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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第10話 [アニメの話とか]

ソ・ラ・ノ・ヲ・トの第10話を見ました。
というわけで、感想です。

第10話-旅立チ・初雪ノ頃-
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カナタが第1121小隊へ配属されてから半年、
赴任当初こそはたどたどしくかなりてこずっていた喇叭だが、
最近は演奏技術も上達し無難にこなせるようになっていた。

そんなある日、
修復中だったタケミカヅチの脚部パーツを入手したカナタたちは、
翌日にノエルを手伝って脚部の修復を行うのだが、
手が開いたカナタはクレハにイリアの事を訪ね、
彼女が帝国の皇帝の下へ輿入れする予定だった事と、
任地へ赴く際に子供を助けようとして亡くなった事を聞かされる。

亡きイリアに思いを馳せるカナタだが、
そんな彼女の前にユミナと雑貨屋の店主の娘であるユウコが現れ、
山奥に住む野菜売りの老婆であるジャコットが最近姿を見せないことから、
ジャコットの様子を見てきてほしいと頼まれ、
リオと二人でジャコットの元へ赴く事となる。
離れて暮らす息子たちために、家を完成させるまで離れないと語るジャコット。
病を患いながらも、いつ帰ってくるか判らない人たちを待つ姿に、
亡き母親の面影を重ねたリオは、冬が来る前に山を降りるよう進言するが、
ジャコットはこれを固辞するのだった。

仕方なく街に戻り、ジャコットの意思を尊重するため、
彼女が越冬出来るように薪や食料を用意する事にしたカナタとリオ。
しかし薪を用意していたリオはフィリシアから、
最新の定期連絡で休戦中の帝国が軍事行動を開始した事を聞かされる。
一方、食料の買出しにマルティの店へと赴いたカナタは、
イリアに腹違いの妹が居るという話を聞くのだが……

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はっきりと語られたわけでは無いけれど、
イリアとリオが姉妹である事が確定した今回のお話。
と同時にイリアのことも色々と判ってきましたね。

カナタたちが属するヘルベチア共和国の勝利の女神とも云われ、
天才と称された戦車乗りだったイリア・アルカディア。
母親を除けば、唯一リオのことを気にかけてくれた身内であり、
リオにとっては憧れであり誇りともいえる姉。
彼女の死因が川で溺れかけていた子供を助けようとした事にある、
というクレハの説明から溺死であることが判明しましたが、
同時にリオが子供を嫌っている理由が、
姉が死ぬきっかけとなったことに起因していることも判りました。
まあ、軍属とはいえどまだ16歳(でしたよね?)なので、
そこまで感情を割り切ることは出来ないんでしょうね。
軍人である以上、戦地でなくとも任務で命を落とすことはありうる、
ということを頭では理解出来ていても、
簡単に納得して割り切れるほど大人でもないわけですね。

存命ならばイリアは敵対する正統ローマ帝国皇帝の妃となる予定だったことから、
リオが電話で言われた「ヘルベチアを救って欲しい」という言葉の意味は、
帝国皇帝の妃になって欲しい、という解釈でほぼ間違い無いと思いますが、
イリアですら第3皇妃という立場になったであろうという噂があることから、
リオの場合は完全に人質という立場になるんでしょうね。
気になるのはリオの皇位継承権が第3位である、ということ。
公的に認められていない嫡外子である以上、
継承権が低いのは当然のことなんですが、
リオが3位ということは少なくとももう一人兄弟が居る可能性が……

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ちゅーぶら!! 第10話 [アニメの話とか]

ちゅーぶら!!の第10話を見ました。
というわけで、感想です。

第10話-ツンと胸を張って-
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文化祭が日に日に近付いてくる中、
具体的な活動内容の発表方法が決まらない下着同好会。
奈由は苦肉の策としてマネキンを用いた、
ブラの早外し競争をアイデアとして出すのだが、
不特定多数の目がある場所での企画にそぐわない事から、
学校側の許可が降りないであろう事を見越した小町に反対される。
だが、男性客に対する催し物として、
男性用ブラの試着コーナーの設置を提案する奈由だったが、
小町がブラを着けて下着姿になっている姿を想像してしまい、
それを察した小町から怒られてしまうのだった。

文化祭での出し物も決まらず、騒がしい同好会メンバーを他所に、
母親のアパレルメーカーが出す下着の新作カタログのモデルをやることとなり、
一人黙々とエクササイズに励んでいた清乃だったが、
当日に撮影スタジオを見学したいという奈由に対し、
交換条件としてバストアップの協力を要請する。

矯正下着やマッサージ、食事や運動など、
様々な方法でバストアップを図る清乃だったが、効果はなかなか現れず、
一向に成長する気配を見せなかった。
そして、ついに撮影当日を迎えるのだが……

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というわけで夏休みどころか、衣替えも既に終わっているちゅーぶら!!
まさに文化祭目前といったところなんですが、
これまで下着同好会としての活動は殆どと言って良いほど描かれておらず、
文化祭に何をやるのかについては一切が謎のまま。
とりあえず奈由のアイデアであるブラの早外しや、
男性用ブラの試着コーナーに関しては、
不特定多数の目に触れる文化祭という性質上、
絶対に許可が降りないと思います。

下着のフィッティングに関しては部員集めの時に失敗して、
下着部設立を絶望的な状況に追い込んだために出来るわけがありませんし、
自作の下着に関しても弥子の問題で作ったきりで、
それ以降に下着を作った様子もなく、
自作の下着展示というアイデアも企画倒れになりそうですし。
合宿に行ったら行ったで遊び倒していただけだし……
一応奈由は学年主席という設定があるにも拘らず、
恐ろしいほど勢い任せの無計画さが露呈しているわけですが、
そもそも下着部を作ろうとした目的って、
下着のことを良く知ってもらうためと、
手芸部で下着を作ろうとして却下された事に原因があったような。

となると、文化祭の出し物としては自作下着の公開や下着の歴史、
正しい下着選びのコツやブラの着け方などを図解にして展示する、
という方法が無難な気もしますね。
正直、これでも塚本辺りは反対しそうですが……

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はなまる幼稚園 第9話 [アニメの話とか]

はなまる幼稚園の第9話を見ました。
というわけで、感想です。

第9話-はなまるな差し入れ/はなまるな夢-
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子供たちに大人気の漫画、パンダネコ。
その原作者である花丸は、ある理由から原稿の制作が進まず、
スランプ状態に陥っていた。

山本の妹であり、雑誌の編集部でアルバイトをしている真弓は、
原稿の受け取りのために差し入れを持って花丸の元を訪れるが、
責任感を抱きながらもペンが進まない花丸のために、
締め切りを延ばせるよう編集長に掛け合うのだが、
肝心の差し入れを渡しそびれてしまい、慌てて花丸の元へ戻る事となる。

気分転換のために近所の公園を訪れていた花丸は、
公園へ遊びに来ていた杏たちと出会う事となるのだが、
真弓のことを思い出して一喜一憂していた様子を見られ、
真弓に対する好意を柊に見透かされたことから、
激しく落ち込んでしまうのだった。

自分たちの発言で落ち込んでしまった花丸を、
なんとかして元気付けようとする杏たち。
一方、原稿が煮詰まっていることで落ち込んでいると思い込んでいる真弓は、
花丸を元気付けるためのある方法を思いつき、
姉に協力を要請するのだが……

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おっとりと、何処かのんびりとしている印象を与える姉と違い、
これまでの出番ではしっかりとした印象があった真弓。

姉に対する土田の好意には気付いているものの、
自分に対する花丸の気持ちにはこれっぽっちも気付いておらず、
周囲の人間は気付いているんだけど、
当人だけは気付いていないという似たもの姉妹であることが判明。
姉は花丸、妹は土田、それぞれの前途を憂慮しているものの、
その原因は自分にある事に気付いていないという、
傍迷惑この上ない姉妹ですね。
この姉妹は自分の事になると、過小評価を通り過ぎて、
既に卑屈に成り果てているような気もしますね。

気持ちをストレートにぶつける勇気が無いので、
遠まわしにさりげなくアプローチするものの、
相手が自身への好意に対して超絶的に鈍く、
ちっとも気付いてもらえないという共通点を持つ花丸と土田。
どちらが先に抜け出すのかは予測が難しいですが、
真弓との関係を前向きに捉えている花丸の方が、
意外と先にこの状況を抜け出すのかも。
尤も前向きに捉え過ぎて時期を逸し、ずるずると、という可能性もまたありで、
その間に後ろ向き過ぎた反動で玉砕覚悟の決意を固めた土田が、
一気に進展させるということも在り得ますが。

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戦う司書 The Book of Bantorra 第23話 [アニメの話とか]

戦う司書の第23話を見ました。
教団との戦いを終えた武装司書たちだが……

第23話-脱獄と道具と砂漠の菫-
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蒼淵呪病を用いたカチュアの叛乱は、
エンリケがアーキットにノロティの本を読ませることで、
原因となっているアーキットの憎しみを消しさり解決した。
その2ヵ月後、教団の信徒のものである一冊の本から、
教団の信じる天国とは夢を操る魔術師が作り出した夢であった、
という仮説が生まれ、他に有力な情報を得られないことから、
バントーラ図書館はこれを真実として世間に発表した。

カチュアの叛乱以降、図書館と武装司書・教団の秘密を明かされたミンスは、
次代の楽園管理者として教団の復興に乗り出す。
その中で素性の知れない真人候補・マキア=デキシアートの元へ赴き、
素性を改めようと試みるのだが、マキアは既に死亡しており、
彼の本を取り出したラスコールは、本を持ったまま姿を消してしまう。

一方エンリケから送られてきたノロティの本を読んだミレポたちは、
ノロティを殺したのが同じ武装司書のダルトムであることを知り、
彼が教団と通じていた裏切り者であることを理解する。
同時に多くの仲間が失われたのは、
ハミュッツが何かを隠しているからだと推測したミレポたちは、
無礼講となる武装司書パーティーを利用して、
館長代行の命には絶対服従というバントーラの掟を破り、
ハミュッツを拘束するのだった。

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いよいよ最後が近付いてきた戦う司書ですが、
今回のお話で謎に包まれていたハミュッツの過去が、
ようやく明かされる事となりました。

カチュアの叛乱で壊滅させられてしまった神溺教団。
教団が武装司書の下部組織であり、
幸福な本を作り出すことを目的としているのは今まで語られてきましたが、
カチュアを殺すのは規定事項だったようなので、
教団の壊滅はある意味ハミュッツの予定通りなんでしょうね。
赤本回収時のストーリーで、ミンスを次の楽園管理者にすることも、
既に決定事項のようでしたが、
今回ミンスが楽園管理者に選ばれたということは、
前回でカチュアは死んだ、ということでしょうかね。

てっきりダルトムは教団の人間で、
アーキットの前では武装司書のフリをして憎しみを煽ったのかと思いきや、
実は本当に武装司書だったことが判明したわけですが、
実際は教団側から送り込まれたスパイだったんでしょうね。
そしてダルトムの存在からヴォルケンが無実である可能性に辿り着き、
ハミュッツを疑い始めたミレポたち。
真実を確かめるためにハミュッツを拘束するも、
目を離した隙に脱獄されてしまったわけですが、
果たしてミレポたちは、教団と図書館がグルだった、
という事実に辿り着けるのか?

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おおかみかくし 第9話 [アニメの話とか]

おおかみかくしの第9話を見ました。
というわけで、感想です。

第9話-密室-
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神人を束ねる櫛名田家当主であり眠の父親である重三は、
住人を守るために元凶の一つである博士の抹殺を容認するが、
眠はその決定に背き、街の秘密を探っていたかなめを勝手に解放し、
博士を助けたことから狩人としての役目を解かれ、
謹慎させられていた。
しかし、偶然にも賢木が博士を捕らえたという情報を入手した眠は、
それが賢木の仕組んだ罠とも知らず博士救出に赴き、
その身を抑えられてしまう。

真実を教えるという賢木によって呼び出された博士だったが、
賢木に疑いを抱いたことから裏切られ、
捕らえられていた眠共々、街外れの倉の中に閉じ込められる事となる。

クラスメイトだった小笠原や、一誠の豹変と謎の失踪。
そして五十鈴の変化を含む周囲の反応。
街に来てからずっと感じていた疑問をぶつける博士に、
眠は自分たちが人間とは異なる神人と呼ばれる存在であること、
神人は落人と呼ばれる人間が持つ蜜と呼ばれる芳香に惹かれること、
眠は暴走した神人を狩るための存在であること、
そして博士が強力な蜜を持っていることを告げる。

一方解放されたかなめは、
眠と博士が揃って学校を休んでいる事に不審を抱き、
博士の家を訪ねるのだが、
父親の正明から博士が昨夜から家に戻ってきていないことを聞かされる。

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謎明かしが始まると同時に、賢木が復讐に向けて本格的に動き始め、
徐々に面白くなってきたおおかみかくし。
今回のお話で住人の秘密は大部分が解明されてきました。
とはいっても、謎はまだ残っていますけどね。

まず神人と呼ばれる存在。
第1話の段階で既に人間とは異なる存在である、
という描写はちらほらと見えていましたし、
劇中CMでやたらと狼のマスコットが使われていたことや、
正明の話で度々狼の話が出てきたことから、
人狼かその末裔ということは早くから推測できましたが、
かなめが調べていた数え歌によって狼の存在がはっきりしました。
更に眠の話によれば、博士は蜜と呼ばれる芳香を、
通常より強く発する体質である、というだけのことであって、
基本的に普通の人間なら誰でも発しているもののようですね。
つまりかなめもまた蜜を発しているわけですが、
博士のように極端に強く発しているわけではないので、
特に問題は無い、というわけでしょうね。

落人と神人の共存を目指す重三を始めとする穏健派と、
落人を街から排除することで安寧を得ようとする、
葛西を始めとする強硬派との衝突、といった感じですが、
どちらかというと穏健派=改革派、強硬派=保守派、
という印象でしょうかね。通常ならば逆ですが……
元々は人間と交わることなく、ひっそりと隠れ住んでいた神人。
それが何故、人間との交流を行おうとしたのか。
この辺りは未だ謎のままですね。

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ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第9話 [アニメの話とか]

ひだまりスケッチの第9話を見ました。
というわけで、感想です。

第9話-三年生と一年生/泣く女-
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山吹高校の前に建つひだまり荘。
高校の目の前という、
在校生にとっては恵まれた立地のこのアパートは、
美術科の変わり者が集まることでも有名だった。

ひだまり荘の住人でもある美術科三年のみさととリリは、
大学進学後に自分たちのやりたいことを語り合いながら、
入試に備えた試験勉強を行っていた。
その翌朝、何故か部屋の前の通路に撒かれていたゴマに驚いた、
美術科一年の沙英だが、
それが時間の視覚化をテーマにしたみさとのアートだと知る。
同じひだまり荘の住人であり、沙英のクラスメイトでもあるヒロは、
居眠りしながら授業を受けていた沙英を心配して理由を尋ねるのだが、
執筆活動が煮詰まって寝不足になっていることを知るのだった。

執筆活動が忙しい沙英のために夕食を作り、
部屋を訪れて一緒に食事を摂るヒロ。
そこへみさとも加わるのだが、
小説を書く事に対する不安を漏らす沙英は、
好きなことなら迷わずにやればいいとアドバイスを受けるのだが……

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今回はゆのたちがひだまり荘に入居する半年前のお話。
所謂「美術科の変わり者が集まる場所」であった
(いや、今でもか、かな?)頃のことですね。

今のなずなの部屋が元々ヒロが入っていた部屋で、
一年契約で部屋を沙英の隣であるリリの部屋に移したこと、
今のゆのの部屋はみさとの部屋だったことが判りましたが、
同時に今の乃莉の部屋はこの時点でも入居者が居ないようで、
乃莉が入居するまで少なくとも2年間は、
誰も入っていなかったようですね。

どうにもイメージが宮子と被る感じがするみさと。
勉強はともかく、美術の成績はかなりのものらしく、
色々なコンテストで賞を獲っているようですが、
呼ばれてないのにヒロの作ったシチューを食べに現れたり、
ちょっとしたものでアートを表現しようとしてみたりと、
思考や行動がかなり宮子と被るわけですが、
それでも行動力に関しては宮子より上かもしれませんね。
少なくとも、勝手にひだまり荘に落書きする時点で、
宮子より上かと。

そして沙英とヒロを足して2で割ったような印象のリリ。
マダムというイメージが似合いそうな感じですが、
どちらかといえばみさとのお目付け役といったポジション。
美術の成績に関しては不明ですが、
勉強の方はみさとよりも若干出来るイメージが……

二人ともひだまり荘に居ないということは、一応卒業は出来たんでしょうね。

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デュラララ!! 第9話 [アニメの話とか]

デュラララ!!の第9話を見ました。
というわけで、感想です。

第9話-依依恋恋-
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帝人のクラスメイトであり、入学式早々に不登校宣言をした矢霧誠二。
その後彼は学校に通うことなく、
首に傷のあるセルティと呼ばれる少女と共に、
池袋の街を徘徊していたのだが、
支援してくれている姉への定時連絡を済ませた直後、
ほんの少し目を離した隙にセルティによって携帯電話を処分されてしまう。

翌朝、誠二との連絡が途絶えた事に不審感を抱いた姉の波江は、
誠二を監視していた配下の報告から、
完全に消息不明となったことを知ると、
折原臨也の元を訪れて誠二の捜索を依頼するのだが、
彼女が勤める会社が外資系企業に買収されかねない状況から、
他に優先すべきことがあるのではないか、と忠告を受ける。

波江の態度から、
弟に対する偏愛とセルティに対する嫉妬を指摘する臨也。
そんな臨也の言葉を否定する浪江は、
誠二を虜にしている首に纏わる過去のことを思い出すのだが……

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相変わらず話が進んでいるのかどうか、良く判らないデュラララ!!ですが、
今回は誠二の姉である波江の視点からのお話。

ブラコンというレベルを完全に逸脱し、
誠二のストーカー状態と化している浪江。
本物のセルティの首を現時点で保管しているのは、
彼女であることがはっきりとしましたが、
具体的にどんな研究を行うのを名目としていたんでしょうかね?
セルティの首を誠二から遠ざけるためとはいえど、
研究対象として扱うという名目を作った以上は、
なんらかの研究とその報告を行う必要も生じてくるわけですが、
具体的にどんな研究を行っていたのか、
不法就労の外国人を拉致してきたこととの関連性の有無など、
今回の一件では全く見えては来ませんでした。

ただ、彼女の勤める矢霧製薬が首の研究を始めると同時に、
ネブラと呼ばれる外資系の巨大企業から買収の動きがあったようですが、
ネブラの狙いはあくまでもセルティの首でしょうね。
まあ、どうやって首の存在を知りえたのかは、
恐らく臨也が関ってくる事になるんでしょうけど。

同属系会社ということは、親族経営ということですが、
波江はコネを使わずに自力で入社し、
かなりの地位まで上り詰めた様子。
しかし企業買収されるとなると彼女の立場は一転して危うくなりますね。
買収した企業がされた企業の経営親族を野放しにしておくとは、
非常に考え難い上に、彼女は首の研究主任という立場。
当然のことながら被害が最小で済んでも、
研究チームから外されるのは確実ですからね。
弟探しに躍起になっている場合では無いと思うのですけどね……

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君に届け 第21話 [アニメの話とか]

君に届けの第21話を見ました。
というわけで、感想です。

第21話-初雪-
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龍の兄である透が結婚することを知り、ショックを受けていた千鶴だが、
表面上は普段と取り立てて変わらないことから、
爽子とあやねは千鶴をどう慰めていいか判らず困惑していた。
しかし、龍に自身の恋心を否定されたことで、
八つ当たりしたのをきっかけに、
千鶴が抑えていた感情を顕わにして自分たちにぶつけてきた事に、
爽子とあやねはようやく安堵する事となる。

翌日、千鶴の失恋の憂さ晴らしに付き合う事となった爽子とあやね。
精神的に立ち直り、透のことを吹っ切った感がある千鶴に安心し、
きちんと会って話がしたかったという千鶴の気持ちを聞くのだが、
そんな爽子たちの前に透が再び姿を現す。
爽子は思いがけぬ再会に言葉を失って立ち尽くす千鶴の背中を押すと、
千鶴が透に対して今の素直な気持ちを伝えられるように願いながら、
あやねと共にその背中を見送るのだった。

放課後に買い食いをしたこと、
夜遊びをしていた透と出会って星を見ながら家に帰ったこと、
近くの原っぱで龍とよく喧嘩していたことなど、
思い出しただけで赤面するほど千鶴自身が忘れていた、
ほんの些細な、それでも大切な思い出を確かめるように、
昔みたいに歩いて帰る透と千鶴。
そんな中、千鶴は透が今の彼女と結婚しようと決めた理由と、
自分が「ちぃ」と呼ばれていた理由を知る事となるのだが……

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千鶴の失恋にも一応の区切りが付いた感じがあって、
前回で透の出番は終わりかと思っていたわけですが、
今回まさかの再登場。
前回ラストで龍が電話していた相手というのは、実は透だったわけですね。

透の話から、昔からやんちゃだったことがはっきりとした千鶴。
学校の制服とはいえ、ミニスカート姿を見せる、
という希望を思わぬ形で叶えてしまった事を、
爽子に気付かされたわけですが、
昔から脚を露出させてた印象を持たれていた事から、
残念ながら期待した効果は得られず終い。

肉まんとあんまん、
どっちも食べたいけどどっちを食べるかで悩んでいた幼い頃の千鶴に、
両方買って半分づつ与えていた透。
その他にも千鶴が龍と喧嘩していたことや、
朝早くからクワガタを獲っていた事を覚えていたり、
千鶴からすればある意味恥ずかしい過去の暴露な訳ですが、
透にしてみればどれも懐かしい思い出なんでしょうね。
透が「ちぃ」と呼ぶ理由を知り、
答えなど判り切っているのに自分の気持ちを伝えた千鶴ですが、
あれは彼女なりのけじめのつけ方、
透に対する未練を断ち切るための通過儀礼のようなものだったんでしょうね。

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こばと。 第20話 [アニメの話とか]

こばと。の第20話を見ました。
というわけで、感想です。

第20話-…旅をするひと。-
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クリスマスの日に独りぼっちになった藤本の心を理解することが出来ず、
自分が傷付けてしまったと思い込み、落ち込んでいた小鳩だったが、
堂元の協力で藤本とお互いの誤解を解き、和解をすることが出来た。

年が明けて2月、
まだまだ寒い日が続く中、
コンビニの雑誌はバレンタイン特集一色で彩られており、
チョコレートを食べると温かくなれると勘違いする小鳩だったが、
人間界にはバレンタインデーという風習があることを、
いおりょぎから教えられる。
最近落ち込んできている清花を元気付けるためにも、
以前お世話になったチロルからチョコを分けてもらい、
保育園でバレンタインを行うことを提案する小鳩。
しかし、藤本の方はバイトが詰まっている状態で、
とてもチロルを手伝える状況ではないことから、
小鳩自身がチロルで再びアルバイトをする事となる。

保育園でのバレンタインを成功させるため、
張り切ってバイトに臨む小鳩。
しかし、閉店時間となったチロルの看板をしまうため、
店の外に出ていた小鳩は、
いおりょぎそっくりの声を聞いたことからお店の脇にある路地に入り込み、
奇妙な服装をした3人と、一匹の謎の生命体に出会う事となるのだが……

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前回はクリスマスだったわけですが、
今回はお正月をすっ飛ばして早くもバレンタイン突入。
残り時間も一気に少なくなって参りました。

もうすぐ一年経とうというのに、バレンタインデーの事を知らなかった小鳩。
どうも小鳩は自分の生活範囲外の情報に関しては、
興味を示さない傾向にあるように思えますね。
まあ、情報源が相変わらずコンビニの雑誌ですから、
仕入れてくる情報に関しても偏りがあるのは判りきっていますが。
とりあえずチロルでのバイト料代わりに、
チョコを分けてもらえることになったわけですが、
このやり取りを行ったということは、
小鳩は既にチロルのバイトを辞めている可能性が……
それとも相変わらず休日はバイトに入っているものの、
平日に入る分で交渉を行ったんでしょうかね?
以前のバイト代が何処に消えたのかも含めて、
非常に気になるところではあるのですが。

そして気になるといえばチロルでバイトをしている時に、
小狼から行きたい場所へ行く理由を問われたこと。
行く事に意味があるのか、それともそこに行けば待っている人がいるのか、
そう問われた小鳩が思い浮かべた会いたい人。
藤本のようで藤本じゃなさそうで、
でもやっぱり藤本っぽいあの人物は一体誰なんでしょうね?
小鳩の正体も含めて、こちらも気になるところですが。

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おまもりひまり 第9話 [アニメの話とか]

おまもりひまりの第9話を見ました。
くえすが現れた本当の理由とは……

第9話-猫鳴く忍び寄る闇-
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鬼斬り役12家の一つである神宮寺家の後継者、
くえすの登場で一触即発の緊張状態に陥った優人の周囲だったが、
執行猶予として緋鞠たちを討たないことを条件に、
騒動は一応の鎮静化を見た。
それから数日後、優人たちは学校の授業の一環で、
写生を行うためにとある公園を訪れていた。

モチーフ選択に悩む優人のために、
自ら裸婦のモデルとなることで優人をからかう緋鞠と、
緋鞠に対抗して自らもモデルになろうとする凛子。
そんな二人に呆れながら、
別のモチーフを見つけた優人は緋鞠の傍を離れるのだが、
そんな優人の前に野井原の実家で襲撃してきた明夏羽が、
再び姿を現すのだった。

優人の血を奪った明夏羽を滅ぼそうとする緋鞠と静水久。
しかし、意外にも明夏羽は緋鞠たちに休戦を申し入れてくる。
そんな優人たちの前に、超常現象専門の対策チームである、
公安四課の鏑木が現れ、妖が皆殺しにされている事件の発生と、
解決のための協力を要請されるのだが……

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このままラブコメ路線を突き進むのかと思いきや、
大物が登場してきたおまもりひまり。
これまでは鏑木の存在が謎過ぎたわけですが、
大物登場でようやく意味が出てきたような感じでしょうかね。

今回登場した玉藻前(たまものまえ)と酒呑童子は、
静水久が言っていた通り日本の三大妖怪の一つに当たります。
この二人に崇徳上皇を加えたのが、三大妖怪(三大悪妖怪ともいう)です。

まずは玉藻前。
別名を白面金毛九尾の狐といい、鳥羽上皇に仕えた妖怪。
まあ、仕えたというと些か語弊がありますが、
ようは上皇に取り入って操ろうとした、ということですね。
安倍泰成によって正体を見破られたことで宮中を追われ、
二度に渡る討伐軍の前に敗北し、その身を殺生石に代えた妖狐。

ついで酒呑童子ですが、
平安時代の京都で暴れまわっていた最強の鬼。
出生に関しては八岐大蛇の子供説を始め、諸説様々ありますが、
多くの鬼を従えて大江山を拠点に京都で暴れまわっていたものの、
源頼光とその四天王によって討伐されました。
因みに四天王は渡辺綱・坂田金時(金太郎)・卜部季武・碓井貞光のこと。
第7話でくえすによって燃やされてしまった安綱は、
酒呑童子の首を切り落とした刀であることから、
童子切りと呼ばれていますね。
(安綱は現代では国宝の刀ですが……)

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