ベテランの執念と7年ぶりの巨人戦勝利で番長が通算150勝に到達 [横浜DeNAベイスターズ2012]

昨日の試合は雨天中止となった横浜DeNAベイスターズだが、今日から首位・読売ジャイアンツ
をハマスタに迎えての試合。
さて本日の横浜DeNA先発は三浦、対する読売の先発は内海。
その結果は……

読売 3-4 DeNA で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

読売ジャイアンツ第7回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
巨人003000000---372
DeNA00301000×---4100




勝利投手:三浦大輔 7勝 4敗  セーブ:山口俊 1敗 1H 11S
敗戦投手:内海哲也 7勝 6敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
石川(二) 荒波(中) 中村紀(三) ラミレス(左) 筒香(右) ルイーズ(一) 鶴岡(捕) 梶谷(遊)
三浦(投)
三浦(7回)→加賀(2/3)→篠原(0/3)→山口-鶴岡
読売ジャイアンツ
長野(中) 古城(二) 坂本(遊) 村田(三) 阿部(捕) 高橋由(左) エドガー(一) 亀井(右) 内海(投)
内海(4回0/3)→福田(2回)→高木康(1/3)→田原(2/3)→高木京-阿部


昨日は雨天中止で流れた試合だが、横浜DeNAは三浦が150勝目を賭けてスライド登板。
しかし肝心の三浦は2005年8月以来、もう7年も勝っていない読売相手にどこまで投げられる
のか?

試合内容は横浜DeNA先発の三浦が初回を三者凡退に仕留めると、2回は1死から阿部に四球
で出塁を許し、エドガーにヒットを打たれながらも満塁策で無失点に切り抜けるが、打線は石川が
内野安打と悪送球の間に2塁を狙うもこれは阿部に阻まれ、2回はラミレスがセンター前ヒットで
出塁するも後続が凡退して無得点に終わってしまう。

試合が動いたのは3回表、2順目に入った巨人打線は長野がセンター前ヒットで出塁すると、続
く古城が送りバントを決めて1死2塁。更に坂本の打球が三浦のグラブに当たったことで方向が変
わり不運な形で出塁を許すと、村田をファーストフライに打ち取るも阿部にライトフェンス直撃のタイ
ムリーを浴びて1失点。1・3塁から高橋由伸の打球はショート・セカンド・センターのほぼ中間辺り
に飛ぶが、この打球を梶谷がグラブで弾いて走者一掃のタイムリーツーベースにしてしまい、いき
なり3点のビハインドを背負ってしまう。
反撃に移りたい横浜DeNAは直後の3回裏、先頭の梶谷がヒットで出塁すると三浦のバント処理
を内海が焦ってエラーで出塁させ無死1・2塁。ところが梶谷が走塁ミスで1死1塁とし、チャンス
が潰えるかと思われたが、石川のヒットと荒波の送りバントに加えて中村紀のタイムリーヒットで1
点差まで詰め寄ると、ラミレスの右中間を破る打球で中村紀が長駆生還。
ラミレスは3塁で走塁死したものの、一気に同点に追いつきあっさりと試合を振り出しに戻すと、5
回裏には先頭の石川が内海のエラーで出塁し荒波のライト線を破るタイムリーツーベースで勝ち
越しに成功する。

その後は互いに得点機を迎えながらもそれを活かすことが出来ず、1点リードのまま試合は終盤
戦へと突入。7回表にはエドガーのヒットと代走・鈴木の盗塁、更に代打矢野の送りバントで1死
3塁とピンチを迎えるも、長野・古城を連続三振に仕留める気迫の投球で勝ち投手の権利を持った
まま降板すると、8回以降は加賀・篠原・山口と繋いで巨人打線を封じ込めて勝負あり。
三浦は4度目の正直となる通算150勝到達、更に2005年8月23日以来続いていた対巨人戦の
連敗を10で止め、実に7年ぶりの巨人戦勝利となった。


番長、通算150勝目おめでとうございます。
6月3日の試合で150勝に王手をかけてから早一ヶ月、4度目にしてようやく150勝に到達です。
しかもここまで通算で10勝ほどしかしていない天敵とも云える巨人相手に、節目の勝利を収めたの
は非常に感慨深いですが、ヒーローインタビューの「横浜に残って良かった」という一言で思わず泣
きそうになってしまいました。

続きを読む


nice!(5)  コメント(18)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

山本省吾が好投を見せるも、前田神の一振りで撃沈 [横浜DeNAベイスターズ2012]

昨日の試合は勝利を収め、ようやく対広島東洋カープ戦の連敗を止めた横浜DeNAベイスター
ズだが、今日の相手は現在の広島3本柱の一人であるルーキーの野村。
勝ち越しは非常に難しい相手ではあるが、まあ福井よりマシだと思いたいところ。
さて本日の横浜DeNA先発は山本省吾、対する広島の先発は野村。
その結果は……

DeNA 1-2 広島 で、カープの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

広島東洋カープ第9回戦(マツダZOOM-ZOOMスタジアム広島)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000010000---140
広島00001010×---242




勝利投手:野村祐輔 5勝 3敗  セーブ:キャメロン・クレイグ・ミコライオ 1勝 3敗 14H 7S
敗戦投手:篠原貴之 1勝 1敗 10H
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 石川(二) 金城(右) ラミレス(左) 筒香(三) ルイーズ(一) 梶谷(遊) 鶴岡(捕) 山本(投)
山本(6回)→篠原(0/3)→菊地(3/3)→林-鶴岡
広島東洋カープ
天谷(左) 赤松(中) 梵(遊) 岩本(一) 堂林(三) 迎(右) 菊池(二) 石原(捕) 野村(投)
野村(7回)→今村→ミコライオ-石原


昨日の試合では横浜専用機の福井同様、昨年コテンパンにやられたバリントン相手に勝利を
収めてようやく連敗をストップさせた横浜DeNA。しかし勝ち越しの懸かる本日の試合はここま
で防御率1点台のルーキー野村が相手。マエケン相手には無理だったが、4月の借りを返す
ことが出来るのか?

試合内容は横浜DeNAが野村に対し、2死から金城がライト前ヒットで出塁するもラミレスがセン
ターフライに倒れてチャンスを広げられずに終われば、先発の山本省吾は広島打線を三者凡退
に仕留めて久しぶりに先発投手が初回を無失点で立ち上がる。
しかし2回表先頭の筒香がレフト前ヒットで出塁するも、2死2塁から鶴岡のライト前ヒットで走塁
死して先制機を失ってしまえば、3回表には山本省吾が9球粘りながらも荒波・石川が4球で凡
退するちぐはぐな攻撃で先制点を奪えず、山本省吾は2回・3回と走者を背負いながらも辛うじて
無失点に切り抜けて序盤はお互いに点を取れない。

膠着状態に陥りつつあった試合が動いたのは5回表。先頭のルイーズがフルカウントから四球を
選んで出塁するも続く梶谷は送りバントに失敗し、鶴岡はサードゴロに倒れ2死2塁。
山本省吾の打球はサードに飛ぶも、これを堂林がファンブルしてしまい、その間に2塁走者の梶
谷が生還してノーヒットで横浜DeNAが先制点を奪う事に成功したが、直後の5回裏1死から菊
池にプロ初ヒットとなる右中間へのスリーベースで出塁を許すと、石原にスクイズを決められてあ
っさりと同点に追いつかれ試合は終盤へ。
だが7回裏、山本省吾に替わって登板した篠原が岩本にヒットで出塁されると、3番手の菊地は
堂林に送りバントを決められて代打丸に四球を与え、代打前田のセンター前ヒットで岩本の生還
を許して勝ち越されてしまう。
1点を追いかける横浜DeNAは走者を出しながらも自滅する形でチャンスを潰して勝負あり。
結局今村・ミコライオのリレーの前に点を奪う事も出来ず、敗戦を喫した。


4打数0安打 11球……これが本日1番に戻った荒波の打撃成績と投手が費やした球数です。
因みに先発の山本省吾が2打席で12球投げさせてタイムリーエラーを引き出しているので、どれ
だけ相手を楽にする打撃内容だったか。正直どうなのよ?と。
で、梶谷はいつまで我慢するんでしょうかね?
滅多にヒットを打たない、出塁しても盗塁成功率は4割未満という梶谷なんですが、今年は梶谷の
育成に集中する、ということなんでしょうかね?筒香はルイーズを使い続ける限りライトとサードを
行ったり来たりの起用になりそうで、守備位置が流動的な選手って大成するのに時間掛かると思
うんですよね……筒香のことを考えるなら、ノリ・ルイーズ併用で筒香をサード固定の方が良いん
じゃないかな?と。

続きを読む


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ
トラックバックは一部のブログや時間帯、 記事によって弾かれてしまうことがあります。 頂いたトラックバックには返信するよう心掛けておりますが、 全てのトラックバックに返信する事が叶わない事を予めご了承下さい。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。