイムリーを浴びて同点に追いつかれてしまう。

同点に追いついたものの、なかなか波に乗っていけないメッセンジャー。
３回こそ三者凡退に切り抜けるものの、
４回表にハーパーがソロホームランを放って横浜が再びリードを奪う。
野手の拙い守備に足を引っ張られながらも１失点で粘り強く投げてきた加賀だが、
６回裏にとうとう阪神打線に捕まってしまう。
４番新井・５番ブラゼルとヒットを許し、この試合初めての連打で１・２塁とされると、
６番金本を三振・城島をピッチャーゴロに仕留めて２死２・３塁。
代打・林に対しては敬遠で満塁策を選ぶのだが、この采配が裏目に出てしまう。
林が敬遠されるや否や、待ってましたと言わんばかりに桧山を投入する阪神。
加賀は桧山をツーストライクと追い込むも、足元を抜けるセンター前タイムリーを許し、
試合を引っ繰り返されてしまう。

１点差で迎えた７回裏には２番手として真田を投入するが、
２番平野・３番鳥谷に連打を許して２・３塁とされるとブラゼルには犠牲フライ。
その後金本と城島、更には７回表から登板している久保田と３連打を浴び、
真田がこの回だけで３失点を喫して勝負あり。
８回表に石川が久保田から粘った末に四球を選んで出塁し、
４番村田のライト線へのツーベースでライトに回った平野が打球処理をもたつく間に、
石川が一気に生還して３点差に縮めるも横浜の反撃はここまで。
最後は案の定、下位打線では藤川の前に手も足も出せずに三者凡退。
対阪神戦の連続２桁失点記録こそ止まったものの、
連敗そのものを止めることは叶わなかった。


加賀は逆転を許した場面では勝負を急ぎすぎたような印象がありますね。
それ以外の部分に関しては良かったとは思います。
逆に村田には正直怒りが……
初回に併殺と判った瞬間に全力疾走をやめちゃったり、
余裕で捌けるなんでもないサードゴロを悪送球でセーフにしちゃったり。
中心選手という自覚が足りないのか？
はたまたＦＡで出て行くつもりだからベイスターズのことなどどうでもいいのか？
ただ、あのプレーで判ったことは、このチームはもう空中分解しているな、って事。
ＦＡ持っている選手の中で、一体何人がこのチームに残ろうと考えるだろうか……
正直内川が出て行きそうで怖い。

さて、横浜は明日から好調な東京ヤクルトとの３連戦。
今のチーム状況から考えれば１勝２敗なら御の字かな？

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