Fate/Zero補足情報その11 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第11話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:ライダーはどうやって酒を手に入れてきたの?
A1:ウェイバーは日本での宿泊費をケチるために民家を使っていますし、イスカンダル召喚後は
   色々とイスカンダルの暇潰しのための品物(ズボンやビデオなど)を購入しています。
   そこそこの所持金を有してはいますが、いくら略奪行為を咎めていても滞在の宿泊費すら
   ケチっている状況で酒一樽を買うお金を出せるのか?という疑問が生じてきますね。
   多分、想像以上にウェイバーくんはお金を所持していた、と思いたいです。

Q2:アーチャーって他人の提案には素直に応じそうに無いけど?
A2:自分に絶対的な自信を持つ性格のギルガメッシュですから、普段ならそう易々と応じる事は
   ないでしょうが、今回は議題が聖杯の所有権に関することだからでしょう。
   世界に存在する財宝は全て自分の所有物、と豪語しているからこそ、聖杯の所有者を自身
   の与り知らぬところで勝手に決められるのは我慢ならなかったものと推測出来ます。
   なおアーチャーは毎日勝手に冬木の街を散策していますが、ライダーがアーチャーと接触出
   来たのは単なる偶然です。

Q3:アーチャーってどうやってお酒を出したの?
A3:自身の宝具・王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)から取り出しました。
   第5話の用語解説でも触れている通り、王の財宝とは所謂ドラえもんの四次元ポケット的な
   代物であり、宝物庫そのものが宝具なのです。
   四次元ポケットの中身に空気砲のような武器になる秘密道具があれば、暗記パンや翻訳
   コンニャクのような物理的な武器にならない秘密道具があるのと同じように、王の財宝には
   他の英雄の宝具の原型となった武器以外にも、色々な宝物が貯蔵されています。
   ただしあまりにも数が多すぎて、当のギルガメッシュ自身も所有する財宝の正確な総量を
   把握出来ていません。

Q4:ライダーって魔術師なの?
A4:違います。
   固有結界は確かに魔術の領域に属する代物ですが、心象風景を現実に投影するには魔力
   よりも寧ろイメージの明確化が重要になってくるようです。無論魔力も大事ですが、そもそも
   サーヴァントは巨大な魔力の塊な上に、いざとなったら契約している魔術師から魔力を回し
   て貰う事も可能です。
   王の軍勢はイスカンダルの呼びかけに応じたかつての部下が、次々と他の仲間に呼びかけ
   て、共通する心象風景をより強固にして固有結界を維持している、と考えられます。

Q5:アサシンの襲撃に対してアーチャーが不機嫌そうなのは何故?
A5:王としての沽券に関わるからですね。
   この酒宴はライダーが呼びかけ、セイバーが場所を提供していますが、酒を用意したのは
   他ならぬアーチャーであり、彼は主賓でもありながら主催者の一人でもあるわけです。
   つまり横槍を入れて酒宴を邪魔するという事は、アーチャーの体面に泥を塗るのと同義でも
   あり、その点に配慮することなくアサシンを参集して襲撃をかけた時臣に対して怒っている
   わけです。

Q6:結局アサシンは死んだの?
A6:今回の襲撃はアサシンの全戦力を動員して行われました。
   理由はライダーの能力を判別するためには中途半端な戦力では意味が無いためです。
   そのためアサシンは今度こそ完全消滅し、綺礼が最初の脱落者となりました。

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Fate/Zero 第11話 [Fate/Zero]

Fate/Zeroの第11話を見ました。
キャスター・ランサー陣営と言峰綺礼を退けて、束の間の平穏を取り戻したセイバーたち。
一方キャスターの工房を急襲したものの、後味の悪いライダーが思いついたのは……

-#11 聖杯問答-

アインツベルンの森――――
冬木の聖杯戦争を始めた始まりの御三家の一つであるアインツベルンは、土地の管理者である遠坂
から拠点を提供される事を良しとせず冬木の街郊外に位置し、そこそこ霊格の高い森林地帯を買い
上げてドイツから城の一部を移築し聖杯戦争専用の拠点としていたが、この森は開戦から3日目に
キャスター・ランサー陣営と言峰綺礼の襲撃を受けて一番の激戦地と化した。
そして3勢力からの同時襲撃を退ける事に成功したアインツベルン陣営は、セイバーのマスターであ
る衛宮切嗣が止めを刺し損ねたランサーのマスターであるケイネス・エルメロイ・アーチボルトを追って
城を離れ、綺礼との戦闘で重傷を負った久宇舞弥は辛うじて破壊を免れた数少ない寝室で治療を受
けていた。
だがアインツベルン陣営のブレインである切嗣の不在、
その間隙を突くかのようにアインツベルンの森に第4の侵入者が現れる。
宝具・神威の戦車(ゴルディアス・ホイール)の力で僅かに残った結界を根こそぎ薙ぎ払いながら侵入
してくるライダーと、それを迎え撃たんと武装して赴くセイバー。
だが緊張の面持ちで姿を表したセイバーに対し、ゲームのロゴをあしらったTシャツとジーパンという
ラフな格好で訪れたライダーは、携えてきた酒樽を示して酒宴を提唱するのだった。

英霊としての格の優劣を明らかにする事で不要な争いを避け、聖杯の真の所有者となるべき英霊を
見定めるための聖杯問答という名の酒宴。
セイバーのマスター代行であるアイリスフィールと、ライダーのマスターであるウェイバー・ベルベット
が見守る中、城の中庭で始まった二人の王の宴だったが、意外な事に遠坂時臣のサーヴァントであ
るアーチャーもまた姿を表すのだった。
予想だにしていなかった難敵の思わぬ登場に緊張に包まれるアイリスフィールとウェイバーを他所
に、アーチャーは自らが貯蔵する酒を取り出して何食わぬ顔で宴に参加する。

聖杯の詳細を知らず、それでも『財である以上は元を正せば自分の所有物』という観点から、それを
他者にむざむざと明け渡すのを由としないバビロニアの英雄王。
世界征服を行うための一個の生命体として現世に於ける完全な肉体を欲し、聖杯の所有権が他者
にあることを承知してなお、目的の為にそれを手に入れようと欲するマケドニアの征服王。
そんな自らの欲を優先させる二人の王に呆れていたブリテンの騎士王ではあったが、彼女の願いが
『故国の救済』即ち、騎士王としての自身の否定にあることに逆に呆れられてしまうのだった。


というのが第11話の大まかなあらすじですね。
今回の用語解説は少なめです。
聖杯問答
イスカンダルが提唱した、聖杯に託す願いの甲乙をつけるための話し合い。
各々の大願を詳らかにし、優劣をはっきりとさせる事で優れた願いを持つものに聖杯を獲らせるなら
別に殺しあう必要なんかないよね?という意図の下に、まずは英雄王・征服王・騎士王での話し合
いを行おうとした。
ただし実質的な大願を持ち合わせているのは騎士王のみであり、英雄王と征服王の場合は大願
とは呼べぬ代物であったが、例え持ち合わせていたとしても客観的に優劣を付けられる人物がいな
いことから三者の主張は平行線を辿ったであろう事は想像に難くない。
また、相手の正しさを認めながらもそれを奪い取るのが征服王のやり方と自ら言っている事から、
例え相手の優位を認めたとしても聖杯を譲るつもりが無かったのは明白であり、この聖杯問答には
英雄王と騎士王の人と為りを図るための方便や、マスターに対して酒を飲む正統性を保つための
出任せであった可能性も否定出来ない。
聖杯
最高級聖遺物の一つであり、所有者のあらゆる願いを叶える願望器としての側面を持つ器。
ただし聖杯としての機能を有していれば認められるように、贋作も含めて大量に存在している。
冬木の聖杯戦争で用いられているのは第七二六号聖杯と呼ばれる代物であり、これはアインツベ
ルンが求める『第三魔法の再現』に特化した機能しか持ち合わせていないため、贋作と判定されて
いるものの、第三魔法の再現に必要な魔力は所有者の願望を叶えるに足るだけの量を有しており、
故に『冬木の聖杯』は聖杯としての機能を有しているため『本物に近い贋作』と云えない事も無い。

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連続無得点は止まった。なお試合は…… [横浜DeNAベイスターズ2012]

びっくりするほど点が取れない横浜DeNAベイスターズ。
なんと昨日の試合で38イニング連続無得点を達成してしまい、ひょっとするとこのまま59イニン
グ連続無得点のプロ野球記録も更新しちゃうのでは?
とまあ不吉な予想は置いといて、そろそろホーム初勝利を挙げて欲しいわけですが。
本日の横浜DeNA先発はブランドン、対する広島の先発はルーキーの野村。
その結果は……

広島 5-2 DeNA で、カープの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

広島東洋カープ第3回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
広島001000013---570
DeNA000000002---291




勝利投手:野村祐輔 1勝  セーブ:
敗戦投手:ブランドン・マイケル・マン 2敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
森本(中) 石川(二) 金城(右) ラミレス(左) 中村(一) 藤田(三) 梶谷(遊) 鶴岡(捕)
ブランドン(投)
ブランドン(5回)→小林太(2回1/3)→加賀(2/3)→山口-鶴岡(8回)→黒羽根
広島東洋カープ
東出(二) 梵(遊) 廣瀬(中) 栗原(一) 會澤(右) 松山(左) 堂林(三) 倉(捕) 野村(投)
バリントン(8回)→今村-倉


広島3連戦は3試合とも打順を弄ってきた横浜DeNA。
出塁率1割未満の1番打者はあかん!という声がようやく届いたか、梶谷は下位打線に下がっ
たのだが、スタメンからは外さない様子。
あかん……今年もショートが聖域になってまう!?

試合内容は前日の高崎とバリントンの投げあい同様、互いに三者凡退という滑り出しで今日も
1点を争うような試合展開になると思われたが2回裏、ラミレス・藤田のヒットで1死1・2塁と横
浜DeNAがチャンスを作り出す。
しかし39イニング連続無得点という得点力の欠如ゆえなのか、皮肉にも打順を下げた梶谷の
打席で巡ってきたチャンスは案の定とでも言うべきか空振り三振。続く鶴岡も見逃し三振に倒
れてまたしても無得点。
この拙攻が影響したのかブランドンは直後の3回表、突如制球を乱して先頭の堂林に死球を与
えると続く倉・野村にストレートの四球。下位打線に対して3連続四死球で無死満塁のピンチを
背負うと1死から2番梵にスクイズを決められて先制点を与えてしまう。

なんとか反撃に出たい横浜DeNAは3回裏、1死から森本のヒットと石川の送りバントで2死2塁
と一打同点のチャンスを作り出すが、金城はセカンドゴロに倒れてまたしても無得点。
逆に投手陣はブランドンが5回まで、その後を小林太が7回まで無失点で切り抜けて最小失点
で広島の攻撃を抑えるものの、その小林太も3イニング目に崩れてしまう。
8回表、ブランドン同様に先頭打者に死球を与えた小林太は続く野村に送りバントを決められて
1死2塁のピンチを招き、東出にレフト前ヒットを打たれるとラミレスの後逸という拙い守備も手伝
って広島に2点目を許してしまう。
3番手で登板した加賀が後続を抑えて最小失点で切り抜けこそしたものの、横浜DeNAの悪い
流れは一向に歯止めが掛からない。
9回表には4番手として山口が登板するが、先頭の栗原を三振に仕留めたものの會澤・松山に
連打を浴び、堂林に四球を与えて満塁のピンチ。
倉をセカンドフライに仕留めて2死まで漕ぎつけるも、代打・前田と東出の連続タイムリーを浴び
て致命的な3失点を喫し、終盤2イニングだけで4点を失ってしまう。

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