ジオ大炎上

いよいよ始まった交流戦直前の６連戦だが、宇都宮で行われた巨人３連戦の初戦は６点の
リードを許すも土壇場の９回表に追いついて引き分けた横浜DeNAベイスターズ。
負け試合をチャラにして、東京ドームで仕切り直しとなるのだが……
さて本日の横浜DeNA先発はジオ、対する読売の先発はホールトン。
その結果は……

DeNA 5-8 読売　で、ジャイアンツの勝利です……

読売ジャイアンツ第５回戦(東京ドーム)

TEAM		1		2		3		4		5		6		7		8		9		10		11		12		R		H		E
DeNA		2		0		0		0		0		0		0		3		3		-		-		-		5		9		0
巨人		1		0		2		0		3		2		0		0		×		-		-		-		8		12		0

勝利投手：デニス・ショーン・ホールトン・ジュニア　2勝 3敗　　
セーブ：スコット・ウィリアム・マシソン　1勝 1S
敗戦投手：ジャンカルロ・カルロス・アルバラード　1勝 4敗
本塁打：アレキサンダー・ラモン・ラミレス 第2号(1回ツーラン)　谷佳知 第1号(5回スリーラン)
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 藤田(遊) 筒香(三) ラミレス(左) 中村紀(一) 吉村(右) 石川(二) 鶴岡(捕) ジオ(投)
ジオ(5回)→菊地→田中→小林太-鶴岡
読売ジャイアンツ
長野(中) 藤村(二) 坂本(遊) 村田(三) 阿部(捕) 高橋由(右) 谷(左) ボウカー(一)
ホールトン(投)
ホールトン(6回)→真田(0/3)→福田(1/3)→山口(2/3)→マシソン-阿部(6回)→賽松


昨日の試合は一時は６点も離された中で相手のエラーもあり、土壇場で引き分けに持ち込んだ
横浜DeNAベイスターズ。まあ、９回裏のプレイに関しては様々なところで賛否両論が飛び交っ
ているわけですが……

試合内容は初回、横浜DeNAは先頭の荒波と２番藤田が立て続けに凡退してあっさりと２死を
献上するも、昨日は１軍昇格後初の無安打に終わった筒香が四球を選び、ラミレスが真ん中に
来た２球目のストレートをレフトスタンドへと運んでツーランホームラン。
昨日の９回表の流れを持続するかのように、横浜DeNAが幸先良く２点を先制する。
ところが先発のジオは長野・藤村を粘られながらも連続凡退に仕留めて２死とするが、坂本・村
田・阿部に連打を許してこれまたあっさりと１点を返されてしまう。
２回は互いに走者を一人づつ出しながらも無得点だったが３回表、先頭の荒波はツーベースヒ
ットで出塁するも藤田が送りバントを失敗して無死２塁が１死１塁に。筒香・中村紀が四球を選
んで満塁とするも、吉村は三振に倒れて追加点を奪えない。
その嫌な流れは直後の守備に波及し、藤村にセカンド内野安打を打たれると坂本には死球を
与えた上にダブルスチールを決められて無死２・３塁のピンチを背負うと、村田にレフト前タイム
リーを許して同点に追いつかれると、１死１・３塁から高橋由にセンター前タイムリーを打たれて
逆転を許してしまう。

ジオは４回裏に三者三振に仕留めて立ち直る気配を見せたのだが５回裏、１死から阿部にスト
レートの四球を与えると高橋由にライト前ヒットを打たれて１・２塁。続く谷にはど真ん中の失投
をレフトスタンドへ運ばれてリードを４点に広げられてしまうと、一度傾いた流れは簡単に止め
られない。
６回裏には２番手の菊地が１死から藤村に四球を与えると、坂本をショートゴロに仕留めるも
２死１塁から村田・阿部・高橋由の３連打で８点目を失い、またも６点のリードを許してしまう。

２回以降チャンスを作りながらも点を奪えずにいた横浜DeNAだったが、６点差を追う８回表に
２番手の真田からラミレス・中村紀・吉村の連打で満塁のチャンスを作り出すと、途中出場のサ
ラサーがタイムリーを放って５点差。続く代打下園も３番手福田から押し出しの四球を選んで４
点差になると、さすがに昨日の同点劇が効いたのか巨人は山口を投入。荒波がセカンドゴロ
に倒れる間に５点目を奪って３点差とするも、代打森本はショートフライに倒れて点差を詰め切
ることが出来ない。
絶好のチャンスを逃してしまった横浜DeNAは４番手の小林太が巨人打線を封じるも、９回は
マシソンに三者凡退に仕留められて試合終了。２試合連続の同点劇とは行かず、力負けした。

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