国吉の背信投球でまたしても借金は二桁に [横浜DeNAベイスターズ2012]

各球団、交流戦前最後の試合となる今日の試合。
交流戦では例年上位に来るものの現在は下位に沈んでいる流れの悪い球団としては踏ん張り
どころであると同時に、横浜や広島のように交流戦を大の苦手としている球団にとっては、少し
でも良い形で迎えるために勝っておきたいところ。
さて本日の横浜DeNA先発は国吉、対する阪神の先発はメッセンジャー。
その結果は……

阪神 8-3 DeNA で、タイガースの勝利です……[もうやだ~(悲しい顔)]

阪神タイガース第9回戦(横浜スタジアム)
TEAM123456789101112RHE
阪神420000002---861
DeNA000030000---391




勝利投手:ランドール・ジェローム・メッセンジャー 3勝 2敗  セーブ:
敗戦投手:国吉佑樹 1勝 4敗
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 梶谷(遊) 筒香(三) ラミレス(左) 中村紀(一) 吉村(右) サラサー(二) 黒羽根(捕)
国吉(投)
国吉(1回2/3)→田中(1回1/3)→藤江(2回)→小林太(2回)→菊地(1回1/3)
→篠原(2/3)-黒羽根
阪神タイガース
鳥谷(遊) 平野(二) マートン(右) 金本(左) 新井(三) 浅井(中) ブラゼル(一) 藤井(捕)
メッセンジャー(投)
メッセンジャー(6回)→筒井→榎田→渡辺-藤井


初戦は高崎の不用意な失点で敗戦を喫するも、昨日の2試合目は三浦があわやノーヒットノ
ーランの好投で勝利を収めた横浜DeNAベイスターズ。
交流戦に借金一桁で入るのか、それとも二桁の借金を抱えて入るのか。
攻勢をかけるためにも重要な試合を国吉に託したが……

試合内容は悲惨の一言。
立ち上がりの国吉は鳥谷にフルカウントから四球を与えると、続く平野にバスターエンドランを
決められていきなり無死1・3塁のピンチを背負ってしまう。
ここで1点を仕方ないと諦めて開き直れていれば、まだまだ立ち直れる機会はあったのだが、
慎重になりすぎたのかマートン・金本に連続四球を与えて押し出しで先制点を献上。
続く新井を浅いセンターフライ、1点を追加されるも6番に入っている浅井をサードゴロに仕留め
て2死まで漕ぎつけるが、ブラゼルに2点タイムリーを浴びて初回で4失点と炎上すれば2回表
には鳥谷にヒットと盗塁で2塁まで進まれてまたしてもマートンに四球を与えて1・2塁。続く金
本はショートゴロに打ち取ったかと思われたが、梶谷の悪送球で鳥谷が生還して負の連鎖が
止まらない。
結局国吉は新井にも四球を与え、今シーズン最短となる2回途中で自滅して降板。
満塁の場面で登板した2番手の田中も浅井にショートへのタイムリー内野安打を許して、序盤
で6点のビハインドを背負ってしまう。

序盤の大量失点を取り返したい横浜DeNAだったが、初回に1死1・2塁のチャンスもラミレス・
中村紀が凡退してしまうと、2回以降はメッセンジャーの前に打線が抑えこまれて思うように反
撃に移れないでいた。
しかし5回裏、1死から黒羽根が新井の悪送球という幸運な形で出塁すると、代打森本と1番
荒波の連打で満塁のチャンスを作り、筒香・ラミレスの連続タイムリーで3点を返してなおも2・
3塁とするも、頼みの中村紀が初回同様に空振り三振に倒れてしまう。
それでも3回以降は継投で阪神打線にヒットを許さず封じ込めていた横浜DeNAだったが9回、
1死から菊地が途中出場の関本にヒットを許すと6番手の篠原が2死から平野・マートンに連
打を許して2失点を喫し勝負あり。
9回裏に先頭のサラサーが出塁するも下園・小池の代打は不発に終わり、荒波がヒットで出
塁して望みを繋ぐも最後は梶谷がセカンドゴロに倒れて試合終了。
チャンスを活かしきれなかったのは無論の事だが、国吉の背信投球が響いて阪神戦初の負
け越しとなり、二桁借金を抱えて交流戦を迎える事となった。



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