Fate/Zero補足情報その16 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第16話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:舞弥はどうやってソラウを見付け出したの?あと殺さなかった理由は?
A1:居場所を見つけ出したのは経験と勘です。
   ランサーのマスターであるケイネスは切嗣によって再起不能に追い込まれ、ランサーが残っ
   ている以上は新たなマスターと再契約した可能性を推測されていました。
   当然ながらその第1候補はケイネスの許嫁であるソラウであることも推測済みであり、当然な
   がらソラウに関しては実戦経験の無い魔術師である事も事前調査で調べてありました。
   (ホテル爆破時に切嗣がケイネスに成りすます際、ソラウの名前を出した事から推測可能)
   つまり自分の身を守る術を心得ていないソラウの居場所を特定するには、新都方面で他の陣
   営に見付かる危険が低い戦場から距離が離れた場所、ある程度の高さがあり戦場を窺う事
   が出来る場所、という条件を満たすところに絞り込めば良いわけです。
   新都方面に限定されている理由は、旧市街の深山町には遠坂と間桐の拠点が存在するため
   敵陣営が集中する場所には拠点を設けない可能性が高い事からです。
   ソラウを殺さずに捕縛した理由はケイネスの生死と拠点を聞き出す目的があったからです。
   これはマスター権移譲の有無に関わらず、ソラウとケイネスを確実に仕留めてランサーの敗
   者復活を阻む必要があったからです。
   恐らく舞弥はソラウの右手に令呪が宿っているのを確認したため、処理を行っている際にラン
   サーを呼び戻されるのを避けるためにまずは右腕を切断。更にこの時点で令呪を摘出する手
   段が無かったために、ソラウの身柄を確保した後令呪の宿る右手を撃ち抜いたわけです。

Q2:ケイネスは何故拳銃で神父を殺したの?というか、腕治ったの?
A2:璃正を殺したのは、他のマスターに令呪を与えないためです。
   ケイネスの腕は治っていません。
   あれはソラウにマスターとしての権利を移譲(本人的には一時的に預けている)した後、アー
   チボルト家のコネを使って日本在住の人形遣い(恐らく青崎燈子のことと思われる)に渡りを
   つけて、莫大な謝礼と引き換えに両腕の機能を回復したに過ぎません。
   所謂「腕だけなら日常生活に支障の無いレベルで動かせる」状態になっているだけです。
   また、神父殺害時に拳銃を用いたのは犯行を切嗣の仕業に見せかけるためですが、問題は
   切嗣が参加しているという事実を知るのはケイネスと綺礼だけであり、肝心の綺礼が切嗣に
   関する情報を時臣にすら伝えていない、ということでしょう。(ウェイバーは切嗣の存在を知っ
   たものの、どういう人物かまでは知らない)

Q3:切嗣の目的が交渉なら、なんでセイバーたちを廃墟に来させたの?
A3:ランサーが邪魔だからです。
   切嗣がソラウという人質をとっていても、霊体化出来るサーヴァントを従えた敵相手に真正面
   から交渉を行おうとしても返り討ちにあうだけです。
   仮にセイバーを伴った状態で行けば自らが真のマスターである事を知られるのみならず、交
   渉の内容が内容だけにランサーのみならずセイバーにも阻まれる可能性があります。
   そこで「サーヴァントにはサーヴァントを持って処する」という聖杯戦争の鉄則に従い、セイバ
   ーとランサーが互いに一騎打ちでの決着を望んでいる心理を利用したわけです。
   つまりランサーを排除してケイネスと交渉出来る状況を作り、ケイネスを完全な敗北に追い込
   むまでの時間稼ぎをする囮役として、わざとセイバーにランサーの拠点を教えたわけです。
   当然ながらセイバーが正面から来ればランサーは逃げないであろうこと、残りの令呪の関係
   上ケイネスが令呪を用いて逃走できないであろうことを見越した上での行動です

Q4:交渉成立してランサーが消えたのにケイネス殺す必要ってあったの?
A4:普通に考えればありません。
   聖杯戦争に於ける敗北条件は全部で三つあります。
   一つは与えられた令呪を全て使い切る事、二つ目は戦闘敗北などでサーヴァントが消滅する
   事、そして三つ目はマスターが死亡する事であり、ケイネスのケースは二つ目の条件を満た
   しているため敗北が確定しています。
   ただしこのケースだと他の陣営でサーヴァントが健在なままマスターだけが死亡した場合、
   そのマスターが未使用だった令呪を再付与されて戦線に復帰する敗者復活の可能性も残さ
   れています。
   つまり切嗣としては、敗者復活の可能性すら摘み取った完全な形でのケイネスの敗北、とい
   うのが最上の結果であり、まんまとそれを成し遂げたわけです。

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Fate/Zero 第16話 [Fate/Zero]

Fate/Zeroの第16話を見ました。
各々が死力を尽くし、キャスターの討伐に成功した英霊達。
夜の冬木の街が静寂を取り戻すかと思われたが……

-#16 栄誉の果て-

キャスターの暴走による一連の騒動は左手の傷が完治したセイバーの宝具と、事後処理に奔
走した監督役・言峰璃正の苦心もあって聖杯戦争の崩壊という最悪の事態は回避された。
冬木市新都のセンタービルで待機していたランサーの代行マスター、ソラウ・ヌァザレ・ソフィア
リは戦闘の気配が収まってなおランサーが健在であることを確認して安堵の吐息を漏らすが、
彼女の背後には衛宮切嗣の牙が迫っていた。
切嗣の命令を受けて他の陣営の動向を探り、その過程でソラウを捕捉した久宇舞弥は令呪が
宿る右腕を切り落とし、身柄を押さえてその場を立ち去る。

遠坂時臣との戦闘で全身に火傷を負い、意識を失っていた間桐雁夜に対して応急処置を行っ
た言峰綺礼は、雁夜を間桐家の門前まで運んでその場を去る。
師である時臣に対する反逆行為とも云える雁夜の救命を行った自分自身に驚きを感じながら
も、後悔ではなく奇妙な高揚感を抱いていることを綺礼は自覚するのだった。

他の陣営がキャスターの対処に掛かりっきりになっている間、密かに言峰教会を訪れていた
ケイネス・エルメロイ・アーチボルトは、キャスター討伐が果たされた褒賞として言峰璃正から
追加の令呪を受け取る。しかし他の陣営にも令呪が渡るのを良しとしないケイネスは、未使
用の令呪を保管する璃正を背後から射殺してしまうのだった。

キャスターを討ち果たし、ソラウと合流するためにセンタービルの屋上へと戻ったランサーだっ
たが、令呪を撃ち抜かれた右手と大量の血痕からソラウの身に由々しき事態が生じたことを
知る。しかしソラウの生存は確認出来ても、正規の契約下になかったことからその所在を見
つけ出す事が適わず、隠れ家へ戻ったランサーはソラウを守れなかった責を問われ、ケイネ
スから激しく叱責されてしまうのだった。
そんなランサーとケイネスの元を、切嗣から情報を受けたアイリスフィール・フォン・アインツベ
ルンとセイバーが訪れる。
キャスター戦に於ける消耗もあって、横槍を受ける心配が無い状況での決着を望むセイバー
に応え、ランサーもまた一騎打ちに応じるのだが……


というのが第16話の大まかなあらすじですね。
今回の用語解説は少なめです。
追加令呪
聖杯戦争の監督役が保管している、過去の聖杯戦争で使われる事の無かった令呪のこと。
監督役の意思によって、聖杯戦争に参加するマスターに対して新たに与える事が出来る。
一人のマスターに対して聖杯から与えられる令呪は最大で3つであり、4つ以上の令呪を保有
するには追加令呪は必須となる。
今回の聖杯戦争ではキャスターが暴走し聖杯戦争の存在を脅かしかねなかったため、監督役
の権限によってキャスターの討伐を最優先事項とし、その褒賞として追加令呪を提示していた。
正規の契約
魔術師とサーヴァントの間で交わされた魔術的主従契約のこと。
この契約を交わすことで、マスターとサーヴァントは離れていても互いの危機を感じ取る事が出
来る。アインツベルンの城で切嗣に再起不能に追い込まれたケイネスの危機をランサーが感知
出来たのも、この契約があったからこそである。
ランサーの陣営は当初魔力供給のみソラウが担当し、令呪の管理と主従契約はケイネスが担
当する変則的な契約を行っていたが、ケイネスが再起不能に陥って以降は令呪の管理もソラウ
が受け持っていた。
その際ランサーがケイネスに義理立てしてソラウとの主従契約を拒絶していたため、ランサーは
ソラウの窮地を把握出来ず、その所在を探る事が適わなかった。
自己強制証文(セルフギアススクロール)
魔術社会に於ける、決して違約しようの無い取り決めを結ぶときに用いられる呪術の一つ。
証文作成者本人の魔術刻印を用いる、作成者自身への解除不能な強制の呪いであり、その効
果は例え次代に魔術刻印を譲渡しても継続され、死後も解除される事は無い。
この証文を用いての交渉を行うという事は、証文に記された条件が作成者にとって最大限の譲
歩の証でもある。

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山本昌投手、おめでとう [横浜DeNAベイスターズ2012]

対中日戦は4戦を消化して3試合で完封負け。
奪った得点も僅かに1点という、あまりにも悲惨な内容で全く光明が見えないわけですが、
流れを変えるためにもなんとか勝ちたいところ。
さて本日の横浜DeNA先発はジオ、対する中日の先発は山本昌。
その結果は……

DeNA 0-1 中日 で、ドラゴンズの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

中日ドラゴンズ第5回戦(ナゴヤドーム)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000000000---020
中日00000010×---180




勝利投手:山本昌広 2勝  セーブ:岩瀬仁紀 1敗 11S
敗戦投手:ジャンカルロ・カルロス・アルバラード 1勝 3敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
一輝(右) 森本(中) 中村紀(三) ラミレス(左) 吉村(一) 渡辺(遊) 山崎(二) 鶴岡(捕) ジオ(投)
ジオ(7回1/3)→加賀(2/3)-鶴岡
中日ドラゴンズ
大島(中) 荒木(二) 平田(右) 和田(左) ブランコ(一) 井端(遊) 堂上直(三) 小田(捕) 山本(投)
山本(7回)→浅尾→岩瀬-小田(7回)→谷繁


ここまで4戦全敗、しかも完封負けが3試合と広島に並んで今シーズン大苦戦を強いられている
中日ドラゴンズ戦ですが、9連戦の最後も中日戦なだけに簡単に負けると最下位を独走しかねな
いため、中日戦の流れを変えておきたいところ。

試合内容は前日までと打線を大幅に入れ替えてきた横浜DeNAの初回、先頭の一輝が粘った末
にセンター前ヒットで出塁すると、森本の送りバントで1死2塁として先制のチャンスを作り出す。
しかし3番中村紀はライトフライ・4番ラミレスが見逃し三振に倒れて、これまたいつも通りに先制
機を逃してしまう。
その一方で横浜DeNA先発のジオは初回を三者凡退に仕留めるものの、2回裏1死からブランコ
に左中間ツーベース、井端にセンター前ヒットと連打を許して1・3塁のピンチを招くが堂上直倫を
ライトフライ、小田を三振に仕留めて無失点で切り抜ける。

3回はお互いに得点圏まで走者を進めるも横浜DeNAは送りバント失敗で得点を奪えず、中日は
後続が凡退してこちらも無得点。
ジオは5回にもピンチを背負いながら要所を抑えて中日打線を抑えていくが、横浜DeNA打線は
山本昌の外と内の出し入れや緩急を駆使した投球の前になかなかヒットが出ず、互いに決め手を
欠いて試合は膠着状態となっていく。

試合が動いたのは終盤の7回。
ジオは1死から井端にライト線のツーベースを打たれると、代打堂上剛裕への4球目を鶴岡が後
逸。井端に3塁まで進まれると三遊間を破るタイムリーヒットを浴びて中日に先制を許してしまう。

横浜DeNAは9回表、代打金城が死球を受けて出塁すると代打黒羽根が送りバントを決めて1死
2塁。一打同点のチャンスを作り出すも森本はセカンドフライ、中村紀はファーストゴロに倒れて試
合終了。
結局対中日4試合目の完封負けを喫し、9連戦最初のカードは僅か1得点の3連敗となった。


まずは山本昌投手、球団新記録となる通算212勝目おめでとうございます。
プロ29年目で現役最年長の46歳。
ベテランならではの良い意味で老獪な投球術に、先発をこなせるスタミナ。
単に息が長いだけに留まらないところが、本当に凄いなー。
そういえば現在の12球団監督の中で現役時代が昌さんと被らないのって、昌さん入団時に中日
の監督を務めていた東北楽天の星野監督だけなんですよね。
山本昌、恐ろしい子(ヒェー)

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4試合で3度目の…… [横浜DeNAベイスターズ2012]

元々ロースコアな展開になる事が多い中日戦ですが、本拠地開幕カードで完封負けを喰らった
影響もあってか、昨日の試合でもチャンスを作りながら点が奪えない展開でした。
まあいつも通りと言ってしまえばその通りなんですけどね。
さて本日の横浜DeNA先発は国吉、対する中日の先発は岩田。
その結果は……

DeNA 0-3 中日 で、ドラゴンズの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

中日ドラゴンズ第4回戦(ナゴヤドーム)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000000000---030
中日00012000×---370




勝利投手:岩田慎司 2勝  セーブ:岩瀬仁紀 1敗 10S
敗戦投手:国吉佑樹 4敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 森本(左) 金城(右) 中村紀(三) 一輝(一) 藤田(遊) 石川(二) 鶴岡(捕) 国吉(投)
国吉(5回)→田中(2回)→阿斗里(0/3)→菊地(3/3)-鶴岡(7回)→黒羽根
中日ドラゴンズ
大島(中) 荒木(二) 平田(右) 和田(左) ブランコ(一) 井端(遊) 谷繁(捕) 堂上直(三) 岩田(投)
岩田(7回)→浅尾→岩瀬-谷繁


先発投手陣の中では開幕から良い意味で安定し、今シーズン2勝を挙げていた三浦で負けた昨
日の試合。2桁借金も見えてきただけに、一矢報いて踏み止まれないと今年も最下位をばく進しか
ねないため、勝てないまでも攻略の糸口くらいは見出しておきたいところ。

試合内容は国吉・岩田とも立ち上がりの初回に2死からヒットでの出塁を許すが、岩田は中村紀
をセカンドゴロに、国吉は和田を三振に仕留めて互いに無失点。
だが先に先制のチャンスを迎えたのは横浜DeNAだった。
2回表、先頭の一輝がレフト前ヒットで出塁すると続く藤田が送りバント。更に石川が四球を選ん
で1死1・2塁としたのだが、2塁走者の一輝は岩田の牽制球の前に帰塁できず牽制死、鶴岡は
ショートゴロに倒れてせっかくのチャンスを潰すと、3回表には1死から荒波が四球と盗塁で2塁ま
で進むも、8球粘った末に金城は見逃し三振に倒れ、こちらも得点に結び付けられない。

横浜DeNA先発の国吉は立ち上がりから毎回走者を背負う苦しい内容ではあったが、3回まで
連打を許さず要所を締めるようにして失点を阻んできた。
ところが4回裏、2死から谷繁にツーベースヒットで出塁を許すと堂上直倫を敬遠して岩田との勝
負を選択するが、その岩田相手にツーストライクから4球連続で続けた低めのボール球を見切ら
れて満塁のピンチを背負うと、大島へ投じた初球のフォークを暴投。
自らのミスで先制点を与えてしまうと5回裏には平田にヒット、ブランコに四球を与えて2死1・2塁
とまたしてもピンチを迎え、谷繁の四球を挟んで6番井端・8番堂上直にタイムリーを浴びて2失点。
結局国吉は試合を作りはしたものの5回3失点で降板となり、今シーズン初勝利は次回以降の登
板へとお預けになった。

結局4回以降、横浜DeNA打線は完全に沈黙。
9回表には代打の渡辺直人が岩瀬からヒットを放つも所詮は無駄な足掻きに過ぎず、終わってみ
れば中日相手に4試合中3度目の完封負け。
借金も9まで膨らみ、いよいよ最下位独走待った無しの様相を呈してきた。


とりあえず、国吉に関してはまだまだ過度な期待はかけていないので、5回3失点なら良しとしま
しょう。今日の試合は点の取られ方が良くなかったけど、そこは今後の登板で修正して行ってくれ
れば良い事ですし、流れ的にはもっと失点していてもおかしくなかったので踏み止まれたのは大
きな収穫でしょうね。
田中に関しては、相変わらず決め球が無いなあって印象です。
それでも昨年は期待されながら結果を残せず、本人としても不本意なシーズンを送っただけに、
今年こそは頑張って欲しいわけですが……

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Fate/Zero補足情報その15 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第15話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:雁夜って時臣を倒せるの?
A1:正面から戦っている限り勝ち目はありません。
   そもそも間桐の魔術師としての家系は断絶する寸前の状態(慎二は魔術回路が無い)であり、
   雁夜がかつて頭主の地位を引き継ぐ予定だったのは兄である現頭主よりも僅かに魔術回路
   を多く保有していたことに起因しています。
   従って雁夜は元々魔術師としての条件を備えていても、その素質はかなり低いものでした。
   加えて魔術そのものを忌諱し早々と出奔しているため、魔術に関する知識もかなり低く、擬似
   魔術回路の役割を果たす刻印虫を体内に植え込む事でようやくマスターの資格を得たわけで
   すが、これには「始まりの御三家は優先的に令呪を与えられる」というアドバンテージも働い
   たから、と推測されます。
   しかもそれは僅か1年程度のものであり、蟲の基礎的な操り方は会得可能でもそれを用いた
   魔術の行使は出来ないものと推測されます。
   対する時臣は雁夜とは対照的に幼い頃から鍛錬を積んで来ていますし、魔術回路も比較に
   ならないほど多く所有しています。
   加えて時臣が得意としているのは、蟲使いの魔術師にとって相性が悪い炎の魔術であり、
   時臣と雁夜の実力差は文字通り雲泥の差ということになります。
   元々相性の悪い魔術の使い手あり、基礎的な実力も上回っている時臣に対して正面から挑
   んでいる限り、雁夜に勝ち目などありません。
   雁夜にとって時臣を打倒しうる唯一の方法とは、相性の良いバーサーカーでアーチャーを撃
   破し、そのままバーサーカーで時臣に止めを刺す方法でしょう。尤も、それは他の邪魔が入
   らないことが大前提ではありますが。

Q2:ライダーはなんで一人で戦おうとしたの?
A2:時間稼ぎをするためです。
   キャスターが召喚した巨大な海魔はキャスターからの魔力供給を受けて存在を保っています
   が、人間を捕食する事で自力で魔力を補えるようになると、キャスターの魔力が尽きても存在
   を保ち続けるようになってしまいます。
   そうなる前にセイバーたちはキャスターを引きずり出し、ランサーの槍で魔力を遮断したかった
   わけですが海魔の再生があまりにも早いため、キャスターを引きずり出すどころか海魔が川岸
   に辿り着くのを遅らせるのが精一杯だったわけです。
   そこで改めてキャスターを打倒する方策を探るため、策を練るための時間を作り出すために敢
   えて固有結界に引き込んでの単独戦闘に出たわけです。
   ウェイバーをわざわざ残したのも、結界を解除するタイミングやキャスター打倒の方策を知るた
   めでもあります。

Q3:アイリスフィールはいつから携帯電話を持ち歩いていたの?
A3:日本に入る前からずっとです。
   そもそも切嗣が打ち出した今回の聖杯戦争に於ける基本的な戦略は、マスターとサーヴァント
   の完全な別行動によってセイバーを囮として敵マスターを暗殺していくことです。そのためセイ
   バーの制御と、マスターの暗殺を担当する切嗣や舞弥の存在を敵陣営に悟らせないためにす
   るのがアイリスフィールの主な役割になります。
   キャスターの暴走という想定外のアクシデントに見舞われたため、アインツベルンの城で一時
   的に合流を果たしてはいますが、切嗣とアイリスフィールは一度も顔を合わせることなく聖杯
   戦争を終わらせるのが本来の戦略だったわけです。
   基本的にはセイバーとアイリスフィールに好きに動き回らせ、それに釣られて出てきた他のマ
   スターを仕留めていくわけですが、戦況の推移によってはアイリスフィールに具体的な指示を
   送る必要性が生じてくる可能性もあります。
   その際に直接接触を行う事で切嗣の存在を露見させる危険性が生じるため、予め携帯電話
   の使い方を教えて持ち歩かせていたわけです。
   ただし原則的には使用しない方針だった事と、キャスターへの対処法を模索中の緊迫した状
   況下だったことも相俟って、実際に電話が掛かってきた時は通話方法を失念してしまっていた
   ため、ウェイバーが代わりに電話に出たわけです。

Q4:何故セイバーとアイリスフィールはエクスカリバーのことを黙っていたの?
A4:セイバーの騎士としての誇りから、ですね。
   セイバーの総魔力量に匹敵する魔力を使うエクスカリバーの使用には両手による全力の振り
   抜きが必須になりますが、ランサーとの戦闘で左手に治癒不可能な傷を負った影響で左手の
   親指が全く動かず、剣の柄を両手でしっかりと握れない状況にあります。

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Fate/Zero 第15話 [Fate/Zero]

Fate/Zeroの第15話を見ました。
キャスターの暴走を阻む事が出来ずに苦戦するセイバー・ライダー・ランサーと、キャスターを
放置して自分達の戦いに没頭するアーチャー・バーサーカーだが……

-#15 黄金の輝き-

アーチャーがバーサーカーとの空中戦に興じる一方、ビルの屋上で繰り広げられる遠坂時臣と間
桐雁夜の戦闘は、炎の魔術を得意とする時臣と蟲の大群に襲わせる以外の攻撃手段を持たぬ
雁夜の特性もあり、蟲に突撃させる雁夜と炎の壁でそれを阻む時臣という構図で戦いの体を為さ
ぬ代物が展開されていた。
その愚直なまでの攻撃手段に対し、時臣は防御壁を維持し続けることによる自滅を待つのではな
く、自身の手による早期決着を試みて蟲の突撃を阻みながら攻撃に転じる。
魔術師の家に生まれながら魔術に背を向けた俄仕込みの魔術師である雁夜に、物心付く頃から
魔術の鍛錬を積んできた時臣の攻撃を防げるわけも無く、雁夜は全身を炎で焼かれ、魔術師に
対する呪詛を吐きながらもビルから転落してしまう。
そして二人の対決を見守っていた言峰綺礼は、転落した雁夜がまだ生きている事を確認し止めを
刺そうと試みる。だがその瞬間、再び令呪が宿った際のギルガメッシュとの会話が脳裏をよぎり、
救命措置を施しながら苦悶にのたまう雁夜の姿に愉悦を感じ始めるのだった。

一方でキャスターに対する有効な手段を見出せずに攻めあぐねていたセイバーとライダーだったが、
既に海魔が河川の浅瀬部分にまで到達した事を受けて一度後退。
ライダーが王の軍勢で足止めをする間に、状況を打開する方策を練ることとなる。
有効な打開策を見出せないウェイバー・ベルベットに対し、唯一の打開策を持ちえながらもそれを
言い出せずにいるアイリスフィール・フォン・アインツベルンとセイバー。
そこにキャスターのマスターである雨生龍之介を殺害したものの、キャスターの消滅まで持ち堪え
られないと判断した衛宮切嗣からの連絡が入る。
携帯電話の使い方を知らないアイリスフィールの代わりに電話に出たウェイバーは、切嗣から再
出現の場所とタイミングについて指示を受けると同時に、セイバーの左手を完治させる事でキャス
ターを倒せる事を知らされる。
正当な戦いによる負傷から、切り札を失った事を悟られまいとしていたセイバーだったが、それが
キャスターを一撃で消滅させうる代物である事を知ったランサーは、躊躇することなく必滅の黄薔
薇を自ら破壊する。
不治の呪いから解放され、キャスター討伐のための準備が整ったセイバー。
だが、そこにまたしてもバーサーカーが襲撃をかけてくるのだが……


というのが第15話の大まかなあらすじですね。
今回の用語解説はほぼありません。
ミトリネス
王の軍勢を構成するライダー配下のサーヴァントの一人で、ミトレネスともいう。
元々はアケメネス朝ペルシア(古代イラン)の将軍でダレイオス3世の部下だったが、サルディス
(今のトルコ共和国マニサ県)にイスカンダルが侵攻して来た際、降伏して配下に加わった。
ペルシア滅亡後はアルメニアの太守となるも、以降は歴史の表舞台に登場していない。
ウェイバーに呼ばれたライダーが、固有結界の外との連絡係として差し向けた。
約束された勝利の剣(エクスカリバー)
対城宝具 ランク:A++ レンジ:1~99 最大対象:1000人
アルトリア(アーサー王)が持つ最高級の聖剣であり、最大攻撃力を持つ宝具。
勝利する黄金の剣(カリバーン)を失ったアルトリアが、師であるマーリンの導きによって湖の乙女
から授けられた、月の光を集め星(世界)によって鍛えられた神造兵器。
所有者の魔力を刀身に流し込むことで光に変換し、それを加速・増幅させる事で広範囲に影響を
及ぼす神霊魔法レベルの光の斬激を生み出すことが出来るが、発動には両手での振り抜きが必
須となる。だがランサーとの緒戦に於いて左手に治癒不可能な傷を負ったため、これまで一度も
使用されることは無かった。
姉妹剣として円卓の騎士の一人であるランスロット所有の無毀なる湖光(アロンダイト)、アルトリ
アの甥でもあるガウェイン所有の転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)が存在する。


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3連敗 [横浜DeNAベイスターズ2012]

2試合連続2桁失点を喫して単独最下位に転落した横浜DeNAベイスターズ。
昨年までと同じように、先発が早いイニングで大量失点する形での敗戦が続いているだけに、
今日からの9連戦は立ち上がりに気をつけて欲しいところ。
さて本日の横浜DeNA先発は三浦、対する中日の先発は山内。
その結果は……

DeNA 1-3 中日 で、ドラゴンズの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

中日ドラゴンズ第3回戦(ナゴヤドーム)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000000010---160
中日01110000×---361




勝利投手:山内壮馬 3勝 1敗  セーブ:岩瀬仁紀 1敗 9S
敗戦投手:三浦大輔 2勝 1敗
本塁打:トニ・ブランコ 第2号(4回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 森本(右) 下園(左) 中村紀(三) 一輝(一) 藤田(遊) 石川(二) 黒羽根(捕) 三浦(投)
三浦(7回)→小林太-黒羽根→新沼
中日ドラゴンズ
大島(中) 荒木(二) 平田(右) 和田(左) ブランコ(一) 井端(遊) 谷繁(捕) 堂上直(三) 山内(投)
山内(7回2/3)→浅尾(1/3)→岩瀬-谷繁


世間はGWに突入し、プロ野球は今日から毎年恒例の9連戦がスタート。
横浜DeNAは一昨日の敗戦で4月2桁勝利の望みが絶たれたものの、苦手の交流戦前に一つで
も多く勝ち星を積み上げておきたいところ。

試合内容は三浦・山内両投手とも初回を三者凡退に仕留め、横浜としては久しぶりの初回無失
点。攻撃はともかく、守りに関しては一安心かと思われた。
ところが2回裏、1死から三浦には珍しく5番ブランコに死球を与えると、続く井端にエンドランを決め
られて1・3塁。更に谷繁にも四球を与えて満塁のピンチを招いてしまうと、堂上直倫に先制のタイ
ムリーヒットを許し、三浦らしからぬ形で先制点を与えてしまう。

三浦は3回裏、先頭の大島に粘られた末に四球で出塁を許すと荒木の送りバント、平田のタイムリ
ーで失点すると、4回裏には先頭のブランコに初球を左中間スタンドへ運ばれるソロホームランを被
弾して、じりじりと離されていく。

3失点で踏みとどまっている三浦の援護をしたい横浜DeNA打線だったが、3回まで中日先発の山
内の前にパーフェクトに抑え込まれ、4回・5回と1死から走者を出すも得点に結びつけることが出
来ない。
それでも終盤の8回表、1死から代打金城が内野安打で出塁すると、代打ラミレスのタイムリーツー
ベースでようやく1点を返すが荒波が10球粘ったもののショートフライ、森本が浅尾の前に三振に
仕留められて追い上げる事が出来ない。
9回は岩瀬に対して下園が内野安打、一輝がセンター前ヒットで1死1・2塁のチャンスを作り出す
も、代打渡辺と石川が連続三振に仕留められて試合終了。
大事なところであと1本が出ない得点力不足もあり、3連敗を喫してしまった。


2回は2死四球で満塁のピンチを招いたりちょっと三浦らしからぬ失点でしたが、簡単に連打を許
さずに最小失点で切り抜けたり、うっかりソロホームランを被弾したりと、終わってみれば三浦らし
い投球内容だったかな?と。
今日の試合は援護がなかったため勝ちに繋がっていませんが、今シーズンの三浦は安心して見
ていられますね。
だからこそ打線に頑張って欲しいわけですが、残念ながら若手の成長に期待するしかない現状。
ラミちゃんの調子が上がってきたり、筒香が1軍に合流すれば多少は変わってくるんでしょうけど、
それまで上位と離されないようにしないとシーズンが終了する可能性もあるだけに怖いですね。


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Fate/Zero補足情報その14 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第14話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:セイバーとライダーは戦っているのに、何故ランサーは戦わないの?
A1:戦略上の問題です。
   キャスターの召喚した海魔はキャスターの宝具によって保たれています。つまりキャスターの
   宝具の魔力を一時的にでも遮断すれば、海魔は存在を保てなくなって消滅するわけですが、
   その為には海魔の内部にいるキャスターを表に引きずり出す必要があります。
   ただし、キャスターが具体的にどの辺りにいるのかは判らず、相手が再生能力を持っているこ
   とはセイバーとランサーは承知しています。
   この状態でランサーが加わるとランサーには、キャスターの位置を捕捉→投擲ポイントへ移動
   という手順を踏む必要があるため、再生に追いつかない可能性が出てきます。
   そのためランサーには投擲し易い岸に予め待機してもらって、セイバーとライダーがキャスター
   を露出させる役割を担っているわけです。
   まあ、あとは実体化したまま水上戦を行えるスキルが無い、という理由もありますが……

Q2:ギルガメッシュが乗っているのは何?
A2:あれはヴィマーナ(ヴィマナ)と呼ばれる飛空船の原型です。
   ヴィマーナとは、古代インドの古典リグ・ヴェーダや叙事詩ラーマーヤナなどに描かれている空
   飛ぶ船の名称で、この故事が由来でインドではジェット機のことをヴィマーナと呼ぶこともある
   そうです。
   このヴィマーナは高速飛行や人員運搬、果ては宇宙空間の飛行など、その目的や用途によっ
   て様々な形状のものが存在しており、ギルガメッシュのヴィマーナはその原典でもあることから
   形状を変えることで多機能な性能を発揮出来るとんでも飛空船だったことが窺えます。

Q3:ギルガメッシュは何故キャスター討伐を渋っていたの?
A3:答えは時臣との会話の中にあります。
   人にはそれ相応の分があり、それを弁えるのが当たり前というのがギルガメッシュの思考です。
   時臣はキャスターを王の庭園を荒らす害虫と例えていましたが、ギルガメッシュにしてみれば庭
   園を荒らす害虫の駆除は管理している庭師の領分であり、キャスターという害虫を討滅するの
   は庭師である他の英霊にやらせておけば良い、というわけです。
   それでもキャスターを攻撃したのは、あくまでも魔力供給を行っている時臣に対する義理立てと
   しての行動です。

Q4:時臣はなんで令呪を使わないの?令呪を使えば従わせられるんでしょ?
A4:ギルガメッシュとの関係に致命的な亀裂を生むのを防ぐためです。
   確かに令呪の力は強大で、使えば確実にキャスターを葬り去る事は可能でしょう。しかしそれ
   はギルガメッシュにとって不愉快な事を押し付ける、という意味を持っています。
   令呪が使えるのは3回限りであり、極力使わずにサーヴァントを従わせるには一定の信頼関
   係を構築しておく必要があります。
   しかしギルガメッシュは一度、真名が露見するのを恐れた時臣の令呪によって不本意な撤退
   を強いられています。加えて奥の手である乖離剣の使用という進言で不興を被ったばかりでも
   あります。
   そんな時臣が令呪を用いればキャスターを討伐しえても、ギルガメッシュは一切時臣の言葉に
   耳を貸さなくなるのみならず、最悪の場合はギルガメッシュに叛旗を翻されて殺される可能性も
   十分にあります。その最悪の事態を予見したが故に、令呪の使用に踏み切れなかったのです。

Q5:時臣はなんで飛空船から飛び降りても平気だったの?
A5:魔術によって着地の衝撃を無効化しているからです。
   あの場面で時臣が用いた魔術は、物体の重さを操る質量操作の魔術と、大気中の空気の流
   れを操る気流操作の魔術を併用しています。
   簡単に言うと自分の体重を軽くして、空気をクッション代わりにして落下速度を調節する事で、
   着地の衝撃をなくしたわけですね。

Q6:バーサーカーに乗っ取られた戦闘機のパイロットはどうなったの?
A6:描写こそされていませんが、アーチャーとバーサーカーの空中戦で高加速時のGに耐え切れ
   ず、内臓破裂を起こして即死しています。

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Fate/Zero 第14話 [Fate/Zero]

Fate/Zeroの第14話を見ました。
衆目を気にすることなくキャスターによって呼び出された巨大な海魔。
聖杯戦争の崩壊という窮地を前にして、キャスター討伐に共同戦線を張る英霊達だったが……

-#14 未遠川血戦-

キャスターの暴走と聖杯戦争の露見。
その情報は聖堂教会のスタッフによって監督役である言峰璃正の元にも届いていた。
しかしサーヴァントを従えず、キャスターを独自に処断する方策を持ち得ない璃正は、他のマスタ
ーがキャスターの討伐を果たすことに望みを託し、隠蔽工作が自身の手に負えなくなったことを
悟ると魔術協会に対して事後処理の応援を要請する。

言峰綺礼からの報告を受け、ギルガメッシュを伴って未遠川へとやってきた遠坂時臣は、セイバ
ーとライダーの二人掛りですら討伐しえないキャスターの海魔に対し、英霊としての格の違いを示
す絶好のチャンスとして進言する。
だがギルガメッシュの攻撃を受けて尚健在な海魔に驚愕させられた時臣は、奥の手である乖離
剣による海魔の滅殺を上申するも逆に叱責を被り、冬木の土地の管理者としての立場とギルガ
メッシュとの関係の崩壊との間で板ばさみになってしまうのだった。

一方、哨戒任務から帰還の途についていた2機のF-15Jは突如追加された偵察任務のため冬
木市へと向かっていたが、未遠川でキャスターの海魔を目撃するも1機は目測を誤って接近しす
ぎた事で捕食されてしまい、それを目撃した僚機は混乱状態に陥って交戦を開始しようとするも、
突如現れたバーサーカーによって機体を乗っ取られてしまう。

水上で繰り広げられるセイバー・ライダー対海魔の戦いを他所に、ギルガメッシュとの空中戦を始
めるバーサーカーと雁夜とのマスター同士の戦いを始める時臣。
混沌と化してきた戦場の中で、衛宮切嗣は勝利の為に策を張り巡らせて行くのだが……


というのが第14話の大まかなあらすじですね。
今回の用語解説は前回よりも多目です。
F-15Jイーグル
マクダネル・ダグラス社(現在のボーイング社)製戦闘機、F-15C/Dを元に三菱重工業が中心となっ
て製作した航空自衛隊配備の戦闘機のこと。複座式はF-15DJ。
J型・DJ型を含めて213機製作されたが12機を訓練中の事故などで失っており、現在稼動中な
のは201機。
主な配備先は、千歳・小松・新田原・那覇の各基地等等。
1981年から正式運用されており、2012年現在でも現役の航空自衛隊主力戦闘機である。
光の巨人
M78星雲にあるらしい光の国と呼ばれる場所からやってくるとかいう、皆さんご存知の某ヒーロー
のこと。
ディアボロ
ジョジョの奇妙な冒険第5部のラスボス。ではなくて、大道芸でお馴染みなジャグリングに使われ
る道具だと思われる。当然、時間を飛ばすなんて芸当も出来ない、はず。
お椀の底を張り合わせたような形をした独楽を、両端に棒を結びつけた糸で操り空中で回す芸に
使われる道具の事。
作中に登場するF-15Jパイロットのコールサインとして用いられている。
余談だが、ディアボロの技の中には「エクスカリバー」と呼ばれるものも存在している。
天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
対界宝具 ランク:EX レンジ:1~99 最大対象:1000人
ギルガメッシュが持つ奥の手であり、至宝たる乖離剣(エア)によって放たれる一撃。
空間切断の能力を有し、対象を空間断層に落とし込んで問答無用で切り裂く事が可能であり、
その威力は王の財宝に保管されている宝具のバックアップで増幅する事も出来る。
セイバーの持つ約束された勝利の剣(エクスカリバー)と同等か、それ以上の破壊力を秘めた宝
具であることから、ギルガメッシュに対して海魔を葬るために時臣は使用を進言したが逆に叱責
を受けた。
対人宝具
宝具のカテゴリーの一つであり、一度に発揮できる効果が一人(或いは少数)に対するもの。
セイバーの風王結界、ランサーの破魔の紅薔薇と必滅の黄薔薇などが該当する。
効果が対人に限定されるため、魔力防御を無効化したり不治癒の傷を負わせることは可能だが、
純粋な物理防御に対しては扱いが普通の武器になるため無効化されてしまう。

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大量失点で最下位転落 [横浜DeNAベイスターズ2012]

九州2連戦の緒戦だった昨日の試合は雨で流れ、これで横浜は3日も試合なし。
場所を鹿児島に移しての2戦目、横浜は5位をキープ出来るのか?
さて本日の横浜DeNA先発は高崎、対する巨人の先発はホールトン。
その結果は……

DeNA 3-15 読売 で、ジャイアンツの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

読売ジャイアンツ第3回戦(鹿児島県立鴨池野球場)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000030000---361
巨人25303002×---15150




勝利投手:デニス・ショーン・ホールトン・ジュニア 1勝 2敗  セーブ:
敗戦投手:高崎健太郎 2敗
本塁打:阿部慎之助 第4号(1回ツーラン)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(三) ラミレス(左) 小池(一) 森本(右) 藤田(遊) 鶴岡(捕) 高崎(投)
高崎(2回)→阿斗里(2回)→佐藤→小林太→加賀→菊地-鶴岡(6回)→黒羽根
読売ジャイアンツ
長野(中) 藤村(二) 坂本(遊) 阿部(捕) 村田(三) 高橋由(右) ボウカー(左) 小笠原(一)
ホールトン(投)
ホールトン(7回)→高木→笠原-阿部(7回)→賽松


4月も終わりが近い状況ながら5位と、他球団との戦力比を考慮すれば一応善戦とも云える横浜
DeNAですが、相手が巨人とは云えども最下位争いでは負けたくないところ。

試合内容は1回表、先頭の荒波がセーフティバントで出塁するも盗塁に失敗してチャンスを潰して
無得点に終わってしまうと、直後の1回裏に高崎は長野に対して四球を与えると藤村に送りバント
を決められ、2死から阿部にツーランホームランを許していきなり2点のビハインド。続く2回には高
橋・ボウカーに連続安打を許し、小笠原に四球を与えて無死満塁のピンチを招いてしまう。
それでも高崎はホールトンをフルカウントの末に見逃し三振、長野をファウルフライに仕留めて2死
まで漕ぎつけるも、藤村にタイムリーを許して3点目。続く坂本にも2点タイムリーを許し、阿部に四
球を与えて三度満塁とすると村田にも2点タイムリーを許して計7失点の大炎上。
あっさりと試合をぶち壊す高崎の背信投球で、流れを巨人に持っていかれると、2番手の阿斗里は
ボウカーに四球を与えると小笠原・ホールトン・長野に3連打を浴びて2失点し、更に坂本に犠牲フ
ライを打たれて僅か3イニングで2桁失点で一方的な展開となる。

ところが巨人先発のホールトンが、大量援護を貰っているのにピリッとしない。
5回表、横浜DeNAは先頭の小池が死球で出塁すると森本がツーベースを放って2・3塁。
藤田はショートゴロ、鶴岡はキャッチャーフライに倒れて2死となるも、代打下園が勝利投手の権利
を得る目前のホールトンからタイムリーツーベースで2点を返し、続く荒波もタイムリーを放って点差
を7点に。
石川はセカンドゴロに倒れてチャンスを広げる事こそ適わなかったものの、反撃の機運が高まった
5回表の攻撃だったが三人で仕留めなければいけない、最悪でも無失点で抑えなければいけない
3番手として登板した佐藤祥万が長野にヒットを許すと藤村に四球を与えて無死1・2塁とされ、坂
本・阿部の連続タイムリーで再び10点差に広げられてしまう。

その後はホールトンの前にチャンスを作り出せず、8回表には2番手の高木から2死1・2塁の状況
を作り出すも無得点に終われば、8回裏は6番手の菊地が2死から小笠原に四球での出塁を許す
と、続く賽松の打球を途中出場の啓二朗が落球するタイムリーエラー。
更に長野にタイムリーを浴びて今シーズン最多となる15失点を喫し、九州最下位決戦は圧倒的大
差で敗戦し、単独最下位へと転落した。


今日の試合は立ち上がりの高崎の投球が全てを決したような感じでした。
阿部のツーランはまあ、先頭打者四球からの失点なので本来なら仕方ないで済ませられないんで
すが仕方ないでしょう。ただ2回の投球は、正直だめでしょ。
ローテーション1番手投手の内容じゃないよね、と。

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