粘ってドロー [横浜DeNAベイスターズ2012]

GW9連戦は雨天中止が1試合あり、結局3勝4敗1分と負け越し。
しかし筒香が合流して11連敗中だった中日相手に連勝したことで、少しは希望が出てきた横
浜DeNAだが、最下位脱出のためには苦手の交流戦前にどこまで借金を返せるかが重要。
さて本日の横浜DeNA先発は小杉、対する読売の先発は宮國。
その結果は……

DeNA 7-7 読売 で、3時間半ルールの規定により引き分けです……

読売ジャイアンツ第4回戦(宇都宮清原球場)
TEAM123456789101112RHE
DeNA000012013---7142
巨人21030100---792




勝利投手:  セーブ:
敗戦投手:
本塁打:ジョン・ブライト・ボウカー 第1号(6回ソロ)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 藤田(遊) 筒香(三) ラミレス(左) 中村紀(一) 吉村(右) 石川(二) 鶴岡(捕) 小杉(投)
小杉(4回)→田中→小林太(2回)→藤江→加賀(2/3)→山口(1/3)-鶴岡(5回)→黒羽根
読売ジャイアンツ
長野(中) 藤村(二) 坂本(遊) 村田(三) 阿部(捕) 高橋由(右) 谷(左) ボウカー(一) 宮國(投)
宮國(5回2/3)→高木(1/3)→マシソン→福田→西村-阿部


GW9連戦の後半を引き分けを挟んだ3連勝で飾り、少しは調子が出てきたように思える横浜
DeNAだが、まだまだ借金は8もあり未だに勝利数は二桁に届かず。
更に来週には苦手の交流戦が始まるだけに、今週の試合で一つでも多く借金を減らすと同時に
順位を上げておきたいところ。

試合内容は初回に先頭の荒波がセンター前ヒットで出塁し、左肩の脱臼で戦線離脱している
渡辺直人に代わって2番に入っている藤田が送りバントを決めるも、筒香・ラミレスは連続凡退
で先制の好機を逸してしまう。
すると直後の1回裏、小杉は先頭の長野に四球と盗塁を許して2塁まで進まれると1死から坂
本にタイムリーを浴びて先制点を奪われると、2死2塁からスタメン復帰の阿部にタイムリーツー
ベースを許して2失点目。
更に2回にも谷・ボウカーの連続長短打で無死2・3塁のピンチを背負うと、宮國にスクイズを決
められて序盤で3点のリードを許してしまう。

先発の小杉はその後も毎回のように走者を出し、3回こそ無失点で抑えるも4回裏は1死から
高橋由にレフトへのツーベースを打たれ、ラミレスの悪送球もあって1死3塁。
続く谷を三振に仕留めてボウカーを敬遠して2死1・3塁とするが、そのボウカーの盗塁に対して
鶴岡が悪送球。守備の乱れから4点目を失うと宮國にストレートの四球を与え、続く長野にタイ
ムリーツーベースを許してリードを6点に広げられてしまう。

序盤で大量ビハインドを背負ってしまった横浜DeNAは5回表、2死から荒波がライト前ヒットで
出塁すると、続く藤田の打球をレフトの谷が落球。相手のミスで1点を返す事に成功すると、続く
6回表にはラミレスがヒットで出塁するも中村紀と吉村は連続三振。しかし石川・代打下園の連
打で2死ながら満塁のチャンスを作り出すと、代打小池の2点タイムリーで3点差に詰め寄り、
宮國をマウンドから引き摺り下ろした。
ところが3番手の小林太が2死からボウカーに対して投じた2球目をスタンドへ運ばれ、リードを
4点差に広げられてしまう。
だが終盤、横浜DeNA打線は驚異的な粘りを見せる。
8回表、4番手福田から中村紀のヒットと吉村の四球で1・2塁とすると福田の暴投で1死2・3
塁とし、途中出場の黒羽根が犠牲フライ。点差を3点まで縮めると9回表には西村から荒波がヒ
ットで出塁し、ラミレスのタイムリーで2点差。更に代走の梶谷が盗塁を決めて2塁へ進むと、中
村紀のフライを阿部が落球して1点差とし、吉村がセンターオーバーのタイムリーを放って土壇
場で同点に追いつく。
しかし、同点に追いつくまでに野手を使いきった横浜DeNAには勝ちこせるだけの戦力など残っ
てはおらず、それでも9回裏を加賀と山口のリレーで時間を稼ぎつつ無失点に凌ぎ試合終了。
敗戦ムード漂う試合を驚異的な粘りで追いついて引き分けに持ち込んだ。


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