乱調で自滅 [横浜DeNAベイスターズ2012]

昼間は風が強くて意外と煩かったですねえ。
昨日の開幕戦は互いに点を取り合うシーソーゲーム(というか点を取ったのも与えたのもDeNAと
いう気がしなくも無いが)で総力戦。
延長戦となるも時間切れで互いに勝ちきれなかったわけですが、仕切り直しの2戦目で勝つの
は中畑DeNAか?それとも和田阪神か?
横浜DeNAは2年目左腕のブランドン、対する阪神は3年目右腕のスタンリッジ。
その結果は……

DeNA 2-3 阪神 で、タイガースの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

阪神タイガース第2回戦(京セラドーム大阪)
TEAM123456789101112RHE
DeNA100001000---290
阪神00000300×---340




勝利投手:ジェイソン・スタンリッジ 1勝  セーブ:藤川球児 1S
敗戦投手:ブランドン・マン 1敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
梶谷(遊) 石川(二) 小池(一) 中村(三) 金城(右) 森本(左) 荒波(中) 黒羽根(捕) ブランドン(投)
ブランドン(5回1/3)→篠原(1/3)→加賀(1/3)→ハミルトン-黒羽根
阪神タイガース
平野(二) 大和(中) 鳥谷(遊) 新井(三) ブラゼル(一) 金本(左) 柴田(右) 藤井(捕)
スタンリッジ(投)
スタンリッジ(6回)→筒井→榎田→藤川-藤井

投手以外は開幕戦と同じ布陣で第2戦に臨む横浜DeNAベイスターズに対し、相手が左投手故
なのか左のルーキー伊藤隼に替わって右の大和が加わった布陣の阪神タイガース。
左右関係無しで同じ布陣ということは、どうやら横浜には対左用スタメンなどというものは存在し
ていない模様……
まあ、そもそも数は居ても戦力となる選手層が薄いから仕方ないね。
試合内容は前日の開幕戦では初回に先制を許し、いきなり追いかける苦しい立ち上がりとなっ
た横浜DeNAだったが、一夜明けた今日の試合は2番石川がヒットで出塁すると小池の進塁打
で2死2塁。そして昨日の試合で同点タイムリーと勝ち越し犠牲フライを放っている4番中村紀が、
昨日の勢いそのままに今日もいきなりタイムリー。今日は逆に横浜が先制点を奪って主導権を
握る。

DeNA先発のブランドンは、5回までスタンリッジに打たれた1安打だけで阪神打線を封じ込め
る力投を見せるが、野手陣は毎回のように出塁するも要所をスタンリッジに抑えられて援護を
出来ずに1点を争う緊迫した投手戦が続いていく。
そんな試合展開の中で、先に膠着状態を打破したのは横浜DeNAだった。
6回表1死、中村紀が右翼手柴田の拙い守備にも助けられてスリーベースヒットで追加点の
チャンスを作り出すと、2死から代走の啓二朗が森本の内野安打で生還。
相手のミスで得た数少ないチャンスを確実にものにして、DeNAがリードを2点に広げたのだが、
直後にブランドンが突如乱れ始める。
6回裏阪神の攻撃、先頭の藤井を三振に仕留めたものの、スタンリッジに替わって打席に入っ
た代打・新井良太に死球、続く1番平野に対して四球を与えて無死1・2塁とピンチを作り出すと
2番大和にレフト前へのタイムリーを許して1点を返されて降板。
続く2番手の篠原は鳥谷に四球を与えて1死満塁とすると、4番新井に2点タイムリーツーベー
スを浴びてあっさりと逆転を許してしまった。
城島を敬遠して満塁策を選択し、金本を浅いセンターフライに仕留めてなんとかツーアウトまで
もって行くが、阪神は柴田に替えて昨日スリーランを打っている関本を投入。
対するDeNAは昨日関本にスリーランを浴びた加賀が登板し、昨日の雪辱とばかりに関本を
ショートゴロに打ち取って凌ぐも、昨日と同じく終盤に追いかける展開になってしまう。

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球春到来 [横浜DeNAベイスターズ2012]

いよいよプロ野球も開幕を迎えましたねえ。
しかも昨年同様同時開幕で、今シーズンからセ・リーグも予告先発付きです。
昨年は3時間半ルールによって辛うじて90敗を回避したものの4年連続ダントツ最下位に沈み、
親会社も変わって横浜ベイスターズから横浜DeNAベイスターズとなったわけなんですが、
OP戦優勝こそ僅差で逃したものの3位となり迎えたペナント初戦。
その結果は……

DeNA 5-5 阪神 で、3時間半ルールの規定により引き分けです……

阪神タイガース第1回戦(京セラドーム大阪)
TEAM123456789101112RHE
DeNA0000030011--5103
阪神1000003001--570




本塁打:関本賢太郎 第1号スリーラン(7回裏)
横浜DeNAベイスターズ
梶谷(遊) 石川(二) 小池(一) 中村(三) 金城(右) 森本(左) 荒波(中) 黒羽根(捕) 高崎(投)
高崎(6回0/3)→加賀→ハミルトン→大原慎→山口-黒羽根(8回)→鶴岡
阪神タイガース
平野(二) 柴田(中) 鳥谷(遊) 新井(三) ブラゼル(一) 金本(左) 伊藤隼(右) 藤井(捕) 能見(投)
能見(7回)→榎田→藤川→筒井(ワンポイント)→福原-藤井(7回)→小宮山

昨シーズン最下位ながらOP戦では3位と健闘した横浜DeNAベイスターズと、
昨シーズン4位ながら交流戦最下位に沈んだ阪神タイガースの開幕戦。
横浜先発の高崎は先頭の平野にレフト前ヒットを許すと打球処理に入った森本がこれをファンブ
ルし、開始早々のミスで得点圏に走者を背負う苦しい状況に追い込まれると、続く柴田の犠打・
鳥谷の犠牲フライで早々と失点を喫してしまう。
その一方で打線は2回表1死から金城・森本の連打で1・2塁とチャンスを作り出すも荒波がセン
ターフライ、黒羽根が三振に倒れて繋がらずに同点の好機を逃してしまう。

それ以降は両先発投手が互いに相手打線を抑え込んで1点を巡る攻防を繰り広げながら膠着
していた試合だったが、後半に入って試合が一気に動き出す。
6回表の横浜の攻撃、1番からの好打順ながらもあっさりと2死に追い込まれてこの回も無得点
かと思われた矢先に小池がヒットで出塁すると、続く中村紀がレフトオーバーのツーベースを放ち、
一塁走者の小池が長駆生還で同点に追いつくとここから能見の様子がおかしくなる。
金城は四球を選んで1・2塁とチャンスを広げると、初回の守備の汚名返上とばかりに森本が右
中間を破るタイムリースリーベースを放ち、四球絡みの3連打で一気に3点を奪って横浜がリード
する展開に。

しかしすんなり勝てないのが横浜らしいといえばらしいのか……
球数が100球になり、打席が回ってきた高崎を変えることなく臨んだ7回裏の守備。
先頭のブラゼルをセカンドゴロに打ち取ったもののエラーでの出塁を許すと、続く金本に粘られた
末に四球を与えて無死1・2塁。
ここで横浜は高崎を諦めて継投に入るのだが、結果論になるものの後手になってしまった。
2番手として登板した加賀は代打俊介・代打城島を打ち取るも、能見の代打として登場した関本
にまさかの逆転スリーランを被弾して試合をひっくり返されてしまった。

横浜は9回表、守護神藤川から先頭の森本がツーベースを放ち、荒波がしっかりと送って1死3塁
と一打同点のチャンスを作り出すと、左足太腿の肉離れで戦列を離れていたラミレスが値千金の
同点タイムリーを放って、土壇場で試合を振り出しへと戻す。
だが代打の下園、続く1番梶谷がチャンスを生かしきれず勝ち越しに失敗するも、4番手の大原慎
が9回裏の阪神の攻撃を3人で抑え、開幕戦から延長戦を戦う羽目になってしまう。

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今年も最下位は横浜か? [スポーツ]

今年のオープン戦はなかなか好調らしいという結果だけは知っていたんで、
せっかくだからニコニコで見てみようと数日前にオープン戦を見てみましたが……
いつも通りのベイス★ボールでかなりがっかりしつつも何故かちょっと安心w
まあ、そんなことは置いといて、開幕まであと2週間を切ったプロ野球ですが、
今年はセ・リーグでも予告先発を導入するとかで先発予想の楽しみは無くなったかな、と。

で、開幕直前なので毎年恒例のある意味独断と偏見込みの戦力分析なんぞを……

中日ドラゴンズ
球団史上初の連覇を成し遂げた中日だが、前任である落合監督は契約満了を理由に解任。
同時に一軍で落合監督を支えた森繁投手コーチらも解任され、刷新された現場で3連覇に挑む。
しかし冷静に考えれば中日が踏み止まっていた所に、息切れを起こしたヤクルトが落ちてきたが
故の連覇であったわけで、3連覇への道はかなり険しいと言わざるを得ず、高木監督の手腕が
問われる1年となるのはほぼ間違いないだろう。
先発投手は2年連続で出遅れている吉見が開幕から稼動出来るものの、昨年のローテを支えた
ネルソンが右肩の故障で開幕不在。加えて昨年終盤にチームを支えたソトも腰の故障で不在。
更には計算出来る数少ない左の先発だったチェンがオリオールズへと移籍し、実質的に年間ロ
ーテを回せる先発が吉見だけという現状。
山本昌と川上がオープン戦では順調に結果を残してはいるものの、特に川上は右肩の故障明け
だけに1年間通して稼動出来るかどうかは未知数。
中継ぎも高橋聡文が一昨年のような働きが出来るかどうか、或いは高橋に代わる中継ぎが出て
これるかどうか、浅尾の負担を軽減出来ないとかなり厳しい。
昨年12球団屈指の低打率と少得点だった打線も、現状では大きなテコ入れが見受けられない。
森野と和田の不振が統一球対応への遅れによる昨年だけの一過性なのか、はたまた深刻な
劣化なのかは現時点で見極めきれない。ただし「胃薬打線」と揶揄された昨年までと同様の戦い
を強いられるとなれば、鍵を握るのは谷繁ということになるのだろうか?

東京ヤクルトスワローズ
巨人や中日といった優勝候補が統一球に悩まされる中で春先から首位を快走していたものの、
館山・バーネット・久古ら先発や中継ぎの主戦投手が相次いで故障離脱を余儀なくされ、リーグ
1位だった打線も4番畠山の不振に引きずられるように不調に陥り急降下。
2001年以来10年ぶりとなる優勝を目前にしながら中日にかわされ、3位転落を辛うじて阻止
して2位に滑り込んだ東京ヤクルト。
打線に関しては青木の抜けた穴は決して小さくは無いものの、それでも補えるだけの地力はあ
るように思えるが、問題は好不調が打線全体で連動する傾向にあるため、一旦不調に陥ると回
復しない限り打線が機能不全に陥る点だろうか。
現時点で畠山とバレンティンの調子が上がってこないのは、かなり痛いかもしれない。
投手陣も先発は館山と石川の左右2枚看板に、次代を担う事になるであろう由規・村中という左
右の若手がいるが、全体的に故障体質持ちなのが気がかりといえば気がかりだろうか。
特に由規は毎年オールスター前後に故障で戦線を離れているだけに、7月半ばから8月半ばま
では先発投手が手薄になる可能性は非常に高いだろう。
赤川が伸びてくれば、状況は変わるかも知れないが……
中継ぎは昨年同様にバーネットと久古に加えて、イムが復帰してきたため不安は解消されつつ
あるのだが、バックアップとなる投手に若干の不安が残るのは否めないだろう。
というか、先発には向いていない気がする増渕を中継ぎで使っちゃいかんのか?

読売ジャイアンツ
シーズン前半は極度の打撃不振に陥り、それが最後まで響いて2年連続のV逸。日本シリーズ
中にお家騒動勃発。オフはFA含む大型補強、とまあ良くも悪くも(悪くも悪くも?)兎角派手な話
題が多かった読売ジャイアンツ。
最多勝のタイトルを持つホールトン、パ・リーグを代表する左のエースだった杉内、2年連続本塁
打王のタイトルを手にした事もある村田と、懸念事項だった左の先発&右の大砲+サードを補強
している。
しかし見た目の派手さとは裏腹にセンターライン、特に毎年のように頭を悩ませているセカンドの
穴埋めは昨年盗塁王を獲得した藤村に期待が寄せられたものの不調でここまで結果は出ておら
ず、加えてスーパーサブ的な存在として期待される古城も現在は故障離脱中。
新外国人ボウカーの加入と、大田のコンバートで更に激化している外野手争いも残念ながらセン
ターの固定にまでは至っていない。

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タグ:プロ野球
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