Fate/Zero補足情報その21 [Fate/Zero]

色々と謎の多いFateのストーリーや難解な専門用語を、少しでも理解出来るような補足情報です。
今回は第21話からの補足情報を色々と書いていきます。

Q1:建物の上を移動するライダーをバイクで追えるものなの?
A1:不利ではありますが、不可能というわけではありません。
   バイクを用いての追走となると、追う側は道路に沿ってしか移動出来ないという欠点を持ち
   ますが、そもそも逃走するサーヴァント側にも現界中は宝具を用いない限り一度に移動出来
   る距離はせいぜい数メートルから十数メートルと非常に短いという欠点を持っています。
   その為、逃走する側も容易に差を広げていく事が出来ないわけです。
   従って瞬発力に於いては勝っているサーヴァント相手といえども、一定速度を保った状態で
   追跡出来るのであればバイクでも追走は可能、というわけです。

Q2:セイバーは見失ったときに気配を探るって目を閉じたけど、大丈夫なの?
A2:騎乗スキルがあるので大丈夫です。
   そもそも騎乗スキルは、単純に乗り物の操縦技術が付与されるスキルではなく、騎乗に必要
   な能力も全て含まれており乗り物の持つ性能を最大限、時にはそれを超えて発揮させる事が
   出来るスキルでもあるわけです。
   このスキル特性の効果でセイバーの感覚は気流から障害物を探知出来るほどに鋭敏になっ
   ており、目を閉じた状況下でも運転に支障をきたさないため、魔力の感知に集中出来たわけ
   です。

Q3:ウェイバーとライダーは何処へ向かおうとしていたの?
A3:アインツベルンの城です。
   16話でアーチャーと交わされた会話の内容でも判るとおり、ライダーは既にアーチャーとの直
   接対決による決着を決めています。と同時に、前回のウェイバーとの会話でセイバーとの対戦
   も考えています。
   つまりライダーは前回の時点でセイバーとアーチャー、両方のサーヴァントと戦う事を決定事
   項としていたわけですが、問題はライダーの残り魔力が王の軍勢の展開はあと1回が限界な
   ほどに少ない、ということ。加えてアーチャーの実力が未だ完全には見えていないことから、
   王の軍勢を使用する相手をアーチャーに定めているため、両者と戦うためには必然的にセイ
   バー・アーチャーの順番で戦わざるを得ない状況にあるわけです。
   しかもライダーの陣営は諜報能力に優れてはいない、という切嗣の評価は正しく、ウェイバー
   とライダーはアインツベルン陣営が拠点を移動した事を知りません。
   それゆえにセイバーと戦うため、馬鹿正直にアインツベルンの城へ向かっていたわけです。

Q4:ライダーは何故わざわざ戦車戦を挑んだの?
A4:いくつかの理由が存在します。
   まず一つはライダー自身が言っている通り、騎兵としての勝負を受けて立ったというもの。
   そして二つ目はセイバーの約束された勝利の剣の威力を知っているだけに、空中からの反転
   攻撃は自身にとって不利になるのを理解していること。これはキャスター討伐に立ち会ったた
   め(少なくともウェイバーは)対城宝具であることを理解しており、遮蔽物があっても防御の役に
   は立たないため回避する以外に手段がないからです。加えて切り札の王の軍勢は対アーチャ
   ー戦での使用に定めているため使う事も出来ないから、空中戦を挑むと狙い撃ちにされてしま
   うわけです。
   そして三つ目は約束された勝利の剣の欠点である、発動までのタイムラグです。
   セイバーの体内魔力を総動員して剣に集約し、魔法レベルの光の斬激を生み出す約束された
   勝利の剣は、その魔力集約と発動に僅かではありますがラグが存在します。つまりセイバー
   から距離を取っていればいるほど危険だと判断したわけです。ウェイバーがライダーの戦術に
   異を唱えなかったのも、距離を取る危険性に気付いていたからでもあります。

Q5:バイクの装甲って、結局風王結界なの?
A5:あれはセイバーの鎧で、風王結界は別の目的に使用しています。
   あのバイクはV-MAXというヤマハのバイクをセイバー用にチューニングしてありますが、冒頭の
   片側3車線の道路に入るときに横滑りしながら反対車線に侵入した事からも推測出来る通り、
   スピードは出せるけど曲がれない代物です。その曲がれないバイクを強引に方向転換させて
   追走しているわけですから、方向転換のたびにバイクは元々の進行方向に対する負荷を受け
   ることで強度が低下していくわけです。(所謂金属疲労を急激に起こすことになる)
   これを放置しておくと走行中にバイクがバラバラになってしまうため、負荷を受けて強度が低下
   している箇所の補強を目的として、自身の鎧を補強箇所に展開したわけです。
   こんな離れ業が出来たのも、乗騎の状態を自分の手足のように把握して操ることが出来る、
   騎乗スキルの恩恵でもあります。

続きを読む


タグ:Fate/Zero
nice!(5)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

Fate/Zero 第21話 [Fate/Zero]

Fate/Zeroの第21話を見ました。
ライダーとの決着をつけるために外出したセイバー、そしてライダーとセイバーの戦いを利用して
時臣の暗殺を試みた切嗣。両者不在の隙を突くように現れたライダーは舞弥に重傷を負わせ、
アイリスフィールを拉致したのだが……

-#21 双輪の騎士-

遠坂時臣から与えられた情報を元にウェイバー・ベルベットの拠点へと赴いたセイバーだったが、
ライダー不在で奇襲は空振りに終わった事を知る。
だが彼らが再び戻ってくる事を期待し離れた場所から民家を監視していたセイバーは、アイリス
フィールが隠れ潜む土蔵へ切嗣の令呪によって強制的に帰還させられ、重傷を負っていた久宇
舞弥からアイリスフィールがライダーに拉致された事を聞かされる。
過去の経緯からライダーが拉致したという舞弥の証言に疑問を抱くセイバーではあったが、実際
にアイリスフィールを抱えて逃走するライダーの姿を視認し、彼女を救出するためにライダーの追
跡を開始する。
ビルの上を飛び移りながら新都方面へと逃走するライダーを、予め切嗣から与えられていたV-M
AXを駆って追走するセイバーだが、直線的に移動出来るライダーに対し敷かれた道を進むしか
ないセイバーは徐々に離されその姿を見失ってしまうが、新都目前で飛行宝具の魔力を感じ取っ
て追走を再開する。

魔力を回復し、アインツベルンの城を目指していたライダーとウェイバーは、後方から追ってくるバ
イクの存在に気が付き、追って来ているのがセイバーと知るや騎兵としての決着をつけるために
わざわざ着陸して騎兵戦へと移行する。
追走するセイバーに対し、砂防壁やアスファルトを抉って攻撃を仕掛けるライダー。
だが、ライダーに追いついたセイバーは御者台にアイリスフィールの姿がないことを認め、自身が
何者かに謀られた事を知る。

一方で舞弥の最後を看取った切嗣は、アイリスフィールの捜索のため間桐邸へと侵入していた。
しかしそこにはアイリスフィールの姿はなく、頭主の鶴野が彼女の行方を知らないことから、アイ
リスフィールを拉致したのが彼にとって最悪の敵である言峰綺礼であることを知り歯噛みするの
だった。
そして冬木市のとある一角には綺礼とバーサーカーのマスターである雁夜、そして何故か国道で
セイバーと騎兵戦を繰り広げているはずのライダーの姿があるのだが……


というのが第21話の大まかなあらすじですね。
今回の用語解説は少なめです。
魔力放出
セイバーが持つ固有スキルの一つ。
自身の魔力を任意に放出するセイバーの力の源ともいえるスキルの事で、本来は手足や剣から
放出する事で敏捷性や破壊力、攻撃速度を大幅に向上させる事が出来る。
元々高い加速性能を持っているV-MAXに特殊なチューニングを施して仕上げられたマシンは、直
線の加速性能を競うドラッグレース専用と呼んでも差し支えない状況になっており、『速いけれど
曲がれない』バイクになっているため、このスキルを用いて強引な方向転換を行っている。
また、高出力のエンジンを積んだバイクで高加速を行うと、トルク(車体を前進させるために駆動輪
に掛かるエネルギーのこと)が高過ぎて車体の重心が後方にかかり前輪が浮き上がる、パワーリ
フト(所謂ウィリー状態のこと)になってしまう。
この状態だとせっかくの前進する力が分散されてしまうため、前輪を地面に押さえつけてトルクの
全てを加速に転換するためにも用いている。
モーターキュイラッシュ
サーヴァントであるセイバーの操縦に限界を迎え始めたV-MAXのフレームを、セイバーの鎧を応
用する事で補強した形状の事。
イメージとしては馬鎧(カタフラクト)と呼ばれる、騎馬を守る装甲を取り付けた感じ。
乗りこなすというよりも力技で押さえつける操縦技術のため、駆動系やフレームに過度な負荷が
掛かって走行中に分解しかねないことを騎乗スキルで感じ取ったセイバーが、ぶっつけ本番で
実行して完成させた。
キュイラッシュは胸部を守る鎧の一つ、キュイラスから来ているものと思われる。
風王結界(インビジブル・エア)
対人宝具 ランク:C レンジ:1~2 最大補足人数:1
セイバーが所持する宝具の一つで、対人宝具。

続きを読む


nice!(2)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

ブランドン好投も終盤に追いつかれ引き分け [横浜DeNAベイスターズ2012]

互いに先発が炎上してシーソーゲームとなった昨日の試合は、結局リードを守りきって連勝した
横浜DeNAベイスターズは、今日は福岡に移動して北九州決戦2試合目。
さて本日の横浜DeNA先発はブランドン、対するソフトバンクの先発は大隣。
その結果は……

ソフトバンク 2-2 DeNA で、規定により9回引き分けです……

福岡ソフトバンクホークス第2回戦(北九州市民球場)
TEAM123456789101112RHE
ソフトバンク000000020---280
DeNA020000000---290




勝利投手:  セーブ:
敗戦投手:
本塁打:
横浜DeNAベイスターズ
荒波(中) 森本(左) 筒香(三) 中村紀(一) 吉村(右) 石川(二) 藤田(遊) 黒羽根(捕)
ブランドン(投)
ブランドン(7回)→加賀(0/3)→篠原(1/3)→藤江(2/3)→山口-黒羽根(8回)→鶴岡
福岡ソフトバンクホークス
明石(遊) 本多(二) 内川(右) 松田(三) ペーニャ(左) 江川(一) 福田(中) 山崎(捕) 大隣(投)
大隣(7回)→金(0/3)→岡島→森福-山崎(7回)→細川


交流戦で初の2連勝を飾った昨日の試合に続いて、北九州でのホークス2戦目。
5月最後の試合を勝利で飾り3連勝で6月に入りたいところだったが、試合は思わぬ展開となっ
てしまった。

試合内容は初回、横浜DeNA先発のブランドンが先頭の明石にヒットで出塁を許すも、本多をバ
ント失敗、内川をセカンド併殺に打ち取って無失点。直後の1回裏には荒波が初球をレフト前に、
森本がセーフティバントで無死1・2塁のチャンスを作るも、筒香はショートゴロ併殺に倒れてあっ
というまに2死3塁。中村紀は敬遠気味に歩かされると、吉村が三振に倒れてこちらも無得点。

試合が動いたのは2回。2死からブランドンが江川の折れたバットを左足に受けるアクシデントに
見舞われながら、続く福田のセーフティバントを阻止した直後の攻撃。
先頭の石川が四球で出塁すると藤田のエンドランで無死1・3塁とチャンスを作り、黒羽根のサー
ドボテボテのタイムリー内野安打で1点を加えると1塁走者の藤田の好走塁で1・3塁。
ブランドンは送りバントに失敗するも、荒波のレフト前タイムリーで機動力を駆使して今日も横浜が
2点のリードを奪う。

4回・5回と得点圏に走者を背負いながら無失点で切り抜けたブランドンは6回表、2死から松田
に右中間への大飛球を打たれ、荒波のダイビングも僅かに届かずあわやランニングホームランと
なりかけたが、吉村・石川の中継プレイで得点を阻む。

ところが終盤の8回、ブランドンに替わって登板した2番手の加賀がピリッとしない。
8番代打長谷川に内野安打で出塁を許すと、9番代打松中にフルカウントから四球を与えて無死
1・2塁として降板。
3番手の篠原は明石に送りバントを決められ1死2・3塁と一打同点のピンチを招いてしまうと、本
多にレフト前タイムリーを打たれて1点を返され、4番手の藤江もレフト前タイムリーを打たれて同
点に追いつかれてしまう。
それでも諦めない横浜DeNAはホークス2番手の金から中村紀が四球で出塁すると、細川の後
逸と代打小池の四球で無死1・2塁と勝ち越しのチャンスを作り出すが、3番手岡島の前に石川は
痛恨の送りバント失敗。代打鶴岡もショートゴロに倒れて2死1・3塁となると、代打一輝の打席で
梶谷がホームスチールを敢行するも走塁死で勝ち越せず。
9回裏、4番手森福から先頭の一輝がセンター前ヒットで出塁し1死から荒波が送りバントで2塁
まで進めると、森本が内野安打で出塁して1・3塁とサヨナラのチャンスを作り出すが最後は筒香
が空振り三振に倒れて試合終了。
結局ブランドンを降板させたことが裏目に出て追いつかれ、3連勝はならなかった。


続きを読む


nice!(0)  コメント(17)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ
トラックバックは一部のブログや時間帯、 記事によって弾かれてしまうことがあります。 頂いたトラックバックには返信するよう心掛けておりますが、 全てのトラックバックに返信する事が叶わない事を予めご了承下さい。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。