Fate/Zero補足情報その12 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第12話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:アサシン本当に死んだ?実はまだ生き残っているんじゃないの?
A1:ライダーにやられてしまったアサシンですが、アサシンは自身を分裂させる宝具を持っていて
   一度は敗北した演技をして見せました。ただしこれは時臣と綺礼が事前に申し合わせてアサ
   シンが脱落したように見せかける事で他の陣営、とりわけ拠点とサーヴァントの情報収集を
   行うことが目的だったわけです。
   あの時点に於いては既に他のマスターの拠点と、各サーヴァントのおおよその能力は収集
   済みで、唯一判っていなかったのはライダーに別の宝具があるかどうか、位でした。
   しかし中途半端な戦力では使われずにただアサシンを失うだけなので、残っていたアサシン
   を総動員してライダーに仕掛けたものの全滅させられてしまったため、アサシンは完全に消
   滅しています。

Q2:切嗣って何処で何をして、今何処にいるの?
A2:ケイネスを追って城を出た後、ケイネスの拠点の発見とランサーの健在を確認して、拠点と
   しているホテル(第3話で舞弥と合流した部屋)に戻って情報整理中でした。
   また、綺礼との戦闘で舞弥が一時的に行動不能に陥っているため、城を出て以降の情報
   収集も自分で行っています。
   なおこの時点で既に来日から2日が経過していますが、あの後切嗣さんは日本に入って最
   初の睡眠をとりました。

Q3:セイバーたちの新しい拠点っていつの間に用意したの?
A3:聖杯戦争が始まる以前からです。
   切嗣の基本戦略はアイリスフィールとセイバーに囮役を務めてもらい、二人を狙うほかのマ
   スターを背後から排除していく、というものです。当然ながら、アイリスフィールたちの拠点は
   他のマスターたちにも知られているため、アインツベルンの城が戦場となって拠点としての
   機能を果たせなくなる可能性も考慮していました。
   そうした事態に対処するために用意していたわけですが、実際に名義を買い取ったのは聖
   杯戦争が始まって以降のようですね。

Q4:セイバーたちの拠点って、具体的にどの辺りにあるの?
A4:最初のアインツベルンの城は冬木市街地から車で1時間ほどの郊外にありましたが、今度
   の拠点はstay nightで衛宮邸だった建物です。つまり遠坂・間桐の拠点まで徒歩10分程
   度の位置にあります。
   アイリスフィールが言っていた通り魔術師の拠点としては不向きな日本家屋ですが、聖杯
   戦争期間中の短い間だけ機能すれば問題ないのと、敵対勢力の拠点の目と鼻の先という
   意外性で選ばれた場所です。

Q5:なんでアイリスフィールは体調不良に陥ってるの?
A5:アサシンが消滅したのが原因です。
   聖杯を作り出すためには7体のサーヴァントを戦わせるのみではなく、消滅したサーヴァン
   トの魔力を溜めておく聖杯の器と呼ばれる魔道具が必要になってきます。
   この聖杯の器はアインツベルンだけが知る「ラインの黄金」という技術を用いて作成されて
   いるため、アインツベルンのマスターは必ずこれを所持して聖杯戦争に参加しています。
   そしてこの聖杯の器は、消滅したサーヴァントの魔力を自動的に回収する機能を持ってい
   ます。つまり聖杯の器に回収されたアサシンの魔力が、器を持ち歩いているアイリスフィー
   ルの体に影響を与えて不調を引き起こしているわけで、アイリスフィールの不調こそアサシ
   ンが消滅したもう一つの証拠ともいえます。

Q6:綺礼はアーチャーに切嗣の詳しい説明を避けていたけど、何故?
A6:詳細を話してギルガメッシュに余計な手出しをされるのが嫌だったからです。
   聖杯戦争に於ける綺礼の役割は時臣の支援でしたが、同時に切嗣と会う事が目的でもあ
   りました。これは綺礼が自分の目的を何も持たずに生きてきた過去、言い換えれば自分の
   生きる意味に答えを求め続けながら、それを見出せなかった事に由来します。
   だからこそ綺礼は切嗣の過去の経歴に自身を重ね合わせ、突然表舞台から姿を消した切
   嗣がアインツベルンと出会った事でどんな答えを得たのか知りたいのです。

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Fate/Zero 第12話 [Fate/Zero]

Fate/Zeroの第12話を見ました。
英雄王・騎士王・征服王。
酒宴という名の三人の戦いに敗れたセイバーだったが……

-#12 聖杯の招き-

それが英雄王の不興を買う行為と知ってか知らずか、言峰綺礼に命じてアサシンを総動員して
ライダーにぶつける事で、ライダーの奥の手とも云える宝具・王の軍勢を暴き出した遠坂時臣は、
ライダーへの対抗策を模索しながらもアーチャーを動員した殲滅戦に打って出ることを決意する。

捕り逃したケイネスを追って城を離れていた衛宮切嗣は結局止めを刺す事が出来ず、拠点とし
ているホテルに戻り負傷で城に留まっていた久宇舞弥から城を離れた後の顛末とライダーの宝
具・王の軍勢の情報を得る。
集めた情報を元に現状と今後の方針に対する分析を開始する切嗣だったが、その中で綺礼の
目的だけが見えてこない事に苛立ちを覚えるのだった。

一方で度重なる襲撃とライダーの訪問によって結界を根こそぎ破壊され、拠点としての機能を
失った城を放棄する事となったアイリスフィールとセイバーは、不測の事態に備えて予め切嗣が
用意していた新たな拠点へと案内される。
だがアイリスフィールが朝から普段と様子が異なると感じながらも敢えて黙殺していたセイバー
は、新拠点の結界敷設に関してすら自ら行おうとしない異常性を問い質し、彼女がホムンクルス
特有の構造的な欠陥故に身体機能の一部が不自由な状態にあることを知る。

その頃、聖杯戦争に於ける時臣の弟子としての役割を終えた綺礼は、アーチャーから頼まれ、
アサシンに調査させていた他のマスターの情報を報告していたのだが……

というのが第12話の大まかなあらすじですね。
今回の用語解説は少なめです。
未使用の令呪
令呪とは聖杯に選ばれた魔術師に与えられ、それ自体が膨大な魔力を秘めた代物であり、サ
ーヴァントを従える証であると同時に聖杯戦争への参加資格を示す代物でもある。
一人のマスターに対して一度に与えられる令呪の数は最大3つであり、保有する令呪の数だけ
サーヴァントを自身の命令に強制的に従わせる事が可能となるが、全てのマスターが必ず3つ
の令呪を消費するわけではなく、令呪を使用することなく敗北する事もある。
聖杯はサーヴァントを失ったマスター、或いは死亡したマスターから未使用の令呪を回収して、
参加者に欠員(正確にはサーヴァントが健在のままマスターが死亡したケース)が出た場合は、
新たなマスターが選定されて回収された未使用の令呪が与えられる。
工房
所謂、魔術工房の事。
魔術の実験や開発、更には魔術行使を行うために用意された部屋や建物のことで、魔術師の
拠点には必須となる代物。
魔力が外に漏れ出すのを極力抑えるため、工房は石やレンガ・土で囲われた密閉空間が望ま
しいようである。実際、遠坂と間桐の工房はそれぞの屋敷の地下に作られている。
ホムンクルスの構造的欠陥
ホムンクルスとは魔術によって生み出された人工の生命体であり、普通の人間とはそもそもの
体の構造が異なっている。例えば骨折した場合は普通の人間ならば骨の接合を行うわけだが、
ホムンクルスの場合は新たな骨を生成して折れた骨と丸ごと取り替えるという、いわば機械修
理的な治療法が可能な反面、普通の人間のような治療が有効なのかどうかは未知数である。
その為、体調不良を五感の一つである触覚を意図的に遮断する事で補っているが、触覚を遮
断しているために力を込める事が出来ない、というのがアイリスフィールの説明になる。


最初の茶番以来ずっと屋敷に引き篭もっていたため、全体的に見てもそれほど出番に恵まれて
はいない時臣さんですが、アサシンを失った事でいよいよ本格的に参戦を決意。
とはいっても、また暫く出番無しになるであろう事は明白なんですが……
なんていうか、時臣さんって敵役四天王のリーダーっぽい位置付けの印象が強いですね。
所謂、偉そうにしているけど意外と弱いキャラ、みたいな……

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番長が抑えて連勝 [横浜DeNAベイスターズ2012]

昨日の試合は雨天コールドながら完封で横浜DeNAが勝利を納め、これでようやく2勝目。
連敗も止まったわけですが、大事なのは今日からの試合。
何しろ昨年までは連敗止まってもまた連敗する有様だったので、勝率5割に戻るまでは安心
出来ないかな?と。
本日の横浜DeNA先発は三浦、対する東京ヤクルトの先発はロマン。
その結果は……

DeNA 4-0 東京ヤクルト で、ベイスターズの勝利です……[手(チョキ)]

東京ヤクルトスワローズ第3回戦(明治神宮球場)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000310000---4100
ヤクルト000000000---061




勝利投手:三浦大輔 2勝  セーブ:
敗戦投手:オーランド・ブルーノ・ロマン 2敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
金城(右) 山崎(遊) 森本(中) ラミレス(左) 中村紀(三) 小池(一) 石川(二) 黒羽根(捕)
三浦(投)
三浦-黒羽根
東京ヤクルトスワローズ
雄平(中) 田中浩(二) ミレッジ(左) 畠山(一) 川端(遊) 宮本(三) バレンティン(右) 中村(捕)
ロマン(投)
ロマン(5回)→平井(2回)→増渕→日高-中村


長い連敗トンネルを抜けてようやく2勝目を挙げた横浜DeNA。
実はリーグ2位、12球団全体でも3位、しかも先発投手に限定すれば12球団1位という防御率
なんですが、やはりリーグ最低の得点力、しかも前年まで4年連続最下位のチームでは、同じよ
うな状況で連覇を果たした中日のようには上手く勝てませんね。
横浜DeNAは鶴岡の代わりに黒羽根を起用した以外は昨日7点取った打線を大きく弄ることなく、
対する東京ヤクルトは昨日の試合で負傷し長期離脱になってしまった相川に代わって中村が起
用された以外はいつも通り流動的なセンターに雄平を据えての対戦。

試合内容は前日同様横浜DeNAが金城の内野安打と森本の四球でチャンスを作るも、ラミレス
がピッチャーゴロ併殺に倒れて2試合連続の初回先制点とはならなかった。
その一方で先発の三浦の立ち上がりは決して好調とは言えず2回裏、1死から宮本にツーベー
スを許すとバレンティンを敬遠するも中村にヒットを打たれて満塁に。
昨年までの投手陣ならここで点を失って一気に崩れていったところだが、簡単に崩れないのが
ベテランたる所以と言うべきか、ロマンのスクイズを阻止すると雄平をファーストゴロに仕留めて
窮地を脱する。

初回から得点圏に走者を置きながらも点に結びつかなかった横浜DeNAだが4回表、中村紀の
四球と小池のヒットでチャンスを作りだすと、2死から8番黒羽根がセンターへのタイムリーツー
ベースを放って2試合連続で先制。
更に続く三浦もレフト線ギリギリのタイムリーを放ち、自らのバットでリードを3点に広げれば、5
回表には先頭の山崎は雄平が打球処理にもたつく間に3塁を陥れ、2死から中村紀が2試合連
続となるタイムリーで4点差に広げていく。

三浦は持ち味の粘りのある投球で修正して尻上がりに調子を上げていき、7回までは毎回出塁
を許しながらも終わってみれば被安打6の無失点。
実に3年ぶりとなる完封2勝目で、チームも今シーズン初の連勝となった


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