ガッチガチのホーム開幕戦

開幕カードは終始ペースを握りながら、最後に追いつかれて広島相手に２勝１分だった中日。
一方中日同様にペースを握りながらミスで勝ちきれず、阪神相手に１勝１敗１分で終えたDeNA。
本日の試合は横浜DeNA先発がスライド登板の国吉、中日先発はローテーション維持で中田賢一。
その結果は……

中日 4-0 DeNA　で、ドラゴンズの勝利です……

中日ドラゴンズ第１回戦(横浜スタジアム)

TEAM		1		2		3		4		5		6		7		8		9		10		11		12		R		H		E
中日		0		0		1		0		1		0		0		2		0		-		-		-		4		9		0
DeNA		0		0		0		0		0		0		0		0		0		-		-		-		0		2		1

勝利投手：中田賢一　1勝　　セーブ：
敗戦投手：国吉佑樹　1敗
本塁打：
横浜DeNAベイスターズ
梶谷(遊) 石川(二) 小池(一) ラミレス(左) 中村(三) 森本(右) 荒波(中) 黒羽根(捕) 国吉(投)
国吉(5回)→菊池(2回)→林(1/3)→ハミルトン(1回2/3)-黒羽根(7回)→鶴岡
中日ドラゴンズ
荒木(二) 大島(中) 森野(三) 山崎(一) 和田(左) 井端(遊) 平田(右) 谷繁(捕) 中田賢(投)
中田賢(6回)→山井→浅尾→田島-谷繁


昨日は低気圧の影響による猛烈な風雨の影響で水入り、仕切り直しとなった横浜DeNAベイス
ターズのホームゲーム開幕戦は、震災の影響で２週間伸びた昨年の開幕戦同様に中日ドラゴ
ンズが相手。
昨年の開幕戦では勝ち越しているものの、トータルで見れば負け越している相手。
とはいえ、今年は違うという印象を植え付けるためにも勝っておきたい試合。

試合内容は昨年途中から支配下登録され、１軍でも初勝利を挙げた３年目の国吉が務めた
ホームゲーム開幕戦だが、初登板の緊張ゆえかいきなり走者を背負う苦しい立ち上がり。
初回は１死１・３塁から４番山崎・５番和田を連続三振、２回は井端にヒットを許すも後続を凡
退に仕留めたが、３回表は荒木に四球・続く大島にエンドランを決められると森野にレフトへの
犠牲フライを許してオープン戦を通じて今シーズン初の失点を喫してしまった。

一方横浜の攻撃は２回・３回と制球の定まらない中田からそれぞれ四死球２つづつ選んで１・２
塁のチャンスを作り出すも要所を抑えられ、４回には中村がようやくチーム初ヒットを放つも後続
が凡退してなかなか国吉を援護できない。
中田を攻めあぐねる横浜DeNAを尻目に５回表、中日はその中田がセンター前で出塁すると荒
木がエンドランを決め、森本の送球ミスもあって無死２・３塁。大島の打球は石川の好守で阻む
も、森野に２打席連続となる犠牲フライ。中日がリードを２点に広げて試合を優位に進めていく。

７回裏、横浜DeNAは中日２番手の山井に対し１死から代打金城がヒットで出塁するも、代打
内藤と梶谷が倒れてまたしても得点ならず。嫌な流れの中８回表には３番手として林が登板す
るが、途中出場の４番ブランコをサードライナーに打ち取るも和田には内野安打での出塁を許
してしまう。林はこれでリズムを崩してしまったのか、続く井端に初球をライト前へ運ばれると、
平田・谷繁に連続四球を与えて押し出しで３点目を献上すれば、緊急登板となった４番手のハ
ミルトンも代打ディアスに押し出しの四球を与えて４失点目。
中日投手陣を打ちあぐねている横浜DeNAにとっては、終盤に来て致命的ともいえる２点を失
ってしまう。
結局横浜は９回にも四球で走者を出しながら後続が続かずに無得点。
中日投手陣の前に僅か２安打に抑え込まれて、ホーム開幕戦は完封負けとなった。

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タグ：中日ドラゴンズ 横浜DeNAベイスターズ プロ野球