ブランドンの初勝利で横浜は5年ぶりの交流戦8勝目 [横浜DeNAベイスターズ2012]

雨で流れた分が2試合あるものの、1ヶ月に及ぶ交流戦も残り1カード。
現在交流戦11位に沈む横浜DeNAベイスターズは舞台を再び福岡に移し、現在交流戦最下位
の福岡ソフトバンクホークスと今日から熾烈な最下位争い。
さて本日の横浜DeNA先発はブランドン、対する福岡ソフトバンクの先発は摂津。
その結果は……

DeNA 1-0 ソフトバンク で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

福岡ソフトバンクホークス第3回戦(福岡YAHOO!JAPANドーム)
TEAM123456789101112RHE
DeNA100000000---170
ソフトバンク000000000---051




勝利投手:ブランドン・マイケル・マン 1勝 4敗  セーブ:山口俊 1敗 1H 9S
敗戦投手:摂津正 6勝 3敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(DH) 筒香(三) 金城(右) 藤田(遊) 黒羽根(捕)
下園(左)
ブランドン(6回)→加賀(2/3)→篠原(1/3)→藤江→山口-黒羽根
福岡ソフトバンクホークス
長谷川(中) 本多(二) 内川(左) カブレラ(一) 松田(三) 多村(DH) 江川(右) 今宮(遊) 細川(捕)
摂津(6回)→岩嵜(2回)→柳瀬-細川(6回)→山崎


現在7勝12敗で並びながら残り試合の関係上、まだ二桁勝利の可能性を残す横浜DeNAに対
し、最下位回避には後がない福岡ソフトバンク。
お互い大事な最後のカード、2年連続で最下位を回避するためにも横浜DeNAは負けられない
試合が続くのだが……

試合内容は福岡ソフトバンク先発の摂津の投球が定まらない初回、1死から石川がヒットと盗塁
で2塁へと進むと中村紀の進塁打で2死3塁。絶好の先制機を向かえてラミレスのタイムリーツ
ーベースで1点を先制すると、筒香のヒット・金城の四球で満塁のチャンスを作り出すが、藤田は
ライトフライに倒れて追加点を奪えない。
一方で横浜DeNA先発のブランドンは前回登板で乱れた制球が今日は安定し、1死から本多に
四球と盗塁を許して得点圏に走者を背負いはしたもののしっかりと無失点。
摂津が立ち直りに苦労するのとは対照的に、四球で走者を出しながらも落ち着いた投球でホー
クス打線にヒットを許さず、序盤をノーヒットピッチングで乗り切る。

その後もブランドンはヒットや四球で走者を出しながらも、ホークス打線に連打を許さず無失点を
続けていくが、そんなブランドンを援護したい横浜DeNA打線は摂津の前に再三チャンスを作り
ながら得点に結びつける事が出来ない。
そんな状況で迎えた終盤の7回裏、1失点のブランドンに替わって加賀が登板するが、先頭の
カブレラにツーベースでの出塁を許すと2死から江川に四球を与えて1・2塁。
一打同点の場面で代打松中を迎え、2点差を追いつかれた前回の悪夢が脳裏を過ぎる事とな
るが、3番手の篠原がショートゴロに打ち取って最大の窮地を脱する。
結局横浜DeNAはホークスの継投の前に追加点を奪う事は適わなかったが、8回までを無失点
で抑えると、最後は山口が2死から松田・多村に連打を許して得点圏に走者を背負うも、代打城
所を三振に仕留めて試合終了。
摂津の立ち上がりのドタバタに乗じて奪った虎の子の1点を守りきり、5年ぶりとなる交流戦8勝
目を挙げ最下位争いで優位に立った。


ようやく、ブランドンに勝ちが付きましたね。
四球多いからそこから失点して勝てなかったり、好投しても援護貰えなかったり、逆にリードを持
って降板しても中継ぎに勝ちを消されたりと、開幕から打線の不調だったり不運だったりに泣か
されてきたブランドンに勝ちが付いてほっとしています。
寧ろ加賀と篠原はブランドンに謝らなきゃいけないレベルかな?危うく逆転を許しそうになった前
回の北九州でのホークス戦といい、勝ちを消しそうになった今日の試合といい。
でもまあ、今日はしっかり無失点で切り抜けたので良し、としましょうか。

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Fate/Zero補足情報その23 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第23話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:ライダーとウェイバーは地上を走っていたけど人目についたら拙いのでは?
A1:特に問題はありません。
   まず時間が午前2時過ぎと遅い事が理由の一つとして挙げられます。
   更に現在の冬木市は主に龍之介とキャスターが起こした猟奇事件や児童誘拐事件に加え、
   キャスター討伐の際の隠蔽工作として行われた有毒ガス発生という話も相俟って、夜間外出
   を禁止する戒厳令が徹底されていたという事情もあります。
   その為に人目につく可能性は限りなく低く、仮に人目についたとしても聖堂教会が隠蔽工作
   を行う手筈になっている(少なくともウェイバーはそう認識している)ためです。

Q2:何故アーチャーはライダーを標的に定めたの?
A2:相手の格と、それに伴う優先順位の問題です。
   現在残っている他のサーヴァントのうち、アーチャーにとって敵と呼べる相手と認めているのは
   ライダーだけであり、セイバーとバーサーカーはまだその領域に到達していない、という認識を
   持っています。
   つまりアーチャーにとっては、自分が全力を出して戦うに相応しい相手は今のところライダー以
   外に存在しない、というだけの話で、敵として認識していないセイバーとバーサーカーは勝手に
   潰し合わせて先にライダーを叩いてしまおうとしたわけです。
   戦いの前にわざわざライダーを酒を酌み交わしていたのも、そういう事情があったからですね。

Q3:ギルガメッシュが言っていた友って誰の事?
A3:ギルガメッシュ叙事詩に登場するエンキドゥのことです。
   エンキドゥは元々ギルガメッシュを殺すために神々によって生み出された存在で、ギルガメッ
   シュと同等の力を持っています。
   ただ、地上に送られた当時のエンキドゥは野性的で知能が殆ど無く、ギルガメッシュと引き合
   わせられる状態には無かったため、神々に協力的な人々によって人間社会に馴染めるように
   野人性と引き換えに知恵と判断力を与えられました。
   (具体的には神聖娼婦と呼ばれる人間の女性と1週間交わらせることで、過剰な精を強制的
   に吐き出させた)
   その後ギルガメッシュと出会ったエンキドゥは、力比べで彼と互角に渡り合ったことから友とし
   て認められたわけですが、古代メソポタミアの女神イシュタルがギルガメッシュに対する誘惑
   を拒まれた事に逆上して送り込んだ天の雄牛を、ギルガメッシュと共に殺害したことから、ギル
   ガメッシュがかつてレバノン杉の守護者でもあったフンババを力試しに殺した前例もあって神々
   の怒りを買い、彼に向けられた呪いを身代わりとなって受けました。
   ちなみに作中でイスカンダルの動きを絡め取った鎖には、彼の名が付けられています。

Q4:バーサーカーはどうやってライフルやマシンガンを手に入れたの?
A4:あれは聖堂教会のコネを利用して言峰綺礼が用意したものを持たせているだけです。
   そもそも聖堂教会から派遣される監督役は不測の事態に備え、あらゆるところにコネを持って
   いたり、あるいは公共の機関に予め人員を配置しておいたりして準備を進めてきました。
   実際監督役であった言峰璃正はキャスター討伐の際の事後処理として、失われた2機のF-
   15の補充とそれを取引材料とした自衛隊への隠蔽工作の段取りを済ませていました。
   これは聖堂教会のコネを使えば、ある程度短期間のうちに近代兵器を用意することも可能で
   ある事を意味しています。
   それ故、表向きは急死した父親に代わって監督役の任を引き継いだ綺礼が、武器になりうる
   ものならば自身の宝具に出来るバーサーカーの能力を利用してセイバーの足止めをするため
   に、コネを使って用意したわけです。
   舞弥が用いた際にはバーサーカーに傷を負わせることが出来ず、意味を成さなかった近代兵
   器ではありますが、バーサーカーの能力の影響を受ければ弾丸も宝具の特性を帯びているた
   め、サーヴァントに対しても有効な武器となります。
   つまりバーサーカーの攻撃はセイバーに対しても致命傷を与えるだけの威力が発揮されるた
   め、セイバーとしては回避する以外に方法が無かったわけです。

Q5:セイバーが言っていた、サー・ランスロットってどういう意味?
A5:騎士・ランスロット、という意味です。
   サー(Sir)とは騎士に対する敬称であり、爵位を持つ貴族は貴族の敬称であるロード(Lord)と
   呼ばれます。

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Fate/Zero 第23話 [Fate/Zero]

Fate/Zeroの第23話を見ました。
静まり返る夜の冬木の街に打ち上げられた、達成と勝利を示すサイン。
それに導かれるようにライダーとウェイバーが、セイバーが、そして切嗣が市民会館を目指す。
第四次聖杯戦争は最後の夜を迎え、戦いは佳境へと突入していく。

-#23 最果ての海-

相次ぐ怪事件によって戒厳令が敷かれ、人通りの途絶えた冬木の街。
最終決戦に臨むライダーの足枷とならぬよう令呪の重ね掛けによって強化を施し、マスターとし
ての権利を自ら放棄したものの、イスカンダルの朋友として戦場に立つこととなったウェイバー・
ベルベットではあったが、市民会館へと向かう途上で迎撃に現れたギルガメッシュと遭遇する。
未遠川を挟んで立ち並ぶ新都と深山町を結ぶ冬木大橋の上で遭遇した英雄王と征服王。
イスカンダルが戦車ではなく自身の愛馬で現れたことを問い質し、彼がセイバーとの戦闘で神
威の車輪を失ったことに僅かに失望するギルガメッシュ。
だがそんな英雄王に対し、征服王は自分が現界して以来最も力が充実していると豪語すると、
酒を酌み交わしながら世界征服のために朋友として約を結び、協力しないかと持ちかける。
だがギルガメッシュはこの提案を断り、イスカンダルはそれに落胆の色を見せることなく切り札
たる王の軍勢を展開させると、悠然と構える英雄王に対して突撃を開始する。
だが待ち受けるギルガメッシュは悠然と乖離剣を取り出し、その一撃によって王の軍勢を粉砕
するのだった。

アイリスフィールの消息を掴む手掛かりを求め、当ても無く冬木の市街地を捜索していたセイバ
ーは、突如打ち上げられた狼煙が手掛かりに繋がる可能性を考慮し、元々新都にいた理由も
あってギルガメッシュに迎撃される事無く市民会館へと辿り着いていた。
だが辿り着いた市民会館の地下駐車場で、セイバーはまたも敵勢力の妨害を受けてしまう。
暗闇に木霊する怨嗟の声と、間断無く浴びせられる銃弾の嵐。
それは言峰綺礼から与えられたライフルと短機関銃を持つ、バーサーカーからの攻撃だった。
騎士は徒手にて死せずの効果により、宝具としての特性を有する銃によって間合いを制されて
回避行動に追い込まれてしまうセイバーだが、駐車場内にあった作業用のトラックを即席の盾
とすることで間合いを詰め、初めてバーサーカーに対する反撃に成功する。
しかし、起死回生の反撃も致命傷には至らなかった事を悟ったセイバーは至近距離からバーサ
ーカーに追撃を行うも、逆に不可視の剣を防がれた事に驚愕すると同時に、バーサーカーが自
身に所縁のある騎士であることを確信しその名を問う。
セイバーの問いに対して笑いを発するバーサーカー。
その総身を纏っていた黒い霧が晴れ、露わになるバーサーカーの真の鎧に目を疑うセイバー。
それはかつてセイバーの朋友として戦場に立ち、彼女が最も信頼した騎士・ランスロットの狂
気に堕した姿に他ならなかった。


というのが第23話の大まかなあらすじですね。
今回の用語解説は少なめです。
乖離剣(エア)
ギルガメッシュが保有する最強の剣であり、バビロニア神話に登場する知恵の神が由来。
三つの円筒が連なって突撃槍のような形状をしているのが特徴で、星が生命の存在を許さず
混沌としていた遥か昔に世界を切り裂き、天空と地上を生み出した神造剣。
天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
対界宝具 ランク:EX レンジ:1~99 対象人数:1000人
乖離剣の真名解放によって引き起こされる超攻撃。
世界を切り裂いた対界宝具であり、その破壊力はセイバーの約束された勝利の剣をも凌ぐの
みならず、王の財宝のバックアップを受ける事で破壊力を増幅する事が可能。そのため事実
上防御不可能と言える攻撃でもある。
無毀なる湖光(アロンダイト)
対人宝具 ランク:A++ レンジ:1~2 対象人数:1人
バーサーカーが保有する真の宝具であり、湖の乙女から授けられた神造剣の一つ。
所有者の全てのパラメーターをワンランクアップさせる効果を持ち、加えて竜退治の逸話を持
つことから竜属性に対する追加ダメージを与える事が出来る剣。
セイバーにとっては天敵とも云える武器の一つでもある。
セイバーが持つ約束された勝利の剣とは姉妹剣であり、聖剣としては最高位に位置する剣の
一つではあるが、バーサーカー特有の狂化の魔力によって黒く変色してランクダウンしている。
加えて狂化によって言語機能を失っている関係上、真名解放も使用出来ない。

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王炎上で横浜DeNA、交流戦勝率5割の夢潰える [横浜DeNAベイスターズ2012]

勢いそのままに首位へと躍り出たチームがあれば、得意としているはずのこの時期に大きく躓
いて順位を下げたチームもあり、そうかと思えば例年通りの推移を見せるチームもありと、色々
あった交流戦も残り試合は僅か。
リーグでも最下位に沈むチームとしては、やはり交流戦が終わった後を睨んで少しでも良い状
態でリーグ戦に戻りたいところ。
さて本日の横浜DeNA先発は王、対するオリックスの先発は塚原。
その結果は……

DeNA 4-5 オリックス で、バファローズの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

オリックス・バファローズ第4回戦(京セラドーム大阪)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000200020---461
オリックス310001000---541




勝利投手:塚原頌平 1勝 2H  セーブ:岸田護 2勝 1敗 11S
敗戦投手:王溢正 2敗
本塁打:李大浩 第11号(1回スリーラン) アレキサンダー・ラモン・ラミレス 第5号(4回ツーラン)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(DH) 筒香(三) 金城(右) 藤田(遊) 鶴岡(捕) 森本(左)
王(2回)→小杉(3回2/3)→林(1/3)→篠原(1/3)→加賀(2/3)→小林太(1/3)→菊地-鶴岡
オリックス・バファローズ
後藤(二) 川端(右) スケールズ(左) 李(一) 北川(DH) バルディリス(三) 中村(中) 大引(遊)
斎藤(捕)
塚原(5回1/3)→香月(0/3)→吉野(2/3)→中川(1回2/3)→平野(1/3)→岸田-斎藤(8回)→鈴木


昨日は1点を先制されながらも終盤の勝ち越しで逆転勝利を飾った横浜DeNAベイスターズ。
このままオリックスに連勝して今シーズンの対戦は勝ち越し、ついでに交流戦5割復帰目指
してまっしぐら、といきたいところだったのだが……

試合内容は初回、2死から中村紀が四球を選んで出塁するもラミレスがショートゴロに倒れて
いつものように無得点に終わった直後のオリックスの攻撃。
横浜DeNA先発の王が後藤にいきなり死球を与えると、2番川端の送りバントで得点圏に走者
を背負い、3番スケールズに四球を与えてピンチを広げれば、4番李にスリーランホームランを
被弾して早々と3失点。オリックス先発の塚原とは対照的に、自滅する形であっさりと先制点を
与えてしまえば、2回裏には大引に四球・斎藤に送りバントを決められ後藤にヒットを許し1・3
塁とされると、川端のショートゴロの間に4点目を失ってしまう。

序盤の2イニングで4点を失い、苦しい試合を強いられる事となった横浜DeNAは試合が中盤に
差し掛かった4回表、1死から3番中村紀がセンター前ヒットを放ちチーム初ヒットで出塁すると、
続くラミレスがツーランホームランを放って点差を2点に詰める。
だが6回表、横浜DeNAが1死から石川のヒットと中村紀・ラミレスの連続四球で満塁のチャン
スを作りながら筒香・金城がそれぞれ凡退して無得点に終わると直後の6回裏、4イニング目と
なった小杉が1死から大引にヒットで出塁を許すと9番斎藤に送りバントを決められて2死2塁の
ピンチを招き、3番手の林が後藤にタイムリーツーベースを打たれて3点差にされてしまう。

追いかける横浜DeNAは8回表、2死から中村紀・ラミレスの連打で1・2塁とするも筒香はファ
ーストゴロ。またしても無得点かと思われた矢先に、途中出場でファーストに入っていた山崎が
送球ミスして1点を返すと、続く金城のセンター前ヒット1点差に詰め寄るも反撃はここまで。
9回表に2死から荒波が四球と盗塁で2塁へ進み、一打同点のチャンスを作り出したが、石川
は粘りに粘ったものの最後はショートゴロに倒れて試合終了。
12敗目を喫し、交流戦勝率5割という目標達成は潰えてしまった。


どうにもならない試合というべきでしょうか……
死球・四球・本塁打でいきなり3失点、しかも失点した全てが四死球で出した走者なんですから
自滅しているようなものですし、これでどうやって勝てと?っていう感じでしょうかね。
そんな中で野手陣は頑張って4点を返してくれましたし、まあチャンスを逃したのも多かったわけ
ですが、良くやってくれたとは思います。

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交流戦7勝目で最低目標は無事にクリア [横浜DeNAベイスターズ2012]

5月半ばから始まった交流戦も、いよいよ最後の1週間を残すのみ。
ここまで負けが先行しているものの、数字上はまだ勝率5割以上を残す可能性がある横浜De
NAベイスターズだが、5割達成には1敗も出来ない状況で今年まで14連敗を喫したオリック
ス・バファローズとの2連戦。
さて本日の横浜DeNA先発は藤井、対するオリックスの先発はフィガロ。
その結果は……

DeNA 2-1 オリックス で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

オリックス・バファローズ第3回戦(京セラドーム大阪)
TEAM123456789101112RHE
DeNA001000010---270
オリックス100000000---141




勝利投手:菊地和正 2勝 1敗 3H  セーブ:山口俊 1敗 1H 8S
敗戦投手:平野佳寿 3勝 2敗 10H
本塁打:中村紀洋 第5号(8回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(DH) 筒香(三) 金城(右) 藤田(遊) 鶴岡(捕) 一輝(左)
藤井(6回)→菊地→藤江→山口-鶴岡
オリックス・バファローズ
後藤(二) 山崎(三) スケールズ(左) 李(一) 北川(DH) 中村(中) 川端(右) 大引(遊) 鈴木(捕)
フィガロ(6回)→平野(1回2/3)→吉野(1/3)→岸田-鈴木(8回)→斉藤


5月はそこそこの結果を残してきたものの、6月に入ってからは一転して連敗が続いた横浜De
NAだが、残り6試合に全勝すれば交流戦勝ち越しで終われるだけに、難敵が続くとはいえ踏
ん張りたいところ。

試合内容は初回の攻撃を三者凡退で終えた直後の1回裏、横浜DeNA先発の藤井が2死か
ら3番スケールズに四球を与えると4番李にタイムリーツーベースを許し、課題としている立ち
上がりの四球からの失点でオリックスに先制点を与えてしまう。
追いかける横浜DeNAは2回表1死から筒香のスリーベースで同点機を迎えるも、金城がライ
トフライ・藤田が見逃し三振に倒れたが、1死1・3塁のピンチを藤井が無失点で凌いだ直後の
3回表の攻撃で1死から一輝が四球・荒波がセンター前ヒットで出塁すると、石川のレフト前ヒ
ットで一輝が生還して序盤のうちに同点に追いつく。

同点で仕切り直しとなった試合は4回以降、互いに走者を出す事が出来ずに徐々に膠着状態
へと陥り、完全に救援投手の出来が試合の流れを左右する展開となる。
そんな中で先に均衡を破ったのは横浜DeNAだった。
7回表は三者凡退に倒れはしたが2死からオリックス2番手の平野に対して荒波が14球も粘
ると、直後の7回裏を同じく2番手の菊地が僅か8球で三者凡退に抑える対照的な内容。
この差が現れたのか8回表には回跨ぎとなった平野に対し、1死から中村紀のソロホームラン
で勝ち越しに成功する。
その後は追加点こそ奪えなかったものの、8回は藤江が得点圏に走者を背負いながらも無失
点で切り抜ければ、最後は山口が三者凡退に締めて試合終了。
今年の対オリックス戦負け越しを回避すると同時に、昨年と同じく交流戦7勝目に到達した。


とりあえず一昨日の試合で右足首を捻った荒波は問題無さそうで一安心。
ただでさえ戦力が低く野手の層が薄い横浜DeNAとしては、スタメン起用されている打者の長
期離脱は本当に厳しいので良かったです。
ただ、新加入のルイーズをライトで使う構想もあるとか無いとかいう話もチラホラあるので、守備
面に於ける荒波の負担は増大しそうで怖いですね。
打線としては拙攻と言っても良い感じではありますが、6回1失点で試合を作った先発の藤井、
2番手平野から追い込まれながらも14球を投げさせる粘りを見せた荒波、藤井のあとを受けて
オリックス打線を少ない球数で三者凡退に仕留めた菊地、そして流れが傾いてきたところを逃
さずに一発で仕留めたノリさん。その他にも足で揺さぶった石川、盗塁を阻止して藤井を助けた
鶴岡など、今日はチーム全体で掴み取った勝利かな?という気がします。

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タナケン炎上5失点で、対東北楽天戦の勝ち越しはならず [横浜DeNAベイスターズ2012]

昨日の試合は終盤まで東北楽天のルーキー釜田に手こずったが、結局集中打を浴びせて5得
点を奪い、逆転で連敗を3で止めた横浜DeNAベイスターズ。
昨日の勝利の勢いを活かして、このまま連勝で借金を返済していきたいところ。
さて本日の横浜DeNA先発は田中、対する東北楽天の先発は美馬。
その結果は……

東北楽天 5-1 DeNA で、イーグルスの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

東北楽天ゴールデンイーグルス第3回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
東北楽天005000000---582
DeNA000000001---170




勝利投手:美馬学 4勝 1敗  セーブ:
敗戦投手:田中健二郎 1敗
本塁打:牧田明久 第3号(3回スリーラン) 筒香嘉智 第5号(9回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(左) 筒香(三) 金城(右) 藤田(遊) 黒羽根(捕)
田中(投)
田中(3回)→小林太(2回)→小杉(2回)→加賀→林-黒羽根(7回)→鶴岡
東北楽天ゴールデンイーグルス
聖沢(中) 銀次(二) 高須(三) フェルナンデス(一) 中島(左) 牧田(右) 枡田(遊) 小山(捕)
美馬(投)
美馬(8回1/3)→ラズナー-小山


ここ最近、三浦の登板日以外はほぼ勝てていない横浜DeNAだったが、案の定三浦の登板日
だった昨日は先制を許すも終盤に逆転勝利。その勢いを借りて今日の田中にも、せめて5回く
らいは投げきってもらいたいところ。

試合内容は初回、横浜DeNA先発の田中は中村紀の好守備にも助けられて先頭の聖沢をア
ウトに仕留めるも銀次には死球を与え、2死2塁からフェルナンデスの三遊間の打球を藤田の
好守備で失点を阻むが1・3塁のピンチを背負うも、5番中島をレフトフライに仕留めて無失点。
一方で打線は枡田のエラーで荒波が、セカンド内野安打で石川が出塁するも中村紀はサード
併殺打、ラミレスもセカンドゴロに倒れて絶好の先制機を逃してしまえば、2回裏にも1死から
金城が美馬の悪送球で出塁して2死3塁とするも、黒羽根はショートゴロに倒れてしまう。

試合が動いたのは3回表、初回・2回と走者を出しながらも無失点で切り抜けてきた田中だっ
たが2順目に入って先頭の聖沢にライト前ヒットで出塁を許すと、銀次にはフルカウントから外
のチェンジアップを左中間に弾き返され、高須には送りバントを決められて1死2・3塁。
続く4番フェルナンデスに四球を与えて満塁のピンチを背負い、中島にレフト前への2点タイム
リーを打たれて今日も先制点を与えると、牧田にスリーランホームランを被弾して5点のビハイ
ンドを背負ってしまう。

追いかける横浜DeNAは4回から小林太が、6回から小杉が東北楽天の打線を封じ込めるも美
馬の前に6回まで僅か3安打に抑え込まれて反撃の糸口を見出せない。
それでも7回裏、1死から藤田・代打鶴岡・途中出場の小池が連打で満塁のチャンスを作り出し
たが、小杉の代打下園がセカンドゴロ併殺に倒れて無得点。またしてもあと一歩のところで点
に結びつける事が出来ない。
9回表に先頭の筒香がソロホームランで美馬の完封を阻止し、マウンドからようやく引き摺り下
ろすも時既に遅し。
金城は三振、藤田がレフトフライに倒れると、最後は鶴岡がライトフライに倒れて試合終了。
田中の炎上5失点が響き、2005年以来の対東北楽天戦勝ち越しはお預けとなった。


今日の試合はまあ田中が炎上して5失点したのもありますが、それだけじゃなかったよね、と。
2失点、あるいは3失点くらいで踏み止まっていれば勝機はありましたが、やはり牧田に浴びた
スリーランが余計だったかな。
とりあえず今日の投球内容では2軍落ちは免れないでしょう。なによりジオも戦線復帰出来そう
な感じですし、高崎不在とはいえ王・ブランドン・藤井・三浦と居ますから、田中の降格は十分に
ありえますね。

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番長150勝ならずも、チームは逆転勝利 [横浜DeNAベイスターズ2012]

昨日の試合は雨が降る中で強行した挙句、案の定1回表終了時に降雨ノーゲーム。
流れた試合は交流戦終了後の予備日に回され、今日からはカードも変わって東北楽天ゴール
デンイーグルス戦。
さて本日の横浜DeNA先発は三浦、対する東北楽天の先発は高卒ルーキーの釜田。
その結果は……

東北楽天 2-6 DeNA で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

東北楽天ゴールデンイーグルス第2回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
東北楽天010100000---260
DeNA00010005×---6111




勝利投手:藤江均 1勝 3H  セーブ:
敗戦投手:ジェイムス・アダム・ハウザー 1勝 1敗 10H 1S
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(左) 筒香(三) 金城(右) 藤田(遊) 黒羽根(捕)
三浦(投)
三浦(6回2/3)→篠原(1/3)→藤江→山口-黒羽根(7回)→鶴岡
東北楽天ゴールデンイーグルス
鉄平(中) 銀次(二) 中村(左) フェルナンデス(一) 岩村(三) 牧田(右) 枡田(遊) 小山(捕)
釜田(投)
釜田(7回)→小山(1/3)→ハウザー(0/3)→青山-小山


前回の東北決戦は雨で1試合が流れながらも横浜DeNAが先勝。
今日から横浜での第2ラウンドとなるわけですが、チームとしてはここまで3連敗中と嫌な流れ
の中、またしても三浦に連敗ストッパーを託す事に……

試合内容は初回、横浜DeNA先発の三浦は鉄平を簡単にセカンドゴロに仕留めて1死を取るも
銀次の打球は中村紀の好守備で抜けるのを防いだが内野安打で出塁を許し、中村真の打球
はショート併殺コースに飛ぶも微妙なところをセーフと判定されるなど、不運に見舞われるが無
失点。対する打線は1死から石川がセーフティバントで出塁するも、中村紀がセカンド真正面の
併殺打を放ち、釜田の前にあっさりと3人で攻撃を終了してしまう。

試合が動いたのは2回表。2死から枡田が左中間フェンス直撃のツーベースヒットで出塁する
と、続く小山が初球をセンター前に弾き返し、荒波の返球が高めに浮いた隙に牧田が生還。連
打と送球ミスで東北楽天に先制を許してしまうと、4回表には1死から岩村にツーベースで出塁
され2死3塁とピンチを背負い、枡田を敬遠するもまたしても小山にレフト前へタイムリーを打た
れてリードを2点に広げられてしまう。
追いかける横浜DeNAは2点差に広げられた直後の4回裏、先頭の中村紀が右中間へのヒット
で出塁し1死から筒香が繋いで1・2塁とすると、藤田のセンター前タイムリーで1点を返す。

横浜DeNA先発の三浦は打線の援護が無い中6回まで2失点で抑えるも7回表、先頭の釜田
にツーベースを打たれると2死3塁として降板。2番手の篠原が追加点を与えず無失点で切り
抜けるが、釜田の前に1死1・2塁とチャンスを作りながらもなかなか追いつけない。
だが8回裏、東北楽天が2番手の小山を登板させたことから試合の流れが一気に変わる。
先頭の中村紀が2打席連続となる四球で出塁すると、3番手のハウザーから筒香も四球を選
んで出塁し1死1・2塁。続く金城のレフト前ヒットで代走の梶谷が生還して三浦の負けを消すと
1・3塁から藤田のタイムリーで逆転。更に4番手青山から鶴岡が走者一掃のタイムリースリー
ベースで3点差に広げると、2死から荒波のタイムリー内野安打で一挙5得点。
1点のビハインドがあっという間に4点リードに変われば、最後は山口が三者凡退に抑えて試合
終了。三浦にこそ勝ちは付かなかったものの、鮮やかな逆転劇でチームの連敗を止めた。


いやー……敵ながら釜田投手は凄いわ。
あれで高卒1年目の18歳とは、実に羨ましいですねえ。
直球の威力にキレのあるスライダー、しかも適度に球が荒れるのでかなり手こずりましたね。
楽天の先発が羨ましいなあ。

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三浦以外勝ててない現実、そして新戦力はゼロの使い魔!? [横浜DeNAベイスターズ2012]

5月は結局借金を2増やしたものの、決して酷いとはいえない内容だっただけに期待された6
月だったが、埼玉西武に1勝1敗ながら千葉ロッテには2連敗を喫して負けが先行中。
相手がパ・リーグ上位チームとはいえ、少しでも傷口が広がるのを防ぎたいところ。
さて本日の横浜DeNA先発はブランドン、対する北海道日本ハムの先発はウルフ。
その結果は……

日ハム 4-1 DeNA で、ファイターズの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

北海道日本ハムファイターズ第3回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
日ハム000201100---4110
DeNA000000001---180




勝利投手:ブライアン・トーマス・ウルフ 4勝 4敗  セーブ:
敗戦投手:ブランドン・マイケル・マン 4敗
本塁打:ジェームズ・マイカ・ホフパワー 第4号(6回ソロ) 田中賢介 第3号(7回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(左) 下園(右) 筒香(三) 藤田(遊) 黒羽根(捕)
ブランドン(投)
ブランドン(7回)→菊地→林(2/3)→小杉-黒羽根(8回)→鶴岡
北海道日本ハムファイターズ
糸井(右) 小谷野(三) 田中(二) 中田(左) ホフパワー(一) 陽(中) 金子(遊) 大野(捕)
ウルフ(投)
ウルフ(6回)→宮西→谷元→増井-大野


パ・リーグ首位、交流戦も2位につける千葉ロッテに連敗を喫し、またしても借金が14に広がっ
た横浜DeNAは、今日からパ・リーグ2位の北海道日本ハムとの2連戦。
前回は2連敗を喫しているだけに一矢報いたいところ。

試合内容は前回のホークス戦で勝ちには結びつかなかったものの好投したブランドンだったが、
先頭の糸井にいきなり四球で出塁を許すと、小谷野に送りバントを決められて1死2塁とピンチ
を背負ってしまうが中村紀の好守備にも助けられて後続を凡退に抑え、3回にも2死から糸井に
四球を与えるが、序盤の3イニングをノーヒットで無失点に抑える。
その一方で打線の方は日ハム先発ウルフの前に初回・2回と三者凡退に抑え込まれると、3回
1死から黒羽根のボテボテの打球も小谷野に阻まれ、得点どころか出塁すらままならない。

試合が動いたのは4回表、1死から中田に左中間フェンス直撃のスリーベースで出塁を許すと、
ホフパワーには筒香と藤田の守備連携のミスでアウトを取り損ない四球を与えて1・3塁。続く
陽には左中間へのタイムリーツーベースを浴びて先制点を与えてしまえば、続く金子の打席で
スクイズを外して2死3塁とするもフルカウントから金子にタイムリーを許して2点のリードを与え
てしまう。

2点を追う横浜DeNAは4回裏1死から石川が出塁し、ラミレス・下園の連打で2死満塁のチャ
ンスを作りながらも筒香がショートゴロに倒れて無得点。5回裏には先頭の藤田が出塁するも
黒羽根がバスター併殺打でチャンスを潰し、拙攻で得点に結び付けられない。
すると直後の6回表、ここまで2失点で踏み止まっていたブランドンが先頭のホフパワーにソロ
ホームランを被弾し、リードを3点に広げられてしまうと7回表には2死から田中賢介にソロホー
ムランを打たれて4失点目を喫してしまう。

日ハム投手陣の前に抑え込まれていた横浜DeNA打線は9回裏、先頭の石川がショート内野
安打で出塁すると中村紀が右中間フェンス直撃のツーベースで無死2・3塁。続くラミレスがレ
フトへのタイムリーを放って1点を返し1・3塁とするが、途中出場の小池は浅いセンターフライ、
筒香は初球を叩いてファーストゴロ併殺に倒れてあっさりと試合終了。
結局中盤のチャンスを潰した事が最後まで響き、パ・リーグ上位球団に対して連敗を喫した。


いやはや、8安打1得点とかどれだけ拙攻なのかと……
今日も筒香が打線でブレーキを利かせ、フライ処理は不都合選手に。交流戦入って少し持ち直
したかと思いきや、やっぱり低調気味ですねえ。

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拙攻による逆転負けで久しぶりに連敗 [横浜DeNAベイスターズ2012]

昨日は中盤に一度逆転をしたものの再逆転を許し、結局追い上げ届かなかった横浜DeNAベイ
スターズですが、先発投手の駒不足に苦しむ中で色々とお試し中。
とにかく若手投手はチャンスですので、奮起に期待したいところ。
さて本日の横浜DeNA先発は王、対する千葉ロッテの先発はグライシンガー。
その結果は……

DeNA 2-3 千葉ロッテ で、マリーンズの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

千葉ロッテマリーンズ第4回戦(QVCマリンフィールド)
TEAM123456789101112RHE
DeNA100000001---270
千葉ロッテ00003000×---381




勝利投手:セス・アダム・グライシンガー 6勝 1敗戦  セーブ:薮田安彦 3敗 1H 17S
敗戦投手:王溢正 1敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 中村紀(一) ラミレス(DH) 下園(左) 筒香(三) 金城(右) 鶴岡(捕) 藤田(遊)
王(4回1/3)→林(2/3)→小杉→篠原(1/3)→菊地(2/3)→小林太-鶴岡
千葉ロッテマリーンズ
岡田(中) 根元(遊) 井口(二) サブロー(DH) 角中(左) 今江(三) 大松(一) 里崎(捕) 清田(右)
グライシンガー(6回2/3)→内(1/3)→益田→薮田-里崎


昨日は機動力を封じられ気味の試合で接戦を落としてしまった横浜DeNAとしては、今日の試合
を勝って対千葉ロッテ戦を5分で終わらせたいところだが、相手はセ・リーグ時代に苦しめられて
きたグライシンガー。機動力を発揮して打ち崩す事が出来るのか?

試合内容は初回、荒波の打球を処理したグライシンガーがいきなりファーストに悪送球し、一気
に3塁まで進塁すると1死から中村紀のショートゴロの間に生還し、開始早々に相手のミスから
横浜DeNAが先制点を奪う。
しかし今日が一軍初先発となる王は先頭の岡田にレフト前ヒットで出塁されると、根元に送りバ
ントを決められて1死2塁。更に井口を打ち取った後、暴投で2死3塁とピンチを背負ってしまった
がサブローをライトフライに打ち取り、若干バタバタしながらも初回は無失点で切り抜ける。
横浜DeNAの打線は2回・3回と走者を出しながらも追加点を奪えず、その一方で初先発の王は
毎回得点圏に走者を背負いながらもバックの守備に助けられて無失点。
横浜DeNAが1点のリードを守ったまま序盤の3イニングを終え、試合は中盤へと突入していく。

1点を争う展開で膠着した試合は5回表、先頭の鶴岡がツーベースで出塁し藤田が送りバントを
決めて1死3塁で上位打線へと繋げたものの、荒波はファーストゴロ・石川はセカンドゴロに倒れ
て追加点を奪えない。その裏、勝利投手の権利が掛かった王は先頭の清田に四球を与えて出
塁を許すと、岡田のバント処理でベースカバーに入った石川が交錯する間に清田に3塁まで進
まれ、根元・井口の連続タイムリーツーベースで逆転を許してしまうと、2番手の林もサブローに
タイムリーツーベースを浴びて点差を2点に広げられてしまう。

追われる立場から一転して追いかける立場になった横浜DeNAだったが、グライシンガー・内・
益田のリレーの前にチャンスを作りながらも攻めきれない。
しかし9回表、薮田の前に2死まで追い込まれながら金城が四球を選んで出塁すると、鶴岡・藤
田の連打で1点を返して2死1・3塁と一打同点のチャンスを作り出したが反撃は此処まで。
最後は荒波が三振に倒れ、昨日に続いて逆転を許し逃げ切られてしまった。


初登板の王に関しては特に言う事も無いです。
というか、まあ5回持たなかったけど3失点なら初登板としては十分じゃないかな?と思います。
寧ろ相手がちょくちょくミスしているのに、それに突け込めなかった打線に問題ありかな、と。
根元の好守備に阻まれたとはいえ、立ち上がりのグライシンガーのミスに乗じて1点しか取れな
かったのは痛かったですね。

とりあえず、次は日ハム戦と楽天戦ですね。
どれくらい勝てるかは判りませんけど、どっちも1勝1敗なら御の字かも知れませんね。

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Fate/Zero補足情報その22 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第22話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:ウェイバーは何故徒歩で帰ってきたの?
A1:ライダーの魔力を温存するためです。
   前々回の20話でも触れられていますが、ライダーの使う王の軍勢はとんでもない程の魔力を
   消耗します。具体的には見習いレベルの魔術師では1回使用する毎に立っているのが困難に
   なるほどで、その影響がウェイバーに及んでいなかったのは、本来はウェイバーが負担するべ
   き魔力をライダーが自前の魔力で補ってきたからです。
   (実際UBWでマスター不在でも2日間は現界出来る単独行動のスキルを持つアーチャーです
   ら、固有結界を展開したあとの魔力は半日程度の猶予しか無かった)
   それ故に、対アーチャー戦の切り札となる王の軍勢の持続時間を少しでも長くするため、ライ
   ダーの魔力を温存する目的で霊体化させていたわけです。

Q2:切嗣は何故寺で待ち伏せていたの?
A2:綺礼に対して先手を打つためです。
   そもそも聖杯戦争は『聖杯を手に入れるための戦い』ではなく、『聖杯を作り出すための戦い』
   です。従って他の陣営のサーヴァントを脱落させ、最後の1組となった陣営は聖杯を降臨させ
   るための儀式を経る必要があります。
   つまり勝者の下に聖杯が現れるのではなく、勝者となったものに聖杯を降臨させる権利、即ち
   聖杯を手に入れる権利が与えられるというわけです。
   その為聖杯戦争では他の陣営を脱落させていくのと同時に、聖杯の基となる聖杯の器を確保
   し、聖杯を降臨させるための儀式場を押さえる必要性があります。
   冬木の地で儀式場として使えるのは霊格の高い順に切嗣が押さえた円蔵山の寺・遠坂邸・言
   峰教会・市民会館の4ヶ所しかなく、このうち2番目の遠坂邸と3番目の言峰教会を綺礼が放
   棄したことから、切嗣は円蔵山を儀式場に選ぶと睨んで先に乗り込み、綺礼を迎撃しようとし
   たわけです。
   また円蔵山は寺を基点とした強力な結界が展開されているため、地脈の入り口である参道以
   外からサーヴァントが侵入を試みた場合、例え寺に辿り着けてもその能力が大きく損なわれて
   しまうため、先に押さえておくと迎撃がし易いという利点があったからです。

Q3:切嗣が言っていた「また一人になった」とはどういう意味?
A3:言葉通りの意味です。
   ナタリアを喪ってから舞弥を拾うまでの間、切嗣が単独で封印指定執行者としての任務を行
   った回数は意外に少なく、殆どが他の封印指定執行者とチームを組んで行っていました。
   当然ながらその過程でナタリアの時のようにパートナーを見殺しにするような状況に陥る事も
   多々あり、助けられないチームを組んだ相手を切り捨ててきたわけです。
   (これはアイリスフィールの「切嗣は愛する人を切り捨てる決断を常に迫られてきた」という台
   詞に通じる)

Q4:綺礼は何故アイリスフィールを生かしておいたの?
A4:切嗣に関する疑問点を問い質すためです。
   そもそも綺礼は自分の生に関して意味や価値を他者よりも強く求め、結局それらを見出せず
   に生きてきた人間です。
   父親と同じ聖職者の道に進んだのもその為であり、聖堂教会の辞令に従って時臣を師事し、
   魔術の鍛錬を行っていたのも聖堂教会の教えでは答えを得られなかったのが要因です。
   そして答えを得るために一つの物事に強く打ち込むため、周囲の人間には彼が誠実で勤勉
   な人間であるという印象を与えてしまうわけです。
   そういう意味では、璃正や時臣は綺礼のことを全く理解していなかった、と言えます。
   では何故綺礼は切嗣に対して拘るのかと言えば、その答えは第1話まで遡ります。
   切嗣は現役を引退するまでの間、封印指定執行者として活動する傍らで紛争地域の戦闘に
   何度も介入しています。そんな切嗣の行動から、綺礼は彼が自分と同じように自身の生に関
   する意味や価値を求めていた人間だと考え、それらの行動を行わなくなったアインツベルンと
   の邂逅でどんな答えを得たのかを知りたかったわけです。
   つまり綺礼は聖杯戦争開始当初、アインツベルンの悲願である第三魔法の再現を果たすため
   に切嗣は後方及び側面支援でアインツベルンを勝たせるために参加している、と考えていた
   わけです。
   ところがアインツベルンの森で行われた遭遇戦に於いて、アイリスフィールと舞弥が自分達の
   意志で迎撃してきたという事実から切嗣に対する疑問が生じ、切嗣は自分と同じ人間という評
   価が誤っているのではないか?と考えるようになっていったわけです。

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タグ:Fate/Zero
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