可燃性投手陣 [横浜ベイスターズ2010]

激闘続くプロ野球の優勝争いですが、
昨日は中日が連敗を2で止めて、巨人は阪神に勝利を納めたことで、
3チームが未だに三つ巴の状況。
とはいえ、阪神と巨人が星の潰しあいになっている以上、
ここまでは中日が若干優位といえるかもしれません。

そんな熾烈な首位争いから完全に脱落した最下位争いの逆天王山ですが、
本日の横浜対広島第23回戦は
広島 9-1 横浜 で、カープの勝利です……


本日の先発は横浜が三浦、広島は斉藤。
三浦は1番梵にいきなり四球を与え、盗塁を許して2塁まで進まれてしまうが、
3番天谷のライト前への打球を内川・カスティーヨの中継と橋本のブロックで、
梵の本塁生還を阻み、味方の好守備によって立ち上がりを無失点で切り抜ける。
しかし打線は直後の1回裏に1番内川のセンター前ヒット、
2番石川の送りバントと3番ハーパーのヒットで1死1・3塁のチャンスを作り出すが、
4番村田は初球を打ち上げてセカンドフライ、
5番スレッジもセンターフライで得点機をものに出来ない。

2回までを0に抑えてきた三浦だったが、3回表2死まで取った後、
梵にフェンス直撃のスリーバースヒットを許すと、
今日も木村にタイムリーヒットを許して1点を失ってしまうと、
4回表には1死から4番栗原にレフトスタンドへと運ばれて2点を追いかける展開に。
直後の4回裏にスレッジが自身の最多本塁打記録を更新するソロホームランで1点を返すが、
試合も後半に入った6回表に三浦が広島打線に捕まってしまう。

先頭の梵をサードゴロに仕留めるも、前の打席でタイムリーを打たれた木村に、
今度はまたしてもスリーベースを許すと天谷にタイムリーを打たれて3点目。
続く栗原には2打席連発となるツーランを被弾して5点目を失うと、
5番嶋には死球、6番廣瀬にはツーベースを許してなお1死2・3塁というピンチ。
横浜は2番手として江尻を投入するが、その江尻は暴投で6点目を献上すると、
7番石井琢朗のショートゴロに打ち取ったと思われた打球は、
僅かながらに石井の足のほうが速いという判定で1死1・3塁。
続く8番石原を2塁走塁死に仕留めるもタイムリーヒットを許して7点目を失ってしまう。

7回は3番手の弥太郎が梵にソロホームランを打たれて8点目を失うと、
8回表には4番手福田が嶋にヒットを許し、途中出場の小窪に四球を与えると、
石原に2打席連続となるタイムリーを許して9点目を献上。
登板した投手が次々と失点して試合の流れを変えられなければ、
6回裏には四球で出塁した7番井手が8番橋本のファーストライナーで飛び出して併殺。
8回裏にはヒットで出塁したハーパーの代走として出場した山崎が、
村田のショートライナーで戻りきれずに併殺と広島を助け、
気が付いてみれば斉藤に1失点完投勝利を許してしまい、
本日の敗戦で横浜の最下位マジックは2となった。


中日の試合はナイトゲームなので、
この記事を書いている時点では未だ結果が出ていませんが現在中日は負けてます。
中日が逆転勝利を納めれば明日からの3連戦で、
いよいよ中日に優勝マジックが点灯するんですけどね。
まあ、あくまでも中日が今日の試合に勝てば、の話ですけど……
阪神は巨人との直接対決で勝ち越しはしたものの、
残り試合の関係から状況はかなり苦しくなってきました。
そして巨人はもう崖っぷちの状態ですね……
上位2球団の勝敗次第ですが恐らくあと2敗までが逆転優勝へギリギリのラインかな。
ただし、残りの阪神戦2試合に勝つことが前提ですけどね。


とりあえず、今日も三浦はダメでした。
微妙なところの制球力が甘いのか、コーナーを突いてもボールだったり、
甘めに入ってくるところを叩かれたり。
江尻は暴投以外は運に見放されたかな、と。
石井琢朗の内野安打は本当に微妙なタイミングだったので……

それにしても筒香……試合中の怪我で昇格見送りとは。
もう終わった。
どうせ明日からの巨人3連戦は三たてされて終わるでしょうね。

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