逆転勝利でシーズン20勝目到達 [横浜DeNAベイスターズ2012]

交流戦は2桁勝利に届かなかったものの昨年よりも2勝を上積みし、9勝で最下位を2年連続で
回避した横浜DeNAベイスターズは、今日から再びレギュラーシーズンに戻って阪神タイガース
との試合。
さて本日の横浜DeNA先発は高崎、対する阪神の先発はメッセンジャー。
その結果は……

DeNA 2-1 阪神 で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

阪神タイガース第10回戦(阪神甲子園球場)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000002000---260
阪神010000000---130




勝利投手:高崎健太郎 3勝 5敗  セーブ:山口俊 1敗 1H 10S
敗戦投手:ランドール・ジェローム・メッセンジャー 4勝 6敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(左) 筒香(三) 金城(右) 梶谷(遊) 鶴岡(捕) 高崎(投)
高崎(6回)→篠原(1/3)→加賀(2/3)→藤江→山口-鶴岡
阪神タイガース
マートン(右) 平野(二) 鳥谷(遊) 新井(三) 金本(左) ブラゼル(一) 浅井(中) 藤井(捕)
メッセンジャー(投)
メッセンジャー(7回)→筒井→福原-藤井


例年なら間違いなく2桁借金を作り出し、シーズン終戦という状況まで追い込まれる鬼門の交流
戦を半分の借金で乗り切れた横浜DeNAとしては、当面の目標は借金1桁と5位浮上。
あわよくばCS争いに加われるかも、という夢を見るよりもまず、現実的な目標を一つづつクリアし
て貰いたいところ。

試合内容は横浜DeNAが阪神先発のメッセンジャー相手に初回・2回とヒットで走者を出しながら
も、初回は併殺打・2回は後続が凡退に倒れて点が奪えず。
逆に先発の高崎は初回に阪神打線を三者凡退に仕留めるも、2回に新井・金本のクリーンナップ
に連打を浴びて1・3塁のピンチを背負い、1死から浅井のセカンドゴロの間に1点を先制されてし
まった。

高崎はその後も連続四球でピンチを背負ったりとやや苦しい投球ながらも要所を抑え、最小失点
のまま踏み止まるが打線はメッセンジャーの前にヒットを繋げる事が出来ず、中盤まで一度も走
者を得点圏に進めることが出来ない。
それでも6回表、荒波のヒットによる出塁と石川の送りバントでこの試合初めて得点圏に走者を送
り一打同点のチャンスを迎えるが、中村紀が三振に倒れるとラミレスを敬遠気味に歩かされるとい
う嫌な予感がする展開。
しかしその嫌な予感を筒香が振り払った。
フルカウントに追い込まれた7球目低めの変化球をライト方向へと弾き返し、ライトのマートンの守
備がもたつく間に三塁へと到達。走者一掃のタイムリースリーベースで試合を引っくり返す。

終盤に突入した7回裏、横浜DeNA故障明けの高崎に無理をさせず継投策に移行し2番手の篠原
はワンポイントとしてブラゼルを抑え込むも、3番手の加賀が代打今成に四球を与えると藤井に送
りバントを決められて1死2塁。一打同点のピンチを背負い代打桧山と相対する事となったが、ここ
でベンチは左の桧山を敬遠して右のマートンとの勝負を選択。
加賀がその期待に応えてマートンを三振に仕留めて無失点で切り抜けると直後の8回表1死、阪
神2番手の筒井から石川が内野安打で出塁も盗塁に失敗し無得点。
9回も平野の好守備に阻まれたりで3番手福原の前に三者凡退に倒れて追加点を奪う事が出来
なかったが、藤江・山口のリレーで1点差を守りきって逆転勝利。
12球団で最も遅くはあるがようやく今シーズン20勝目に到達し、レギュラーシーズン再開初戦を
最高の形でスタートした。


久しぶりの連勝で、ようやく20勝到達しましたね。
適度に勝ちはするものの、シーズンの中断や再開といった区切りの試合ではほぼ確実に敗戦す
るのが昨年までの……いや、交流戦直前までのベイスターズクオリティと呼ぶべきでしょうか?

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