セ・リーグも開幕直前 [スポーツ]

アニメも最終回を迎え、
一応見たものの記事が溜まりすぎていつになるか判らないけど、
絶対に記事は書くぞ、と心に決めながらも現実逃避する私ですが、
とりあえず4月からはアニメ記事を今の半分に減らそうと反省中。

さて、先週末に一足早くパ・リーグが開幕したにも拘らず、
何故か野球の空白期間が発生しているわけですが、
いよいよ明後日からパ・リーグも再開、そしてセ・リーグは開幕を迎えます。
本日は既に1軍登録メンバーの発表があったわけですが、
実は昨年の新人開幕一軍メンバーは12球団で8人程度だったにも拘らず、
今シーズンは読売の長野を始め、新人が結構居ますね。

セ・リーグ開幕一軍の新人選手は以下の通りです。

土本 恭平投手 市川 友也選手 長野 久義選手(読売ジャイアンツ)
松井 雅人選手 大島 洋平選手 松井 佑介選手(中日ドラゴンズ)
荒木 貴裕選手(東京ヤクルトスワローズ)
藤川 俊介選手(阪神タイガース)
加賀 繁投手(横浜ベイスターズ)


セ・リーグだけで9人、しかも広島以外は全部新人開幕一軍メンバーが居ますね。
これは不作と言われていたドラフトでしたが、即戦力はそれなりに居た、
ということでもあるんでしょうね。


そして独断と偏見による戦力分析、今回はセ・リーグ編ですが、
まずは読売ジャイアンツから。

2位中日と10ゲーム差、3位東京ヤクルトと20ゲーム以上引き離し、
完全独走で3連覇を果たした読売ジャイアンツ。
公約通り長野を獲得し、メジャー帰りの小林雅英、FAの藤井を獲得し、
左の中継ぎエースである山口を先発に転向させる事で、
高橋尚の穴を埋めようとしたものの、
山口は経験不足とスタミナ不足を露呈させて2軍スタートが確定。
更には昨年の勝ち頭の一人でもあるグライシンガーが、肘の緊急手術で開幕絶望。
最短でも5月以降の復帰予定で投手陣に不安が付き纏う状況。
現状では辛うじて計算が成り立つのはゴンザレスと開幕投手の内海だけ。
他の先発に関しては不安要素が未だ残る状況。
野手は長野の加入や高橋由伸の復帰によって充実した反面、
戦力過多で飽和状態になりつつあることが懸念事項。
いずれにせよ、今年も優勝の大本命である事に代わりは無いのだが……

注目はいろいろ居るものの、個人的にはやはり山口投手。
今季から先発に転向したものの、ここまでは結果が出ていない有様。
連覇を支えた風神の配置転換は、吉と出るか凶と出るか?
最悪の場合は潰れかねない危険性を孕んでいるのだが……


2007年シーズンの逆転日本一を最後に、
常にジャイアンツの後塵を拝してきた中日ドラゴンズ。
前年は開幕直後に正捕手の谷繁が怪我で戦線を離脱し、
いきなり下位に沈み込んだものの、交流戦を契機に一気に追い上げてきたのだが、
無理な追い上げが祟って終盤に失速し、結局独走を許してしまった。
最多勝の吉見、最優秀防御率のチェン、
11連勝を飾った朝倉などが昨年同様の働きを見せ、
不本意なシーズンに終わった中田が復活すれば、覇権奪回の可能性あり。
エースナンバーを背負う成長著しい2年目の伊藤、
若きセットアッパーの浅尾、全盛期の輝きを見せた河原など、
投手陣の充実は読売と引けを取らず、潜在的にはセ・リーグ一。
しかし問題は野手の世代交代がなかなか進まないことであり、
実際レギュラーか準レギュラーと呼べる選手の中で、
藤井・野本・小池・ブランコ・新井を除けば全員が30代。
中でも深刻なのが今年40歳を迎える谷繁と、
36歳を迎える岩瀬の後継者が育っていないということ。
大きな補強を行わず、現有戦力の底上げを狙う落合監督だが、
遊撃手にコンバートされた荒木は負傷で開幕メンバーから外れ、
いきなり修正を余儀なくされる事となった。
外野の若手には期待出来る選手が多い割には、
内野手の技量がレギュラーを脅かすほどに育っていない中日。
深刻な捕手の質の格差を埋める事が出来るか?

注目はブーちゃんこと中田亮二、と言いたいところですが、敢えて松井雅人選手。
中日の現有戦力の中では最大の泣き所にして最重要補強ポイントである捕手。
小山や小田、将海と捕手の補強はして見るものの、
これまでは明らかに谷繁との溝が大きく、
捕手育成で四苦八苦している中日が選んだ新人捕手。
彼が大成する可能性があるか否かで、中日の今後10年が決まる気もしますね。


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プロ野球、開幕目前 [スポーツ]

アニメ記事は今暫く忘却の彼方へ追いやって、
今回はいよいよ開幕目前に迫ったプロ野球のお話。
1軍登録メンバーと開幕投手が発表されて、
2010年のペナントが幕を上げるまで秒読みとなったパ・リーグについて、
今回は色々と語ってみようかと。


まずは北海道日本ハムファイターズ。
昨年は惜しくも日本一を逃し、スレッジや藤井らを放出したものの、
4年で3度のリーグ制覇を成し遂げた12球団1と言われる鉄壁の守備は健在。
最小失点による守り勝つ野球で連覇を狙う。
投手にウルフとケッペルの両新外国人とオリックスから移籍の木田、
野手に中田が加わった以外は、昨年とほぼ同じ布陣で開幕を迎える事となる。
開幕は言わずと知れた球界のエース・ダルビッシュ。
鷹を叩いて最高のスタートを決められるか?

注目はやはり3年目の今季、初の開幕一軍となった中田。
スレッジの抜けた穴を補強しなかったのは、彼に対する期待の現われでもあり、
意識改革がキャンプだけで終わらないことを期待したい。


昨年2位へと大躍進し、初のCS出場を決めた東北楽天ゴールデンイーグルス。
野村監督を解任し、新たに招聘したのは前・広島監督のブラウン氏で、
一度たりともBクラスを脱出できなかった監督の招聘には不安が残る。
先発は岩隈・田中の2本柱に永井が加わり、3本柱を形成しつつある状況で、
MAX160オーバーのモリーヨや、昨年復帰した福盛、
安定感のある有銘、左の大器である長谷部など、中継ぎ陣も充実を始めている。
開幕登録メンバーの中で先発は岩隈だけ、という状況だが、
これはブラウン監督の奇策なのか?
予告先発のあるパ・リーグでは、こういう奇策は意味が無いと思うのだが……

注目はやはり岩隈。
一昨年は21勝を上げて沢村賞を獲得し、昨年は13勝。
今年も昨年と同様かそれ以上に勝てれば、完全復活と言えるだろう。
2年連続15勝をマークしたかつての安定感が戻ってくるか?


一昨年、まさかの最下位に沈みながらも秋山新監督の下、
3位まで順位を押し戻した福岡ソフトバンクホークス。
中継ぎとして大車輪の活躍を見せた摂津・ファルケンボーグの、
強力セットアッパーは昨年の読売の風神・雷神コンビ同様、
12球団では1・2を争う鉄壁さを見せ付けた。
近年故障に泣かされてきた和田らが、本来の働きを見せれば、
十分優勝争いを演じられる自力は有している。
不安要素は野手、それも中軸の高齢化が著しいこと。
松中は37を、小久保は39を迎えるが、
彼らに台頭する力が現れないのがネックになっている。
あとは韓国代表でもある李が、どこまで日本の野球に対応できるか?

注目はやはり昨年の新人王でもある摂津。
昨年の山口のように、安定した強さを見せ付けるのか、
それとも小松のように意外な脆さを露呈させるのか……


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記録を阻んだマナー違反 [スポーツ]

プロ野球はCSの第1ステージが終了し、
中日と楽天が第2ステージへと駒を進めましたね。

政治問題に関しては釣られクマさんにお任せする形なので、
私はスポーツから気になった記事をピックアップしてみます。

まずは
内川、来オフFA宣言も 複数年断り単年契約へ

スポーツ報知の記事ですが、ハマのうっちーこと内川聖一選手が、
単年契約で更改するらしいです。
実は横浜の主力である内川・村田両選手は、
来シーズン中に国内FA権取得が濃厚で、
球団からは複数年を打診されていましたが、
うっちーは自分を高めるために敢えて単年契約を結ぶとか……
つまり来年の契約更改までは気が気ではない状態が続くわけですね。
FA行使とかしたら、獲りに来る球団はいっぱい居るでしょうね。
その筆頭が1塁に穴がある巨人と、高齢化が進む阪神でしょうけどw

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それぞれの道 [スポーツ]

今シーズンのプロ野球も残り僅か。
パ・リーグの優勝争いはホークスがほぼ脱落し、
日ハムと楽天の一騎打ちの状況になってきました。
残り8試合で4ゲーム差……楽天奇跡の逆転優勝はあるのか?

メジャーかNPBか、注目の菊池君は今月30日のドラフト直前まで、
その行方は謎のままです。

そして、ちらほらと戦力構想が明らかになりつつありますが、
今日は去就が確定している選手などを判っている範囲で書こうかと。

今シーズンの引退選手
立浪 和義選手(中日ドラゴンズ)
緒方 孝市選手(広島東洋カープ)
横山 道哉投手(横浜ベイスターズ)
秀太選手(阪神タイガース)
中村 泰広投手(阪神タイガース)
手嶌 智投手(千葉ロッテマリーンズ)

確認出来た引退選手はこの位ですね。
皆さんお疲れ様でした。
忘却の彼方に追いやっていた立浪選手の引退という現実を、
改めて突きつけられたのは正直寂しいですが……(お!?)

今だから言いますけど、実は立浪選手は私が好きな選手の一人でした。
(でもベイスターズファン)
当時から層が薄いとは言えなかった中日で、
高卒新人ながら開幕からスタメン出場。
その年の新人賞も獲って、凄い人だな、って感じた記憶があります。
(でもベイスターズファン)
まあ、清原選手と若干ダブらせていたところもあったと思いますがw
(しつこいようですが、それでもベイスターズファン)

程よくパワーがあって、走っても守ってもよし。
バントのような小技やチームプレイも出来ますし、
なにより狙い済ましたかのように左右に打ち分ける技術は凄かった。
今で言うなら東京ヤクルトの青木選手の好調時と遜色ない位ですかね。
2000本安打を達成した時も、
根拠も無く「3000本行くのでは?」と思ったくらいですねw
(本当に根拠などありません、強いて言うなら願望でした。でもベイスターズファンw)
それだけに怪我などもあってスタメンを外れる事が増えていったのは、
残念でなりませんでしたね。
正直な話、立浪選手はスタメンで出続けていれば、
張本さん以来の3000本到達者になるって信じてましたから。
やはり、根拠は無いんですが……
それでも立浪選手はやってくれそうな期待を持たせる。
私にとって立浪和義という選手はそんな人でした。

中日一筋20年。立浪選手、本当にお疲れ様でした。
あなたは私にとって、紛れも無くヒーローでしたよ!

23:18修正 緒方選手の名前表記を「緒方 孝一」と表記してしまいました。
正しくは「緒方 孝市」です。
表記を修正すると共に緒方選手、並びに広島東洋カープファンの方々へ、
お詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
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バーニーは独裁者が好き!? [スポーツ]

F1最高権威者の一人であり、
F1開催権等を管理・運営するFOA会長のバーニー・エクレストンさん。
アドルフ・ヒトラーや、サダム・フセインといった、
独裁者を擁護する発言を行った事で、物議を醸している。

イギリスの前首相トニー・ブレアさんや、現首相のゴードン・ブラウンさんを批判し、
彼らよりもマックス・モズレー(現FIA会長)の方が首相に相応しい
とまで言ったとか言わなかったとか……

で、そのモズレーさんですが……
2010年度の正式エントリー発表翌日に、
FIA会長職引退撤回を示唆する発言をしており、
F1の方も、まだまだ予断を許さない状況なのかもね。


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分裂回避はしたけれど [スポーツ]

ある意味、世界中のモータ-スポーツを巻き込んでいた
2010年度のF1に関する問題。

モズレーさんが導入を決定しようとした予算制限に関する項目、
バジェットキャップを発端に展開されたFIAとFOTAの対立は、
今後2年間で、
1990年代前半を目安にしたところまで経費節減する
ことと、
次のFIA会長選にはモズレーが出ないことで、
F1の分裂を回避した。

FOTAの離脱と新シリーズの立ち上げというところから、
まさかの逆転劇で元の鞘に納まってしまったわけだが……
私はこのまますんなりと事が運ぶとは考えていないです。

なんとなく、次のFIA会長もモズレーになりそうな気がする。

彼の任期が切れるのは今年の10月。

その時にこの問題が再燃しても、
時間的にFOTAは新シリーズを立ち上げる余裕はなくなりますからね。

次の焦点は10月。
すんなりとモズレーが退いてくれるか
でしょうね。

タグ:F1
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FIAは泥仕合がしたいらしい [スポーツ]

FOTAの新シリーズ設立宣言を受けて、
FIAは法的措置に移るらしい。

モズレーさんやエクレストンさんをはじめ、
どこまでF1を貶めれば、FIAは気が済むんでしょうかねぇ……

規制に規制を重ね、F1を規則で雁字搦めにしてきたFIA。
F1人気が落ちてきているのは、自分たちのせいだということに、
彼らはいつになったら気付くのでしょうか?
といっても、気付かないからこういう状況な訳で……

資金・技術・ドライバーを含めたチーム力による、最速マシン同士のバトル。
これはF1の魅力の一つでもある(ひょっとしたら、大部分かもしれない)わけだが、
FIAは規制に規制を重ねてその魅力を削いできた。
資金力の豊富なワークスチームと、資金に乏しいプライベーターチームとの格差を均し、
戦力を拮抗させるために行ってきたのはワークス叩きである。
だからこそFOTAが設立され、ワークスチームがプライベーターに技術供与を行い、
下の力を伸ばすようにして支えてきたわけだが……
結局モズレーがそれをぶち壊した感じである。

同じカスタマーエンジンと、同じギアボックスを搭載し、
同じ小規模のチームが集まったレースを、
果たして世界最高峰の自動車レースと呼んでいいものだろうか?

FIAがやりたいのはF1の存続ではなく、
F1という名前が付いたレースの存続に思えて仕方が無いのだが……


タグ:F1
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ついに崩壊か? [スポーツ]

頻繁に取り上げてきた2010年度F1の問題ですが、
FIAが設定した期限がやってまいりました。

いよいよ最終エントリーが発表されるわけですが、
それに先立ち、FOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)は、
F1に代わる新たなシリーズの立ち上げに着手することを宣言しました。

実際どうなるかは最終エントリーを見てみないことには判りませんが、
新シリーズの立ち上げとなったらF1はもう終わりですね。

F1の名を冠しただけの、実質的にはGP2のレースに対して、
馬鹿みたいに高額な金を払うサーキットがあるでしょうか?
阿呆みたいに高額な放映権料を支払って放送するメディアがあるでしょうか?
割に合わないチケット代を払って見に来るファンが居るでしょうか?
そして……
それら興行収入の半分を毟り取っていくモズレーに、
プライベーターチームは付いて行けるでしょうか?

新シリーズの方は、サーキットに関してはさほど問題なさそうです。
現在行われているシルバーストーンをはじめ、
使われない・或いは使われなくなったサーキットはいっぱいありますし、
アメリカGP復活とかも考えられますからね。

問題は……日本か。
確か富士と鈴鹿はモズレーに押さえられてるんだよね……
可能性高いのは茂木かな?

タグ:F1
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ほぼ決まり……かな? [スポーツ]

気になる、中村俊輔の移籍先ですが……

当初は横浜Fマリノスへの復帰が濃厚だったわけですが、
マリノスが交渉段階で中村側から不信感を買うという大ちょんぼをやらかした。

そこへ舞い込んできたスペインのエスパニョールからのオファー。

俊輔自身もスペインリーグでやりたい想いもあるだろうし、
エスパニョール側がマリノス以上の大ちょんぼをやらかさない限り、
来季はエスパニョールでほぼ確定でしょう。

提示金額もエスパニョールの方が上だって話だしね。

岡田さんもマリノスよりはエスパニョール入りを支持しているみたい。

尤も、俊輔は現在故障持ちなので、
マリノスで酷使されて来年の本番で使えなくなるよりは、
開幕まで余裕のあるスペインで怪我を治して戦って欲しいという思惑ですが……

正式発表があるまでなんとも言えませんが、
俊輔がマリノスに復帰する可能性はとりあえず消えたと思って良いでしょう。

ほんと、マリノスは阿呆だね。
現場が俊輔を受け入れる体制をオフから作り上げてきていたのに、
フロントのちょんぼで台無しにしちゃうんだからね。


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対立激化! [スポーツ]

注目の2010年度F1エントリーリストが発表されたわけですが、
既存10チームにカンポス・USF1・マノーの新規参戦を加えた全13チーム。

ところがここにもまだ問題が……

除名処分となったウィリアムズとフォース・インディアを除くFOTAの8チームは、
条件付でのエントリー申請を行っていたのだが、
フェラーリ、レッドブル、トロ・ロッソの3チームが正規エントリー扱いとなっていた。

このことに、正規エントリー扱いとなった3チームが激怒し、
FOTAとM・モズレーとの溝は更に深まったようである。

既存のチームでモズレーが決定したレギュレーションを支持しているのは、
実質ウィリアムズのみで、フォース・インディアも反対の立場にある。

なお、FIAは条件付エントリーを行ったチームに対し、
6月19日の就業時間終了(イギリスGPのフリー走行終了)までに
条件を取り下げるよう勧告している。
今シーズンはブラウンGPの独走状態となり、
他のチームには諦めの空気が漂い始めている。
事実、ウィリアムズは来シーズン用のマシン開発を行っていると公式に発言しており、
このままではイギリスGPが最後のF1になる可能性も出てきた。

どうやらモズレーさんは、なんだかんだ言いながら押し通す気のようだ。
そもそも、F1というのはなんなんだろう?
世界最高の技術力を集めた、
世界最高峰の自動車レースではなかったのだろうか?
経費削減は良いし、予算に制限をかけるのが悪いことだとは思わない。
限られた予算の中でどうやりくりして、良いマシンを作り出すか……
それもまた技術の見せ所と言えるだろう。
とは言っても、現在のF1はあまりにも規制が多すぎて面白味に欠けるのだが……

今回のレギュレーション改正の問題点は2点。
制限の上限が低すぎるため、その準備が間に合わない事と、
今までと全く異質の技術格差が生まれることである。

金持ちには金持ちの、貧乏人には貧乏人の戦い方というものがある。
それが競争の世界であり、そこにF1の魅力を感じると私は考えている。

必要なのは下を支援して力を伸ばすことであって、
上を押さえつけて力を抑制する事ではない。
上を押さえつけるモズレーのやり方は、F1にとって決して益をもたらさないと思うのだが……

皆さんはどう思いますか?


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